完全装備の知多半島耐寒ツーリング
2月6日(日) 晴れ
2月である。まさしく光陰矢の如し。年が明けてもう2月なのである。ななな、何と言う事だ。この前ツーリングに行ったのは11月、しかも去年(当然なんだけど)だよ。まあ過ぎ去りし日々を悔やんでいたところでどうなるもどうでもないので雪も降った事だし、出かける事にした。
雪が降ったので、目的地はかなり限定される。山が駄目である。かつてこんな雪の日の後、三河の山の中を徘徊して死にそうになった事があるので、山は絶対に鬼門である。と言う事で、海の方に行くしかないのであった。で、安直に知多半島に決定した。いつも情報を集めるあのページから安直に「まるはうめ乃湯」に決定した。さて、装備であるが、先日、クシタニ名東店にて購入した完全防寒ツーリングワンピースが当然初陣となるのであった。
当日は朝7時に起床して、飯食って装備して(ワンピースと言うのは結構着るのにコツがいるが買ってから何度も練習したので簡単に出来た。)8時5分、ガレージから久しぶりにCB1300SuperFour:2004を引っ張りだしてエンジン一発始動で出撃だぜ。
前日、マップファンウェブルートマップでコースを調べておいたが、久しぶりに走り出したらライダースハイいきなりかまわず行ってくれたので、当初の予定は吹っ飛んで19号を突っ走っていた。おいおい、どうする、まあいいか。19号線でも行けるだろうから。で、大曽根から今池吹上を経由して瑞穂区、南区を横切ってどこかで見た事のある建物だなあと思ったら、レインボーホールだった、を右手に、名古屋港の手前まで来て曲がろう。そこから自動車専用道路を突っ走って行く。久しぶりにがんがん飛ばすぜ! と言いたいところだが、流れが遅い。仕方がないので巡航速度70キロくらいで走って行く。東海市から常滑に入る頃にはあたりは田園風景のやたらと野焼きが始まっていてけぶたいけぶたい。しかし、こんなに環境がいいのになんで皆さんこのスピードなんだ!?
しかし、特筆すべきはこのクシタニツーリングワンピースである。チョー寒がりな私にぴったりなぬくぬく仕様。これは手放せません!
こうして海岸沿いに出て潮の香りが楽しめるところまで来たらやっと久しぶりにツーリングに来た開放感でいい気分だ。もうちょっとスピード出したいが。しかし、海水浴シーズンでない知多半島はとってもさみしいのう。所々にある海の家の残骸が寂寥感を漂わせ、ジェットスキーが何台も錆びた鉄骨の保管庫に並べられている。おいおい、看板見てびっくり、保管料100000円だってさ。なんてこった俺もやりたい、そんな仕事。
とか何とか言って、10時には天然温泉の並ぶ界隈に到達したのであった。えーっと、あーっと、
あ、目的地の温泉の名前を忘れた。
完全にアホや。
まあいいや、走って行けば思い出すだろう。で、30分走って、まるはうめ乃湯を思い出したので早速駐車場にバイクを入れた。思った以上に混雑していて奥の方にある臨時駐車場に停める事になった。温泉セットを持っていそいそと建物に移動する。入り口の自販機で500円を払って入泉券を購入し、受付でロッカーキーをもらう。ここは下駄箱も脱衣所のロッカーも同じキーなのだ。下駄箱は大きいのでロングブーツも入った。風呂のロッカーも大きいので莫大な量の装備衣料も無理矢理押し込んだら入った。やれやれ。で、温泉に入る。
温泉は流石に海の近くだけあって、塩の味のする温泉で、全面ガラスなので見晴らしは最高に良い。ただし、湯船につかって見ることは出来ないのでちょっと残念。しかし、これで500円ならまあ良いんじゃないの。やっぱり混雑していると言う事は人気もあると言う事で、良い温泉でした。
温泉を出たら昼飯にしようと思ったが、まるは食堂は駐車場の様子から大混雑が予想されるのでやめ。どこか他で食おう。周辺の温泉宿のランチセットもあったが、どうもバイク乗りが一人で乗り込むのは頂けないのでマクドナルドでマックグランを食うことにした。そう考えて来た道を戻るが、なんだか風雲、急を告げる状況になって来た。風がめちゃくちゃに強いのだ。まさしく砂漠の嵐作戦状態。海岸にバイクを止めて撮影と言う訳にも行かなくなり、とにかくマクドナルドへ向かった。が、しかし、マクドナルドが大混雑なのであった。そういえば、この前平針のマクドナルドでも1時間待ちだったなあ。
かくして、あきらめておとなしく家路を急ぐのであった。
あ、でも自動車専用道路は皆さんペースが遅いおかげで、白バイに捕まらずに済んだよ。感謝感謝。3台捕まっていたのを見て、スピード出さなくて良かった、とほっとしました。
帰ってきて、シーフードヌードルを食った。
本日の出費
温泉500円
お茶120円