超極寒の木曽街道はたそがれの天神温泉
12月2日(日)
「私は冬が嫌いだ。冬は人を消極的にする」ディック・フランシスだったか、キャビン・ライアルだったかの小説の主人公が言う台詞なんだが、当時のネクラSFプログレ少年には、実感がなかった。あえて言うなら、みんな仲良く休みをエンジョイしているであろう夏の方が大嫌いだった。だって遊んでくれる友達がいなかったんだもーん。だいたいさ、ガキのこの頃からインドア派でさ、ケータイのCMにもあったじゃん、「ママは山派? 海派?」「ううん、家派」っての、まさにあれだったね。趣味ってのは、プラモデルや鉄道模型、そして読書と家の中で出来る事ばっかりだった。だから夏は扇風機、冬はこたつに入って出来たもんね。暑いとか寒いとか、好きだ嫌いだなんて感覚なかったんだよ。ましてや、消極的だの積極的だの意味不明な言葉だったよ。でもね、人間、いつかは大人になるって事でさ、要するに、いろいろな事が少しづつわかってくるワケよ。で、この「私は冬が嫌いだ」発言の趣旨ってのが、大人になって、ライダーになった時に、まさしくその言葉の意味を実感できるようになったんだよ。原文はもっとカッコいい言い回しの台詞なんだけどさ。たしかディック・フランシスの「血統」だったと思ったんで、昨日、実家の書庫からハヤカワ文庫の緑色の背表紙の「血統」を探してぱらぱらと中を見たんだけどさ、わかんなかった。だから違う本の台詞だったかも知れん。ちなみに、この「血統」主人公はいわゆるスパイなんだけどさ、ヒロイン役の娘ほどの歳の違う美少女にラストシーンで「また会いたいわ」「またいつか会えるさ」「たびたび会いたいのよ」なんて言わせちゃうクソにくたらしいなあうらやましいなあ。
とにかくそういう事なんだよ、「冬は人を消極的にする」寒いから縮こまっちゃうんだよ。こたつに入って動けなくなるんだよ。ライダーにとっては大変厳しい時期なのです。というのも、この12月に入ったとたんの長島スパーランドの急降下スライダーみたいな気温の低下はなんじゃ。先日、ついに我が家もガスファンヒーターを起動させちまったぜ。対寒気防衛の最後の兵器、ついに起動させてしまった。もうこの後はないのだ。それくらい追いつめられた寒い日、なんでツーリングに行くなんて言い出したんだろう。っていうかさ、なんで元来完璧なインドア派だったネクラ少年がライダーなんかやってんだろうな。ライダーってカッコいいもんだと思ってたんだがなあ。菱木研二も巨摩郡も沢渡鷹も東条鷹も早川光も飛葉大陸も長尾泰三も、バイブルとなったバイクマンガの登場人物はみんなカッコいい。ああそれなのにそれなのに、カッコいいなんて要素のかけらもないネクラ少年が、このクソ寒いのに走るぜ行くぜツーリングだぜなんてほざくバカモノライダーになってしまったのか。人生とはかくも摩訶不思議なのである。まあなんでもいいや、イヤッホー、バカモノライダー最高だぜ。インドア派からアウトドア派に宗旨替えさせた素晴らしき乗り物、バイクに乾杯。
ということで、消極的になりがちな冬の寒波に宣戦布告だぜ。土曜日は朝から雨が降ってたもんで行けんかったんで、日曜日に行くぜ。朝5時に起きて気象庁のサイトを確認すると天気はビミョーであった。でも早めに帰ってくりゃいいだろ、とチーズトーストを食って、出発準備なのであった。予報によると、本日の最低気温がマイナス2度、最高気温9度だもんで、厳戒態勢の防寒装備は必須である。その為に選択した装備は、上はプレミアムコットンTシャツ+ヒートテックTシャツ+ミズノサーモブレス長袖+ヒートテックタートルネック+プレミアムライドダウン+ゴアウインドストッパーの完全防御。下はミズノサーモブレスモモヒキ装着である。これより強力な防寒が必要になったら、究極最終兵器クシタニツーリングワンピースに登場していただくさ。今回はその一歩手前と言う防寒体制で行くぜ。で、歯を磨いて顔を洗って、寒いんでガスファンヒーターの前で着替えよと思い、装備を全部もって来たんだけど、モモヒキがないんだよ。ミズノブレスサーモのモモヒキがない。ミズノブレスサーモだぞ。ユニなんとかってとこがコストダウンに材料ケチって偶然できたヒートテなんたらと格が違う。完全に保温機能のために作り出された特殊繊維で作られたブレスサーモ、おお、アレがなくては出撃できない。うおーうおーと叫びながら探してたら、まっちゃん「何探しとんの」「ももひき、ももひきがない」「ああ、ナンタラにあったよ」「マジ」まっちゃんに言われたところを見たらあった。「ちゃんとしまっとかんでそういうことになるんだわ」よかったよかった。これで出撃できる。出かけにすったもんだがありましたが、装備もカンペキ、実家ガレージに行くと、オイル交換をすませて洗車してチェーンに給油、タイヤ空気圧調整の完全メンテ済のCB1300SFスーパーブラックパール号を引っ張りだす。エンジン始動で発進である。
