31 degrees南九州ツーリング篇

8月12日(月) 晴時々曇り一時雨

10時30分から早めに昼食をとりつつ、名探偵コナンを見てしまった。解決編までやってくれたので助かった。でなけりゃ気になってしょうがない。11時30分準備して11時45分頃ガレージを出発。いつものとおりまっちゃんと一緒にインターまで行く。ガソリン給油し12時、インターに入る。が、が、何ということだ、あれだけインターネットの高速道路情報をチェックしていたのに、いきなり小牧一宮間渋滞かよ。

たらたら行くわけにいかないので掟破りの中央線突破でガンガン走っていくと、一宮で渋滞がなくなった。しかし自然渋滞っていうのはどうして起きるのでしょうかね。不思議です。渋滞を抜けて調子よく走っていくと、だいぶ時間をオーバーしている。予定では2時間で西宮到着だったのに、栗東まで2時間かかりそうだ。急がなければ。ところがそんな行く手を阻むかのように、急に雲行きが怪しくなってきた。多賀のサービスエリアに入るかどうしようかと思ってまあいいかと通 過したと同時にそいつは恐るべき勢いで襲いかかってきた。

まさしくたらいのそこをぶちぬいた大雨。痛いんですよ。

次の甲良サービスエリアに逃げ込んだ。トイレで雨宿り。穴開きジャンパーは風だけでなく水も良く通 すので、Tシャツはぐっしょりだ。BMWの人も逃げ込んできてびっくりしてた。それでもしばらくすると雨脚も落ち着いてきたので出発する。しかし、また降ったり止んだりで参った。14時30分予定より遅れて西宮につくが、その後はスムースに行けたので15時過ぎにはフェリーターミナルに着いた。初めて来たのでちょっと迷ったが、係りの人に案内してもらい、乗船待機所にオートバイを止める。15時30分には発券してもらい、休憩所でちょっと待つ。テレビでは高校野球やってる。その後バイクに行って17時乗船開始を待つがなかなか待たされて暑いので困った。ハーレーの人やCBの人と少し話をしたりして時間をつぶす。ハーレーの人は関東の方から走って来たらしい、大変だったそうだ。フェリーの食事はうまいですかと聞かれたのでまずいですと答えておいた。17時20分くらいに乗船開始。フェリーの後方乗船口から乗り、必要な荷物だけもって階段をあがる。2等は4階5階だが大分は5階なのでそこまで行くと何と2等も指定席、隣に来たライダーさんはこんなこと初めてだと言っていた。

しかも狭い棺桶のようなスペース、幅30cm長さ180cmってとこか。

寝返りも打てないぞ。みんなで笑ってしまいました。夕食はレストランがすごく混んでいて話にならんので、ひょっとして夕食ぬ きかーとびびったが、19時30分を過ぎた頃には何とか空いてきて食事にありついた。しかし席がないのでトラックの運ちゃん二人のところに相席になった。二人は関西と鹿児島を行き来するけん引のトレーラーの運転手だそうで。オートバイの免許も持ってる。いろいろしゃべって面 白かった。

21時30分部屋に戻るが冷房ききすぎで寒くて眠れず、暖かいところを探してうろうろした。毛布をもらっておくべきだった。結局、甲板のエンジンの近くが暖かいのでそこで寝たら、見上げる夜空に星がすごくきれいで、さらにしまなみ大橋の通 過時は、まるでスターウォーズのオープニングシーンようで異次元にいるみたいで我を忘れた。でも相変わらず寝ることもできず、結局休憩所のソファーで寝た。1時間30分くらいしかねることができなかったが、まっちゃんの夢を見た。土産を忘れて怒られる夢。すごくリアルだった。

8月13日(火) 晴れ

6時20分頃下船。下船は先頭からなので、待ってる間、排気ガスで死にそうになり上甲板に避難した。下船後、コース確認、なんと、この期に及んでコースを決めていなかった。別 府から湯布院経由でやまなみを走り、目的の場所に到達することにした。とある雑誌に紹介されていた温泉なのである。そもそもその雑誌の温泉の事をまっちゃんに教えてもらって今回九州に行く気になったので、ここへ行くのは至上命令である。

さ、さっそく国道に出ると走り始める。天気は曇りがちだが、雨の心配はなさそうで、渋滞もなく別 府に入る。そこでジョイフルを発見。思えば初めて九州に来たあのツーリングからお世話になっているジョイフル、九州と言えばジョイフル、安くておいしいジョイフル。うーん、朝ご飯にしよう。

