博士ダブルの諏訪温泉で露天掛け流し

5月19日(土)

物心ついてからSFが好きだった。小学生の時に読んだヴェルヌの「海底2万里」とウェルズの「宇宙戦争」をきっかけに、SF小説にのめり込んだ。学校の図書館にある岩波のSFこども図書館シリーズをほぼ全巻読破した。クラーク「海底パトロール(海底牧場)」スミス「宇宙船スカイラーク号(宇宙のスカイラーク)」ベリヤーエフ「合成人間(ドゥエル教授の首)」、そしてバロウズ「火星のジョン・カーター」この「火星のジョン・カーター」の主人公、ジョン・カーターこそ、オレにとって最初のヒーローだった。マジンガーZより仮面ライダーよりウルトラマンより、最初のヒーローだった。時は流れ、青春を謳歌するネクラ少年に成長したオレは、ガキの頃読んだSFの原書を読みまくった。「火星のジョン・カーター」は、なんと全11巻にもなる大シリーズだった。全巻揃えて読む金がない。だって、銀河辺境シリーズだろ、ジェイムスン教授シリーズだろ、ウルフガイシリーズに妖星伝にグイン・サーガにその他諸々、そうそう、ペリーローダンもあったな、これ以上、シリーズ物を読み出したらえらいこちゃ。でも1巻「火星のプリンセス」を買って読んだ。デラ面白かった。しかし、その続きが気になる気になると思いつつ、買えんかった。そして月日は流れて、清く正しいネクラ少年は清く正しいヒネタおっさんになった。そして、ある日、テレビであの映画の予告編が流れた。なんと、罰当たりにも、レッド・ツェッペリンの音楽をBGMに使いやがって、なんちゅう映画だと思ったら、タイトルはそのものズバリの「ジョン・カーター」だった。あの「火星のプリンセス」の映画化だった。迷ったあげく見に行った。サイコーの映画だった。原作本をもう一度探した。そしたら、創元推理SFで火星シリーズ初期3部作が1冊にまとまって売ってた。迷ったけど買った。サイコーに面白かった。30余年を経て、ようやく火星シリーズの読破が始まった。
と、何でこんな話をし始めたかと言うと、棚上げされてた問題、CBR600RR/ABSのコードネームが”Hercules”のままだった件だ。これは仮決定で、いいのがあったらそれに本決定しようということだったんだが、なかなかいいのがなくてそのままになってた。1年以内に決まらなかったら、このまま”Hercules”でいこうと思ってたんだが、遂に、本決定のコードネームを見つけたのであった。1年以上経っちまったんだけどさ。そう、そのコードネームは、もちろん”John Carter”である。ジョンカーター。これがCBR600RR/ABSのコードネームである。なんちゅうかっちょええんじゃ。ホレボレしてしまうな。ということで、オレのジョンカーターでツーリングに出撃だ。


さて今回の出撃先であるが、6月号の温泉博士はすばらしいラインナップなのである。気になってた温泉がズラリと並んでいるのである。諏訪温泉や平湯温泉に穂高温泉とヨダレもの。全部入ったるぜ。手始めにどこから行こうか。で、よく見たら諏訪温泉のホテル鷺の湯は諏訪温泉の片倉館と同じじゃん。ここは黒豹ダブルダウンですよ。ダブルダウンとは1発の銃弾で2人の敵を倒す黒豹=特命武装検事(失笑)黒木豹介の必殺技である。一冊の温泉博士で2つの温泉に同日に入る必殺技でもある。ということで、ここに決定。
さて当日朝5時に起きて、いつもの通り気象庁のサイトで天気を確認すると、長野県はほぼ全域快晴が朝から晩まで続くのだった。このようなツーリングに行けと言わんばかりの日に行かないでどうする。絶対に行くぜ。まっちゃんが起きてきたのでタマゴトーストを作ってもらって食って、いざ出発であるぞよと実家ガレージからジョンカーターを引っ張りだそうと思ったが、よく考えたら片倉館は10時から営業だが、ホテル鷺の湯は13時からの日帰り入浴営業である。この間、3時間。あまり早く行ったら時間が余るな。片道4時間だから7時頃に出たら11時着、12時まで片倉館、12時から、そうそう、あそこはおぎのやの峠の釜飯売ってたから、それを買って食って、13時まで昼飯時間だよ、そして13時に丁度いい案配でホテル鷺の湯の温泉に入ればいいじゃん。カンペキな作戦じゃん。やっぱ、オレってあったまいいー。じゃあ、実家のコーヒー飲んでこ。ブルボンアルフォートが買ってあったので、それを食いながらコーヒーを飲んだ。やはりブルボンアルフォートはうまいぜ。食って飲んで桃太郎(雄猫4歳)をからかって、その後、7時ちょっと過ぎにガレージからジョンカーターCBR600RRを引っ張りだしてエンジン一発始動、暖気を済ませて出発した。


