薄雲は雪山に溶ける空中露天風呂平湯

5月26日(土)

先週、新しいコードネーム、ジョンカーター号が決定したCBR600RRが出撃だったが、本当は順番から行くと、ブラックバール号CB130SFが出撃する予定だったんだよ。今月号の温泉博士がなかなか豊作で、平湯温泉やら諏訪温泉など、なかなか走り甲斐のある距離の温泉地があって、距離的にはどちらも300キロ越えなんで、CB1300の出番になるはずなんだが、いろいろ諸事情あって、分担する事にしたんだよ。で、どっちの温泉でどっちに行くのか検討したんだけど、平湯温泉はかの悪名高い平湯トンネルを潜らないかんわけで、あのトンネルは夏でも寒いとんでもないトンネルなんだが、それ以上に困るのは漏水。かつて上高地にまだマイカー規制がなかった頃、バイクで上高地へのトンネルを走ったら、雨が降ってんじゃないかというくらいひどい漏水だったが、平湯トンネルは降ってくる漏水ではなく、漏水で道路が河になってるのが問題なのだよ。あんな河のようなところを走ったら、バイクが汚れるじゃん。オレ様の美しいバイクにドロ跳ねがああby南斗紅鶴拳のユダ状態ですよ。で、この状況を客観的に見て、もしドロ跳ねがひどくてもCB1300は洗車しやすいから、平湯はCB1300で行こうと決定したんだよ。で、諏訪温泉はCBR600RRで行こうということで、あとは日時です。で、最初の話に戻るんだけどさ、本当は先週CB1300で平湯に行き、今週CBR600RRで諏訪温泉に行くつもりだったんだけど、入れ替えた。何でかと言うと、まだドコのメーカーの製品か名前を出して大きな声では言えんのだが、某クシタニの某新製品ブーツに気になるのがあって、某クシタニ名古屋東店にメールでいつ入荷するか聞いたんよ。そしたら、「情報早いっスね〜。GWまでに入りますよ、バッチリですよ」と調子のいい返事がきたわけで、それでそれを見に行って、良かったら買っちゃおう、そして、一番新しいブーツは当然、一番のバイク、旗艦のCB1300でおろさないかんということで、それを想定した上で、週をずらしたんだよ。そして、某クシタニ名古屋東店に電話して確認したら「あー、あれねー、まだ入ってないっス」と軽く言われてしまった。その上、Twitterで某クシタニの公式アカウントにコメントもらったら買うぜとまで宣言したのに、某クシタニ側からは全くノーコメントだよ。ハラ立つわあ。もうやっとれんわあ。どうしてくれよう、ツーリングに行こう。こうしてツーリングに行く事になった。ブーツはもちろん、クシタニのK4515である。

さて、そんなわけなんで、今回の目的地は平湯温泉穂高荘、平湯なのになぜに穂高なのかよくわからんが、前回、CB1300で行った、イメージとちょっと違うプリンスホテルの隣にある温泉だ。日帰り入浴時間は10時30分からなんで、片道4時間朝7時に出たら11時には着くから待たずに入れるな。その後、前回、入れんかった喫茶店カフェマスタシュで昼飯を食うぞ。すばらしいカンペキな作戦じゃん。いつも通り5時に起きて、気象庁のサイトを確認すると、岐阜飛騨は太陽マークのみ、完全快晴じゃん。このタイミングで快晴とは、奇蹟ですよ。奇蹟。そうですよね、妖怪タケマ様もお喜びでしょう。天気分布予報も太陽色一色で、青空と雪山のコントラストがすばらしい光景を楽しめそうだな。こりゃわくわくもんだぜ。