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まずはガソリン給油である。ギュイーンと走ってコスモ石油に向かうが、走り出して2分で凍り付き。指先感覚無し、足先感覚無し、シールド曇りまくり、全身硬直ヤバ過ぎる。それでもコスモ石油まで行ったら、何ですかというくらい混雑してて、こんなに混雑してるの初めて見たよ。給油機がバイクの左側でないと給油しにくいんだが、空いてる所がないので仕方がない右側に止めた。入れにくいなあと思いつつ、給油しようとしたら、反対側のクルマが出たので空いた。これは幸いと移動して、そこで給油する。前回300キロで13リットル給油の好燃費である。価格は141円、当然メール会員価格だ。満タンになってずっしり重くなったCB1300で19号線に走り出す。さっぶー。
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19号線を多治見に向かう。雲が多少あるが青空が広がっており、今日1日くらいもつんじゃないかと思わせる。月が出てるし。寒いけど、ブレスサーモのおかげで体はそんなに寒くない。暖かいよな、ブレスサーモ。寒いのは指先足先だ。やっぱりグリップヒーターを導入すべきなのか。でも、賛否両論なんだよね。文句無しに暖かいという人もいるし、指先は冷える、手の甲は冷えるという人もいるし、熱いから汗をかくから逆に冷えるという人もいる。だから夏の手袋にした方がいいという人もいる。もう3、4年迷ってるんだけどさ。機能云々の問題もあるけど、問題は取り付けなんだよ。自分でつけらんなきゃ意味ないじゃん。夏は外すもんだろ。冬に付けて夏は外す。それをできんと。でも自分の電気関係の知識は田宮模型の動く戦車のモーターの配線知識レベルなんで、やれる自信ないよ。変な付けかたしてバッテリー死んだら大変だ。高いんだよバッテリー。バイクのバッテリーは3万くらいするもんな。やっぱりやめとこ。こうして凍り付く指先を信号待ちでエンジン保温する日々が続くのであった。
1時間走ったら天は我々を見放した八甲田山になってきたから、恵那のマクドナルドに緊急避難した。バイクを日のあたる所に止めて、手袋を外すのに感覚がないもんですげー苦労した。ヘルメットを外すのにもすげー苦労した。それらを抱えて、マクドナルドに入った。そしたらカウンターで女子高生が2人注文してた。きゃっきゃと楽しそうなのであった。女の子は元気だ。続いて自分が注文の番になった。そういえばマクドナルドのメニューが消滅したと世間は大騒ぎなんだが、ここはちゃんとあったよ。壁のメニューもカウンターのペラ1のメニューもあった。で、いつものコーヒーとチキンマフィンを注文したんだが、チキンマフィンはメニューに載ってなかったので、えーっとテレビでやってるチキンのマフィンと言ったらわかってくれた。で、すぐ出来たのでトレイの乗せて席に着いた。バイクがみえる所の席を取ったら、偶然、女子高生2人組の隣だった。女子高生の楽しそうな会話が聞こえたんだけど、何をしゃべってるのかさっぱりわからんかった。ギャル語についてけんな。自分もガキの頃、親や先生に何しゃべってるのかわからんと言われたけど、アレがそうなんだなあと思いつつ、ホットコーヒーで感覚のなくなった指先を解凍するのであった。ようやく指先の感覚が戻ってチキンマフィンの紙をめくれたので食った。食って暖まったら何とか生き返ったので出発する。
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マクドナルドを出たらそのまま19号線をどんどん北上する。さて、ここまで来たんだが、この先どうするか。いや実は今日は温泉博士で青山メナードに行くつもりだったんだよ。超高級リゾートに行くつもりだったんだが、超高級リゾートの超美人の受付のねーちゃんがいる温泉に入るつもりだったんだが、超高級リゾートの、超美人の受付のおねーちゃんに、また来たわ、ビンボー人のヘンタイライダーと侮蔑の視線を送りつけられて温泉に入るつもりだったんだが、超美人の受付のおねーちゃんにハイヒールで踏まれてもっと踏んでください女王様と悶絶するつもりだったんだが、海岸沿いは雨が降る予報だったんで、三重方面は行けん。そこで、どうするか考えた結果、先週41号線、その前に156号線を走ってるから単純に今日は19号線を走って、走りながら考えようと走ってたんだよ。でも、全然考えてないじゃん。こんなに寒くちゃ頭働かんわ。フツーでも働いとらんのに、この状態で働くわけねーだろ。そういう意味では宇宙飛行士になる人ってすげーな。