8月17日(金) 曇りのち雨

朝から真っ白なのである。朝から温泉に入った。昨日内湯だったので露天に行ってみた。なんと小さい露天風呂だった。熱い湯と山の冷えた空気が気持ちいい。7時から朝飯を食った。朝はバイキングだったが、バイキングといえるほどメニューがないし、そもそも、そんなに客がいないのにこんなバイキング意味あるのか? 野菜と魚と煮物を取って食う。食ってたら向かい側にばあさんが一人で座ったので、ばあさん一人旅かよーとびっくりしたら、家族と一緒で、おばあちゃん何でそんなとこに座ってるのと嫁に怒られていた。しかし、バイキングとなるとどいつもこいつも山盛りにしやがって、おまえらほんとにそんなに食えるのか? エレベーターでいっしょになったやたらと奥さんのほうが極太な夫婦も山盛り食ってた。食って部屋に戻り、荷物を持って降りる。バイクを木陰から引っ張り出し、雨がしのげるかと思ったら全然びたびたに濡れていた。手ぬぐいで拭いて荷物を積む。チェックアウトして出発。

霧が頻繁に出てスピードが出せないが、さすが地元ナンバーが速いな。どんどん追い越される。大曲まで出て、ガソリン補給やコンビニでお茶を買って、いつ本降りになっても大丈夫な態勢にしておく。コンビニはさすがにここまできたらサークルKはないと思い、ローソンに入ったら、その後、サークルKに2軒も遭遇したぜ。

湯沢で降り出した。ここまでどうにか持ちこたえていた黒い雲が遂に根を上げたようで、大粒の雨がヘルメットのシールドにあたる。止む気配がないのでコンビニに入ってカッパ装着、くっそー、今回のツーリングはカッパを着なくいて良いかと思ったのになあー。面白くない。くそ面白くない。雨を降らせるやつなんて大嫌いだ。(byゲド戦記、って古いな)

そこからほぼノンストップで、宿の瀬波温泉まで走った。途中で1回地図を確認した。2日目に写真を撮ったセブンイレブンで止まって写真を撮ったくらい。ほぼ4時間半、雨の中を走りっぱなしで大変疲れました。これだから雨はいやなんだよ。太平洋高気圧の根性なしが、おまえクビ。

大和屋旅館に到着、ここ実は今回で一番料金高いのです。しかし、こんな雨になってしまうなら新潟市まで行ってビジネスホテルにでもしておけば良かった。そしたら最終日の走行距離が減ったから家に早く帰れる。でも、晴れてれば夏油温泉とか、カムイワッカみたいなすごい野湯とか、都わすれ温泉とか、いろいろそそる温泉が道中にあったから入ってたんだろうからなあ。予定を組むのは難しい。駐車場にバイクを止めると、玄関にこれまでになく、最高かというくらいにでかい字の「歓迎○○様」が並んでいるが自分の名前もあるとちょっと恥ずかしいな。カッパやら何やら、汚れ物濡れたものを整理して中に入った。仲居さんに案内されていくと、部屋は3階で階段ですよ。おいおい、部屋狭いですよ。おいおい、朝晩部屋食ですよ。部屋の食事ってやなんだよねー、準備とか片付けたりいろいろ落ち着かなくってさ。時間があるので温泉に入った。脱衣所にはでかでかと、うちは掛け流しですと張り紙がしてあった。さすが歴史のある由緒正しい温泉だな。泉質は単純泉なので無職透明だった。乳白色ばかりだったので意外に新鮮だったりする。他に客が2人いて、そこそこの広さの湯船に入ってそこそこで出た。部屋に戻って荷物の整理をし、晩飯は5時半から部屋で食べるので、時間前には仲居さんが用意に来た。大きなお盆に乗って1度に持ってくるかと思いきや、ちゃんと単品で順番にでてくるのであった。酒は飲まないのでご飯も用意してもらい、食っていると次々に料理を持ってくるので説明を聞きながら食べるので落ち着かない。女将が挨拶に来て、この旅館の歴史などを説明してくれるのでますます落ち着かない。やっといなくなって落ち着いて食ったら、鮭がすごくおいしかった。岩ガキも今が旬なのでおいしい。最高にうまかった。もう2個は食いたいな。食ったら温泉に再び入って、今度は貸切状態。ゆっくり入って出たら。温泉の向かいの1階の宴会場で宴会やってた。部屋に戻って天気予報をチェックして寝た。

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