無料券をもらった遠山温泉郷は難儀難儀
10月14日(土)
無料券をもらった。
遠山温泉と言うところで、南信濃村にあるそうで。地図で調べるとかなり辺鄙なところにあるんだが、
無料なのだよ、無料。
これは行くしかないでしょう。そして今日は晴天なのです。久々にフラッグシップが出動なのだ。 と言うわけで休みの日にしては早く起きて8時には出発した。エンジンちょっとかかりにくかったな。心配。何せもう3万キロ走ってるからな。皮ジャン皮パンもちょっときついが走っていれば慣れるだろう。行くぞ。19号線をひた走り、休憩もしないで元起、道の駅も通過して、久しぶりで飯田へのルートがどういう風だったか覚えとらんぞ。あ、妻籠に行く道だった。思い出した。走っていくと、さすが週末で晴れ、妻籠には観光客がいっぱい。通過して、ブラックおでんが有名な太平街道を通過、そして、何と、いまさら何を言ってるといわれるが、あの清内路峠のトンネルがついに完成していて感動もんだった。昔はうねうね路を上ったもんだが、最新型の広くきれいなトンネルになっていた。こうして飯田街道に出た。阿南の方へ南下しないかんのだが、走ろうと思った道が先日の東海集中豪雨で通行止めになっているので、このままこの国道を走っていくことにした。途中、そばの城道の駅でトイレ休憩。施設の設備いまいち。ツーリング中のバイクがいっぱいだ。天気いいもんね。出発して国道をひたすら南下する。
腹減ってきた。
途中いろいろあったが、あんまりぱっとしない蕎麦屋がいいなあ。あった。橋の近くに辰巳屋という小さな蕎麦屋があったのでそこで昼にした。やまいもそば600円を注文した。ここは面白い、そばつゆは自分でかけるんだよ。食うと美味いのだ。汁まで飲んでしまった。食い終わる頃にはお客さんいっぱいだった。結構人気のある店みたい。蕎麦屋を出て再びひたすら走り出す。途中で何度か地図を確認してまだ先だよ。良くわからんなあ道が。久しぶりにはじめていくところなんで。本当にこっちでいいのか? で、何とか5時間後の13時。南信濃村に到着。辺鄙なところです。なんと、信号機付の交互通行の長いトンネル。そこを抜けて更に廃線鉄道に沿って走り、田舎の商店街を通り抜けて、まだ先かよ! 帰る時間を考えるともうだめか? その時、案内看板が現れた。よし、ここだ。そして行く手に見えるはこんな辺鄙な田舎には不釣合いな近代的な建物。あれがそうだ。工事中の道を走り、やっとのことで到着。建物に入ると、無料券なのに案内のばばあに金取られるところだった。
温泉は結構いいぞ。
でも時間が無いもんであんまりゆっくり入れなかった。寝湯が良かったね。さあ帰るか。表で売っていた串焼き魚食いたかったが、また今度。さて問題は帰路なのだ。売木から帰るコースでと思ったが、峠は通行止め。今回は通行止めに難儀しまくりだ。大きく迂回して、結局、稲取、足助の方から瀬戸を経由して帰る。18時着。もう真っ暗だった。35000キロ越えてまった。