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まずはガソリンだ。19号のいつものコスモ石油に行く。例によってメール会員画面だった。またまたケータイを取り出して、どのコスモ石油だったっけえーっとえーっと、とメールを探してようやく見つけて、パスワードを確認したんだが、ゾロ目だった。あれ、いつもはランダムに数字が並んでたんだが、今回は手抜きだな。覚えにくいとクレームがきたのかな。なんでもいいや。入力してメール会員価格で給油だぜ。メーターが140キロくらいで、給油は7リットルくらい入った。だいたいリッター20キロ。いつもの燃費だな。ちなみにハイオクリッター151円。給油を済ませてらガソリンスタンドを後にする。
19号線に出て、多治見方面に向かう。快晴のドピーカン、雲ひとつない気持ちいいぜ。サイコーだぜ。ガンガン走って行くぜ。道路脇の電光掲示板の温度表示も15度前後で、先週とはえらい違いだな。先週は8度9度だったもんな、冬だもんな。今週は春っぽい気候でたいへんよろしいです。今後もこの調子でお願いします。出来たらこの気候のままで11月くらいまでお願いします。
フンフンと上機嫌で走っていると、後ろから真っ黒なクライスラー300Cが迫ってきた。おお、さすがアメ車は迫力が違うな、押しが強いな、などと思いつつ、道を譲った。生意気そうなヤンキーが運転してたが、わりと紳士的に走って行くので、なんかもっと横着な運転しても許されそうなキャラのクルマなんだが。その後から、クルマの間をぎゅいいーんとぬうように、車線変更を繰り返しながら前へ前へ無理矢理進もうとする行儀の悪い運転をする、三河ナンバーのTOYOTAクラウンが現れた。運転してるのはじじいだった。行儀のいいアメ車の若者と行儀の悪い国産高級車のじじい。なんか日本の世代間問題の縮図を見てるようだな。
内津峠を越えて多治見、土岐、瑞浪と19号線を北上する。途中、コンビニに入ろうとして、道路脇のコンクリート製の縁石に乗り上げてるクルマを見た。あれ危ないよね。オレもたまにやるけどさ、見えなんだよね。縁石だけだと。ちゃんとガードレールもあればわかるけど、縁石だけだと背が低いもんで見えん。で、乗り上げる。だいたい、あの縁石設置って意味あるのか? あの縁石が並んでたって、クルマが突っ込んでくるのを防止出来るわけでないし、見えにくいから引っ掛けるだけだし、いい事ないじゃん。それでも設置されてるってのは、なんかこういうところにも大人の事情が見え隠れするんだよな。グルーミング道路と同じだ。
瑞浪の何とか陸橋の辺りに広がる田園地帯に、新しく道の駅みたいなのが造られてた。6月20日開店だそうです。名前は「きなあた瑞浪農産物直売所」というのだけれど、「きなあた」ってのがぱっと見たとき別の言葉に見えるんだけど。もうちょっといいネーミングなかったのかなあ。
恵那に入った。マクドナルドに寄るかどうするか考えたが、暖かいし、まだ腹も減ってないし通過した。その先、4車線化工事が順調に進行中の辺りは、いよいよ工事も佳境で、複数の工事業者のたくさんの人が忙しそうに活動してた。しかし、こういう工事って大変だよなあ。いろんな会社のいろんな人やいろんな行政やら絡んで、複雑怪奇な工事行程、やってるほうは何がなんだかわからんのじゃないかなあ。それでもちゃんと完成するんだからたいしたもんだ。なにしろ、早くここが完成して欲しいよ。そうしたら順調に流れるようになる。ここはいつも渋滞するからな。


