博士は無料の残雪展望湯の山
1月29日(土)
これからわたくしがお話しすることは実際に120年前に起こった、それはそれは恐ろしい話でなのでございます。あまりの恐ろしさに、このお話を聞いた者たちの血は凍りつき、顔面蒼白、歯の根も合わず震えも止まらず、下半身は麻痺しておしっこを漏らし、しまいに腰が抜けるのです。そう、あれは、今となっては昔の話、年号が元禄に変わって間もない頃の事でございます。尾張の国に、ひとりの小僧がおりました。それはそれはネクラな小僧なので、部屋に閉じこもってはPINK FLOYDとかKING CRIMSONとか暗ーいロックばっかり聞いていたのでございます。ある日の事でございます。あまりにネクラぶりを心配した和尚が小僧にお使いを言いつけました。山を越えて隣村まで文を届けるのでございます。「よいか小僧」「はい和尚様」「隣村まで行くのに必ず毎日ツーレポを書くのじゃぞ」「はい和尚様、でも、なぜツーレポをつけないといけないのですか」「それはな、恐ろしい妖怪が現れるからじゃ」「妖怪ですか」「そうじゃ、妖怪陀怪真様じゃ、ツーレポを忘れると現れるのじゃ。無類の温泉好きでのう、温泉を掘っては、その湯に人間を誘ってチンボツさせる恐ろしい妖怪なのじゃ」「何と恐ろしい妖怪でしょう」「そうじゃ、くれぐれも気をつけるのじゃぞ」「はい和尚様、では行って参ります」「まて、これを持ってゆけ」和尚様が取り出したのは3枚のお札でございます。「このお札を持ってゆけ」「これは」「このお札には英雄の精霊が封じ込めてあるのじゃ」「英雄の精霊」「そうじゃ、いざいう時に呪文を唱えると封印が解かれて精霊が出現するのじゃ」「その呪文とは何ですか」「それは”必殺UHSS”じゃ」和尚はポーズを決めて言うのでございます。「必殺UHSS!」「そうじゃ、忘れるでないぞ」こうして3枚のお札を持って小僧は旅立ったのでございます。小僧ははじめはまじめにツーレポをつけていたのですが、ある日に立ち寄ったカフェで食べたモンブランケーキがあまりにもおいしかったので、次の日もランチを食いに行ってその日は遂にめんどくさいのでツーレポを書かなかったのでございます。小僧は、まあいいや1日くらい大丈夫だろう、と、たかをくくっていたのでございます。それがあの忌まわしく恐ろしい事件を起こす事になるとはつゆとも知らず・・・。ある日、小僧が起きると、辺りの様子がおかしいのに気がつきました。何かとても不気味な妖気が漂い、何かが迫ってくる気配を感じたのでございます。そして、それは遂に小僧の前に出現したのでございます。「うわーっ、あ、あれは!」小僧は叫び声を上げました。小僧の目の前に、巨大な黒煙と共に出現したのは、空を覆い尽くさんばかりに羽を広げる黒い鳥だったのでございます。まるで漆黒の闇を思わせる真っ黒な身体に、光り輝く眼が小僧を睨みすえます。そして、その尾には、家財道具一式が熊本城に天守閣の如く積み上げられていたのでございます。「あ、あの過積載、まさしく妖怪陀怪真様だ!」小僧はあまりの恐ろしさに血も凍り顔面蒼白歯の根も合わず下半身が麻痺してきました。妖怪陀怪真様が吼えました。「ぐわっはっはっはっは! 小僧! ツーレポをなぜ書かぬ!」「だってツーリング行ってないもーん」「許さんぞ、小僧!」小僧は脱兎の如く逃げ出しました。「逃げられると思うたか!」黒鳥が唸り声を上げエグゾーストが高らかに響くはずだったのでございます。プス。「あ、いかん、バッテリーが上がってしもた」陀怪真様は焦ったのでございます「やっぱ乗ってないからなー、今月500キロ走ったから良いかと思ったんだけどさー」陀怪真様は急いでラジエーターから液漏れしてるフォレスターにブースターケーブルをつないでセルを廻します「ええい、早くかからんかエンジン」小僧はその間に必死に逃げました。やがてエンジンがかかり、黒鳥が蘇ったのでございます。小僧はもはやこれまでと、お札を出しました。「これを使うしかないぞ」おふたを投げて呪文を唱えたのでございます。「必殺UHSS!」するとお札からもうもうと煙が上がり、なかから精霊が姿を現したのでございます。