朝定食480円は何と今なら20%割引、なんてふとっぱらだ。

食って満足して再び走り始める。別府から由布院へ、山も中を走るコースは木陰が多いためか段々寒くなってきた。空気が乾燥しているようで、日の当たるところは暑いのだが、蒸し蒸ししたところがなく、走っているとくしたにの穴空きジャンパーは風がスースーで寒いのである。地図を確認しつつ、由布院に到達すると草原が広がる美しい世界に遭遇して思わずバイクを止めると車道をふさいで社会の迷惑になってしまった。路肩に余裕のあるところまで行くと、ゆっくり撮影する。更に走ってガソリンを給油、その後目的の場所に向かう。

先ほども説明したがそこは温泉である。とある雑誌に紹介されていて、まっちゃんが教えてくれた。雑誌の地図はかなりおおまかなので探すのに苦労したが、たぶんこの道を走って行けば道のわきにあるはず、と走って行ったところで、本当に見落としてしまいそうな小さな看板があって、行き過ぎで戻って曲がって、工事中の砂利道を走って着いた。で、結論から言いましょう。ここはいいよ。すごくいいよ。

自分史上最高温泉!

ムードといい、建物の作りといい、おばちゃんたちの受け答えといい、文句なし。寒い中を入ったのもあるかもしれないが、湯船から窓越しに見える原っぱが何とも言えないのですよ。朝早い時間で、ちょうど東から太陽の光が湯舟をさすわけで、湯煙溢れる情緒がたまらないといことで、ここは名前を公表しません。あしからず。自分でさがしてちょ。

温泉を出て、次の目的地、ここは有名なのだよ「林檎の杜」なんといっても専門の警備員がいたからびっくりした。早い話がパン屋なのだが、かなり混むらしい。警備員の誘導でかなり奥の駐車場に止めさせられて、ここまできて買わずに帰るのも何なので店に入る。で。うーん。まあ、こんなもんじゃないですか。なんでそんなに混むのかわからん。別 にどこにでもあるパン屋じゃん。でも、まっちゃんが欲しがっていた究極のメロンパンとポテトアップルパイを買った。どこかで食おう。そこを出ると本日最後の目的はミルクロード走破である。が、間違えて阿蘇山上に行ってしまった。

途中何度も道を譲ってもらうが、結局観光バスが遅くてみんな団子状態になる。草千里は何度行ってもいいところだが、さすがオンシーズンは混雑していて辟易である。お茶飲んで出発。山を降りたところのコンビにでやっと問題のパンを食った。まあ、こんなもんか。でもメロンパンは確かにうまいな。ちょっと休んで出発。さすがにこの時間になると湿度も上昇してきたのか蒸し暑くなってきました。でも名古屋よりましだが。ミルクロードに向かう。ミルクロードは初めて九州に行ったとき雨で走ることができなかった。次もまた天候不純でだめだった。今回が三度目の正直なのだが見事に晴れたよ。外輪山の頂を走る気持ちのいい道である。これでもう阿蘇は完全制覇だ。

やった。

ということで今日の宿泊の熊本へ向かう。途中で何度か休憩した。そして15時頃には熊本駅前のホテルについてしまった。チェックインしてちょっと休憩。17時には駅前にご飯食いに行く。カレーを食った。熊本はお城の周辺のほうがにぎやかなようでここら辺は寂れているので散々歩いたが面 白いものはなにもなく、本屋でちょっと立読みして帰る。疲れた。今度は周辺の情報も集めてから宿を押さえろよな。でも、きっと予約が遅くてここしかなかったんだろうね。ホテルに戻ると早々に寝てしまった。布団のありがたさが身にしみるよ。ここダブルの部屋なんだね。ベッド大きいもん。

8月14日(水) 晴れところによりにわか雨

3時に起きてまだまだ眠れる6時になってびっくり起きる。朝シャワー荷物整理。7時に朝食、和食はご飯味噌汁焼魚薩摩からしレンコンうまい卵焼き漬物など。バイキングではないのでお代わり自由だがおかずが少ないので食ってまってないし、のりが湿っているしまあこんなもんか。食事終了さっさと出発するぞ。アンケートにエアコンの送風向とドアのちょうつがいが汚いと姑のような指摘を書き、チェックアウト。でもこのホテル素泊り4900円だからいい部類に入ると思う。概観の写 真撮影を橋からしようと思ったが、絵はがきの夜景を手に入れたのでまあよしとする。目指すは知覧。雲仙によることも考えたが、時間がぎりぎりだし、知覧に早く行きたいので却下した。しかしひたすら国道3号線を走っていくのだが、ペースが遅いなー。50キロの道を50キロでしか進めないのはとてもかったるいし水温も上昇するので、ちょっと渋滞に遭遇するとすぐ冷却ファンが回って暑いこと暑いこと。