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中津川を過ぎて、いつものドライブイン元起でトイレ休憩にした。天気もいいし調子よくドンドン走っちゃいそうだったんだが、あまり早く諏訪に着いても時間が余るからな。前回、CBRで行った横谷温泉の時みたいに、楢川までノンストップとか言うアホな事は今回はしないぜ。ちょこちょこ止まりながら進むぜ。で、トイレを済ませる。ケッタマシンの2人組が、同じくトイレ休憩してた。で、貼り出してある長野県岐阜県の地図を見て、なにやらこの後のルートをどうするか検討している様子だった。バイクに戻って、鉄パイプで造られた看板が建ってるので、何の看板がこんなごっつい強固に造られてるのかと思ったら、例の大人気のサンドウッチバイキングの看板だった。しかもパワーアップだそうですぜ、お客さん! パワーアップしたサンドウッチって想像つかんが。っていうか、サンドウッチってなんだよ。サンドウィッチだろ。念のためググってみたけど「もしかしてサンドイッチ」と確認が出たよ。
トイレ済ませて再び19号線を走り出す。前を走るのがタンクローリーなんでチョースローペースなのである。慌てる旅でもないぞよ、と余裕の表情で付いて行くのだが、ええ加減タラタラ走ってると疲れてくるし、またいつぞや見たいに、角材が突然出現しんとも限らんので、ようやく現れた登坂車線で一気に追い抜いた。そしてこのままペースを上げて調子よく突っ走るぜ、と思ったら、またまた前が詰まってきた。どうなってんだクソ。タラタラ走ってんじゃねーよ。などと、年の初めにジョーに痛いめ食らったにもかかわらず、まったく学習能力がないのであった。そしたら、対向車線のクルマがパッシングしてきた。これは!? そう、果たしてその先では警視庁主催のサイン会が開催されていたのであった。おいおい、こんなところでサイン会なんて、長い事19号を走ってるが初めてだぜ。しかも、サイン会会場は未舗装の空き地じゃんか。別の意味で呼ばれたらたまらんな。先日の雨がまだ残ってて、ところどころに水たまりもあったし、バイク汚れるぞ。白バイが2台止めてあったけど、すぐ出撃できるようにというよりは、汚れないように淵の方に止めてあった。やっぱり汚れるの嫌だもんね。
サイン会の射程から離脱したので、みなさん一気にペースを上げ始めた。ようやく調子よく走っていけるのであった。気温も20度を越え、スコーンと晴れた快晴の空が相変わらず続いて、くーっ、いい感じだぜえ、とかっ飛んで行くのであった。まさしく絵に書いたようなツーリング日和なのでバイクも多いのであった。今日は懐かしのバイクバブル時代のバイクが多かったな。YAMAHA FZX750、HONDA CBX750ボルドール、Kawasaki GPZ750R、HONDA CB250クラブマン、初期型のCBR900RRなど。ハーレーとBMWも相変わらず多いな。旧車族は見かけんかったな。そんなこんなでどんどん走って行くのであった。食堂SSも越え、奈良井の大橋も越え、権兵衛トンネル分岐点も越え、いつの間にやら塩尻市に入ってた。