宇宙は絶対温度0度だぞ。そんなクソ寒い所で難しい作業するなんて常人には無理だろ。いや感心してる場合じゃないぞ、行き先、考えないかん。候補はいくつかあって、南木曽温泉木曽路館か阿寺温泉恋路の湯か御岳の温泉か、どれもいいがどれも決め手に欠けるなあ。木曽路館は11時からで時間的に合わない。恋路の湯は循環加温消毒で入る気がしない。御岳は路が凍ってないか心配だ。うーん、困った困った、などと思いつつ走っていったら、目前に雪を冠った山が現れた。おお、この時期にこっちに来るとこういう素晴らしい光景があるのでいいよね。今日は寒いから空気が澄んでるみたいでよく見えるのだ。バイクを止めて写真を撮った。撮影してると急激にもよおしてきた。いかん、トイレはどこだ。そうだ、もうちょっと行けば寝覚の床だからそこでトイレにしよう。19号に戻ってカッ飛ばす。おおっと、ヤバいぜ、この路線は最近長野県警さんが出張ってきてるからな。ネズミに捕まっちゃあかなわんぜ。ゆっくりゆっくり、それでいて急いで走っていくのであった。
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寝覚の床に着いた。お土産屋の前にバイクを止めてトイレに行く。クルマが何台か止まってて、御岳に修行で登山するみたいな格好の人もいた。これから登るのかなあ。寒いのによくやるなあ。トイレの中が暖房がよく効いててすごく快適だった。すませてからもしばらくここで暖まっていたいくらいだったが、トイレにいつまでも常駐してるのも異常なんでやめた。バイクに戻って、さてどうするか、マジで考えようとシート下から温泉博士と地図を取り出した。この付近に今月の温泉博士対象の無料温泉はなかったはずである。であるのだが、自分の脳みそこそ信用出来んものはないので、もう一度確認してみようと思った。そしたら長野県に天神温泉というのがあった。木曽駒の国民宿舎だ。あれ、これって聞いた事あるところだぞ。そうだ思い出した。以前、木曽駒高原ホテルに行った時に、途中で見かけた。すごいいい感じにたそがれてる温泉旅館だったよな。おお、ここに行こう。まさしく、すぐそこじゃんか。時間的にもちょうどいい。帰りも時間がかからんだろうから、天気が崩れる前に帰れるはずだ。
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そうと決まったら行くぜ。カッ飛びだぜ。寝覚の床をロケットスタート、トンネルをくぐって御岳への交差点を通過し、水車そばのある交差点まで来たらそこを曲がって木曽駒高原方面に向かった。そしたら曲がってすぐに天神温泉青雲荘の看板があったので、そこの坂道を下っていくと旅館の前についた。建物の前にある駐車場にバイクを止めた。手袋ヘルメットを取って改めて建物を見た。この前、木曽駒高原ホテルに来た時にチラッと見た感じより、実際に正面から見ると、もっとたそがれてた。いい感じにボロかった。とても旅館にみえん。どっちかというと、築60年くらい経ってる下町のアパートみたいな雰囲気だった。スッゲービンボーな漫画家とか画家とかストリートミュージシャンとか住んでそうだ。窓から猫がみえた。ここの主のようだ。写真を撮ろうと思ったら、ぷいっとそっぽを向かれてしまった。
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温泉セットをシート下から出して、建物の方に歩いていく。玄関入口をガラガラーッと開けよう、あるいはガタガタッ、開けにくいなあ、コツがいるのかな、などと言いつつ開けようと思ったら、自動ドアなのであった。思わずビックリなのであった。で、玄関に入ると、ほとんど大学寮の玄関みたいだった。いや、大学寮って行った事ないからわかんないけど、そんな感じだよ。下駄箱に靴がいっぱい、スリッパも散らかってて、受付フロントというか管理人室は雑然としまくってた。誰もいない。インターフォンがあったのでそれを鳴らした。音はしたが、誰も来ない。しばらく待ったが、やっぱり誰も来ない。もう一度鳴らした。でも来ない。待ったけど来ない。困ったな。誰もいないのかな駐車場にはクルマが何台も止まってたから、誰もいないとは思えん。おそらく宿泊客もいるはずだ。うーん、どうしようかと思ってたら、ようやく、足音がして、煙草を片手ににーちゃんが現れた。温泉博士を見せるが、この人よくわかってないみたいで、チンプンカンプン、ちょっと聞いてきますと言って奥へ消えた。それからまたしばらく待たされて、今度は電話をもって話しながらねーちゃんが現れた。「あーら、ごめんなさいねー」とニコニコしながらやって来た。そこへさっきのにーちゃんがやってきて、ようやく温泉博士にハンコをもらえた。こんなに難儀したのは初めてだ。
