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2004年3月、2003年に1300ccに排気量をアップしてから初のフルモデルチェンジを行ったCB1300SFが納車された。以来、9年10ヶ月、まさしく波乱に満ちたバイクライフであった。北海道は宗谷岬に5回、他、九州は佐多岬、岩手県魹ヶ崎、和歌山県潮岬と日本全国を駆け巡り、累計走行距離70000キロに達した。この記録はおそらくこの先更新される事はないだろう。しかし、10年である。新車は10年でサイクルさせる。これが鉄則である。なぜか。おそらくメンテフリーで問題なく走る事が出来るのが10年である、と決まっているからなのである。独断と偏見で決めつけているのであるが、そのあたりの見解の自由は個人に有すると判断する。文句言うな。異議は認めない。もちろん、昨今の日本製の工業製品の品質の高さは保証付きである。おそらく20年30年、メンテさえしっかりすれば走るだろう。メンテさえしっかりすればである。言葉で書けば簡単だが、やるとなるとおおごとなのである。Kawasakiの伝説的名車群はどれもこれもウン十年と年季が入っているにもかかわらず、未だにガンガン走っているが、そういうライダーは必ずよい仲間に恵まれている。高速道路でエンコしても、トランポで駆けつけてくれる親友がいる、とか、メーカーでは面倒見きれないような修理も引き受けてくれる腕のいいバイク屋とツーカー、とか、要するにライダーの人徳があるかどうかである。残念ながら、ネクラプログレSF少年時代から、そういう仲間に恵まれない、ボッチのライダー、じゃなかった、孤高のライダーなんで、無頼なのである。要するに友達が少ないんだよってほっとけ。故に、無敵のメンテフリー万人向けHONDAを新車10年サイクルで乗り継ぐ、それがポリシーなんである。幸いな事に、これまでツーリング先でバイクが故障して途方に暮れる事はなかった。故に、この判断が正しいと信じる。

ということで、次期フラッグシップを検討するのである。と言ってもほとんど決まってるんである。HONDA、インラインフォア、CB、大型と絞り込めば、残るのは結局、CB1300である。予想ではデビュー10年で、おそらくそろそろフルモデルチェンジである。その最新型をゲットする作戦である。素晴らしい、カンペキだ。しかし、登場したのは空冷のネオクラッシック路線CB1100であった。これはこれでカッコいいので、一応候補にしておくことにする。あくまで本命はフルモデルチェンジのCB1300である。が、しかし、情報収集していても、フルモデルチェンジのウワサはまったくなかった。現行モデルの完成度は高く、フルモデルチェンジする理由がないらしい。となれば、今、乗ってるのと同じバイクをまた買うのは、ちょっとイマイチ盛り上がらん。かといってCB1100も決定打としては不足であった。カッコいいネオクラッシックだけど、ジジくさいと言えばジジくさい。同じモデルのCB1300を買うなら、このまま乗り換えずに、乗り続ける選択もあった。そうしてもいいかも知れないと思った。が、2013年10月、政局が大きく動いた。消費税8%の正式決定である。ふざけんなバーローといっても、どうにもならないのである。長いものには撒かれるしかないのである。となれば、せめてもの抵抗で、やはり今、買い替えた方がベストである。もう2年待ったら10%になっちまう。で、マイナーチェンジのCB1300SFか、ネオクラシックCB1100か、はたまた、別のモデルか。

ここで候補にあがったのが、HONDAライダーにとっての最終到達点、ゴールドウィング、そのカスタムモデルであるF6Bである。これが実にクールなのである。カッコいいのである。しかし、実物を見るとその大きさに圧倒されてしまった。いや、いいんだけどさ、やっぱり、北海道みたいな大地を走るばっかりではない、街も走るしウネウネ山道も走るし、そういうところはどうよ。それに渋滞路が大変だぞ。ゴールドウィングでお盆の渋滞路に巻き込まれて熱中症で救急車で運ばれたニュースを思い出してやめた。ではBMWはどうだろう。GSシリーズなど、あこがれのモデルである。これも実車を見に行ったら、やっぱりでかかった。脚がつかなかった。脚がつくモデルでF700GSを勧められたんだけど、これもまたカッコいいんだよ。どこでも走っていけるような感じで、ちょっとググッときたんだけど、でもやっぱり外車は後々のメンテの事が問題なのである。総じてBMWのバイクを悪く言う話は聞かないが、それでも意見として故障したときの修理に莫大な費用がかかる、かかり過ぎることを愚痴ってるブログなどあり、そういう話を聞くとやっぱり買うのは躊躇するのであった。ハーレーも、やはり今回も見送る事にした。いっそのこと水冷のハーレーとかカッコいいからどうかと思ったんだけど、やっぱりハーレーは、過去何度試乗しても結論は無理だったんで、見送るのであった。結局、話は巡って元の場所に戻り、CB1300かCB1100か、事態は硬直状態で、話が進まない閉塞感につつまれることとなった。

