ヘンタ…ライダーを囲む会 飛騨荘川サクラ作戦

4月29日(日)

新年度を迎える4月、その月末に大変なニュースが入ってきて、びっくり仰天してるんだけど、そのニュースってのが、カシオのデジカメ撤退するっちゅうって、いやそこまで厳しくなってきたんか、カシオのデジカメは厳しいデジカメ市場でも堅調に製品シェアを確保していて、ユーザーもコアなファン層が多いと思ってたんだけど、実情はそうでもなかったみたいで、確かに、ここ最近売れ筋の傾向が、高機能高級デジカメにシフトし始めてからのカシオ製品は魅力に乏しかったもんなー基本性能は実に優秀だったけど、いろんな付加価値で生き延びてきたぶん、スマホのカメラの付加価値、コミュニケーション能力という点では敵わなかったんだなあ、かといって、本気を出してきた、光学メーカーの高級コンデジにあるようなセールスポイント、例えばソニーならツァイスレンズであり、ニコンならニッコールレンスであり、キャノンなら究極のレンズシステムEOSレンズ群であり、オリンパスならズイコーレンズであり、しかし、カシオにはそれがなく、武器に乏しかったから、高級市場で敗退するのは致し方ないんで、そういう意味では、被害が大きくならないうちに、勇気ある撤退をする判断は、経営方針として間違ってはいないだろうとおもうけど、長年、カシオのエクシリムシリーズを愛用してきたファンとしてはなんとも残念な気持ちもしないでもないんだが、今やソニーの高性能コンデジDX100M3をメインカメラとして使ってるから残念とかいう立場でもないんだけど、最初のコンデジがエクシリムで、それから都合4台5台かな、エクシリムを使い続けて、選んだ理由は消去法で残ったからなんだけど、当時はメディアが複数台等しててさ、コンパクトフラッシュとかXDピクチャーカードとかメモリースティックとか、で、いまそのシェアを寡占してるのがフラッシュメモリーカードだけど、当時は混在してて戦国時代だったんだけど、価格もいまほどこなれてなくて、なるべく、いまあるメディアがコンパクトフラッシュでそれを使えるモデルが必要だったんで、それでキャノンとカシオがコンパクトフラッシュだったんで、それでどっちにするか考えて、キャノンはIXYだったもんで、IXYはね、みんな覚えてるかなAPSカメラ、あれのIXYを買ってハズレだったんで、その印象があるもんでIXYはやだな、でのこったのがエクシリムということで、初コンデジはエクシリムになったんだよ。その初号機は、レンズに虫が激突して破片が中に入っちゃってダメになったんで、今度はレンズが出たり入ったりしないモデルのエクシリムを買った。それも良かったんだけど、1泊ツーリングに行くと電池が足りなくなちゃうもんで、長持ちモデルに買い換えて、それから超望遠モデルに買い換えて、それから高機能モデルに買い換えて、それからバリアングルモニター付きに買い換えて、と、ずーっとエクシリムを使ってきた。そうして時代は高機能高級コンデジが主流となり、スマホのカメラが高性能化して、並みのコンデジは瞬く間に淘汰されてしまった以上、生き残るためにはスマホのカメラ以上の写りがセールスポイントになる高級モデルになるのは必然でありまして、しかし、カシオにはその資質が足りなかったんだなあ。故に、ソニーのRX100M3へと乗り換えちゃったんだよなあ。カシオさん、長年のファンでしたがごめんなさい。コンデジ撤退の報を受けて、それでは最後のご奉公と、最新モデルのFR100を買おうと思って、アマゾンに行ったら品切れで、ヨドバシドットコムに行ったらあったけど、何色にするか迷ってうちに売れ切れになっちゃった。みんな考えることは一緒だなあ。撤退するなら買っとけみたいな心理、廃止になるから乗っとけの鉄道臨終マニアにことを嘲られないなあ。くそう、どうしてくれよう、そうだツーリングに行こう! ということでツーリングに行くことにした。

