またまた富吉温泉の掛け流しと飛島

4月1日(日)

先週のツーレポを見たサイト訪問者諸君の中には首を傾げた方もいるのではないだろうか。そう、あの伊良湖のランチバイキング会場で起きたあの事件、あの恐ろしい事件について、何も触れていないのはどういうことなのか。編集部もこの事態は重く受け止め、独自に調査を開始した。調査は難航を極めたが、あくなき探究心と執拗な捜査で、ついに封印された報告書を発見したのだ。そこには、あの日起きた恐ろしい時間の全貌が事細かく書かれていたのだった‥‥。

事件は1週間前に遡る。その当時、伊良湖岬周辺ではアサリが消失する事件が頻繁に発生していた。伊良湖と言えば焼きアサリと言われる名物である。その観光の目玉が消失する由々しき事態に、観光局も困り果てていた。警察に訴えても全くアテにならなかった。観光商業組合やホテルの関係者から突き上げを食らった首脳部は、ついに重い腰を上げて、この事件の捜査をある人物に依頼したのであった。その人物とは、そう、その名を知らぬものは世界中にいないと言っても過言ではないであろう、不滅の名探偵シャーロック・ショームズである。


「ショームズ、実に奇怪な事件だが、解決の糸口はあるのか」

「優秀な助手のヒガソン君、心配は無用だ。私なすでにこの事件の全貌が見えつつある」

「それは素晴らしい説明してくれ」

「これを見たまえ、ヒガソン君」

「これは古い新聞記事だ。なになに、『牡蠣食い放題で100個食った』『ステーキ食い放題で食いまくった』なんだこれ、これがの関係があるんだ」

「ヒガソン君、一見なんの関係もなさそうなこの2つの事件が、今回のアサリ消失と大きく関係しているのだよ」

「牡蠣とステーキの食い放題がか」

「その通り、私はすでにこの事件の現場に行き、ある男の情報をつかんだのだ」

「それは何なんだ」

「その男の情報をここで確かなものにしよう」

「どこへ行くんだ」

「バイキングのレストラン、そこでウエイトレスに聞き込みをするのだ」

「先日、ここへ大勢のライダーが押し掛けたそうですが」

「ええ、押し掛けてきました。私、びっくりして2000円を200円って言い間違えちゃったんです」

「そうですか。それはそうでしょうなあ、きたなこーい格好のおっさんがいっぱいくりゃ誰でもそう思いますよ、ってほっとけ」

「ショームズ、なぜカメラを出すんだ」

「いや別に」

「現場写真を撮る振りをしてねーちゃんを撮影するのは止めたまえ、ショームズ」

「何を言ってるんだ、これは捜査の一環だヒガソン君」

「それはそうと、さっきの話はどうなった」

「そうだった、この写真を見てください、その時にこの男はいませんでしたか」

「あ、いました。ハイ覚えてます、この人です」

「やはりそうか。ヒガソン君、私の読みは当たった」

「ショームズ、どういうことだ、この男は一体誰なんだ」

「この男こそ、私の宿敵さ」

「宿敵、ということは、この男」

「その通り、この男こそ、悪の天才マルアーティ教授!」

「この男が、あのマルアーティ教授なのか!」

「そうさ。この事件を陰で糸を引いている真犯人、それがマルアーティ教授だ」

「マルアーティ教授、天才数学者にして天才犯罪者、21歳で論文『AZで悪路走破する力学』を発表して学会を揺るがし、その陰で数々の完全犯罪に手を染める、まさに悪の天才」

「その通り、私の宿敵だ。今度こそ決着をつける」

「一体どうやって決着をつけるんだ」

「私が直接マルアーティ教授に会うのさ」

「どうやって」

「簡単だよ、ヒガソン君、またマルアーティ教授にここのバイキングに来てもらうのだ」

「なるほど」

「マルアーティはハンドルネーム『マル』でネットに暗躍してる。我々も、『ショー』と『ヒガ』と名乗って彼に接近する、そして、バイキングをもう一度開催させるのさ」

「よし、じゃあ、準備を始めよう」


こうして、悪の天才マルアーティ教授と、不滅の名探偵ショームズとの対決の日が迫ってきたのであった。そして、計画通り、バイキングの会場でアサリの食い放題となったのであった。