そんな事態は急変する。

2014年2月11日、みやこちゃんは死んだ。

13年間、一緒に暮らしてきた猫が死んだ。たったそれだけの事がこれほどダメージを食らう事になるとは想定外であった。その日から、世界はモノトーンになり、時計の針は止まった。何も手につかなくなって、Twitterがまず停止した。そしてブログの更新が出来なくなった。バイクに乗る気にもならず、ゆえに本家のサイトもほったらかしになった。ネットからひきこもりになって現実逃避、いやまて現実逃避してネットに引きこもるのがフツーだろ、ちょっとおかしいぞ、ネットでのおつきあいがあるサイトやブログを訪問しないようにしてたんだ。で、どこを見てたかというと、2ちゃんねるまとめサイト、YOUTUBE、デイリーポータルのようなネタ系のサイト、そういうのを見て現実逃避してたのであった。ちなみに、YOUTUBEで恋するフォーチューンクッキーの動画を繰り返し見たんだが、踊りはマスターできなかった。そして週末には、ガーナミルクチョコレートを食いながらカズオ・イシグロとか伊藤計画とか読んで現実逃避してた。ガーナミルクチョコレートは非常食なんで、緊急事態の時以外は食ってはいかんのだが、今がその緊急事態だバカモノみたいな感覚であった。もういいよ、地震も雷も火事も親父も怖くない。もう生きてるのも死んでるのも同じさ。もはや夢も希望もなく屍であった。わかりやすい例で言えば、パタリロ「悲しみのプララ」トムとジェリー「悲しい悲しい物語」なのであった。うむ実にわかりやすい例えだな。そんな状況だもんだから、56億7000万年後の絶望的な未来に約束された明日があってもどうしようもなんですよ、光瀬龍先生が「百億の昼と千億の夜」でおっしゃった通りなんですよ、生きる意味なんてないってことは、星新一先生が「殉教」でとっくに語ってるんですよ、ああ、もうだめだ、いよいよ心療内科の世話にならなきゃいけないかも知れない、でもいきなり行くのは怖いのでググってみたらゆうメンタルクリニックがヒットした。あの「マンガで分かる心療内科」が有名なところだよ。そしたらマンガが面白いもんで全部読んじゃった。特に最新のフランクフルト先生の話がジーンときたんだ。ちがうよ、フランクル先生だよ。でも一番よかったのはあすなちゃん。 あすなちゃんかわいいよ。まあ、正直なところ、いまだから、こんなおちゃらけな話に出来るんだけどさ、当時はマジでキツかった。もうキツいとか認識できないくらい精神が無感応になってた。この状態がいつまで続くのか、しかし、事態は風雲急を告げる。

2014年3月14日、新型CB1300SFが発表された。

モーターショーでお披露目された通り、マイナーチェンジで登場した新型の発売日は3月20日、消費税アップの4月1日までわずか11日しかなかった。これですべてが終わった。もはや消費税前の納車は無理である。どう考えたって、導入前の駆け込み需要が急増するこの時期に、人気モデルの新型を1週間で納車できるわけがないのであった。ガックリなのであった。しかし、逆境に強く、男を動かすのは常に女であった。発表翌日の15日(土曜日)の朝、まっちゃんが仁王立ちで宣言した。「さあ、今日はドリームに行くわよ!」「でもドリームに行っても発売日前なんだから実物なんかあるわけないじゃん。実物を見ないと買うかどうか決められないよ」「行ってみなきゃ分からないでしょ!」「だってあるわけないよ、あるなんてことないよごにょごにょ」「ごにょごにょ言ってんじゃないわよ! アンタ! 新しいCB1300いらんの!?」「いやそりゃ欲しいけど消費税がごにょごにょ」「ごにょごにょ言うなっての! 欲しけりゃ現物見たいとか寝言抜かしてないでさっさと注文しる!」「いかしかし現物ごにょごにょ」「バッカじゃないの! 現物なんか待ってたら間に合わないんだよ!」そしてまっちゃんは強烈な一言を発したのであった。「このままじゃ、死んじゃったみやちゃんはどうなるの? みやこちゃんの死を無駄にするの! これじゃあみやこちゃんは犬死にじゃないの!」おお、なんという事だ、猫を犬死にさせるなんて、サイテーなヤローだ。この時、闇に閉ざされた心の壁が崩壊したのであった。ガラガラドッシャーン! レイダウンザオール! レイ! ダン! ザオール! (PINK FLOYD “The Wall” 1979年作品)

