梅雨の快晴ランチと温泉

6月16日(土)

遂につゆに入った。つゆと言ってもラーメンのつゆではないぞ。我々ライダーが最も忌み嫌う、雨の梅雨だ。例年より6日間遅いそうで、ということは終わるのも6日間遅くなるのだろうか。なんにしろ、この期間はバイクに乗る頻度が低下するのは致し方ない現実なのであった。週末も天気予報は曇り雨、ツーリングはあきらめてまっちゃんとどこかおいしいランチでも食いにいこうとあいなった。が、いざ週末になって事態は急変、大陸の高気圧が気張って日本列島を覆うので、天気は快晴上々、となると、梅雨の合間の貴重な快晴、バイク出撃しかないでしょう。まっちゃんとの約束もあるので、一人は無理だ、にょいとらんだな。目的地は以前、温泉ブログで情報を得た神明温泉に行こうと思っていたが、まっちゃんが当初の予定通りのランチじゃなきゃいや! とこの案を却下。懐石料理が高額だったのが敗因か。くそー、またのチャンスをうかがうとするか。

ということで計画変更、予定のランチは名古屋なのであまり早く出ると時間が余るが、なにぶん人気店のランチなので遅いと1時間待ちなんてざらである。まさか1時間待ちは困るので、なんとか早めにランチを終わらせ、まっちゃんの気が済んだら一気に山の温泉へと思っているので、その辺りの時間配分の決定は実に微妙なのである。いろいろ熟慮を重ねた結果、出発時間は9時となった。納戸からFTRを引っ張りだし、エンジン、チョークで1発始動、今回から新しい赤い穴開き手袋で行く。一応上が革ジャン、Tシャツで下が革カントリージーンズ、天気予報によるとかなり暑くなるそうなのだが、走っている時はこれくらいでちょうどいいだろう。まさかメッシュはまだ早いし。

こうして9時ちょっと過ぎに出発。昨日みたDVDをツタヤの返却ボックスに放り込んで、守山雨池から印場経由、藤が丘を通過して高針辺りで緑地公園トイレ休憩。そこからランチの店はすぐだった。思った以上に順調に走って来て、ついたのが10時、ランチは11時半からなのでどうしようもなく早くついてしまった。なんちゅうこった。しかたがないので近所のお店をぶらぶらして時間をつぶす。11時頃に戻って、外のベンチでまっているとまだ早いですが席でおまちくださいと中に通された。時間になって注文する。店内はもう満席、早く来すぎたが結果的には良かったとするか。ランチは大変うまかったが、商売繁盛千客万来状態で、係りの人はあちこちでパンのお変わりやら何やらでてんてこ舞いの様子。我々のテーブルもパンお変わりから食後の飲み物デザートも出てくるのに時間がかかった。

さて、ランチが済んだら1時くらいになっていた。この後温泉は刈谷のかきつばたの湯を予定していたが、天気がいいので山の方に行こうということで変更。岐阜恵那の方に行くことにした。この時間からだとちょっと急いだ方が良いので、ランチの店を出ると早めのペースででノンストップ走行、まっちゃんが途中で文句を言い出さないかとヒヤヒヤだったが、何も言われずに1時間ちょっとで着いた。広い駐車場を抜けて、入り口付近にバイク駐輪所があるのでそこに止めて温泉セットを持って中に入る。

この温泉は玄関から2階のあがるのだが、その階段が吹き抜けになっていてちょっと高所恐怖症の人は怖いのだ。受付で料金を払って下駄箱のキーとロッカーのキーを交換する。奥の温泉の方に歩いていき、売店の横を抜けたところで、受付にいた係員が走って来た。何かと思ったら「館内撮影禁止です」だとさ。ここの温泉はホームページのデータベースに記録がないので、適当に写真を撮っていたのだが、それを注意されてしまった。でもさー、これまでいろいろ温泉入って来て、写真とって来たが「館内撮影禁止です」とわざわざ注意しにくる温泉は初めてだ。館内によっぽど著作権で微妙な絵画や陶芸が陳列してあるとか、著名なかたが来館していて肖像権にかかわるとか、そんなことでもあるならいざ知らず、まわりに山と田んぼしかないクソど田舎の、消毒液まみれで温泉がプールの水になってる風呂屋が、何を気取っとことほざいてんだボケ。むっちゃ気分悪いわ。まあしかし、この上で撮影を続けることは、すべてのカメラマンのモラルとマナーの問題になるので、撮影は中止。おとなしく温泉に入ったのであった。ここは露天風呂と内湯が別々にあるので、行き来がめんどくさい。まあ、今日の天気では、露天に行ったら日射病になりそうだな。内湯ではジェットが気持ちいい。なかなか他にないちょうどいいところに当たるのだ。ほとんどジェットに入ってた。最後に露天をちょっとのぞいて、やっぱり直射日光が厳しいのでそうそうに退散した。出たらお茶飲んで帰って来た。

本日の出費

ランチ 2500円(2人分)くらい

温泉 1200円(2人分)

本日の走行距離 120キロくらい

FTRの累計走行距離 5400キロくらい

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