RERORDED 88 湯原温泉-大山蒜山鳥取篇

8月11日(月)曇り

6時起床、インターネットで天気を確認するがやっぱりあまりよくないようだ。なんだか面 白くない。気を取り直して朝飯を食って数珠、お茶、リブレットをセットした。忘れ物はないな。7時、オートバイを実家のガレージから持ってきて、家の前で荷物を積み込む。7時30分、出発。実家によって「いってきます」と一応挨拶して、それからまっちゃんを従えて春日井インターまで行く。天気がすでに悪くなってきて憂鬱。インターの入り口は以前のように路上駐車できなくなっていて、まっちゃんとは車の中から「いってきます」ということで、インターに入る。

で、いきなり一宮渋滞かよ。

話が違うぜ。この時間帯は渋滞は西宮周辺だけだったが? 道路公団のハイウェイナビでチェックしたのに、あてにならないぞって、去年も言ってたような気がするな。渋滞はとにかく必殺センターライン走行で抜けていく。事故らないよう、おまわりさんの世話にならないよう、注意をしながら走っていくと、一宮をぬ けると渋滞解消した。しかし、高速道路の自然渋滞というのはなぜ起こるのでしょうか? 不思議で仕方がないよ。って去年も言っていたような気がするな。

渋滞を抜けたので巡航速度100キロで走っていくが、岐阜大垣あたりでついに雨が降ってきた。合羽着用か? しかし、元気の良いスレッジハンマーのジャンパーを着たライダーがそのまま走っていくのでまあいいかということになって、合羽なしで走ったらすぐに止んだ。よかった。でもまだこの先心配。

その後は順調に走っていくのでそろそろ休憩をしよう。9時になったので多賀サービスエリアで休憩にした。トイレ、お茶飲んでまっちゃんにメールを送っておく。再び走り始めるときしめん亭の営業車も走っている。大変だなー今日も仕事なんだ。京都を通 過して、渋滞もなく、でも反対車線の京都インターの出口は死ぬほど渋滞していた。10時過ぎについに中国自動車道との分岐点に来たが、ここからものすごい渋滞になった。次のジャンクションまで渋滞らしい。通 過時間は40分かかると電光掲示板に表示があった。冗談じゃない。そんな渋滞の中たらたら走っていたら蒸発してしまうぞ。必殺センターライン走行でかわすのであった。しかし、後ろから走ってくるセンターライン走行のライダーが速いので煽られています。やばいです。先に行ってください。行ってもらう。30分くらいかかって渋滞を抜け、赤松PAで休憩。腹が減ったので早めの昼飯にしよう。以前ここで休憩したとき、そばを食ったような気がするが、今回はカレーにしました。460円でまあまあの味です。食ったら暑くなってきたのでお茶でクールダウン。ちょっと休憩してから出発だ。

ここから先はひたすら高速道路を渋滞もなく雨も降らず、時々日が射すなかを、ただひたすらに湯原温泉目指して走るのであった。せっかくリブレットを買ったのだからバッテリーも新品にしたのだからモバイルしようと思ったが、あまりにも人が多くて恥ずかしくてできなかった。人気のないPAに止まったら、圏外でした。がっかり。12時に給油。そして2時ごろに湯原インターに着いた。工事中の道路を走って湯原温泉の案内板に導かれていくと、ついに我々は湯原温泉に到達したのであった。写 真を撮って宿を捜す。何度か行ったりきたりして、思ったより寂れた温泉街なんだね。西日本一だと言うからもっと期待してきたんですけど。これでは一昨年の山の中の名前のあんまり知れていない温泉と同じジャン。行った本人も名前が出てこない。宿を案内板で見つけたので行ってみると、ああ、やってしもうた。12000円払ってもう期待しまくっていた宿なのに、この外見から程度がわかってしまった。がっかり。でも、まだわからないぞ。いいところかもしれん。とりあえず無料露天風呂に行こう。宿の人が出てきたので予約の紙を渡し、チャックインはもう少し後になるという。オートバイは宿の前に停めていたが、宿のおじさんが今日は雨が降りそうだからと屋根のあるところに停めさせてくれた。こういうところはいいね。