今回のツーリングは、実は以前からオフ会やりましょうと誘っていたこじさんが、週末に行けますよーと連絡をくれたので、ゆーすけさんも誘って、久しぶりのオフ会ツーリングにしようということで、わーい、みんなで走るぞー、とひとり盛り上がっていたんだけど、こじさんのひとこと「行き先はお任せしますよ」「なんですと」まるなげかい。企画立案はこじさんがやってくれるもんだと思ってたもんでパニックですよ「なんかリクエストあります?」「別にどこでもいいですよ、気持ちよく走れて、桜の花が見えて、美味しいランチが食えるのなら、なーに簡単なことですよ」「なんですと」むっちゃハードル高いやんけ。まあ、そもそもは、自分が「みんなで臥龍桜を見に行こうよー」などと言ってた手前、基本コースが花見になるのは成り行き上当然のことなので、ではこの時期に、いったいどこの桜が生き残っているのか。文明の利器を活用して調べたら、荘川桜がまだ咲いていないようで、なんとか、予定日に満開が間に合いそうだったから、そこに行くことに決定、ランチは、某カレーが良さげだったので、それを含めて、一度偵察に行ってみようと思って、偵察してきたら、荘川桜は予定通り満開を迎えそうで良かったが、某カレーがフツーだったんで、どーしようこー仕様考えた挙句、荘川桜に行くなら道の駅荘川でなんか食えばいいんじゃないかと、実に安易な結論に落ち着いた。よし、準備は万全だ。オフ会ツーリングのツアコンの達人にアドバイスを求めたら「日頃よく走ってる知っているところを選ぶべし!」との御金言をいただいたので、その通り、日頃知ってる飛騨方面を選んで、偵察までしたんだから間違いない。鼻息荒く、週末を迎えたのであった。

そして当日、遅刻してはいかんと、朝4時に起きて準備して、まっちゃん特製井村屋あずきトーストスタンダードアバンギャルド風を食ったら、実家新型ガレージに向かう。まっちゃんが「オフ会ってなんか手土産持って行かんでもええの?」「いや、そんなもんいらんだろ」「そうなの、うちらは持って集まるからねー」「そうかなんか持ってったほうがいいかなあ」「どうするの」「どうしよ」「どうしようじゃないでしょ、自分で決めなさい」「えーっと、無しでいいや」とうことで、実家新型ガレージから、この日のために磨き上げた旗艦CB1300SFライアン・ストーン号を引っ張り出すと、エンジン1発始動! HONDAの最強インラインフォアが覚醒、雄叫びをあげるぜ! なんか盛り上がってきたよ。久しぶりのオフ会だよ。舞い上がって緊張して立ちゴケしないように注意しながら出発した。仕方ないよ、日頃はボッチライダーじゃなかった孤高のライダーだもんね。

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まずはガソリンを給油する。オフ会はガソリン満タンで集合するのがエチケットである。いつものコスモ石油に行ったら、レギュラー満タンにした。えーっと、いくらだったかな、忘れた。相変わらず、原油相場が下がり気味とか言ってる割に、ガソリン価格は下がらないなあ。もうリッタ-100円時代なんかあり得ないのかもしれん。あの時代が異常だったんあろうな。満タンにしたら重くなった旗艦CB1300SFライアン・ストーン号を、19号線を横切って集合場所の小牧に向かった。朝はちょっと冷えるけど、日中は晴れて暑くなるから、装備は革ジャンの下はユニクロプレミアムコットンシャツ+ヒートテック+ピースマコットンの3枚レイヤードで温度調整を可能とした。日曜日の朝早い時間なんで、混雑することなく、小牧までやってきて、集合場所の小牧インター店マグドナルドに着いたのは集合時間のはるか前であった。アホか。早すぎじゃん。でも遅刻するのはやばいので早めに来たらこうなった。仕方ない、中でコーヒーでも飲んで待つか。こういうときにマグドナルドの待ち合わせはいいね。バイクを駐車場によく見えるところに止めて、店に入った。コーヒーだけもらって、カウンター席に座り、コーヒーをすすりながら待っていたら、しばらくいして、モダンなデザインのアメリカンバイクが駐車場に止まった。最初、こじさんがヤマハのボルトに買い換えたことを忘れたとって、誰か分からず、ライダーが降りてきて店に入ってきて思い出した。「ども」「ども」とあいさつをかわす。こじさんはコーヒーと朝のセットを注文して、カウンター席からテーブル席に移動した。「いやあどもども」「いやあどもども」久しぶりなんで色々話も弾んだ。やはり今、一番問題なのは、いわゆるロスジェネ世代の稼ぐ力の低下にあり、そのために国内総生産が国民一人当たりで、世界第2位であったが、徐々に下落を続け、また、高齢化社会到来と共に日本衰退の兆しであるとする意見があり、そのためGDP統計に反映され欧州各国の順位が高めになっている面もるので、やはり革ジャンはカドヤであり、近年、輸出産業のために円安政策をとっているため、これがドルで計算されるGDPを低くしているかもしれないからやっぱクシタニサイコーと話が進んだところで、ゆーすけさんが現れた。「ども」「ども」「ども」めんばーが全員揃ったところで、本日のコースと流れを説明する「ザーッとこう行ってガーッとこうなってゴーッという感じで行こうと思います」「じゃあ、ぐーんという感じでビューんですか」「ドドドドども捨てがたいですよ」「ガガガーでどうですか」「じゃあそういうことで」高度な政治的レベルの話し合いで、昼飯は道の駅でケイちゃんを食うことになった。そうと決まれば出発である。全員、バイクの方に行くと、取り合えずバイクの話で盛り上がって、「やっぱりCB1300SFはいいぞ」「やっぱりNC750Xはいいぞ」「やっぱりBOLTはいいぞ」とライダーってのは結局自分のバイクが一番かっこいのである。では出発、なんてったってメンツが紳士ライダーばかりなんで、遅刻する人もいないから時間通り、7時集合完了出撃できたのであった。

