6月8日(日) 晴れ
メッシュで寒い、飯田の温泉は意外と良かった
今年になって早くも半年がたとうとしている6月になりまして、今日はツーリングに行く日なのだ。本当は昨日の予定だったが天気が悪かったので今日に変更になった。目的地は飯田方面 の温泉だ。高速道路を使って行くのさ。飯田はいろいろな温泉があるから選び放題という事で、行ってから考えよう。南アルプスを満喫しながらの露天風呂をたんのんするのさ。
わかるか? たんのんってなにか。わかんねえだろうなあ。がはは。
で、だ。問題は装備なのだが、最高気温は30度だ。ということは革ジャン革パンは暑くて死ぬ な。え、いえ、別に腹が出てきてきついから着たくないっていう事じゃないよ、ホ、本当だよ(汗、汗) さて、そのためメッシュ装備で出発した。が、それが失敗だった。7時半に出発したが、寒い、寒すぎる。6月なのに何で寒いのさ。さすがクシタニ、実に効率良く空気が通 過してくれる。寒くて死にそうだ。高速道路に小牧東から入った。スピードをあげるとますます寒いぞ。あんまりスピードを出さないようにしよう。途中で”われわれ”がいた。抜かした。90キロくらいで巡行して走る。こんなに寒いのはきっと朝のうちだけだと自分に言い聞かせつつ、走って、恵那山トンネル越えた所の温度計は14度だった。
何が最高気温30度じゃくそ。
1時間後の8時半、飯田インターで高速道路を降りる。2200円もとられたよ。インターで一旦停まって地図を確認。とにかく寒いので温泉に先に行こう。一番近い温泉は飯田城温泉だ。看板も出ている。行くぞ。しかし、すぐに道が分からなくなってしまった。やばい、大門という交差点を抜けたところで再び停止して地図を確認する。駒ヶ根の温泉が近いのでそちらに目標を変更、距離は約27キロだからまだかかるなあ。走り出すがいっこうに暑くならないのでもうたまらん状態、信号で停まるとなんとか普通 で、走り出すと寒い。もうだめだというところで道の横に看板が出ていた。
町営信州まつかわ温泉こちら→
では行こう。町営だからしょぼい温泉だろうが、取りあえず冷えた体を暖めよう。でも最近の町営温泉って良いのが多いからひょっとして穴場かも、と思いつつ走って行くと農道のような道の先に
立派な温泉の建物
が出現した。いやはや、すごい。テニス、ゴルフ、バーベキューなどなど、立派な旅館のような温泉だった。バイクを止めて早速温泉に向かうが、回転は10時からです。まだ9時半なので後30分待ち。家族連れの写 真をとってあげたりして時間を潰す。10時になって温泉に入る。やれやれ、天界じゃ。生き返るのう。気持ちいい。露天風呂にも行った。広々している。たんのんしてあがると休憩所に行った。
この休憩所が実にすばらしいところで、もし空がきれいに晴れていたら感動的な風景が見えたのだろうが、山の方が曇っているので南アルプスが見えない。残念。新型ザウルスSLC700でデータの入力を試みるが野外では見えなくなる液晶では無理であった。その点ではMI-C1の方が良かったな。腹が減ったのでレストランへ向かう。メニューはいろいろあるが、やはりそばを食いたいので650円の山菜ごはんそばセットを注文した。650円でこれだけ食えれば満足だ。800円でこの半分くらいのそばしか食えん所もあるからな。食ったら出発。
駒ヶ根には行かず、大平街道へ戻る。山道を走り、峠の茶屋に辿り着いた。ここは相変わらず傾斜がきついのでオートバイを止めるのに困るな。なんとか止めて店に入ると、入り口のすぐに座って、注文するのは当然『おでん』そうここのおでんはあの究極のツーリング情報誌『OUTRIDER』にも紹介されている有名なおでんなのさ。真っ黒けに煮込んでいるのじゃ。うまい、うますぎる。木曽路の緑の風景を見ながら食べるおでんは最高だ。さて、帰るか。 帰りは下を走って、時々休憩して3時に帰ってきた。
本日の出費
高速道路2200円
温泉350円
そば650円
ガソリン2300円くらい
注釈
本文で紹介されている究極のツーリング情報誌『OUTRIDER』というのは、ここでは1983年から1990年までのものを指しています。その後、ロゴを変更してからのものは『OUTRIDER』としては認められませんのであしからずご了承ください。絶対認めんへんぞ、絶対に!!!