で、先にダムの見える無料露天温泉に行った。温泉までの商店街は射的場、開店休業のお土産屋、日帰り温泉施設などがあった。NHK大河ドラマの舞台になったところの案内があった。10分も歩くと温泉だ。写 真で見たとおりのダムを背にした温泉だった。おっさんたちが手ぬぐい一つでぼけーとしているのが見える。脱衣場があるのでそこで脱いで入る。ぬ るいといううわさだったが、結構熱かった。にしても汚いお湯で、無料露天風呂なんだから仕方がないが、ここもいずれは有料になるんだろうなあ。混浴なのだが、当然女性はいない。失礼、我々が期待するような女性はいない。入ってたんのんしてでた。なんだか体がかゆいぞ。コーラ飲んで宿に戻る。チェックインする。受付の人が一部の荷物を運んでくれた。お茶も入れてくれた。お茶菓子もあった。でも、部屋は最悪。7畳半板の間付きだが、ぼろい。何度も言うが、これで6000円くらいなら良い宿なんだが、

12000円だぞ

10000円の大台をこしているんだからもうちょっとなんとかならんのか。今回の一番期待してた宿なのに、がっかりしまったよな。有名温泉の宿だから仕方がないのか。でも鹿児島の旅館は14500円で豪華だったぞ。あそこも有名温泉宿だ。やれやれ、仕方がないのでレポートの記録をしてから温泉に行った。部屋の隣は温泉なのだ。そういう意味ではベストポジション。温泉は予想通 りの温泉で、やっぱりぼろい。ひなびた温泉宿の温泉。です。でもお湯は良いよ。アトピーかいかいの私が言うのだから間違いはない。さすが循環ではない100%の流し源泉の温泉だけはある。結局そういうところなのだ。

温泉から戻って気が付いた。やばい、洗濯物を入れる袋を忘れた。どこかスーパーで買ってこないかんなあ。晩御飯までの時間、明日の宿の位 置の確認をした。すぐ近くじゃん。今回のツーリングの目的は大山蒜山高原をゆっくり楽しむのが一つある。何年か前雨でぜんぜん見ることができなかったからな。しかし、この天気情報では明日は雨。雨降ってたら何もできないライダーはどうすれば良いのだ。こんな近くでは時間のつぶし用がないぞ。困った。ま、仕方がない。晴れることを祈って、夜のうちに降り終わってくれよ雨。付近に温泉がいくつかあるので入ってみよう。それから大山方面 に行って宿に入るという計画で決定。まだ晩飯まで時間があるので待っていると、雨が降ってきた。ぼけーっと外を見ているとバイクの側で何やら怪しい動きをする小僧を発見、何してるんだ?

飯が来たので食う。ここは部屋で食事です。12000円なんだから当然だわな。料理は豪華でした。鉄板焼き、川魚塩焼き、天ぷら、煮物、刺し身、茶碗蒸、ほか。豪華といっても12000円だから当たり前の食事だわな。腹へっていたのであっという間に平らげてしまった。それからバイクをチェックしに行った。なんともなっていなかったが、あの小僧何やっていたのだろう。部屋に戻る途中で宿の人に会って、食事を片づけて布団を敷きますといわれた。その間温泉に入って部屋に戻るとせんべい布団が敷いてあった。12000円だぞ。もっと良い布団でもいいんじゃないのか。こんなもんか。テレビ見よう。

テレビつかないよ。

たのんますわ。テレビも見えないのかよ。12000円だぞ。することがないのでまた温泉に入って、まっちゃんに電話しようとしたら公衆電話がないので部屋からかけてくださいとのことなので部屋からかけた。こうなるとモデムカードとニフティのアクセスポイントは馬鹿にできない存在になるな。今持ってないけど。でも今時のホームページは288のモデムカードではきついよな。もう寝ることにした。9時前だが寝よう。しかし蚊がいるのかあちこち刺されてかゆくて眠れない。結局10時くらいまで寝れなかった。