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41号線に入って、美濃加茂方面に向かって走る。天気はいいし、気温はちょっと寒いけどどうってことないくらいで、最高に恵まれたツーリング日和なのであった。主催者(ようするにこのサイト管理人)が雨男にもかかわらず、この天気の良さは、こじさんとゆーすけさんが相当な晴れ男ということで、あやかりたいもんでございます。

調子よく問題なく走って、最初の休憩ポイント、道の駅にわか茶屋までやってきた。3人揃ってぞろぞろとトイレに入って、いやー、おっさんライダーはみんな近いでかんわー。この先も1時間ごとにトイレ休憩をとりますのでよろしくお願いします。もし漏れそうな時はクラクションでお知らせください。

道の駅にわか茶屋を出た一行は、長良川に沿って走る国道156号線の風光明媚な景色を楽しみながらどんどん走っていく。天気もいいのでバイクが多いな。とにかく紳士ライダーばかりなので、某CBライダーさん、某ピカピカCBライダーさん、某最近ヘルメットを新調したピカピカ CBライダーさんみたいな、みちのく一人旅になることもなく、3台揃って安全速度で進むのであった。たまに最後尾を走るBOLTがNC750Xの陰に隠れて見えんもんで、あれ、こじさんおらんぞヤバイ置いてきちゃったかなどこかでガス欠かな、などと焦ると、NCの陰から現れるのであった。

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そんなこんなを繰り返して、次の休憩ポイント道の駅しらとりまでやってきた。再び揃ってトイレに行って、それから油坂峠を縦横無尽に張り巡らされた自動車専用道の高架を眺めつつ、今、日本が直面している高速道路老朽化問題に関して議論しつつ、工事現場での高度な土木計算の不具合は相当な危険性をはらむのでどこぞで橋が4回落ちたなどと、現状に危機管理意識をどこまで高めるかが重要課題であり、NC750Xのフェアリングは大型化して高速走行するのらくちんだ、いいことだというの結論に至った。結論がでたので出発して、次のポイントに向かった。

白鳥からひるがのへ至る道は、いよいよ高度が上昇して、気分的にもハイテンションになる道なんである。くーっいい感じだぜえ、なのである。しかし、メンバーは皆紳士なので、こんなところでも紳士な安全運転なのである。途中で、キリンとかバリ伝とかあいララを読んで勘違いしてる世代のバイク乗りの方々が、ものスゴイ勢いで反対車線に割り出して強引で見るに堪えない追い越しをして走って行きやがった。ああいう走りをするのが、意外にも同世代のおっさんなんだよなー。昔は若いもんが無茶をしたもんだが、いまは大人になりきれないおっさんがああいう走りをするんだろうか、これでは日本の将来はどうなるんでしょうね、東本昌平先生。