「よし、ヒガソン君、焼きアサリを食いまくるのだ」

「ショームズ、ちょっと意味が分からないのだが、なぜ焼きアサリを食いまくらなきゃならんのだ」

「マルアーティは何らかの目的でアサリを集めている。その目の前で焼きアサリを食われてみろ、いかに天才でも冷静でいられるはずが無い、どこかでぼろを出すに違いない」

「なるほど、証拠をいっさい残さないというマルアーティでもぼろを出すかも知れん、さすがだなショームズ、よし大げさに食いまくろう」

「ヒガさんダメだよ焼きアサリばっかり食ったら〜」

「ショーさん、何を言うんだよ〜、山があったら登る、焼きアサリがあったら食う、それがオレのやり方だよ〜」

「まだおかわりすんのかよ〜」

「デザートの後の口直しに焼きアサリだよ〜」

そして、作戦通り、マルアーティ教授が動いた。

「焼きアサリを食い過ぎだよ」

「だよね、食い過ぎだよね」

「絶対食い過ぎだ」

「でも、食い過ぎると何か困ることでもあるのかなあ」

「いや、別に困ることなんかないけど」

「そうかな、困るんじゃないのか」

「それはどういう意味だ」

「あちこちでアサリを集めてるみたいだからさ」

「‥‥」

「どうやら図星のようだな、マルさん、いや、こう呼んだ方がいいかな、マルアーティ教授!」

「‥‥フッ‥‥フッ、フフフフフフ」

「何がおかしいんだ」

「フフフフハハハハハ! 私の正体をばらして鬼の首を取ったつもりのようだが、フフフハハハハハ、そんなことはとっくにわかっていたさ」

「なんだと」

「ついでに君たちのことも十分わかっている。不滅の名探偵シャーロック・ショームズ君、そしてその優秀な助手、ドクター・ジョン・ヒガソンだな」

「さすがだな、すでに我々のことも調査済みか」

「それだけではないぞ。今回の君たちの計画はすべてぐるっとまるっとお見通しだ」

「それはちょっと元ネタが違うが」

「ほっとけ」

「我々の計画のどこがお見通しなんだ」

「その前に、なぜ私が悪のマルアーティとわかったのだ?」

「簡単なことだ。バイクを見ればわかる」

「バイクを見れば?」

「そう、Kawasakiのバイクは、むかしからワルが乗るものと決まってるからな」

「フフフ、そうか、ついうっかりしていた」

「しかし、おまえもかつては優等生のバイク、HONDAに乗っていた」

「そういう時代もあったな」

「ダークサイドに堕ちた愚か者め」

「Kawasakiはダークサイドかい」

「それより、話を戻せ」

「そうだったな、お前らのやってる事はまるっとぐるっとお見通しだ! まず最初に、そこにいるミスター・ケーイチがわざと遅刻する。これにより、ランチタイムを自然に後ろ倒して、本来、ランチにするはずだった店に入れないように設定した。さらに、そこで私がiPhoneで次のランチ店を検索するのをさりげなく妨害した。『走って行けば適当に見つかる』などといかにもライダーっぽいことを言ってな。仕上げは、ドクター・ヒガソンが先頭で走って、さも偶然見つけたようにこの伊良湖ホテルに進路を取る。そして、いかにも予定外に初めてきました、と言わんばかりに入口を行き過ぎてUターンする、なかなか芸が細かいな」

「く、そこまで見抜かれていたとは」

「まだあるぞ。バイキングになってから、そこにいるミスター・ケーンがわざとらしく焼きアサリの殻をがじっとやってくれた。これは私の焼きアサリに対する牽制だな。そして、初めはパンばかり食ってたミスター・ユウもこれみよがしに焼きアサリを食い始めた。これも牽制だろう。ミスター・ケーイチが山盛りのわらび餅を持ってきて食ってるのは」

「ああ、あれはただの好物だ、気にせんでくれ」

「そうだろうな、そんなことだろうと思った」

「まるっとお見通しなら話は早い、マルアーティ教授、いったい何を企んでいるんだ。 アサリを集めて何をしでかす気だ」

「フフフ、さすがの名探偵もわからないようだな」

「そ、そんなことはない、わかるよ、わかるけど」

「ショームズ、君はウナギの養殖がどうやって行われるか知っているか」

「ウナギだと、そんなものがどう関係する」

「ウナギの養殖は2月頃に川を遡上するシラスウナギを捕獲してそれを人工的な環境で飼育する。知っているだろうが、シラスウナギの生体は謎が多い。そして、近年その捕獲量は激減している」