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すっごい家内制興行的宿泊施設なのであった。でも一応、国民宿舎なんでね。民宿じゃないんで、もうちょっとどうにかならんかと言う気はするな。まあ、国民宿舎だから生き残ってられるのかもしれん。これが民宿だったらとっくに潰れておるかもしれん。ねーちゃんが温泉までの道を教えてくれた。2階に上がったら左に曲がって渡り廊下を渡ってずーーーーーーーーっと行ったらあるから。左に曲がってズーーーーーーーーーーーーーーーーっと行くとあるんですね? そう、ズーーーーーーーーーーーーっと行くのよ。意味が分からんまま階段を登ろうとしたら、奥の方から若い男女のグループが現れて、ゾロゾロと2階に階段を登り始めたので、その軍団に混じって2階に上った。なんか大学のグループの活動で来てるのか合宿みたいなのか、それともグループ旅行で来てるのか、よくわからんが、まあ、そんな感じだった。2階に上がって、部屋の扉が並ぶ廊下を歩いていく。ズーーーーーーっと歩いていく。すると、建物の突き当たりまで来た。そこのサッシ戸を開けようとしたら、これも自動ドアでスーっと開いた。ビックリした。でらビックリだがや。どう考えてもボロのサッシ戸、これが自動で開くなんて、信じられん。一瞬、ポルターガイスト現象かと思っちまった。戸をくぐって外に出ると、渡り廊下というか橋があった。それを歩いて行く。眼下に池がみえたが、よく見たら半分以上凍り付いてた。いかに寒いかよくわかる光景であった。別棟に渡って、さらにそこをぐるりと囲むように張り出された廊下通路をさらにさらに歩いて行く。一体どこまで歩けばいいんだ。ねーちゃんのズーーーーーーーーーーーーーーーーっと行ったらある、ということがの意味がちょっと分かるような気がしてきた今日この頃、ようやく終点にたどり着いた。そこでにーちゃんが掃除してた。あ、どうぞ、と言われて、ようやくここが温泉だとわかった。中に入ったら、大きな暖簾がかかってた。色あせた水色と色あせた桃色の暖簾。くーっ、たそがれてるよ。暖簾をくぐって中に入ったら脱衣所だよ。当然、カゴオンリーだよ。100円リターンロッカーなんぞないよ。貴重品ロッカーは外にあったな。まあ、そんなもんいらんわ。何度も言うけど、一番の貴重品は革ジャン革パン、そして革ブーツじゃん。貴重品ボックスに入らん。
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かごに荷物を入れて風呂場へ移動する。風呂場は内湯がひとつのみ。内湯は4、5人くらい入ったら満員の小振りな湯船だ。露天風呂は休止中だそうだから、ここに入るだけだ。体を洗って湯に浸かる。冷えきった体が解凍されるぜ。くううううう、気持ちええ。たまらん。これだから寒中ツーリングはやめられん。小振りな内湯のみのしょぼい温泉だが、木でできた湯船がいい感じなんだよ。匂いが、こうなんていうの、温泉の匂いと木造の湯船の木の匂い、それがブレンドミックスされて、今で流行の言葉で言うなら癒し効果っての、マイナスイオン効果っていうのかな、非常に居心地がいいのである。ゆっくり浸かってじっくり暖まった。
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何も考えずに湯に浸かってチンボツしそうになってた。いつまでも浸かっていたいがそういうわけにもいかん。午後には天気が崩れ始めるから、雨になる前に帰ろう。タンノンしたら湯を上がった。ぽかぽかになった。装備装着、脱衣所を出たら来た道を延々と戻って、またしてもポルターガイスト現象的自動ドアをくぐって受付まで戻った。ねーちゃんがいたのであいさつしてからバイクに戻った。来た時より行くぶんかは暖かくなったようなんで、今のうちにさっさと帰ろう。大学生風のグループが、玄関前で記念撮影してるのを横目に出発した。
実にいいたそがれ温泉に入れたので、上機嫌で帰りにそばを食ってこかなあと思ったんだが、19号線に戻って帰路についたら西の空が真っ黒だった。ヤバい。想定以上に早く天気が崩れそうだ。これは一気に帰った方がいいな。でも途中でお土産に味噌を買ったけど。
で、一気に帰って来て、帰って来てから雨が降ってくるはずだった。それで間一髪だったぜ、とツーレポを締める予定だった。が、現実は土岐でぱらつき始め、多治見で本降りになり、ザーザー降ってる中、おうちに帰って来た。
サイアクだった。革ジャンのメンテしなかん。
本日の出費
マクドナルド 200円
お土産味噌 800円
本日のCB1300SFの走行距離 240キロくらい
累計のCB1300SFの走行距離 64150キロくらいかな