雲の間のわずかに晴れる鷲が岳

10月18日(日)

先週、2連ちゃんでバイクに乗って、今週はどうかなと思ってたら天気が悪いようなんで、諦めてメンテナンス用品なんぞいろいろ買い込んで、オイル交換やら何やらしようかと思っていたら、前日の予報は一転、晴れとなった。おっと、こうなると走りに行きたくなるのが人情というもんだ。まったくノーマークの週末だったんで、緊急閣議が徴収され、あれ? チョーシューじゃあないよ、ショーシューだよ。緊急閣議消臭、いや、消臭じゃないよ。匂い消してどうすんねん。ぽぽぽぽぽっとショウシューポット! とにかく、緊急閣議招集で、情報を集めるのであった。温泉博士今月号は、片倉館、しみずの湯、鷲が岳温泉、そして御岳温泉が有力候補であったが、オイル交換待ちのCB1300が出せないので、出撃するのはFTR、ゆえにあんまり遠いところまで行くのはキツイから、近くで、尚かつ最近行ってない温泉がいいだろう。ということで、鷲が岳温泉に決定。3、4年前の温泉ラリーツーリングで行って以来だもんな。あんときの印象はそんなに悪くなかったと思うので、もう一回入ってもいいだろう。本当はFTRも大掛かりなメンテをしておきたいのだが、CB1300と一緒に来週やれば良いや。

で、当日、早めに起きて飯食って、納戸からFTRを引っ張り出し、先日のタンデム仕様からソロ仕様にチェンジさせる。よーするに振り分けバックを外してサイドカバーを戻すだけの事なんだけどね。ソロでは振り分けバックはほとんど使わないし、空っぽのバックが付いてると、風でひっくり返ってみっともないんだよな。エンジンは先週走ったばっかりなんで、問題なく始動した。装備は革ジャンにカントリージーンズ、長袖2枚に半袖1枚で大丈夫だろう。7時30分頃に出発した。

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まずはガソリン満タンにして、先週の走行距離が約75キロ、給油は3リットル入らなかった。価格はリッター117円ちょっと下がったな。FTRの航続距離は約150キロから180キロなんで、鷲が岳まで往復約200キロだから、途中で給油が必要だ。

19号線を横断して、小牧犬山経由のルートで美濃に向かう。天気は予報とは全然ちがって、バリバリに曇ってるんですけど。これから急速に回復するのだろうと予想して、なんだかあんまり盛り上がってこないテンションを無理矢理上げて走っていく。

そう言うわけで、あんまりテンションが上がらないんで、タラタラ走ってたら、鷲が岳温泉の営業時間を思い出した。ああ、あそこって、11時開店だったよなー普通に走っていくと、間違いなく開店前に到着するぞ。このシーズンオフのスキー場の温泉に、開店前に着いて独り待つ姿は、リストラされて路頭に迷った中年のおっさんが、ハローワークで仕事が無いなあと途方に暮れている姿とだぶるので、ちょっといただけない。かなりいただけない。寄り道しながら行こう。

そんなわけで、犬山でちょっと寄り道をしてみる。県道27号線から犬山城が見えたので、近くまで行ってみた。地元なんであんまりどうって事ない城なんだが、実はこの犬山城、国宝だぞ。驚いたか。国宝のお城は日本に4つしか無いんだぞ。驚いたか。そういえば、「笑っていいとも」でロンブーが犬山城に行った、って話してたな。でもさ、そんときに「犬山城、知ってます? 岐阜の」と言ってたけど、そうか、犬山城って岐阜県のお城だったんだ。てっきり犬山だから愛知県のお城だと思ってたよ。って、公共の電波ででたらめ流してんじゃねーよ。まあ、関ヶ原が最近まで岐阜県だと知らなかったヤツに言われたかないだろうけど。

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さて、城の近くには温泉もあった。おお、これがうわさに聞く犬山温泉か。今度入ってみよう。もうちょっと走ると名鉄犬山ホテルがあった。おお、これがうわさに聞くホテルか。ふと、川沿いの遊歩道に視線を移すと、青空市だかフリマだか、朝市が始まっていた。しかもかなり大規模なんですけど。野菜とか売ってるだけならまだしも、服とか、コーヒーメーカでコーヒー沸かして配ってるブースもあるんですけど。うーむ、侮れんな犬山。

