プレGWの大混雑に海津

４月２６日（土）

いやはやなんとも、ついさっき、ほんのついさっきですよ、正月休みも終わっちゃったなあー、あー、また無味乾燥な不毛の日常が続くんだなあ、次のお楽しみはゴールデンウィークかあ、あー長いよなあ、３ヶ月もあるじゃん、いや実質的には４ヶ月じゃん、４ヶ月ってことは半年じゃん、半年ってことは、もう１年と変わらんじゃん、あー長いなあ、耐えられないなー早く来ないかなー、なんて思ってたのに、いざ、来てみると早いもんですよ。もう、ゴールデンウィークが目と鼻の先ですよ。ヤバいですよ。何も決まってないですよ。ゴールデンウィークの計画ですよ。いや、案はあるんですよ。案はね。あんはやっぱりこしあんに限るのである。しかし、ヤマザキ高級つぶあんパンは別なのである。あれはおいしいから許すっていうか、結局おいしかったらこしあんだろうがつぶあんだろうがいいんだよ。こういう価値判断基準を誤った事で生じる事実認識のズレが、物事をおかしな風に見てしまうのだよ。いいか、問題は、こしあんか、つぶあんか、ではないのだ。おいしいか、おいしくないか、その問題である。おいしいこしあんもあるしおいしくないこしあんもある、そしておいしいつぶあんもあり、一方でおいしくないつぶあんもあるのである。許すべからずなのは、おいしくないこしあんとおいしくないつぶあんであり、こしあんが許せないとかつぶあんが許せないといった判断は、おいしいこしあんとおいしいつぶあんに対する冒涜なのである。そう、その通りでなのだ。あんにもいろいろあっていいのである。そこで、案である。案にもいろいろあっていいのである。実は3つの案がある。人気シリーズ最新作、温泉を巡る大冒険を繰り広げる「伊豆半島温泉三昧４」あるいは、大好評の前作から待望の続編、西日本最高の温泉を目指す「西乃名湯物語２」あるいは、待ちに待った新シリーズ登場甲斐の国を舞台に繰り広げられる「湯巡り風林火山」この3つである。さあどうするのだ。それを考えるのも大事であるが、出撃機のコンディションを整えておくのも、重要なのである。GW直前、いわばプレGWとも言えるこの時期、出撃機によるエクササイズは重要なファクターなのである。そこで、エクササイズの為にツーリングに行くのは必然なのであった。ということで、出撃機はCBR600RR/ABS、ジョンカーターである。ゴールデンウィークはCBR600RR、夏休みはNewCB1300SFと決まっているのである。しかし、いつの間にかゴールデンウィークも泊まりのツーリングに行くようになっちゃったよ。ツーリングにいかせてくれるまっちゃんに感謝しないかんのであった。感謝の気持ちはお家の事をちゃんとやる事なのだ。ゆえに、週末はツーリングなのであるが、お家の事もやってから出撃なのだ。

さて、当日である。いつものように5時に起きたら気象庁のサイトで天気予報を確認すると、晴れで気温も高めなのであった。温泉セットを準備して、まっちゃん製のツナサラダマフィンサンドを食ったら、お家の事をしっかりやるのであった。しっかりやったらちょっと時間がかかっちゃって、出発時間が予定より大幅に遅れてしまったが、まあ仕方がない。ライダーの正装、革ジャンを着て実家ガレージからCBR600RRを引っ張りだすのであった。エンジン一発始動、重低音のエグゾーストが響き渡るのであった。さあ、行くぜと思ったが、ここで問題が発生した。暑いのであった。いや、走ったら寒くなると思って、一応、ユニクロのハイネックシャツを着てきたんだけど、これやっぱり基本設計は冬服だもんで、なんかぽかぽかしてくるんですけど。冬なら心強いこのぽかぽかが、ほとんど夏日の本日は、どうしようもなく不愉快なのであった。人間の感覚とは我がままでありまして、夏装備で暑いのは我慢できるが、冬装備で暑いのは我慢ならんのである。なんか汗だくになってきたぞ。ダメだ、この服はダメ。自分の家に戻るのもメンドーなので実家の親父様に服を貸してもらう事にした。「暑いから服貸して」「いいぞ、ここから選べ」「なにこれ、ダッセーのしかねーじゃん、こんなダッセーの着てんのかよ、はずかしー」「家で着るんだから、ダッセーとかいいのだよ」「家で着るんじゃないの、ツーリングに着てくの」「そうか、ではここから選ぶ事も許可する」「えーこっちもロクなのないじゃん、あ、こっちのこれいいじゃん」「これはよそ行き用だ」「クロコダイルじゃん、これ貸して」「会員カードをお持ちですか」「え、なに、会員カードいるの？」「会員になられると特典がいっぱいです」「特典ってなんだよ」「こちらの服も借りれます」「それ家用じゃん、いらねーよ」「こちらのまんじゅうも差し上げます」「なにこれ期限切れてんじゃん、いらねーよ」ということで、会員はならずにクロコダイルのポロシャツを貸してもらって、それを着て出発した。