8月12日(火)曇り

朝はゆっくりでいいのに6時に起きてしまった。荷物を整理しておく。雨は降ってはいないがいつ降ってもおかしくない空模様だ。7時になったんで温泉に入った。相変わらず熱いぜ。出て、荷物を整理して8時に朝食になった。朝食は1階の宴会場で食べるのだ。案内されて、わしの席はポツリとひとつさびしー。客は他に6組いた。多いのか少ないのか。朝食メニューは並。鍋があるので中身は何かと思ったら味噌汁だった。やってくれるぜ。出雲の宿の朝食で鉄板焼きの用意がしてあったので何を焼くのかと思ったら目玉 焼きだったということがあったが、それに匹敵する素晴らしさ。最後の最後まで涙が緒緒切れるよ。食って顔を洗って出発。チェックアウト13380円だった。差額の1380円は税金となんと、喉が渇いて死にそうだったのでつい飲んでしまった禁断の部屋据え置き冷蔵庫の烏龍茶だった。2本で600円だってさ。まるでぼったくりバーだなこの価格。どこぞの置き薬の会社とやってることは同じか。やれやれ、他人のことは言えないか。何にしろ2度とくることはないだろう湯原温泉を後にして、雨が降りませんようにと祈りつつ、とりあえず倉吉に向かった。まず、どこかで洗濯物を入れるごみ袋を買わねば。空模様は雲が黒いのやら灰色のやら白いのやらが混沌と交じり合ってすごい状況のなか、犬鋏道路を走って行く。ここは天気のいい日に走ると気持ちがよさそうだ。

途中で関金温泉を発見。これは入るしかないでしょう。犬鋏道路を走ったら寒くなってきたので丁度いい。しかし時間は9時半まだやっていない。時間までコンビニを捜すがないので戻って温泉に入った。800円の入浴料を払って入場券を買う。暇そうな受付のおばちゃんに入場券を渡す。入るといかにも地域振興のために作った温泉という感じのきれいなバラエティに富んだお風呂。露天、水風呂、ミルク風呂、サウナ、などなど。天気が悪いので午前中ここで時間をつぶそうかと思ったが、(午後から晴れてくるはずなので)そんなに長居ができるはずもなくポカリスエット飲んで11時には出発した。倉吉に向かう途中でローソンによったがごみ袋なく、隣のホームセンターにあったので買った。来た道を戻って蒜山高原に向かう。またしても犬鋏道路を走って死にそうに寒い。雨がぱらついてくる。いよいよやばいか。蒜山高原への道を走って行くと薬局があったのでオロナインを買った。薬局のおねーちゃん(ということにしておこう)がクシタニの赤は初めて見たという。ちょっと知ってるみたい。今日はこの服装では寒いですと答えつつ、隣のガソリンスタンドで給油。そこから更に走って行くと、ようやく蒜山高原道路にたどり着いた。

天気は相変わらずはっきりしないが、雨は降っていないので何年か前に来たときよりはいい。すぐに高原らしい風景になった。観覧車がある遊園地、ジンギスカンのレストラン、人がいっぱい。まえ来た時はオフシーズン平日雨という事で誰もいなかったのにな。今度は人が多すぎて写 真が撮れないや。道の駅で休憩。何か食べようかと思ったが、蕎麦屋しかなかったのでやめ。蕎麦は晩飯。お茶飲んで土産屋で眼鏡ケース買った。出発してどんどん走って行くとだんだん晴れてきた。標高も上がってきて、大山の切り立った崖が見えたりする。トイレがしたくなったので桝水高原のお店によった。トイレだけはお断りと張り紙があるので腹も減ったし大山おこわを食べた。すごい有名な名物らしいが、どうってことないただのおこわじゃん。800円。食って駐車場でひなたぼっこ。寒くて冷えた体が生き返るぜ。圏内なのでまっちゃんにメール。ついでにリブレットで2ちゃんねるにつなげた。バッテリー買った意味があったな。さて出発だ。天気がよくなってきたとはいえ山は雲に覆われているので肝心の大山はまるで見えない。周辺道路の展望台を何個所かとまったが、何も見えない。つまらん。しかし、今夜の宿は17時以降にチェックインしてくれといってたので行くわけにもいかんし。展望台で時間をつぶし、4時過ぎたので行ってみた。