さすがお盆、交通量多いわ。

雲仙なんか行かんくてよかった。12時にには水俣でコンビニおにぎりでひる飯、この頃から雲行きが怪しくなり、積乱雲が出てきてはまた消えて晴れをくり返し、山のほうは薄ぐらい雲が覆っているので、ちょっとやばそうです。かっぱは着たくないが、最悪の事態を用意しなければ。更にちんたら走っていくと、さっき大雨が降ったというような状況の道にはいった。路面 が水浸し。そして川内通過直後にぽつぽつ降り始めた。前方の空は完全に雨雲なのでフル装備の用意、と思ったらザーザー降って来たぞ。他人の家のガレージに止めて暑い中かっぱを着用する。蒸し暑いことたまらん。小降りになってきたが、しかしまたふってくるといかんのでフル装備で出発。すぐに本降り土砂降りだよ。知覧まで後少しというところで止んで、晴れてきたので助かった。そして14時、熊本から5時間かかってやっと着いた。高速道路使えばよかったか? 時間かかりすぎ。駐車場に迷いつつ入ってオートバイを止めると撮影禁止なのでIXY用意。雨が降ってもいいようにヘルメットやジャンパーは持っていった。

しかし、こうまでしてきた知覧の平和会館は、ま、こんなもんかという程度。2ちゃんねるで泣いたという話を読んでかなり覚悟したのだが、ひめゆりとおなじで人多すぎ。いや、多いのは悪いことじゃないのだが、遺書と遺影がいっぱいあるだけのこと。巨大な飛行機の模型も立派だし、引き揚げられた零戦も凄いが、もうちょっと訴えるものがなかったなあ。観光客寄せにはいいだろうけど。長崎の昔の原爆館は凄かった。最後に原爆の映画を見せられて、救いようのない地獄図を目の当たりにして放り出されるんだよね。あれはこたえた。今の長崎はだめだが。ということで、建物を出るとまだ雨がぱらぱらしていたので、宿へ向かうことにした。時間があれば指宿へいくつもりだったが、この状況では中止。またしても指宿の砂蒸しぶろはまた今度だな。山を降りると晴れてきた。知覧は結構標高が高いのか。国道225号を走り、鹿児島市市内へ。

かつてここで1泊した時はひどいホテルだったが、今回は期待できる宿なので楽しみだ。

市内はさすがに交通量が多く渋滞を抜けて16時、中原別荘に着いた。大通 りに面したホテルで、もっと和風かと思ったが結構洋風な建物。いかにも高そうな旅館型ホテル。オートバイを止めてチェックインする。オートバイは正面 に止めていいそうです。玄関の階段のわきに止める。客室係のおにいちゃんがちゃんと荷物を運んでくれる。しかし、ホールは冷房きいているのに、エレベーターを降りると廊下はむっとする暑さ。細かいことだが気になった。部屋は703号室広い。見晴らしいい。さすが15000円。お部屋係のおばさんがお茶を入れてくれた。温泉に入ってゆっくりして下さいとのこと。夕食は6時からだそうだ。買い物に行くか、温泉か、どっちにするか考えて、時間の加減でまず温泉に入ることにした。温泉は1階の受付の奥に入ったところ。入り口の前に源泉のポンプがある。なんと、この温泉はこのホテルの真下から源泉が出ているのだ。

結構すごいことだね。

お風呂の大きさ事体はこじんまりしているが、お湯が源泉そのままと言うので熱かった。ワイン色のぬ るッとしたお湯で、熱いのであんまり長く入れないよ。しかし大変気持ちが良いので天界気分を満喫した後、そして18時から晩ご飯。1階の料亭に用意がしてあるのだ。ききょうの間だそうで、言ってみれば小さなお部屋が用意されており、そこで1人で食事となるのである。なんだか超VIP待遇みたい。しかも料理は豪華、すごい。御飯は白い御飯といろいろ盛った御飯とありますと言われて盛ったのを頼んだら、小さい。足りんと思ったが、足りないでしょうからとお櫃で御飯も持って来てくれた。これは食うよ。がんがん食って食いすぎ、死ぬ 。御飯は結局4杯くらい食って、全部は食えず、それでも食道にまで詰め込んでこれ以上食えないところまで食った。

もう動けん。町に出かけようと思ったのに、もう行けない。うー、死にそう。胃腸薬GXを二包くらい飲んで消化されるのを待つ。20時くらいに何とか落ち着いて再び温泉に入った。後はショムニを見て寝る。