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さて、出発したらまずは給油なのであるが、今回は、あの昭和シェル石油のスターレックスカードが、本カードがついに郵送で届いたので、ついにそれで給油できるのである。毎回給油してたコスモ石油や出光の隣に、昭和シェル石油があるので、今日はそこへ行った。給油機の前にバイクを止めて、颯爽とスターレックスカードを取り出すと、操作画面でカードを選択、カードを挿入したら読み取り後、すぐに吐き出された。ハイオクを入れるぜ。満タンに入れるぜ。と鼻息荒くハイオクの価格を見たら171円だった。なんだと。171円ってなんだよ。ミスドのドーナッツがダウンサイジングしたとか言ってる場合じゃないぞ。リッター171円とは、いよいよガソリンの時代が終焉を告げるのではないかと恐れ戦く価格であった。っていうかさ、こんなに高いのにクルマ売れないとか若者のクルマ離れとか、あったり前じゃん。自動車業界も、もっとガソリンの価格を引き下げるように動いたらどうなんだよ。どうせ半分以上税金なんだろ、しかも二重課税なんだろ、二重課税とみんなわかってるのに是正しようとしない国家は、残業代を払わないかん事をわかってながら払わないブラック企業と変わらねーじゃん、どの口でブラック企業撲滅だの言ってるンだよクソ。しかし、ここでネクラライダーが地団駄踏んでも世の中は変わらないのであった。そうだ、だから、スターレックスカードの13円引きを有効活用しようとしてるのだよ。給油したら5リットル入ったよ。この前100キロくらい走って5リットル、燃費は20キロだな。好調好調。で、プリントアウトされた明細を見たら171円になってた。なんで、なんでだよ。なんで171円なんだよ。13円引きじゃないのかよ。くっそ、騙された。やられたよ。きっと、なんかウラがあるんだよ。細かい字で注意があるんだよ。ヘンタイライダーは対象外ですとか、Takemaオフ会に参加しない人は対象外ですとか、ヤマザキの高級粒あんばかり食ってる人は対象外ですとか、でも、もうそれを承認したって事にされてるんだよ。クッソー、地団駄踏みながらポスターの説明を読んだら、還元ってなってた。要するに、後で戻ってくるということらしい。なんだよ、それならそうと早く言えよ。店員に食って掛かるところだったじゃん。世に忌み嫌われるキレたおっさんになるところだったじゃん。

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ガソリンスタンドでの紆余曲折を経て、満タンになったCBR600RRで本日の目的地、海津温泉を目指すのであった。5月号の温泉博士は、行けるところは多いのだが、まあ、何度も行ってるから行き飽きたのが多いんだよ。わかってるよ、無料で入れるのに文句言うなってわかってるけど、毎回毎回、同じような温泉ではつまらんのであるが、しかし、文句は言えんので、その中でも、まあ、わりと気に入ってる海津温泉に行くことにしたんだよ。早めに帰って、バイクのメンテもしないかんので、あまり遠くには行けんのもあってさ。でもちょっと道が混雑しないか心配だな。