すごいところにある民宿だった。周りの建物もぼろい。まるで廃屋のようです。おいおい大丈夫かやってるのか。蕎麦屋は本日終了となったいる。営業時間11時30分から14時までと表示が出ている。こんにちはーと扉を開けて入っていくと、ご主人が出てきて時間は早いがチェックインさせてくれた。中は割と新しい作りできれいだった。お風呂はもう入れます。今日はわしともう1人、ソロの人がくるらしい。部屋は7畳くらいの変則な作り、テレビもない、トイレ洗面 台もない。まるでユースホステルみたい。ご主人話好きで実は名古屋出身なんだと。わしの住所も大々場所分かるってさ。宿帳書いた。結婚式の名前を書く台帳みたいなのだった。みんな知ったきっかけはインターネットだと書いてある。でなきゃわからんわなここ。で、お風呂に入った。本当にユースホステルみたい。風呂から出たらレポートつける。7時前に夕食になった。カメラを持っていかなかったので写 真はないが、順番にご主人が持ってきてくれる。もずく、ピーナツ白和え、野菜煮物、刺し身さざえ鮭、山菜天ぷら、茶碗蒸(うまい!)揚げ蕎麦中華風(めっちゃうまい!)八割そば(当然うまい!)。主人は蕎麦にこだわる話を聞かされた。十割蕎麦も食べますかと聞かれたけど結構腹一杯になってしまったので止めた。自分自身十割より八割がうまいという固定概念があるし、腹がこんな状態では食ってもうまくないかもしれないからな。もう一人の人が蕎麦だけ食う事にしたようで十割を頼んでいた。食っておしっこして部屋に退散する。布団を敷いて、さあ寝るか。明日の朝食は7時です。明日は鳥取だ。

8月13日(水)晴れ

結局昨日は10時半ぐらいまでリブレットでゲームやっていた。重宝するのう。5時半目が覚めて起きた。布団片づけて荷物まとめる。外に行ってみると天気は晴れだ。やったぜ。ちょっと寒いな。あたりの写 真を撮って戻った。7時に朝食、メニューはあさりの味噌汁、魚、たらこ、ゆで卵、山菜煮物、のり、後忘れた。ご飯お替わり3杯して食ったらうんこしてさっさと出発。主人と奥さんで見送りしてくれた。晴れたから大山方面 にもう一度行くことも考えたが、やっぱり山のほうは曇りなのであきらめて三朝温泉に向かった。世界一のゲルマニウム温泉らしい。道がわからんのでしまむらの駐車場で確認したが、確認しなくても案内がいっぱい出ていた。1時間もかからないうちについたが、古き良き温泉街でへたれライダーなんざ受け付けないような感じでびびった。マップルによると河原の温泉がよいらしいのだが、行ってみればさすがオンシーズン、芋洗い状態。近くに停めて行くかどうか考えるが、結局止めた。公共浴場の菩薩の湯も考えたが、営業時間は午後2時からだった。待ってるわけにいかないな。あきらめて羽合温泉に向かう。もうすぐ市町村統合で名前が消えるところだから行っておいて損はあるまい。急いで山を下りる。

あっさり着いたが思ったような雰囲気と違うなあ。入ってみると350円と料金は安いものの、この鼻の利かない私にも分かる消毒臭さ。まるで市営プールにきているようで興ざめ。カラスの行水で出てきた。まったくがっかりすることばかりだ。こうなったら鳥取砂丘へ行こう。うだうだ言ってる場合ではないのだ。日本海に出て、海水浴場の渋滞を何個所も切り抜けて、今年は海水浴場の人は大変だろうなあと、駐車場の入り口で番している若者を見て思いつつ、はたまた、サーファーがいるんだよね。波もないのになんで? よくわからんと思いつつ、鳥取砂丘へ走ること何分、昼に着いた。