その姿は、青いスーツに赤いマントまさしく、それは、ちゃっちゃちゃーん、ちゃらららちゃちゃーん! ちゃちゃちゃちゃーちゃん、ちゃらららーんでけでけでん(スーパーマンのテーマ)そうです、すーぱーまんまさしくそれはすーぱーまん「あれ?」しかし、よく見ると胸のマークが違います。「SじゃなくてTだぞ、これは」「その通り!」出現したすーぱーまんは朗らかに答えたのでございます。「私はティーパーマン! 得意技は漢前キーック! 漢前パーンチ!」ひとりで決めているのでございます。「小僧よ、私が来たからには大丈夫だ」「妖怪陀怪真様に追われているのです、助けて下さい」「まかせたまえ、妖怪など朝飯前」ティーパーマンは颯爽と外に出ました。ぴゅーっと木枯らしが吹き寒さがしみるのでございます。「さぶうっつ!」ティーパーマンは縮こまってしまいました。「なんちゅう寒っ、こらあかんわ、寒すぎだがや。今日はクシタニウィンドストッパーインナーパンツ履いとらんし、あかん」「なんですと?」「だいたい寒い時期は冬眠してるのになんで起きちまったんだろ、もうやめた帰る」「えー、ちょっと待ってください」「いや、こんな寒くては無理帰る。帰りに豊橋でカレーうどん食ってあたっまてこ」ティーパーマンはワイバーンのエグゾーストを響かせて去ってしまいました。そんな事をしているうちに、陀怪真様が追いついてきたのでございます。「小僧!待て待たんか!」小僧は絶体絶命、その時でございます。「うおおお、何という事だ!」尾の家財道具一式が崩れてしまいました。どうやらトップケースが壊れてしまったようです。「しまったー仕方がない、ドカティから取り寄せよう」今のうちにと小僧は慌てて走り出しました。そして今度こそともう1枚のお札を出したのでございます。「必殺UHSS!」すると、閃光とともに巨大な黒い鳥が出現しました。あれはまさしく、陀怪真様と同じ黒鳥ではありませんか。しかし、こちらの黒鳥は家財道具は積んでおらず、長いアンテナが立ってます。脚には防寒カバーがかかっており、側面にはなぜがミッキーのイラストが書かれています「小僧、オレを呼んだのは貴様か」「はい、助けて下さい、妖怪陀怪真様に追われているのです」「たわいもない、ブッチギってやるぜ、乗れ」小僧は黒鳥に乗りました。コクピットは無線とかナビとかいろいろ付いてて賑やかです。黒鳥はものすごいスピートで飛ぶのでございます。ドカティのトップケースに取り替えた陀怪真様の姿はあっという間に米粒になってしまいました。「やった、これで逃げ切れるぞ」小僧の心の中にファンファーレが鳴り響いたのでございます。しかし、急ブレーキとともに、黒鳥は止まってしまいました「なんだどうしたんだ」「わりい、ちょっとソフトクリーム買ってくる」「ソフトクリームって、この寒いのにアンタはアホですか」「いやー、ソフトクリームが売ってるとどうしても買っちゃうんだよねー」黒鳥は嬉々としてソフトクリームを食っているのでございます。「うーちべてーおもったよりずっしり重いね」そんな事をしているうちに、陀怪真様が追いついてきました。小僧はひとりで逃げるしかありません。必至に走り出しながら、最後のお札を投げました。「必殺USS!」爆発音とともに現れたたのはこたつでした。「し、しまったぁ〜二度寝してもた・・・あわわわわ・・・早よ準備せなぁ〜」「あのー」「と、取り敢えず、走ってくるわ!!!」そういうと精霊は走り去ってしまいました。「おい、おっさん! 何しに出てきたんや!」小僧は、しかし、なんとかそれでも家まで戻って来る事ができたのでございます。「和尚様!」「どうしたのじゃ小僧」「妖怪陀怪真様に追われているのです」「なんということじゃ、早く隠れるのじゃ」小僧を隠してから、和尚は妖怪陀怪真様に立ち向かったのでございます。「ここに小僧が来たであろう!」「愚僧はてんでわかりませぬなあ」「おのれ、とぼけておるとタダでは済まんぞ」「まあ、それよりも長旅でお疲れでしょうから、どうぞ温泉にでも入ってゆっくりしなされ」「なに、温泉とな」陀怪真様は一気に機嫌が良くなった「御主も相当の悪党よのう」「いえいえ、お代官様にはかないませんよ」「ぶわっはっはっは」陀怪真様は温泉に案内されると、そこにはもうもうと湯気を上げる温泉が、しかし「うっ、こ、これは、星川大湯」「さよう間違いござらん」「うぬはこの湯に浸かれと申すか、この陀怪真様が熱湯を苦手と知っての狼藉か」「まさか加水しようなんて、湯道に外れたシャドーボクサー、いや違った邪道行為に走ろうなどとは思っちゃいますまいな?」