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早速、朝飯食う。朝飯はまっちゃん特製の某掲示板で有名な鶏ハムのサラダを食った。うまかった。それから、準備して、実家でコーヒーを飲んでからガレージより旗艦CB1300SFスーパーブラックパール号を引っ張りだすのであった。前回の出撃が4月15日ということで、1ヶ月振りに出撃である。1ヶ月ぶりにも関わらず、エンジン一発始動! さすが無敵のHONDA製である。さあ行くぞ。走り出したら、久々の殿様乗りにちょっとビックリ、なんちゅうラクなポジションだ。やっぱりCB1300サイコー。よしガソリンを入れてやるぜ。いつものコスモ石油に行く。いつものメール会員ボタンを押して、ケータイのメールをチェックしてパスワードを入力、これで更に割引だぜ。ガソリンレギュラーを満タン給油する。前回約260キロ走って約13リットル入った。リッター20キロくらいだな。まあこんなもんだろ。ちなみに会員割引価格でリッター135円だった。価格高騰も多少は落ち着いてきた感じかな。

ずっしり重くなったCB1300でスタンドから19号線に出る。多治見方面に向かって走り出す。天気はサイコーにいいぞ。ちょっと雲が多い気もするが、すぐに消えてバリバリの青空になるに違いない。よーし、ガンガンいくぜ。でもジョーに気をつけろ。

内津峠を越えて多治見に入り、いつもの小泉ルートで248号に合流する。248号は今回も旧道を走るのだ。だって、この時間まだちょっと気温が低いもんでカッ飛びは寒いし、何よりもバイパスを走っても旧道を走っても、結局同じくらいの時間がかかるとわかったからな。同じ時間がかかるなら、旧道の方が走る距離が短いような気がするからガソリンの節約になるじゃん。実際に測ったわけじゃないからわからんけど。

248号線旧道を走り、県道64号線国道418号を経て喫茶モンパリが目印の、41号線バイパス高架工事中の交差点で41号線に合流する。途中、川辺町は岐阜清流国体の会場になるらしいんだが、ボート競技で有名なところだもんで、競技用のボートを積んだマイクロバスが走ってた。ボート部が練習に来たんだろうなあ。目指せ優勝とかやってのかなあ。打倒南葛(キャプテン翼)とかやってんのかなあ。熱いなあ。青春だなあ。まあ、ネクラSFプログレ少年だから全然無縁だったけどな。

そんなこんなで41号線に入って調子よくカッ飛ばす予定だったのだが、先頭の軽自動車がスローペース、チョースローペースなのであった。制限速度厳守なのであった。まるでヤマザキかセブンイレブンの配達トラックだ。そのスローペースの軽自動車がいなくなったので、おっしゃーと走って行ったら今度はスローペースな大型トラックの後ろについてしまった。これまたスローペースで走って行くのであった。で、道の駅白川を超えたところの坂道で、登坂車線があるので、そこで抜かそうと思って走って行ったら、見えなかったんだが、大型トラックの前にはもう1台大型トラックが走っていて、前の大型トラックが登坂車線に入ったのに、後ろの大型トラックは走行車線で一気に前の大型トラックを抜去り前に出ようとした。前の登坂車線の大型トラックも負けじと加速、おお、何とすごい迫力、トラック同士のつばぜり合いだ。しかし、所詮はヘビー級のトラック、この軽量快速のバイクにはかなうまい、ふふふ、この争いに乗じて、一気に2台とも抜かしたるぜ。行くぜ! でも2車線壁になってて無理だぜ。結局、抜かせなかったぜ。まあ、無理せんほうがいいと思った。

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やがて、最初の休憩ポイントの飛騨金山のデイリーヤマザキに着いた。トイレを済ませていつものサンドイッチを食おうかと思ったんだが、ここで食わずに、またまた行きつけの喫茶店サンマルティンでモーニング食っちゃう? それもいいよねー、ちょっと考えながら走るのもいいかもねー。じゃあここは缶コーヒーでも飲んどこか。100円のカフェオレを買ってバイクの近くでコンビニのポスターを見ながら飲んだ。ケチカンデーってのがあったが、なんだこれ。何だろうなあと思いつつ、誰か知ってないかと辺りを見渡した。そしたら、駐車されてるクルマ3台挟んで向こう側に、古くて機種名もわからないようなオフロードバイクが止まってて、その近くでサンドイッチを貪り食うおっさんライダーの姿が見えた。うーむ、コンビニの前でサンドイッチとかパンとか食うのは止めようと思った。