その昔、CBR750でやってきたそのままの砂丘会館があった。しかし、今日は人がいっぱい。オンシーズン万歳。この前食った砂丘蕎麦をまた食おうと思ったが、レストランは行列のできるお店状態で話にならない。あきらめてまず砂丘を見に行こう。砂丘も人だらけ。牛が点々ならぬ 、人が点々なのだ。これはすごい。らくだ?ろば?の観光案内もあったが、1800円と価格も自信たっぷりだ。みんな乗ってるし。コリャもうかるわ。わしは自分の足で、前回ろくに見ることができなかった砂丘の向こうを目指して歩いていく。楽勝で砂丘の向こう側に着いたが、そこで見たものは砂丘であった。そして日本海であった。あたり間えと言えば当たり前すぎる結末に、我々はただ呆然自失。そして帰り道が、なんと、行きが楽なはずだよ、下りだもん。帰りは上りです。はっきりいって死にました。やっと入り口まで戻ってきたら、その様子を見ておじさんが子供にほら、帰ってくるのは大変だよと説明していたので賛成しておいた。バイクに戻ってお茶飲んだ。ラブバディ、宣伝のねーちゃんがいいので買ってしまった。飲んでお土産を買う。ここで買いのがすともう土産屋は多分ないだろうから気合いを入れて買うつもりだったが、あんまりいいものないんだよな。仕方がないので砂丘会館限定という佃煮とお菓子を買って、梨キャラメルも買った。まっちゃんのがない。大変だ。しかし本当にろくな物がないのでほかを当たるしかないようだ。鳥取観光センターみたいなところを捜すしかないな。こうして砂丘を後にしたが、荷物が多いので送りたい。が、そうなると今日やったほうがいい。じゃあ、お土産そろえろよ。ということになり、いまいちでも買っておくことにした。というわけでまた砂丘に戻った。何やってんだか。そして砂時計やボールペン、ハンドタオルというしょうも無い物を買って、郵便局まで行くと配送した。箱は100円ので丁度よかったのでそれにした。送って郵便局をでる。バイクにまたがって地図を見てホテルを捜していると、郵便局の警備の人が場所を教えてくれた。時間は3時。ちょっと早いがチェックインするか。いったんホテルまで行って場所を確認したものの、しかしまだ時間があるので湖山池に行った。すぐ近くだ。湖山池は竹島みたいなかわいい島があって橋を歩いていけるのだ。が、急速に天気が悪化してきたので計画変更。渡るのは止めてホテルに急ぐことにした。

3時半にホテルにチェックイン、ビジネスホテルかと思ったら、結婚式場も備えたおしゃれーなホテルで、入り口の回転扉が電動式なのには感動した。かっこいい。バイクは入り口の近くに停めさせてくれた。屋根もあるところでラッキー。荷物を運んでレポートをつけてから買い物に出かけた。鳥取観光物産センターが、駅前にあったのでそこで足らない分のお土産を買っておこうと思ったのだ。歩いて数分で着いた。店員暇そう。最初からここで全部買えばよかったのだが、もしなかったらと思うと、何年か前のお土産ない事件は懲り懲りだからなあ。このセンターは2階建て手、1階は置物や食べ物、2階が焼き物工芸品を販売している。ねらっていた焼き物と和紙を2階で買った。店員の女の子は包装に苦労していた。20分くらいかかって包装してくれた。3枚くらい包装紙を無駄 にしていた。練習しろよ。はじめはみんなそうさ。1階に行って置物と菓子を買って一緒に配送してもらった。出荷は明日になりますとのこと。送料950円は高いぞ。郵便局は箱付きで710円だぞ。真っ向サービスあなどりがたし。その後、駅前商店街をうろうろしたが、特に何も面 白いものはなかった。武富士のねーちゃんがポケットティッシュを配布していて2個ももらってしまった。ブックオフがあったのでのぞいた。何もなかった。