8月15日(木) 晴れ

6時30分起床、荷物整理をして温泉に入る。朝のほうが混雑してる。7時30分朝食。またしても豪華な朝食。うまい。がつがつ食って昨日の2の舞にならないように、ご飯は少なめにしておいた。歯を磨いてうんこしてチェックアウト。ホテルの売店でお土産を買う。送ってもらうことにしたが、お店のじいさんちょっと頼り無いので心配。買ったものの明細をチェックしてしまった。そうしてから出発したので9時過ぎてしまった。まず最初にガソリンを入れる。その後桜島フェリー港を目指す。案内が出ているので道に迷わず行く事が出来た。すぐ乗船になって車両甲板にオートバイを止めて客室へ上がる。お茶を飲んで席に座ってるとすぐ出港して15分で桜島に着いた。早いもんだ。下船時に高速道路の料金所見たいなところで料金を払う。

まず桜島ビジターセンターに行った。無料なのでいいぞ。実は桜島はカルデラ火山なのだ。初めて知った。うーむ、勉強になるのう。トイレを済ませて再び走り出す。奇怪な溶岩石の中を道は進んでいく、やがて展望台があったので停車。桜島が絶好のロケーションだ。135ミリも用意して階段を汗かきながら登る。展望台には素晴らしい眺めが待っていた。鹿児島の町が一望にでき、今まで走ってきた溶岩道路もよく見える。さらに桜島の山も薄雲の中に隠れているがいい感じだ。写 真を何枚もとってしまった。さて今度は走っていくと、かつてCBR750できたときに薩摩切子を買ったお土産やさんがあった。のぞいてみると皆さん暇そう。この前もこんなだったなあ。今回はホテルで大方買ってしまったので買う気なし。切子もないし。火山の桜島焼きもいいのないし。おばさんたちのいかが攻撃をかわして脱出。しかし、桜島焼きのいいものは欲しいのでその近くの専門の店、釜があるところにいったらすごくいいのがあった。結構な値段で迷って買った。これがばれたら怒られる。きっと怒られる。まあいいか。さて、桜島を後にして今回の最大の目的地佐多岬へ向かう。国道269号線をひたすら走るのだが、昨日と同じでほんとにペースが遅い。

ファンが回るので暑くて死にそう

体力の消耗も激しいぞ。休憩を何度もとり、開門岳がよく見える砲台から写 真をとりつつ、やっとのことで懐かしいパールロードに着く。この前ここに来た時は、ここの国民宿舎に泊まったのだ。ここからゆっくり走っていくと、かつて絶好の撮影場所にもかかわらず、時間が遅くて閉鎖直前のため撮影できなかった場所に辿り着いた。31度線上の看板だ。そこで撮影。思う存分に撮影だ。何枚もとって完了して予定より遅れて14時に佐多岬到着。結構混んでるね。木陰に停車させてもらい、トンネルくぐって佐多岬まで歩く。暑いので死にそうである。前もそうだったが、途中のレストハウスは閉鎖している。が、前回との違いは展望台に上ることができるということ。落書きがすごい。日本一周達成というのが割と多かったな。到達記念を買って戻る。旗は買わない。後は都城を目指してひたすら走る。しかし、都城という町はどんなものなのか。飯食うところあるかな。

町に入ると、春日井中心部と同じような町並み。ちょっと期待はずれ。なに期待してたんだ。17時には本日宿泊のホテルに到着した。写 真と違って地味なホテルだ。チェックインする。夕食は近所のジョイフルで。戻って風呂はいって寝る。

8月16日(金)

6時30分起床、寝過ごした。朝シャワーを浴びて荷物整理。今日はもう帰るので詰め込みは結構適当。7時から朝食をとる。生卵か温泉卵かを選択できるのだ。これは素晴らしい。もちろん卵掛け御飯を食いたいので生卵にした。サービスで飲み物がつくのでオレンジジュースをもらうことにした。ビタミンCを摂取しなければ。食ったら出発しなければ。今日は大分まで行かなければ行けないのですっ飛ばして行かなければいけないのだ。

昨日までのたらたら走りから想像すると、かなり一生懸命走らなければ。と言うことで、近くにとても涼しい滝が有るのだが、行くのは諦めて出発する。昨日の夜研究したコースは国道10号線をとにかくひたすら走るのだ。作戦は成功だ。さすが幹線道路、がんがんはしることができる。1時間後には宮崎、2時間後には延岡に入り、予定よりかなり早い。しかし、どこでたらたら走りに変わるかも知れないので油断しないで走り続ける。そして休憩無しで200キロ走破し、佐伯付近の道の駅やよいでお昼になったので休憩にした。

