10年ぶりのローソク温泉は健在だった

5月26日(土) 曇り時々晴れ

5月になって暑い日が続き、天気も好天に恵まれているので週末は絶好のツーリングチャンスなのだった。

前回からのコンセプトで、マンネリ化した温泉には行かないようにしていたが、新しい温泉といっても簡単に見つかるわけもなく、しかし、インターネットにローカルな温泉の極めて詳しい情報を提供してくれる素晴らしいホームページがあるので参考にすると、ローソク温泉という懐かしい温泉の名があった。何を隠そう、この温泉こそ、私にとって日帰り温泉ツーリングの記念すべき第一号なのだ。1991年だから10年前だな。当時はCBR750に乗っていた。あれは素晴らしいオートバイだ。(スタイル以外は)まだあるのだろうか? 単純な疑問が湧き、今回目的地はそこになった。

昨日の夜、Windowsのデスクトップが大変調子が悪くなり、OSの再インストールという最悪の状況になってしまい、寝るのが遅かったため、出発が遅れた。でも近いから良いか。本当は掃除の日なのでやらなきゃいけないのを特別恩赦で許してもらった。9時に出発。暑くなるというのに革パン革じゃンで行った。まだ5月だから良いかと思って。でも、曇りだから良かったものの、

もし晴れていたら暑さで蒸発していたな。

出発して19号線に出ると、先日の豪雨で被害のあった、山口村の片側交互通行の案内が出ていた。まだ復旧していないのだ。思ったより暑くないので調子よく走って行くが、ふと疑問が浮かんだ。

ところでローソク温泉ってどこだったっけ?

中津川の方だったことは覚えているのでそこまで走って、途中で257号線に入った。実は恵那にあったので大回りなのだけど。コンビニで休憩して地図を見るも良く分からん。中津川有料道路を通りたくなかったが、道が分からんので泣く泣く150円払って通過。すると、突然、電柱に案内がはってあった。やった。その案内に従って、山道に入って行く。ちょっと晴れてきて、全く車通りのない良い感じの風景のなかをゆっくりと走って行く。気持ちが良いね。 ようやく着いたが、昔のイメージとは大分違う。温泉までの道はしっかり鋪装されていた。前は悪路で、歩いたんだった。入り口に立派な門柱が立っているし、こんなのあったけ? 日陰にオートバイをとめると、早速入って行く。

10年前は、平日の暇そうな時だったので、サービスも悪いし愛想もない状態だったが、今日は土曜日、お客さんも何人もいるので、受付のおばさんも愛想が良い。入浴の仕方や、源泉を飲むことのできる場所も教えてくれた。お昼はどうしますかと聞くので、10年前は、断られて食えなかったので絶対食いたいと思い、山なのでやっぱり山菜定食だね。950円を注文する。温泉の方に行く。いかにもという感じのつくりで良いです。脱衣場は昔と同じで棚とかごしかない。風呂に行くと、わりと大きかった。もっと狭かったような気がするが。でも、一般の温泉にくらべると、とんでもなく狭い。2号泉に先に入るとぬるい。続いて1号泉に入ると熱い。あんまり入っていられず、早々に出ると、汗が出てくるのでしばらくパンツ一丁で扇風機の前にいた。涼しくなってきたので革パン革ジャンを着て、休憩室に行くと、まだこたつがあった。外の方が涼しいので縁側で池の魚をぼーっと見ていた。いいね。こうしてずーっとぼーっとしてたいよ。12時になったので、受付に戻り食事。山菜定食は、名前も分からん山菜がいっぱい入っていた。旨かった。こういう食生活だったら太らんだろうね。革パンがきついのか、

パンツのゴムの跡がくっきり腹に残ってるんだよね。格好悪い。

食ったら帰ることにする。いよいよ暑くなってきて革パンが足にまとわりついて困った。立ちゴケしそうだ。帰り道に、かっては週末は家族連れでにぎわっていた恵那峡ランドがひっそりと閉鎖されていた。駐車場には雑草が伸び放題、観覧車やジェットコースターはさびさびになってきていた。モノクロ写真でとると、思わせぶりな写真になるだろうね。 帰りはコンビニでデカビタCを飲んで帰った。早いもので2時半には帰ってきた。次回からは夏用にしないときついぞ。

本日の出費

温泉 1000円

山菜定食 950円

ガソリン 2000円くらい

コンビニ 240円(お茶とデカビタC)

走行距離35000キロにもう少し!

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