ケチカンデーの正体が分からぬまま、カフェオレを飲んだら出発する。41号線をどんどん北上していく。下呂まできたので途中給油する。今回の総走行距離予定が360キロ、若干無補給航続距離を超えてるので、途中給油が必要になる。しかし、完全に給油が必要になってから給油すると、単価の高い岐阜で相当量の給油が必要になりそれでは非経済的である。それに帰り際に給油して、ガソリンほぼ満タンでガレージに戻ると、重いバイクをガレージに入れるのが大変だ。なるべく軽量化してガレージに戻りたい。そこで早めの給油である。今回、いつもの下呂のコスモ石油で給油は約90キロ走って4リットルくらい入った。リッター148円たっけーなーおい、なんで下呂をはじめ岐阜ってこんなに高いんだ? おかしいだろ。愛知だったらハイオクが入れれるぞ。くっそー、次はもうこんな高いところ止めて、もっと安い他の店に変えたろかと思いつつ、バイクにまたがって出発しようとしたら、スタンドの女の子が「ありがとうございましたあー」とニコニコしながらいうのである。デラ可愛いのである。絶対に次もここで給油しようと思った。

天気の方はどんどん晴れから快晴になっていくはずだったのが、逆にどんどん雲が多くなっていくではないか。そのうち空は白い薄雲で覆い尽くされてしまった。なんだかテンション下がるなあ。雨が降ってくるような雲ではないし、薄雲なんで日も射してるし、でもなんだかテンション下がるなあ。テンション下がって走っていたら、対向車線のクルマがパッシングしてきた。げげっ、これは! ネズミか! スローダウンして進むと、果たしてその先には警察車輛が集合していた。何かと思えば事故だった。いったいどういう風にぶつかったのか、同じ方向を向いたクルマが2台並んで、その1台がフロントぺしゃんこだった。パトカー、救急車と消防車も止まってた。消防隊の人が交通整理してて、その指示に従って事故現場を後にした。うーむ、他人事とは思えんな。明日は我が身と思って気をつけて走ろうと思った。

次の休憩ポイント道の駅渚は通過して、久々野で41号を離脱、県道87号線でバイク泣かせなグルーミング道路の宮峠回避ルートを進む。国道361号線に曲がって美女街道に入ったら、いつもの展望ポイントでバイクを止めた。やはり、薄曇りでもやがかかってしまっているので、雪山は全然きれいに見えなかった。何とも残念だ。ここからの展望を楽しみにしてきたのになあ。しかし、まだ時間は早い、これからお昼午後にかけてきっと晴れてくる快晴になるぞ。大丈夫だ。タブン。

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バイクに戻って出発、トンネル手前で片側交互交通の工事をやっている。まだやってんだね、この工事。たしか、4月のツーリングの時もやってたよな。いったいいつまでやるのだろう。そもそも何の工事なんだろうか。表示を見ようとしたら、信号が変わって進んだのでわからんかった。トンネルを潜って反対側に出た。さて、ここからだ問題は。いつも走ってるルートは、どう考えても大回りなんだよ。いつもこの道をまっすぐ走って、T字路で、案内看板通りに平湯の方に曲がって走っていくんだけど、それがぐるうーっと回って、漆垣内町の交差点に出るんで、絶対に大回りなんだよ。だから、この先の2カ所の左折の道のうちのどちらかで曲がれば、もっとショートカットで漆垣内町の交差点に出られるはずなんだ。それを今回こそ見極めるんだ。そうしないといつまでも大回りのうつけ者になってしまうぞ。この先の2カ所の最初の左折がダメなような気がする。だから次の左折で曲がればいいはずだ。よし曲がるぞ、アレなんか変だぞ、アレ違うか? もう1つ左折があったっけ? あれれ? 私は誰ここはドコなどと考えてるうちに、いつものT字路まで来てしまった。うむむ、またしてもここに来てしまった。ここを案内通りに行けば右折なんだが、それではダメだ。よし、ここも左折してやる。やってみなきゃわからんぜ。左折して走っていったら、見覚えのある病院が現れた。あ、ここわかるよ。ここを斜めに降りていくと、国道158号線に繋がる道だよ。やった、見つけたぞ。ショートカットだ。なんだか棚から牡丹餅みたいなんだが、とにかくこれで大回りしなくてよくなった。めでたしめでたし。