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ひるがの高原まで来た。バイクがいっぱい集まってた。特に目立ったのがCB750Fのグループで、10台くらいの集まってた。憧れなんですよCB750FはやはりHONDAライダーにとって究極のナナハンだよね。いつかは手に入れたいんだけど無理だよな。そこでゆーすけさんとバイクのデザインと機能について議論で盛り上がった。やはり、当時のバイクのデザインがヨーロッパのモデルのつよう影響を受けた上で成り立っており、ゆーすけさんが特にその顕著な例としてこのCB750Fの優れたデザインがデザイナーのひらめきで完成したのは特筆すべき事例だというと、こじさんがそれよりも水芭蕉があるというのでみんなで見に行こうというので見に行った。

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水芭蕉も楽しんだので、いよいよ荘川桜本拠地に向かう。ここでもヌカカッみたいなこともなく安全運転で峠を越えて御母衣ダム湖の細いトンネルを抜けてしばらく走ったら、荘川桜公園に着いた。入り損ねて一回まわっちゃったのは内緒だよ。満員御礼な駐車場事情だが、バイクはふちっこに止められるのでなんとか無理矢理入った。そして、本日の目的である荘川桜に向かった。まあ、結論から言えば、散り始めであった。周辺の桜はもう葉桜で、中央にそびえ立つ2本の荘川桜のみ、まだ花をつけているが一部葉桜となていた。まあ、でもまだ見るに堪えるので、間に合ったぎりぎり間に合ったというべきか。記念写真をパシャパシャ撮ってたら、桜の花が近所のそれに比べて小ぶりなのに気がついて「花が小さいね」「そうですね」など会話してたら「これは彼岸桜って言うのよ、あそこに書いてあるじゃない」と隣で見てたご婦人に指摘された。ああ、そういえば説明の書かれた立て札は写真を撮るだけで読んでもいなかったよ。「すいませんねー3行以上の長文読めんもんで」無駄に長いだけで内容のないツーレポを書いているくせにこれである。ないようがないよう。

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荘川桜を十分に鑑賞したら、花より団子、花の次は団子ということで、道の駅荘川に向かった。予定通り、11時過ぎに道の駅荘川に到着だ。みんな紳士ライダーなので、計画通りに道の駅のレストランに入った。そして、目当てのけいちゃん定食を注文した。ごはんは大中小の中から選ぶのだけど、「大にしてでかいどんぶりだったらどうしよう」「そんなのくるわけないですよ」「そうだね」ということで全員けいちゃん定食ごはん大で頼んだ。開店早々に入ったので料理も早くできた。ご飯は大で普通だった。食ったらうまかった。ここのレストランでは日替わりでいろいろなメーカーのけいちゃんを料理しているそうで、ゆーすけさんが教えてくれた。「詳しいですね」「そこに書いてありますよ」「あれま、全然見とらんかった」なんせ注意力散漫なんで。

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食ったらレストランを出て、売店などを見て、トイレを済ませたらバイクに戻った。これからどうするか、せせらぎに行くか41号で戻るか、いろいろ考えて、労働情勢に関し、特に期間雇用社員の待遇悪化に伴い社会的安定度の低下が引き起こす経済問題や、急速かつ深刻な地球温暖化に伴う環境に配慮した企業活動の経済への影響問題なども合わせて熟慮した結果、41号線で帰ることにした。
途中、道の駅渚で休憩して、それから道の駅白川で休憩して、ライコランド小牧まで戻ってきた。そこで、移動販売のコーヒーショップで、暑かったのでアイスコーヒーを飲みながら、今回のオフ会ツーリングの反省会を開催した。やはり議題となったのは日本が迎える緩やかな格差社会化する中での教育問題で以下略。

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新しくなったライコランドを見学したのち、解散となった。

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ETCが思ったより低予算で取り付けできるようなんで、取り付けようかな。

本日の出費

マクドナルド 100円
ケイちゃん定食 1150円
アイスコーヒー 1200円(400円3人分)

本日のCB1300SFの走行距離 350キロくらい
累計のCB1300SFの走行距離 19800キロくらいかな

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