「それがどうした」

「捕獲量が激減するとどうなるかわかるかね、ショームズ」

「当然価格は高騰する」

「それだよ、ショームズ。私はそれをアサリで人為的に再現する試みに非常に興味を持ったのだ」

「アサリ消失でアサリの価格を高騰させる気か」

「さすがだな、ショームズ、この説明でそこまで見抜いたのは君が初めてだ」

「アサリで莫大な富を得て、それで何をしようというのだ」

「決まっているだろう、まず、マツダアテンザスポーツワゴン(2.3L)中古よりでかい車を買う」

「なんだと、そんなことが許されると思っているのか」

「あ、まちがえた、世界征服だ、世界征服をするのだ」

「なんだと、そんなことが許されると思っているのか」

「莫大な富はあらゆることを可能にするのだ。アダムスミスもカールマルクスもミルトンフリードマンも、結局金さえあれば何でも出来ると言いたかったのだ、莫大な富で私は神になるのだ」

「なんだと、そんなことが許されると思っているのか」

「ショームズ、私が君を生かしておいたのは君が尊敬に値する人物だからだ。ツーレポのアップは早いし面白いし。だが、私の邪魔をするとなると話は別だ。君を排除することになる。そんな事態は可能なら回避したいものだがな」

「マルアーティ教授、キサマのその歪んだ計画は私が命に代えて阻止する」

「私は証拠を残さない、なぜなら私は悪の天才だからだ。どうやって阻止する?」

「言ったはずだ、命に代えてとな!」

「ショームズ!」

ショームズは一瞬の隙をついてマルアーティ教授に飛びかかると、抵抗するマルアーティ教授にしがみつき、じりじりと崖の淵へ、そして、ラインバッハの滝の底へと落ちて行った‥‥。

「ショームーーーーーズ!」

ヒガソンは叫んだが、すでにふたりの姿は轟々と音を立てて煙る巨大な滝の飛沫の中で見えなくなってしまった。

「ショームズ、そんな、そんなバカな、こんなことって‥‥」

ヒガソンは呆然と眼下の滝を見下ろしていた。


こうして、伊良湖アサリ消失事件は劇的な幕切れとなった。ショームズの捨て身の作戦で、悪の天才マルアーティ教授の悪巧みは潰えたのであった。


「ちょっと、ここ伊良湖なんですけど、滝なんてないですけど」

「しーっ、黙ってりゃわからないって」


以上が発見された報告書のすべてだ。この報告書は現在も、連邦捜査局FBIの本部ビル地下、通称Xファイル管理部に保管されている。これが事実かどうかの公式な発表はまだない。あとはサイト訪問者諸君の判断に任せるしかないのだ。

 


このドラマはフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切関係がありません。もし同姓同名もしくは似たような人物・団体があったとしても単なる偶然の一致に過ぎません。あしからずご了承ください。


これより本編が始まります

 

 

毎週毎週、狙ったみたいに週末の天気が不安定なのである。これでは精神的にも情緒不安定になってしまうな。今週なんざ、週の中頃に春が来た春が来たどこに来た状態なほど気持ちよくて、仕事の休憩時間に日向ぼっこしてたら休憩時間がとっくに終わっとって、慌てて機械に戻って焦って機械を動かしたら、なぜかオイルポンプが炸裂して辺り一面オイルだらけになっちまって、やばい工場長にバレる前に片付けろ! と必死に掃除して何とか事態を収拾つけたんだが、ああいうことが起きるから春はやめられまへんなあ。そんな週末、土曜日にまっちゃんがお友達のところへ遊びに行くのでその日はツーリングに行っていいよと言われてたのに、天気は荒れ模様春の嵐来襲、ゆえにツーリングは日曜日に延期になったのであった。しかし、その日曜日もなんとも先行きが読めない、まさに現代日本社会を彷彿させる天気予報に、逐次変化する状況はフレキシブルな対応を迫るのであった。そんなわけで、前日の夜の日曜日の天気予報は、曇りのち晴れなので、うまく行けば、CBR600RRで猪の倉温泉by温泉博士なのであるが、もし、このところの週末不安定天候が継続するのであれば、そんな遠征は無理なので近場でFTR223で行くことにした。