大洞町で国道158号線に乗り換えて走っていく。最後の休憩ポイント、丹生川のデイリーヤマザキ通過、ここまで来たから一気に平湯まで行っちまうぜ。雲は全然晴れないまま、ウネウネ山道を走って、乗鞍スカイラインの分岐点も越えて、漏水が河となって流れるといううウワサでもちきりの平湯トンネルに突入した。一気に通過してやるかと思ったが、やはりウワサ通り、トンネルの最後の方に河が現れた。じゃばばばーんと河に突っ込んでしまった! オレ様の(以下同文ですので略させていただきます)

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こうして、七難乗り越えてようやく、風来坊さんが愛して止まない平湯キャンプ場を有する平湯温泉にたどり着いたのであった。いつも通り、平湯バスターミナルの駐車場にバイクを入れる。4月に来たときは、有料駐車場としての管理棟がなかったが、オンシーズンに向けて再び設営されたようで、見覚えのある小屋が入口に建ってた。しかし、中には誰もおらず、「90分まで無料」と表示があった。90分無料といったって、だれが時間をカウントしてるわけでもないので、実質的に今の段階ではまだ無料のようだ。

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バイクをバイクの場所に止めて、まずは腹ごなしである。結局、サンマルティンを通過しちゃったので、ここでそばを食う事にした。建物の中に入って、カウンターでかけそば450円を注文する。3分くらいかかるでねと言われて、セルフサービスのお茶を持ってきて飲みながらまった。3分後にかけそばが出来たのでもらってきて席に着いて食った。うまいな。450円でこれならべリーグッドですよ。

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食ったらいよいよ温泉だ。バイクに戻って温泉セットを持って歩いていく。途中、昼飯を食う予定だった、前回見つけて入れんかったもんで今回は絶対に入ろうと思ていた喫茶店カフェマスタシュの横を通って、しまったここで昼飯を食おうと思ってたのに何でそば食ったんだろう、と自問自答しつつ、まあ、食っちゃったもんはしゃあないなとそうそうに結論を出して、その先の、平湯プリンスの隣と思ってたらもっと手前にあった、平湯なのになぜか穂高荘を発見、建物に入った。

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そしたら暗くて誰もいなかった。フロントもしーんと静まり返っていた。どうしようと思ったが、勇気を振り絞って「あのーすいませーん」と声をかけたらとても優秀で仕事が出来そうなぱりっとした男性係員が出てきた。温泉博士で温泉入れますかと聞くと、「日帰り入浴はこちらの建物ではなく、あちらの方、今トラックの陰で見えなくなっておりますが、あちらに坂道がございましてその上に穂高荘倶楽部という建物がございますのでそちらです」と丁寧に説明してくれたにもかかわらずさっぱりわからなかったのでもう一度聞くと「あのなあ、そこにトラックが見えるだろ、見えるか? ボンクラ、見えるだろ? あの向こうに坂があるんだよ、その坂を上ったら穂高荘倶楽部、ほだかそうくらぶだ、わかるな? そこが日帰り温泉だ、わかったか? わかったらさっさと消えな、おっさん」と更に丁寧に説明してくれたのでよくわかった。お礼を言ってその建物の方に歩いていく。着いた。立派な建物だった。

中に入ったら、履物を脱いでスリッパを履いてくださいと書いてあるので下駄箱のあるところへ行ったが、小さくてロングブーツは入りそうにない。仕方がないので1足づつ下駄箱に入れた。あ、違う、違うよ、また怒られちゃうよ、CB乗りのプロ靴屋さんに怒られちゃうよ、片方づつ下駄箱に入れたんだよ。靴は両足分で一足って言うんだよ。今まで知らなかった人、勉強になったね。