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腹減ってきたな。10時30分までに、高出交差点のマクドナルド19号塩尻店に行けたら、そこで朝メニューを食おうと考えていたのだが、時間的にちょっとヤバい。だったら、この辺りでセブンイレブンに寄ってなんか軽く食っておくか、どうするかどうしようか、などと考えているうちに塩尻市街地に入っていた。あ、そうだ、まずはとにかくガソリンを入れておこう。早めに入れておけば少ない給油で済むからな。価格が高いところでガソリンを入れるなら今のうちだ。コスモ石油のエネフリ店に入って、セルフ給油する。ここまで約150キロ走ってきたので7リットルくらい入るかと思ったら、5リットル弱しか入らんかった。やっぱり定値走行は燃費が伸びるな。っていうか、リッター30キロってSSの燃費なじゃねえよ。全然廻してない事がバレバレだ。高回転型エンジンはぶん回してやんないとフケが悪くなると言うから、喜んでばかりもいられんのだが。


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ガソリンも入ったので19号に戻って走り出す。セブンイレブンは通過、マクドナルドも10時30分過ぎちゃったので通過、こうなったら諏訪まで行っちゃってください。そして、先に釜飯を食ってから温泉に入ろう。そういう事で、一気にノンストップで諏訪湖まで走って行く事にした。ちょこちょこ止まりながら進むはずだったのだが。まあ、いつもの事だな。そんな感じで走って行ったら、塩尻峠からの諏訪湖の眺めが見えてきて、これは写真を撮っておこうと止まった。やっぱりちょこちょこ止まりながら進む事にしたということにしておいてください。カメラを持って、撮影ポイントまで歩いて移動して、カメラを向けたんだが、この快晴ピーカンの強烈太陽の輝きのせいで、液晶画面が全く見えん。全然見えん。何を写してるのが全然見えん。仕方がないので、ノーファインダー撮影した。初めからファインダーがないのにノーファインダー撮影って何だよ。しかし、日本の技術力を持ってすれば、炎天下でもきれいに見える液晶を造るくらいわけないだろ。なんでそういうところに技術努力しないのかなあ。特に、液晶が自慢のシャー○さんよ。そういう事やってるからとなりの国の会社に新型iPadの液晶画面の仕事を持ってかれるんだよ。ユーザーはみんな、外で液晶が見えにくいと思ってるはずだよ。ケータイとかさ。日本製は炎天下でもばっちり見えるってなってごらん。世界でも引く手数多さ。これが井上ひさし先生がおっしゃる文化武装、技術武装ってヤツだよ。


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で、諏訪湖の湖岸道路に入って賑やかしい観光地の道路を走って、片倉館まで来た。駐車場の入口のところ、元料金所の建物で峠の釜飯が販売しているはずだった。おぎのやの峠の釜飯の出張販売がしてるはずだったのだが、なんにもなかった。げげげえ、やってないじゃん。すべての計画が音を立てて崩れたのであった。おかしいカンペキな作戦だったのに。おかしいぞこんなはずはない。しかし、元料金所の建物は元料金所の建物のままであった。ガックリなのであった。仕方がないので、この空腹で温泉に入るわけに行かんので、バイクを駐輪場に止めたら、近所のヤマザキデイリーストアに歩いて行った。そこでパンとお茶を買って飲んで食った。とりあえず空腹は収まったので、片倉館に戻る。


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建物に入って、ブーツを脱いで100円リターン下駄箱に入れた。そして受付で温泉博士にハンコをもらう。女の子の係員さんが「ロッカーは50円玉が要りますのでご用意ください」と言われて、あれ、有料だったっけ? と思いつつ、財布を開けて50円玉を確認した。あったのでよし。男湯の暖簾をくぐって中に入り、ロッカー50円で荷物を突っ込んで鍵をかけた。風呂場へ移動する。時間的に開店襲撃軍勢が去った後なんで、ガラガラだった。客は他に一人だけだった。体を洗って湯に浸かるのであった。ふえー、気持ちいいな。結局なんだかんだでほとんどここまで一気に走ってきちまったので、その緊張感から解放されて湯に浸かるのはサイコーなのであった。気持ちいいので、いつもの歩行湯初めなのであった。この湯は風呂のそこに砂利が敷き詰めてあるから歩くと足の裏を刺激して気持ちいいのである。何度か行ったり来たりして、一休みしてまた行ったり来たりして、タンノンしたら出た。脱衣所で扇風機でクールダウンした。ロッカーの鍵を刺してまわしたら、50円玉が戻ってきた。あ、やっぱりリターンだった、無料だった。っていうか、受付の女の子係員さん、有料だなんて一言も言ってないよな。そして装備装着しながら考える。なんで50円のリターンなんだろ。下駄箱は100円リターンだったよな。なんでだ。ちょっと考えて思い出した。そいうえば、ここ昔は50円有料だったな。そうだ有料だったよ。それがいつからか無料になったんだ。で、そのとき、リターン式に設定を変えたんだけど、コインを100円にする設定をしてないんだよ。その名残だよ。ようし、謎は、謎はすべて解けた!