その言葉に陀怪真様はあとずさり「おぬし、何ものだ! その物言いは」「ふぉーっつふぉっふぉっふぉっふぉ!」「老師様!」「その通りじゃ! 愚僧は世を忍ぶ仮の姿、老師様じゃよ」「なにゆえこんなところに」「黙れ! そんな事よりおのれの未熟さを知るがよい! この程度の熱湯に入れずして何が妖怪陀怪真様じゃ!」「未熟者でございましたあ〜」陀怪真様はひれ伏したのでございます。こうして陀怪真様は心を入替え、温泉道に精進し、ついに飯坂温泉にも笑顔で入る事ができたのでございます。めでたしめでたし。
*
このドラマはフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切関係がありません。もし同姓同名もしくは似たような人物・団体があったとしても単なる偶然の一致に過ぎません。あしからずご了承ください。
*
これより本編が始まります
*
今日は苦情が届いた。脅迫状が届いた。あ、読みがなが同じだ。大発見だ。いやそんな事はどうでもいい。キョーハクされたんだぞ。2週間もサボりましたね。ツーリングに行かないとどえらい事になりますよ。ホカホカ。最後のホカホカに何の意味があるのか分からんが、とにかく、サイト開設以来、ツーリングに行かなかった事でこんなふうにキョーハクされた。オソロしい。どららいことになる前にツーリングに行かなければ。だから、まっちゃんツーリングに行ってくるよ。だって仕方ないじゃん、どえらいことになるんだよ。そりゃあまっちゃんがイオンお客様感謝デーだからイオンに行きたいというのはわかるけど、キョーハクされたんだから仕方ないじゃん、不本意だけどイオンよりツーリングに行って来なきゃ、ね、う、ぐ、すいませんウソついてましたあ、行きたいから行きたいんですー。全然不本意じゃないですー。あ、ちなみにイオンのお客様感謝デーは明日です。お間違えないよう。
というワケで、ツーリングに行くのだ。先週、近所の全然ノーマークだった新カフェが想定外にでら良かったもんで、翌日またまた行ってきてしまったもんでツーリングに行けなかったのだよ。行く予定だったんだけどさ、いわゆる、花より団子なんだよな、この場合。先々週はご存知の通り、大雪で全然ツーリングに行くどころじゃなかったしさ。ゆえに、今週は絶対に行く事にしていた。行き先は既に決定済みなのだ。先週行く予定だった、湯の山温泉希望荘だ。露天風呂からの展望が素晴らしいらしいので絶対に行くのだ。つーか、他に候補ないんだよな。海津温泉も雄踏温泉も何度も行ってるから食傷気味、三ヶ日温泉はフナムシが出る、舘山寺温泉は12時開店で時間が遅い、結局残るのは湯の山温泉だけだ。
そういうことで、当日は朝5時に恒例の気象庁のサイトで天気予報を確認、雪が心配されたが何とか今日は持ちそうだ。しかし、先々週に日本を覆い尽くした脅威の寒気団が再び来襲し、等高線は男塾3号生筆頭大豪院邪鬼がお出ましになったみたいに直立不動だ。寒くなりそうだな。それも極寒だ。最高気温7度、こちらも相当気合いを入れて行かねばな。装備は上がヒートテック2枚重ねにタートルネック、ウインドストッパーそしてコンプリートジャケット、下がヒートテックモモヒキにヒートテック靴下、そしてカントリージーンズだ。片道80キロならこんなもんで大丈夫だな。これが片道150キロもあれば、究極兵器ツーリングワンピースがお出ましなのだが、そういや最近出番ないな。まあ、地球温暖化という事で。
装備装着完了、実家でコーヒー飲んで8時ちょっと前にガレージからCBR600RR/ABSを引っ張りだし、エンジン一発始動、高らかなエグゾーストを響かせて2週間ぶりに出撃だぜ。
CIMG4257 posted by (C)keiichi_w |
CIMG4258 posted by (C)keiichi_w |