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そんでもってフロントに行くと、おねーさんがいて、下駄箱のキーとロッカーキーを交換で渡された。そして、まずは、ここの右に更衣室があるのでそこのロッカーに貴重品を置いてきてください、そしてまたここへ戻ってきてください、というので更衣室に行った。そこは更衣室だったが更衣室といっても何を更衣するわけでもないよな、それともここで浴衣に着替えるのかと思ったが、単なるロッカーだけだった。っていうかさ、このロッカーどう考えても元々従業員用のロッカールームじゃん、それを貴重品ロッカーにして意味わからん。とりあえず、ウエストバックと革ジャンを脱いでロッカーに仕舞って鍵をかけてフロントに戻った。そしたらおねーさんが、地図を出して場所を説明してくれた。「ここの左の(以下略)」と説明してくれたが、あまりにもややこしいので全然わからんかった。「この地図をお持ちください」というのでちょっと安心した。地図を持って温泉まで行く。手ぬぐいも貸してくれた。よし、いざ迷宮に挑むぞ。迷ったらどうしようと思いつつ、歩いてく。しかし、地図のおかげで無事3階にある温泉の暖簾前まで来れたよ。で、そこでハッと気がついた。しまった、コンデジをウエストバックに入れたままじゃん。写真が撮れないよ。戻る事も考えたが、再入場できなかったらどうしよう、おねーさんが「一旦出られると再度料金がかかりますがよろしいですか」などと言わんとも限らんので、まあいいかと諦めた。っていうか、そんなことあり得んのだけどさ、戻るのメンドーだったし。

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で、暖簾を潜って中に入った。実にいい感じなのであった。入浴料1200円も料金かかるだけのことはあるな。かごに荷物を突っ込み、風呂場に移動した。まずは洗い場で体を洗って、それから内湯に浸かった。気持ちいい。加水のみの掛け流し、温泉のにおいもいいし湯触りもいい。ちょっとぬるいな。それから露天風呂へ行ってみた。おおーっ、すばらしいぞ。いつの間にか青空が広がっているではないか。やはり雲は晴れた。そしてその眼下に広がる露天風呂は3階と言う高層階にまるで空中庭園の如くまさしく桃源郷だ。よほほーいと貸し切りでどんぶらこと入ったら、こっちの湯は内湯と比べてぬくぬく丁度いいじゃん。こりゃ気持ちええ、このままここでチンボツだ。きもちええー。

タンノンしたので出た。脱衣所でクールダウンして服を着て、地図を見ながら来た道を戻る。無事迷う事なく1階のフロントまで戻ってきた。ロッカーから貴重品を取り出して、フロントにキーを返して下駄箱のキーをもらって下駄箱からブーツを出して履いて温泉の建物を出た。

建物を出たら、また空は薄曇りに覆われていた。なんかまたテンション下がってきて、まあ、温泉が気持ちよかったからもう帰ろうかということになり、結局、喫茶カフェマスタシュにはまたしても入れずじまいだった。その時、当分入れそうにないような気がすると思った。ターミナルの売店でお土産にお味噌を買った。バイクに戻ってシートの下に格納したらエンジン始動、出発した。帰り道、金山の辺りでネズミ捕りやってた。最近ネズミ捕り多いな。それも、これまで見かけた事もないような所でやってる。これからは、これまではやってた事見た事ない、という所でもやる事があるので気をつけないといかんな。

帰りにコンビニでお茶を買った。98円だと思って、小銭を数えたら97円しかなかった。仕方がないので100円玉を出したら「93円でーす」と言われた。値札を見間違えたようだ。小銭で出せば良かった。やっぱり100円は大銭だよな。

家に帰ってから、まっちゃんに下駄箱の鍵の話をしたら、一方の鍵をもう一方の下駄箱に入れて鍵をかければフロントに渡す鍵は一個で済むじゃん、と言われた。

本日の出費
缶カフェオレ 100円
そば 450円
温泉差額分 200円(温泉博士で無料になるのは1000円まで)
お土産の味噌 450円
お茶 93円

本日のCB1300SFの走行距離 360キロくらい
累計のCB1300SFの走行距離 59670キロくらい

まもなく6万キロ!

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