道草もたまには面白いね。県道に戻って鵜沼で国道21号線に入る。日本ラインに沿って関市を目指すが、幹線道路につきものの巨大な電光掲示板には「岐阜県全域 濃霧注意報」と表示がしてあった。あのさ、いつも思うんだけどさ、この素晴らしく立派な電光掲示板、作るのにいくらかかってるのか知らないけど、「雨走行注意」とか「横風注意」とか「台風注意」とかさ、わざわざそんなもんで知らせてくれなくてもわかるわ!って言うような情報しか見た事無いんだけど、もうちょっと有意義な使い方できんのか? 費用対効果って言葉知ってるか? そういう意識が無いから道路族は国賊だっていわれるんだよ。そんな下らん事に湯水のように金を使って、借金60兆円ですから高速道路無料にできませんだと、笑わせんな! どうせ有料を続けたって返済出来るわけなんだからさ。

電光掲示板の問題はさておき、出かける時にチェックしてきた天気予報でも朝のうち霧が出ると言ってたので覚悟はしていたが、坂祝から関のあたりでものすごい霧の発生、まさしく霧のトランシルバニア、霧のロンドンエアポート、何だか一気に冷えてきたし、おいおい、この先本当に天気は大丈夫なのかよ。雨だけは勘弁してくれと思いつつ走っていくと、美濃まで来たらなんとか霧は晴れてくれた。

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道の駅で休憩する。トイレに行って戻ったら、FTRの両側にCBR1000RRが止まってた。赤いのが旧型でグレーが最新型だ。どちらもFTRが3台買えるリッチマシーンスーパースポーツ。間に挟まれたFTRが何だかとってもちんまりなのであった。

道の駅を出て、スローペースで走っていたら、後ろから低重音が胃袋に響くのでバックミラーを見たら、ものすごい台数のCB750F軍団が追いついてきた。うぎゃー、これはCB750Fのオーナーズミーティングでも開催されてんのか。びびって道を譲ったら、先頭の方はCB750Fだったが、後ろの方はハーレーやらKawasakiやらいろいろ混じってた。あっという間に消えた。速いなー。でも、この先の道の駅美並で軍団は休憩してた。そしたら、後ろから来た、さっきの最新型CBR1000RRグレーがひゅいいいいいいいーーーーんと抜かしていった。速いなー。もうちょっと先まで行ったら、旧型の赤いCBR1000RRが抜かして行った。みんな速いなー。FTRもその気になれば速いんだが、あんまり快適じゃないし、速く走って温泉に着いてもまだやってないから、こうしてゆっくり走ってるんだよ。決してこの先の高速コーナーがへたくそで上手に曲がれんからゆっくり走ってるわけじゃないよ。ホントだよ。

郡上を越えて、道の駅大和で鷲が岳へのショートカットルート県道317号線に入った。この道は初めて走るので楽しみだな。山道なんで、交通量がほとんどなく、のんびり走っていく。たまに地元ナンバーの車に抜かされるが気にしない。あたりは畑や田んぼで、稲刈りの真っ最中で大忙しな方々や、畑の農作物の取り込みで小型トラックに山のように積み上げているので何かと思ってよく見たら全部大根だったのでびっくらこいた。ものすごい、屋根より高くつんでるけど、荷崩れしないのか心配。さらに先に進んだら、並走する道が現れて、車がたくさん駐車してあるので何だこりゃと思ったら、東海北陸自動車道だった。これがうわさの高速道路1000円渋滞か! みんなこんな渋滞してまで高速に乗りたいのか。こっちはがらがらですよー。