まずはガソリン補給だ。前回の笹戸温泉が往復117キロなんで、給油なしでも行けそうなんだが、ガソリン価格高騰なんで、地元で入れといた方が良いと判断、いつものコスモ石油にてガソリン満タン、5.7リットル入った。相変わらずリッター20キロ走ってるな。よしよし。満タンにしても軽いCBRなのだ。ひょいと切り返して19号線に向きを直し、そこを後にした。
19号線を勝川方面に走って行く。土曜日なんで、この時間で既に交通量も多く、流れは実に緩慢だ。まあ、スピードを出すと寒いのでこれくらいの方が良い。しかし、前を走るスバルインプレッサWRX柿本マフラー6連メーター装着チューンドモデルはこの緩慢な流れに実にイライラしているようで、なんせスバルのマシーンに乗っててこういうチューンをしてる連中ってマジでヤバそうなイメージがあるもんで、これがZやスープラだったらファッションチューンのカッコだけってのが多いんだけど、なんせスバルだからな。そしたらギュイーンと追越し車線から前に出て、するすると先に行ってしまった。くれぐれも事故るなよ。
勝川から環状302号線に入ったが、相変わらずの緩慢な流れで、今日は何かイベントでもあるのか、道路脇の看板には、駅伝大会があるので道路規制をしますとあったが、それは明日だ。うーん、と思いつつ走っていたら、事故ってた。トラックにコンパクトカーがモロに突っ込んでた。グッチャグチャだ。一体どんなスピードで突っ込んだんだ? これが原因だったのか、その先は流れが順調になった。
順調に走り出して、ようやく寒さが身にしみてきた。指先の感覚が無くなってきた。が、しかし、下半身はあったかかたりするのである。信号で止まると、水温はあっという間に100度近くまで上昇するので、それがホッカイロみたいになってるんだな。普通ならヒザ辺りが寒くてタマランのに、それはなかった。そうなんだよねー、結局問題は指先だ。究極兵器ツーリングワンピースの弱点もそこだ。これはライダー永遠の課題だな。
しかし、それより問題になってきたのが、シールドの曇りだった。Z-6はダブルシールド構造で曇らないようになってるんだが、外気温が低いこの時期はさすがに無理だったようだ。これまでこんなとはなかったので、こりゃ無敵だと思ってたんだけど残念でした。何度もシールドの開閉を繰り返して曇りをとりながら走って行く。
CIMG4264 posted by (C)keiichi_w |
CIMG4265 posted by (C)keiichi_w |
CIMG4262 posted by (C)keiichi_w |
予定通り9時前に、今回の休憩ポイント稲沢のマグドナルドに到着した。ドライブスルーが渋滞してる。駐車場も混んでいる。商売繁盛だなと思ったら、店内は意外に空いてた。バイクを止めてお店に入ったら、注文カウンターはガラガラで、店員さんはドライブスルーの対応に追われていた。あー、こりゃ待たされるなあと思ったら、そのあたりはさすがだ、速攻で店員さんがカウンターに来ると、ドライブスルーを対応しながら、こちらの対応も始めた。この女できる! メニューに限定のホットドッグがあったのでそれを注文した。コーヒーはブラックだ。速攻でできたのでトレイを持って席に着いた。トイレに行こうとしたら、満室だった。席に戻って待つ事にした。コーヒーカップで指先の感覚を取り戻す。斜め向いのテーブルのおばさんが大きな声でケータイしてるのがでらうざいな。うるせえぞばばあ。黙ってしゃべれ。それにしてもトイレなかなか開かないなー、くそー、食っちゃうか。食おうとしたら、やっとこさトイレからおっさんが出てきた。他にヤツにとられないように急いでトイレに行くと、便座がおりてた。あのおっさんンコしてたなーどうりで長いはずだ。トイレを済ませて、ようやく落ち着いてホットドッグを食えた。うまかったけど、ちょっともの足りんな。やっぱりソーセージマフィンが一番良いな。
マグドナルドを出て、155号線を南下する。木曽三川公園に向かう県道に入って、立田大橋を渡るのだが、ここがまたすごい渋滞なのだ。去年の暮れに同じコースをCB1300で走ってるが、その時も渋滞してたな。ここは慢性渋滞コースだ。まあ、1号線の渋滞に比べたら屁でもないが。