ここの道の駅は10月に温泉がオープンするのだ。時間が有るのでどこかで温泉でも入るというてもあるなと思ったところで、鍾乳洞の看板が目に入った。良いじゃないか、鍾乳洞、これは夏向きだ。取りあえずなんか食ってから考えよう。道の駅で食うのはしゃくだったが、付近に食事ができるところも少ないので仕方がない。土産屋でちょこっと買い物をして食事処へいく。ざるそばにした。番号を呼ばれて窓口に行くと、結構盛りが多くて喜んだのもつかの間、氷で上げ底してあった。まあそれでもうまいそばで、食ってからもう一度今後の計画を立て直す。結局温泉に戻るのも、来た道を戻るのが嫌だったので、前方にある鍾乳洞にした。最新のツーリングマップルによると所要時間は40分だと言うので丁度良いぞ。出発だ。が、すぐに停止。

そう、遂に40000キロを突破したのだ。

この1993年モデルのブラックグレーツートンCB1000SuperFourが、走行距離4万キロを突破だ。記念すべきこの一瞬、お休みの倉庫会社の駐車場に止めて記念撮影、お茶で乾杯。さてさらに国道を走って行くと道のわきに看板、鍾乳洞の入り口、曲がって走って行くとすぐだった。なんと、日本一美しい鍾乳洞らしい。日本全国あちこちの鍾乳洞を少しは見て来たがこんな大それた看板を堂々とあげているのは立派と言うかなんというか。日陰を探してオートバイを止めて歩いて行く。料金は800円、どこの鍾乳洞もこんな感じという施設で、ちょっと古ぼけてお疲れぎみ。そこが良いんだが。ゲートで入場券をチェックしてもらい半券切っていざいかん。鍾乳洞の入り口には500メートル折り返しだそうで。出てくるファミリーとすれ違い、入って行くと寒い。で、500メートルなのであっという間だったが、鍾乳洞のだいご味は水なんだけど、この鍾乳洞は地底湖もなく、滝もなく華がなかったなー。最後の見せ場は竜宮城と言う場所なのだが、ここは確かに日本一美しいというだけあってたいしたものだが、全体で考えるとあまり有名じゃない理由がわからんでもない。もどって吉四六こけしが可愛かったので1個買ってしまっった。

さて、時間はまだ早いが大分に向かう。渋滞もなく走っって行くと、予定より遥かに早い時間、15時にはフェリー乗り場に着いてしまった。乗船が17時40分からなので早すぎる。しかし、往路の失敗をくり返さないために、今回は夕食は食ってから乗船することにした。で、市内を走ってガスとジョイフルを発見、ここで飯にしよう。公園の近くのコンビニに止めてお茶とカロリーメイトを買っておく。そこでちょっと休憩して時間を潰し、さてジョイフルで夕飯にと思って走り出したら、なんと、ジョイフルがどこか分からん。探しまくったが無くなってしまった。おかしい、もらった割引券を最終日に使うと言う計画がパアではないか。何回か往復したが分からなくなったので諦めてフェリー乗り場へ行く。

先に発券してもらって、フェリー乗り場周辺で飯食うところを探そう。が、発券は16時40分からだそうで。そうとは知らず、16時すぐにみんなが並んでいるのでもうやってるんだとかってに勘違いしてしまい列 に並んで待つこと30分、こんなに並んでいるんだから少しぐらい早くやってくれても良いのに、この時期のフェリー会社は殿様商売だねー。発券してもらい、近所にマクドナルドとラーメン屋があったので、マグドナルドにした。久しく食ってないし、ラーメンは胃にもたれるといかんし。食ってフェリー乗り場に戻ると先に5台だけ乗船と急に言われて早く乗れとせかすが、そんなに急にやれんちゅーに。ヘルメットかぶったり、グローブしたりジャンパー着たりしないかんのだで。乗船するとまた2等の指定、一番壁際だった。

相変わらず狭いところ。今日も寝られんナー。隣の隣が4人ファミリーで、慣れているようで食事等もしっかり用意して、お風呂もさっさと済ませていた。見習いたいものです。出航を甲板で見届けるともうすることがないので、部屋に戻って、毛布を借りるのを忘れずに、1枚50円払って後は寝るだけ。隣のにーちゃんが遅い時間に戻ってきて、ヘッドフォンでカシャカシャうるさい。

8月17日(土) 晴れ

5時くらいに起きてしまった。でも往路よく寝ることが出来たな。予定より5分遅れて6時45分神戸港に戻って来ました。おつかれさま。後は高速道路を渋滞くり貫け、11時に帰宅。お土産は片方だけ着いていた。もう一方はまだ。あのおじさん、大丈夫か、忘れとらへんか心配。

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