ホテルに戻って食事にした。実はドリンク無料チケットをもらったので、はじめは駅前の食堂で食べようかと思ったけど、券がもったいないのでホテルで食べることにしたのだ。ブックオフの近くに、面 白そうなレストランがあったのでそこで食おうかとも思ったが、まだ準備中なので駄 目でした。ということで、日本料理の店がホテルの1階にあるのでそこに行った。チェック済みのステーキ膳を注文する。2000円もするがまあいいだろう。せっかくのゴージャスなホテルなんだから。料理がきて食った。うまかった。肉がすごく柔らかくてジューシーでそれでいてあっさりしていた。にんんくチップがかけてあってそれがまたうまくてあっという間に平らげてしまったので、ウエイターのひとがもう食べちゃったの? という感じでびっくりしてドリンクサービスもってきた。グレープフルーツジュースにした。うーん、これはGOKURIのほうがおいしい。食ったら温泉だ。温泉専用エレベーターがあってそこは浴衣で乗っていいのだ。普通 のエレベーターは浴衣で乗っては駄目。わしはまた後でも入る気だったのでTシャツのまま行った。すでに入浴客で混雑しているかと思ったが、3人くらいだけだった。温泉は入ってみればちょっと大き目のお風呂程度で、こういうホテルにあるのは珍しいが、そうびっくりするような温泉ではなかった。風呂から出てから荷物整理したり色々やってまた温泉に入った。今度は浴衣を着て戻った。あれ、この浴衣の帯はちょっと短いぞ。え、まさか、わ、わしの腹が出てるって事きゃ? げげ、ショック。体重計は64キロだったしな。やばい。ダイエットしなければ。ということで10時ごろに寝た。ベッドふかふか。気持ちがいい。

8月14日(木)雨

朝からどしゃ降りだよ。テレビを見ると今日は1日ずっと雨だってさ。がっかりだぜ。おかしいなあ、先週の天気予報では今週はずっと晴れのはずなのに。直前になってこんな天気になってしまった。大体ここ2,3年こんな雨に降られることはなかったよ久しぶりの大雨。あきらめきれずにテレビのチャンネルを変えるが、やっぱりどこの天気予報もだった。(あたりまえだ)さすがにあきらめて朝食を食うことにした。日本料理の店に行く。朝食は当然和食。お替わりが心配だったが、おひつ付きで来た。メニューはのり、小さい魚2尾、温泉卵、味噌汁、漬物、煮物みたいなの、後忘れた。ご飯はおひつ付きだが量 は少なかった。夜まで持つかな。今日は雨だから昼飯食えないかもしれないので心配。非常食の用意も無いし。まあ、何とかなるさ。荷物を降ろしてバイクに積み込み、ヘルメットとタンクバックを持ってチェックアウトした。

久々の雨天フル装備に身を包んで9時出発。道がよく分からないが、多分舞鶴の案内が出てわかるだろう。後はひたすら走るのみ。全然雨足は衰えず。よく降るわ。どんどん走って行くが、舞鶴の案内板など全然無い。大丈夫か? 道がわからんぞイライラしてきた。雨の中地図を見たが、現在位置を確認するのにも手間取った。最初の予定とかなり違う道を走っているぞ。9号178号312号175号の順番で行く予定が、また9号線に戻ってしまった。このままでは京都に行ってしまう。地図を確認して再び出発。休憩もなしで走り続ける。途中でオートレストランがあったが、見逃してしまって戻る気にもならず結局一気走りで14時に舞鶴市街に入った。この200キロノンストップだよ、きついなあ。とりあえず宿の正確な場所が分からないので、うちからプリントしてきた紙を出すと、雨でどんどんにじんで全然わけがわからなくなってしまった。大まかな場所は分かったので行ったりきたりして何とか西舞鶴駅までたどり着いた。やれやれ。もう一度確認してやっとこさ宿に着いた。普通 の住宅地の中にある宿だ。2時半ではまだ早いかなと思いつつ、インターホンをコールするが誰も出てこないのでとりあえず荷物を降ろした。そうこうしているうちに宿の男の人が出てきたのでバイクを停める場所を聞くと、向かいの駐車場のあいているところにどうぞということでそちらに移動。露天かよ。明日も雨だったら荷物を積むのが大変だ。移動させて戻ると今度は宿のおばさんがいて部屋へ案内してくれた。結構いい部屋で、12000円の何とか館より遥かにいいよ。荷物を3回に分けて運び込み、部屋に広げる。エアコンをドライにセットして乾かす。