で、日曜日、このところ習慣になってきたのか、早朝3時にみやこちゃんにごはん食べるのーと起こされて、カリカリを出して再び就寝、そして5時に起きたら気象情報をチェック、すると、なんと先週と同じのまだら模様の天気分布予報であった。即決でFTR223の出撃となった。ハムトーストを食って準備して、納戸からFTR223を出すと先週雨の中を走ったのでデラ汚いのであった。汚い。汚いぞ。スッゲー汚いのが気になるのだが、洗車はまたの機会にして、とりあえずエンジン始動なのであった。

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走り出すとなんか天気がすごく良いのですが。青空が広がってるんですが。これって、イケイケでも大丈夫なんじゃないの。CBRで猪の倉温泉に行っても良かったんじゃないのか。しかし、今からまた戻ってやり直しするわけにいかんのでそのまま走って行った。で、まずはガソリン補給である。ご存知の通り、折からのエジプトの経済問題とリビアの緊迫する政情、そして中東情勢不安による原油の異常な高騰、それがガソリン価格前代未聞のレギュラー160円台ハイオク170円台の原因となって、我々ライダーの生活を圧迫しつつある昨今、なるべく少量でたくさん走るFTRで走るのは他に選択の余地はないのであった。まっちゃんにはガソリン高いからバイク禁止、などと過激な意見も出てるくらいなんだから、事を荒立てぬように密かに密かにツーリングに行くのだ。えーっと、何の話だった? あ、そうだ、ガソリンを入れにきたんだ。いつものコスモで前回、雨の小京都西尾に走ったのは110キロ位だった。で、無理矢理入れて3リットル、リッター33キロ割り切れません。まあ、良い数字だろう。ちなみに会員価格は154円である。

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満タンになったのでコスモ石油を出て19号に入り、名古屋方面に向かう。今日の目的地は天候不安定なので近場ということで、またかよのテルマ55なのだ。だってここの温泉良いんだもんね。でもスコーン青空なんで、調子良かったら、このまま当初の予定の猪の倉温泉まで行っちゃうぞ。よーし、行っちゃうもんね。などと調子づいて走って行ったのだが、なんせ、極寒の戻りと天気予報で言われたように、なかなかどうしてちょっと寒いのであった。しかし、道路沿いの電光掲示板温度表示は5度6度と、いままでの1度2度に比べたら、随分暖かいのだが、しかし、相対的にぽかぽか陽気を経験してしまうとそんなことはカンケーないのであった。寒いのであった。チクショーサミーナーと思いながら走って行くのであった。寒いけどライダーにはカンケーないのであった。後ろからハーレーが来て抜かされ、YAMAHAのよくわからんSSに抜かされ、そしてあげくにHONDAディオに抜かされた。みんな元気だよな。

302号線を地下道でくぐって勝川辺りから水分橋方面の裏道を使う。庄内川に沿って走る堤防の道から、遠く名古屋駅のツインタワーやルーセントタワーが見える。ここから見えるんだから、やっぱり高層ビルってのはすごいよな。近くまた高層ビルの建築がはじめるみたいだけど、景気が悪いって言うのに金があるところにはあるもんだな。

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水分橋を越えて三陸橋を越えて北区に入り、城見通りを走って行くと、後ろから黒い車が追い越して行った。だが、一見、なんてことない黒い車は、今やワークスも制作するくらい市民権を得た流行のいわゆる痛車であった。すっげー、黒い車の痛車! そう、この痛車は並の痛車ではなかった。なんかよくわからんアニメ女の子のキャラクターが描いてあるのは普通なんだが、この痛車は、黒いボデイに白でアニメキャラが描いてあるのだよ。そう、モノトーンなのだ。普通の痛車は白いボデイにカラフルな色で描かれて華やかだが子供っぽい、しかし、この痛車はモノトーン、すなわち大人の痛車なのであった。うーむ、いつかこのようなアバンギャルドな痛車が出てくるとは思ったが、やがてこのようなモノトーンが主流になるであろう痛車革命(勝手に命名)は、やはりここ名古屋の地から始まるのであった。

革命前夜を感じさせるモノトーン痛車が行ってしまうと、次に現れたのがマクドナルドであった。でもまだ早いので通過するのであった。JR東海道線の高架を栄生でくぐって中村区に入ると、恒例の大鳥居の交差点を過ぎて、岩塚、八田、高畑と進む。途中、パン屋のBHOが無くなってた。ビルの一階にあった店は消え失せて、がらんどうにくりぬかれてた。改装なのか、それとも移転なのか、それとも店じまいなのか、知ってる人は情報よろしく。