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白鳥ふれあいパークがあったが、通過して進んだ。ちなみにさっきすごい勢いで抜いていった最新型CBRグレーが止まってた。いよいよ高度を上げるヘヤピンカーブが続く山道を登っていくと、突如、出現するのが阿多岐ダムだ。およよ、こんなところにダムがあるとは知りませんでした。枝道に入ってバイクを止める。柵がしてあるが、バイクなら入れない事も無い。が、小市民なんでここから歩いて行く事にした。テクテクテクと歩いて坂道を上ると、すぐそばに巨大なダムの姿が見下ろせる。中央のあたりから放水していたので、昨日の雨で水量が増したのだろうか。なかなかナイスタイミングで来たわけだな。ダムの上の方を見ると、このダムには放流ゲートが無くて、単に穴があいてるだけだ。という事は、このダムは砂防ダムに近いものなんだろうな。そもそも、この流域って長良川だよな、長良川ってダムが無いんじゃなかったのか? (ちなみに帰ってから調べたら、本流は河口堰のみ、支流はこの阿多岐ダムのみとの事でした)なんにしても、ダム公園も昔はきれいだったんだろうけど、今は荒れ放題、廃墟みたいな管理棟とあわせて、ちょっと近寄りがたい状態だった。

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バイクに戻って再び走りだす。この道草はなかなか面白かったな。こういう時にFTRは小回りが利くから良い。もしCBで来てたら通過してたよな。どんどん進むと明野高原キャンプ場があった。おお、あこがれのキャンプツーリング、こういう充実したところで始めるのか良いかもしれん。でももう寒いから来年な。

鷲が岳温泉はそこからすぐだった。あたりは田舎暮らしを進めるリゾート地、別荘のような山荘がいくつも建ち並んでいた。こういうところで夏の間のんびりする生活も良いかもしれんな。できんけど

看板に従って温泉まで来た。久しぶりだな。この前来たのは4月だったんで、まだスキー客でごった返してたが、今日はシーズンにまだ早い10月、ここの駐車場ってこんなに広かったんだ、と唖然とするような光景がちょっと寂しいな。スキー場のホテルのとなり、温泉の前にバイクを止めた。時刻は10時50分、ゆっくり来たが後10分待たないかんな。表の温泉の分析表など撮影して待つ。天気は郡上方面はそこそこ明るくて青空が見えるが、山の方、白川郷の方は真っ黒な雲が覆っているので、あっちは雨かもしれんなー。温泉入ってるうちに雨が降るなんて事がないように頼むよ。そんな事を考えながら待っていたが、11時ちょっと前に開店したので、建物に入った。

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まだ誰もいなかった。一番乗りだ。入口でブーツを脱いで、広いホールの受付で温泉博士を出してハンコをもらい、男湯に行った。誰もいない。プールの更衣室みたいな脱衣所、最もここはプールもあるらしいのでそれでいいんだろうけど、ちょっと温泉の雰囲気はないなー。ロッカーに荷物を突っ込んでいそいそと風呂場へ。洗い場で冷えきった身体にお湯をかぶって温度を慣らす。身体を洗って内湯に入った。広い湯船を独り占め。ジャグジーでお湯に流れができているので、ぷかぷか身体の力を抜いていると流されそうになるな。気持ちいい。3人くらい他の客が入ってきた。露天風呂に行って、空が曇ってるのでいまいちだな。内湯に戻ってもうひと風呂浴びたら出た。脱衣所でちょっとクールダウンして服を来てホールに戻る。ここのホールはまったく仕切りも何にもない広い空間に、セルフサービスの食事するところと、受付があるんだが、休憩スペースが無いんだよな。自販機も150円設定だし。天気も悪いのでさっさと山を下りる事にした。

バイクに戻って来た道を戻る。東海北陸自動車道は相変わらず渋滞していた。郡上まで戻って来たらようやく空が明るく晴れて来た。美並のコンビニで昼飯にしたら、ホットのお茶がすごく熱くて飲むのに時間がかかった。猫舌だもんで。その間、156号線をひっきりなしにバイクが行き来した。ニンジャ、エスト、W650のKawasaki勢から、カタナ、FZ750など旧車、そしてハーレー軍団、相変わらずおっさんばっかりなんだろうなあ。

ようやくお茶を飲み終えたので出発、後はまっすぐ帰って来た。

本日の出費

ガソリン カード

温泉 温泉博士

パンとお茶 303円

FTRの本日の走行距離 約200キロ

FTRの累計の走行距離 10700キロくらい

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