木曽三川公園を越えて、三重に入る。鈴鹿山脈が見えるが、もっと雪が残ってるかと思ったら意外にあまり残ってなかった。やはり山の向こう側がひどい雪で、こっちまで雪が来ないのかもしれんな。258号線を多度大社まで走って、県道5号で員弁まで行く。辺りの残雪が多くなってきた。ちょっと心配になってきたな。この先大丈夫かな。まあいいや、行けるところまで行こう。走って行ったら、国道421号線に合流、北上して道なりに左折するとしばらくしてイオンが現れた。この前はここで曲がって大失敗した。今度は曲がらんぞ、真っすぐ行くのだ。真っすぐ進んで順調に306号線に辿り着いた。306号線を南下し、湯の山へ繋がる477号線まできたら、道の駅があったのでトイレ休憩した。
CIMG4267 posted by (C)keiichi_w |
CIMG4268 posted by (C)keiichi_w |
そこから湯の山温泉希望荘はすぐだ。途中のY路で鈴鹿スカイラインの方に進むと、デンソーのリゾート施設があった。チクショー、大企業はいいなー。昔、来た事があるグリーンホテルもあった。あそこはかけ流しだったんだね。知らんかったよ。そこからちょっと行ったところに希望荘の看板があった。雪がいっぱいだった。げ、マジかよ、この先進んで大丈夫だろうな。止まって考える。クルマがガンガン抜かしていく。けっこう人気の施設なんだな、千客万来だ。この交通量なら大丈夫だろうと思い、先を進んだ。両脇は雪の山だが、道路はドライで、橋の上だけ雪解け水が流れていたので超スローで進んだ。くそー、バイクが汚れる。坂を上ったら希望荘の建物前についた。想像以上にでかくて立派なホテルだった。駐車場も混雑してる。一番奥の列が空いてたのでそこにバイクを止めて、温泉セットを持って玄関から入った。ちょうど11時、日帰り入浴の営業時間だ。フロントでハンコをもらって、入浴券を渡された。温泉は4階ですのでエレベーターでどうぞ、と言われてエレベータに乗り4階まで行った。温泉は右だ。歩いて行くとすぐに入浴受付があったので、下駄箱でブーツを脱ぎ、100円リターンのロッカーに入れてキーを持って受付に行った。キーと引き換えに脱衣所のロッカーのキーを渡された。1番だった。1番だって、いい響きだぜ。
CIMG4270 posted by (C)keiichi_w |
CIMG4271 posted by (C)keiichi_w |
CIMG4277 posted by (C)keiichi_w |
ガラガラと引き戸を開けて脱衣所に入ると、一番ロッカーを探す。温泉の一番近くだった。ロッカーに荷物を突っ込み、いそいそと風呂場へ。そこそこのおきさ風呂場だった。洗い場で身体を洗ってまずは内湯に浸かった。うーむ、天界であった。ここのお湯はいいねー、さらさらで気持ちいいよ。温度も丁度いいぜ。ぷはーとチンボツしてたが、身体が暖まったところで、期待の露天風呂に移動する。さぶっ! でら寒いぞ。しかし、湯に入ると丁度いい。これは頭寒脚暖の長湯の基本だな。いやー、実に気持ちいいぞ。見晴らしも良いし。でも眼が悪いんでメガネがないとよくわからんけど。
うー、チンボツしてばかりいられないので後ろ髪を引かれる思いで出た。出て脱衣所に戻ったら、なんかすごい千客万来で、次から次へと新たな入浴客が現れる。客が一段落するのをベンチに座ってクールダウンしながら待つ事にした。しばらくしたら空いてきたので、ようやくロッカーから装備を取り出して装着したら脱衣所を後にした。
CIMG4283 posted by (C)keiichi_w |
CIMG4285 posted by (C)keiichi_w |
バイクに戻って温泉を後にする。帰り道になか卯があったので、そこで昼飯を食うつもりだったのだが、関ヶ原方面からぐおおーっと雪雲が広がってきたので、これは天気が崩れそうと、ビビってなか卯はスルーした。稲沢まで戻って来たら天気が回復したのでセブンイレブンであんまんを食って帰って来た。
本日の出費
マグドナルド 200円
あんまんとお茶 210円
本日のCBR600RRの走行距離 170キロくらいかな
累計のCBR600RRの走行距離 4550キロくら いかな