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八熊通りに入った。寒いしトイレ行きたいし、助光にあるマグドナルドで休憩するぜ、急ぐぜ、とちょっとペースを上げたその先で、歩行者用押しボタン信号が赤になった。何だよクソッ、もうちょっと行けば交差点あるだろ、そこまで歩けよこのバカ野郎が。フルブレーキングで横断歩道前停止線で止まり、こんなウザいところにある横断歩道信号を赤にしやがったヤツは誰だっ、オレは急いでんだよ止めんな! と見た。見たら、ヒョウ柄ミニスカートにインパラみたいなすっばらしい脚線美のかわいいおねーちゃんが歩いて行くのであった。いや、その、全然急いででないっすよ、全く急いでないっす。信号で止まるの大好きっすよ、もうどんどん止めちゃってくださいよ。何ならもう2、3回往復していただいても全然問題ないっす。

マクドナルドに着いた。結構混んでた。カウンターは受け2名で待ち3名、その後ろについて待つ。しばらく待ったら順番が来たので、いつも通り、「13番ブラックコーヒー食います」と言って1000円出したら「すいません、もう一度お願いします」と言われてしまった。ちょっとスマートにカッコ良く言おうと緊張して早口になっちゃった。かっちょわるー。今度はゆっくり言ったらわかってもらえた。出来るのを待たされた。で、出来たのをもらって席について冷えた指先をホットコーヒーで温めて、ソーセージマフィンを食った。思ったより寒かったもんで、この時点で、もう猪の倉温泉は止めてテルマ55に行く気だったので、時間はゆっくりあるからゆっくり食った。トイレも済ませてからお店を出た。

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バイクに戻って出発する。八熊通りから堤防の道を走って中川コロナの交差点で1号線に合流した。三重方面に向かって走っていくと、三重の方は厚い雲が覆っている。やっぱり、この様子では猪の倉温泉のある山の中は天気が悪そうなんで、テルマ55で正解だな、と自分を無理矢理納得させているわけではないが、1号線を走って行くのであった。

10時ちょっと前にテルマ55に到着した。駐車場は結構車が入ってた。入口付近にバイクを止めてヘルメットをホルダーに引っ掛けて温泉の建物の方に歩いて行く。中に入って、下駄箱にブーツを入れて、発券機で券を買う。ホールまで行くと、受付には間もなく開店お待ちくださいと表示が出ている。ホールのイスに座って待っていたら、開店しまーすとお知らせ。いそいそと中に入るのであった。

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脱衣所の有料10円ロッカーに荷物を入れてお風呂場へ移動する。体を洗ってからまずは一番上段の湯に入った。気持ちええなー。やっぱり温泉サイコーだよ。寒い中、バイクで走ってきて入る温泉、これに勝る快楽はないね。素晴らしい、気持ちいい。体があったまて来たので、もう一段下のそこそこ熱い湯に移動する。ぐっ、おかしい、今日は特に熱いぞ。ぐぐっ頑張って入った。でも熱いな、くそ、一旦退却だ。上段の湯に戻り、体制を立て直して再び挑むのであった。それを繰り返して何とか入れるようになった。くうー天界じゃ。天界天界、しかし、やはり熱いので出たり入ったりを繰り返した。今日は熱い日なのか。こっちの体が想像以上に冷えてるのか、なにしろ、2段目の湯に入ったり出たりしてたら、のぼせてきた。うーむ、もう満足なのであった。上がるのであった。今回は最も熱い湯は入らずじまいだが、まあいいや。ここは何度でも来れるしな。

脱衣所に出て扇風機前でクールダウン、テレビは亀井静香国民新党連立政権離脱の話を生出演でやってた。それを見ながらおっさんらがあーだのこーだの言ってた。そんな風呂場の井戸端会議を聞きながらクールダウンを済ませて服を着たら脱衣所を出て、ホールの休憩所で一休みした。それから建物を出てバイクに戻った。

再びドピーカンになっていた。何だよしまったなあ、やっぱり猪の倉温泉に行けたかも知れん。行けばよかったかなあ。今更遅いのであった。しかし、この天気の良さ、このまま帰るのはしゃくなんで、時間も早いし、どこか寄り道して行こう。どこへ行こう、いろいろ考えて、名古屋港の方に行くことにした。