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安心して片倉館を後にして、ホテル鷺の湯の日帰り入浴まで、まだ時間があったので諏訪湖の湖岸に行ってみた。観光客がいっぱいだった。観光船が行き来してる。なんか変なバスみたいな形のも水上を進んでいた。あれはひょっとして水陸両用の観光バスじゃないか。すげーなー、諏訪にもあったんだ。ちょっと乗りたい気もする。


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見るものが無くなったので、ちょっと早いがホテル鷺の湯に向かった。片倉館のすぐ隣にあるのだ。なんかとっても敷居が高そうなホテルだなあ。ビビりながら自動ドアをくぐると、しーんと静まり返っていた。フロントまで行ったら、若い男性の係員さんが対応してくれた。温泉博士で入りたいけど時間早いねと言うと、確認しに行ってくれた。そして、しばらくして戻ってきて、もう入れますというので、温泉博士にハンコをもらって、差額500円を払った。温泉博士で無料になるのは1000円までなんだよ。でも1500円の温泉が500円で入れるのだからお得だよね。若い男性係員は案内します、と言って温泉まで案内してくれた。途中、見事な中庭がガラス越しに見えた。すごいホテルだねここは。1泊2万3万するよきっと。


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温泉まで案内してもらって、そこでブーツを脱いで暖簾をくぐって男湯に入った。高級ホテルらしい落ち着いた雰囲気。かごに荷物を突っ込んで、手ぬぐいが用意されてたので持参したのではなくその手ぬぐいを持って風呂場に行った。念のためまた体を洗って、いきなり露天風呂へ行った。ここは露天風呂が掛け流しだからな。客は誰もいない貸し切り状態だぜ。立派な中庭を見た時にピンときたが、露天風呂も中庭に勝るとも劣らぬいい感じなのである。大きめの四角い風呂と小さめの丸い風呂とあって、どっちも入って気持ちええのであった。湯温もちょうど良く、実に快適である。こりゃええわ、片倉館より断然こっちの方がええな。やはり上には上があるもんだ。600円と1500円の価格差が歴然と出るな。しかし、裏に道路があるようで、クルマの往来のエンジン音がやかましいのであった。なんか、上品な中庭風の露天風呂で風情があっていいんだけど、クルマの騒音でブチ壊し感がハンパないぞ。


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それでもタンノンした。サイコーにいい温泉だった。やはり掛け流しは湯が違うぜ。出た後のさっぱり感も違いうぜ。ここんとこアトピーの調子が絶不調なんで、そんな時だからこそ掛け流しの偉大さがわかるってもんだ。いやー、いい湯であった。
ということで、タンノンしたダブル温泉であった。出たら13時30分回ってた。高速で帰るテもあったが、これくらいの時間なら下道でも大丈夫だな。下道で帰ろう。
帰り道にセブンイレブンでコロッケパンを食って帰ってきた。

本日の出費
お茶とパン 246円
温泉 500円
お茶とパン 188円
ダブルエスプレッソ 168円

本日のCBR600RR/ABSの走行距離 360キロくらい
累計のCBR600RR/ABSの走行距離 90260キロくらいかな

やばい、タイヤが磨り減ってきた気がするぞ。

 

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