それからレポート。まっちゃんからお土産届いたとメールが来た。お風呂に先に入るかどうするか考えて、寒いので早く入りたいのだが腹が減っているので止めたほうがいいと思い、夕食まで待った。6時前に電話で夕食の準備ができたと連絡があった。うほほーい、食いに行く。1階の広めの和室で夕食だ。中庭がよく見える席がわしの席だ。他には男ばかり団体さんとおばちゃん軍団の席があった。席に座ってはて?と思ったのが、何だこのメニュー、ここは結構食事が目当てで選んだ宿じゃなかったけ? その割に質素なメニュー。刺し身、焼き魚、天ぷら、酢の物、いかわさび、お吸い物、煮物、キムチ。ちょっとさみしい。今日も腹が減っているのであっという間に平らげてしまった。まあ、並みの民宿としては上出来だよ。許しといたる。では風呂に入る。民宿の風呂という感じのちょと大きい目の風呂だ。寒かったのでゆっくり入って体を温める。でもこのお風呂、男湯も女湯も無いけど、どうするんだろうね。まあいいや。ゆっくり入って出た。出たら宿のおばさんが出ましたかと待ち受けていた。部屋に戻ってテレビでも見よう。しかし、悲しい事に面 白いテレビはなかった。100円無駄にした。9時に寝た。お休み。

8月15日(金)雨

6時に起きた。よく寝たなあ。外を見ると、天気は相変わらず、雨は今のところ降っていないが、いつ降ってきてもおかしくない。と思っているうちに降ってきた。で、7時ちょっと前には朝食の時間になって食事の広い和室に行った。メニューは寂しい。卵焼き、味噌汁、のり、漬け物、ひじき煮物、焼き魚くらいだった。今日も雨なので昼飯食えんかもしれんのに大丈夫だろうか。昨日もそう言ってたような気がするな。2日続けて雨は久しぶりなのでかなり憂鬱。仕方がない。出発するか。荷物を運んでオートバイに積み込む。雨は一旦止んだようで。ランニングシャツのおっさんがジョギングしてるよ。

宿の人に挨拶して出発。まず、ガソリンを給油、カッパにあらかじめ千円札を入れておいたのでそれで支払う。27号線を走るのだと思ったら、逆方向を向いていた。反対向きになって走って行くのだが、雨が止んでちょっと複雑。せっかく雨天用フル装備なんだからちょっとくらい降ってくれないとかっこがつかないよ。でもどこで降ってくるか分からないからこのまま走ることにした。それに、カッパを脱ぐとちょっと寒いかもしれんし。今年の夏は絶対おかしい。こんな寒いなんて言う事は今までなかったよ。北海道でもあるまいし。とかなんとか考えながらどんどん走って行くのだが、思った以上に順調に走り、敦賀には11時着の予定が10時前に着いてしまった。そのままインターに入る。後は高速道路の渋滞の状況次第なのだが、これも順調。渋滞はほとんどが関西方面 で起こっていて、名古屋方面は小牧一宮くらいなのである。かなり早く着く予感。伊吹山のPAで休憩する。時間をチェックすると、こまきジャンクションまで45分、なんと、12時には着きそうだ。まっちゃんに電話すると、遊びに出かけているから勝手に帰ってくればーだと。なんだこいつ。許せん。勝手に帰ろう。と言う事で、小牧一宮の渋滞もたいした事なく12時ちょっと前に帰ってきた。

帰ってきたら太陽が照りはじめた。 なんだか、昔を思い出すなあ。

昔はよく雨に降られて、帰ってきたら晴れと言う事が多かったからなあ。

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