が、走り出してすぐに心配は的中したのであった。19号線も環状線もスッゲー混んでるんだよ。渋滞とは言わんが、流れがメッチャ悪くてノロノロ運転ばかりで、ちっとも進まないのであった。環状線の上を走る名二環は、電光掲示板に渋滞情報が表示されており、それを避けて一般道に走ってくるクルマが多いのかも知れないな。とにかく流れが悪くて、その上、暑いので冷却ファンがブンブン廻ってるのであった。廻りまくりなのであった。水温表示は常時100度なのであった。たまらんわ。ああ、だんだん腹減ってきた。環状線から国道155号線まで県道で移ると、国道155号線沿いの、正月のツーリングで寄ったすき家に入った。ここで昼飯にしよう。最近、すき家の突如お休みってのが多いんで、やってなかったらどうしようと思ったが、やってたので良かった。中に入ると何人かいる客は全員カウンターに座ってた。同じようにカウンターに座って、いつものたまごかけご飯を注文した。すぐに出来たので食った。カウンターが混雑してたので恥ずかしくて撮影できませんでした。食ったらちょっと落ち着いた。料金は200円＋税金で216円だった。この前220円だったような気がしたけど、また値段が変わったのかなあ。

食ったので出発。国道155号線を津島の方に南下する。毎年恒例の藤祭りの看板が出てた。そうかそんな時期だね。今度行ってみよう。しばらく走ったら、立田大橋の看板を発見、交差点で曲がった。そしたら、木曽三川公園が見えてきた。あれ、道を間違えたぞ。木曽三川公園まで来たら行き過ぎじゃん。しまった。しかも、この立田大橋っていつもすげー渋滞してるじゃん。しまったのであった、遅かったのであった。渋滞に紛れ込んだのであった。サイテーなのであった。仕方がない、チンタラチンタラと常温100度でファンを廻しっぱなしで橋の上を進んで行くと、ようやく対岸までたどり着いた。そこから堤防の道を戻って、ようやく海津温泉までやってきた。

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駐車場にバイクを止めて、ヘルメットをワイヤーロックで括り付けると、温泉セットを持って建物に入った。下駄箱は100円リターンで、ここはこの下駄箱のカギと脱衣所ロッカーのカギを交換なんで、絶対にカギをしないかんのであるが、財布を見たら100円玉がない。さっきすき家で使っちゃったよ。仕方がないので1000円札を両替した。もったいない。しかも全部100円玉になっちゃった。札が崩れると早いんだよねー。それは1万円札の事だろ、とか言わないように。で、100円を下駄箱に使って、ガキを持って受付に行った。そこで入湯税40円を払って温泉博士にハンコをもらった。しかし、これまで多くの温泉博士の温泉に入ったが、入湯税40円を別途払わないかんのはここだけなんですよ。なんでここだけは払わないかんのですかね？　いえ、別に払うのがいやとか言ってるんじゃないですよ。他の温泉だって入湯税がかかってるはずなのに、払った事ないじゃないですか。1000円以上は負担が必要ですってのも、負担なしの温泉もあるじゃないですか。この辺りの設定はどうなってるんですかね。いえ、別に文句を言ってるんじゃないですよ、ちょっと不思議だなあって思っただけです。

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温泉の方に歩いて行く。いつもなら開店10時に入るので混んでるんだけど、その朝一番ラッシュが去った時間帯なので、休憩所もガラガラ、男湯の暖簾をくぐって脱衣所に入ったら、脱衣所もガラガラまではいかないにしても空いてた。いつもはもっと混んでるもんな。出発の遅れと道路混雑で、到着が遅くなったが、そのおかげで多少、ラクできるな。ロッカーに荷物を突っ込んで、手ぬぐいもって風呂場へ行く。体を洗って湯に浸かる。気持ちええなあ。今日はちょっと暑かったんで、汗をかいた分、気持ちええ。でも出たらまた汗のついたシャツを着ないかんのだけど。

そんなこんなで湯をタンノンしたら出た。出たら暑くてクールダウンに時間がかかった。装備装着をしたら、さっさと建物を出た。バイクに戻って出発する。帰りは東海大橋ほ方から廻って帰った。途中、セブンイレブンの新店舗があったので寄って、セブン麦茶を買って飲んだ。

帰ってきたらバイクを洗車してワックス掛けた。

本日の出費
すき家　216円
セブン麦茶　100円

本日のCBR600RRの走行距離　80キロくらい
累計のCBR600RRの走行距離　14500キロくらいかな

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