1号線に戻って、いつも23号線に乗り換えるところで曲がって、そこからテキトーに走って行ったら飛島に入った。飛島って「とびしま」だったんだね。ずーっと「あすか」と読んでました。「飛鳥」と「飛島」って字が似てるよね。似てるよね、間違えても仕方がないよね。ぼくだけじゃないよね。なんか、弘前市を「ひろまえし」と読んでたのを、現地まで行って、ねぶたの記念館みたいなところで「ひろさき」って読むことを初めて知った時のショックに近いショックを受けたよ。アホだよな。カンペキなアホだ。ヘンタイだけでなく、今やアホのヘンタイだよ。H.R.じゃなくてA.H.R.だよ。あるいはA&H.Rだな。何かこういうとかっちょええな。ううっ、こういう欺瞞に満ちた言葉の使い方がやがて大日本帝国を崩壊の道に進めることになったのだ。こういうのはダメだ! ちゃんとアホはアホだと認める勇気を持つんだ! 

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テキトーに走っていたら、広い広い北海道のように広いと言えば大げさだけど、こんな広いまっすぐな道が名古屋にあるのかとカンどーする道があって走って行ったら行き止まりだった。途中には、神社があったけど、由来やら何やら書いた看板がないので、どういう神社なのかよくわからんかった。行き止まりのところには乗馬牧場やドッグセンターがあった。たくさんの立派なわんちゃんが走り回ってた。わんちゃんなんて言い方は失礼だな、競技犬と言った方がいいか。なんにしろ、犬は頭がいい。頭がいいけど、バカっぽいのがかわいい。

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行き止まりから戻って、またテキトーに走って行く。おおきな農業用の池と言うか湖と言うか、貯水池みたいなところに出た。釣り人がたくさんいて、みんな熱心に釣りをしていた。何が釣れるのだろう。近くに古民家みたいな建物があって、何かと思ったら釣り具のお店だった。需要あれば供給ありだな。売り物の長い浮きがたくさん並んでた。そこを後にしてさらにテキトーに走って行く。こういう時にFTRみたいな軽快なバイクは良いな。これがCB1300だったら行ったり来たりできんからな。とかなんとか言ってると、交差点の横目に立派な神社が見えたので、速攻Uターンで戻った。そしたら神明社と金ぴかの看板がかかってた。この金ぴかの看板が異様に目立つのであるが、やはりこの辺り名古屋は金ぴかが好きなのだなあと改めて思ったのであった。

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そんな調子でテキトーに走って、なかなかエキサイティングだなと思いつつ、飛島をバイク散策状態。神社だけでなく、実にゴージャスな近未来的な建物群が田んぼの中に出現したので何かと思ったら学校だったり、大きな農業用水の管理をしてる水門やらいろいろあった。サークルKがあったので、井村屋のあんまんとお茶を買って飲んで食った。再び走り出して、どんどん進んで、最終的に名港トリトンが見えるところまで来た。あの橋は、太平洋フェリーで北海道に行く時にくぐる橋だ。あー、北海道、また行きたいなあー、よし、また行くぞ。決意も新たにしたところで、そろそろ帰ることにした。なぜなら、天気が悪くなってきたからである。ピーカンだったのかいつの間にか雲が広がり、今にも降ってきそうなのである。参ったな。

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テキトーに走って302号に出たので、その道を1号線まで戻ることにした。302号の橋を渡っているところで、いきなり強烈な豪雨に襲われた。土砂降りである。なんなのこれ。真夏のスコールかよ。今4月になったばっかだぞ。やっぱり地球はおかしいのであった。1号線まで戻ってきたら、またピーカンになった。もう、何だよこの天気は。

それからはなんとか雨に降られずに帰って来れた。

帰って来て、あまりにも汚いので洗車した。チェーンもクリーナーをかけて掃除してオイルをさしておいた。それにしてもFTRを単独で洗うのはこれが初めてだな。いつもはCBやCBRのついでに洗ってたもんな。洗車を済ませて納戸に格納した。それから、安藤裕子の新譜を買いに行った。


本日の出費

マクドナルド 220円

温泉 510円(温泉500円ロッカー10円)

あんまんとお茶 253円


本日のFTR223の走行距離 100キロ

累計のFTR223の走行距離 14380キロくらい



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