こうして、HONDAドリーム店への出陣は決定したのであった。

ところで、なんでHONDAドリームなのか、その話もしなければなるまい。これまで、バイクの購入は顔なじみのバイク屋でしてたんだが、バイク屋というか、自動車修理工場なんだけど、永年、そこで世話になってたんだけど、月日は流れてそこの親父さんもいい年になって、事実上、引退状態、仕事も廃業状態になってしまった。そこの息子が三輪車に乗ってたのに、今じゃランクルプラド乗り回してるくらいだから、親父さんもジジイになるわな。で、こうなると他の世話になるバイク屋を見つけなきゃならんのだが、全国ツーリングに行く手前、今度は全国に顔が利く大規模ネットワークを持つバイク屋が良いと思ったんだ。そこで思いつくのはやはり赤男爵である。そしてもうひとつが、HONDAドリームであった。特に、HONDAドリームは、かつてライトの玉切れやクーラント漏れで世話になったときの対応が素晴らしかったので、その店で買ってもいないのに、こんなに親身に世話してくれるなんて申し訳ない、今度はここでバイク買います宣言してたんだよ。4年前のCBR600RRも、今思えばちょっと高くたってここで買えば良かったと後悔してるくらいだった。そんなこんなで、買うならHONDAドリームと決めてたんで、行き先はすぐ決まったのであった。

さて、HONDAドリームにやってきた。ものすごい混雑であった。いつもなら駐車場なんぞガラガラなのに、ほぼ満車である。クルマを止めて、お店に入ると、都心の通勤電車みたいで、大繁盛ぶりであった。やはり、消費税増税前の駆け込み需要なのであった。そして、そんな中でもひときわ人だかりが凄まじいところがあった。一体なんだろうと人ごみを押し分けて近寄ってみると、そこには、そこにはなんと、発売前にも関わらず、新型のCB1300シリーズが威風堂々と陳列してあるではないか! うーむ、恐るべし、HONDA直系販売店はバケモノか。ウイング店とはちがうのだよウイング店とは。そして、その並びには、狙っていた黒のCB1300SFもあった。それを一目見た時にピーンときたね。これだ! これしかない! ってね。だから店員さんが「股がってみますか」と出してくれそうになったが、それを制してこう言ってやった。「いや、もうこれを買う事に決めたから見積もりしてくれ」店員の眼も光った「わかりました」奥の商談ブースに案内されて、コーヒーを飲みつつ待つのであった。店員さんは、凄まじい勢いで、ペンタゴンの防衛システムにハッキングしてるみたいな勢いでパソコンのキーボードを叩き、見積もりを数十秒で完成させた。

ところで、新型CB1300を購入するのにいくら予算化していたかの話もせねばなるまい。本体価格が税込約130万位になってくると想定して、登録諸費用、ガラスコーティングと念願のグリップヒーターをつけてもらって、140万、余裕を持って150万を考えておけば、おそらく大丈夫であろう。何事も多めに考えておけばいいのである。低めに見積もって予算オーバーするより、多めに見積もっておけば、より少なく収まったと思えるからな。そして、下取り車輛であるが、10年7万キロも走ったCB1300に値段がつくとは思えなかったので、せいぜい5万にもなればラッキーだと考えていたのであった。

話は戻って、見積もりである。消費税増税前駆け込み需要の状況なんで、 店員は完全に短期決戦に持ち込んできていた。いきなり畳み掛けてきたのであった。諸費用税込みで126万を提示してきたのである。値引きがいきなり9万円、破竹の値引き攻撃であった。マイナーチェンジとは言え新型である。それをいきなり9万円値引きである。予想外の展開であった。そして話は下取り車輛の価格になった。04モデルで走行7万キロのCB1300、車検は切れてるから自走して持って来れない。そう言うと、店員は相場を調べてこう答えた。25万から30万で買い取りします。なんだと。耳を疑ったのであった。ですから追金は100万くらいですね。想定外に予算より低くなっていた。しかし、最大の懸案事項はアレだ、間に合うのか。消費税増税前に間に合うのか。その点について質問すると、店員は待ってましたとばかりに、これからの段取りを説明しましょう、まず、今日、夕方、そちらのお家に行きます。そしてCB1300を引き取りまして、しっかりした査定を行います。そして、ご足労をお掛けしますが、明日、もう一度ご来店いただきましてですね、査定を含めた最終の見積もりを見ていただいて、そこで決めていただければ、発売日の20日に登録して、最短21日に納車できます。キリッ! 増税前に間に合います。キリッ!よろしい、ではその作戦で進めてくれたまえ。こうして事態は急展開、一気に新型購入へと歩みを進めたのであった。

で、その日の夕方にドリーム店のマークも誇らしげなキャリアカーがやってきて、10年にわたって世話になったCB1300ブラックパール号を回収していった。ついでにモンキーも持ってってもらった。こういう機会でないと、手放せないからな。原付をはじめ、軽自動車も自動2輪も自動車税が上がるので、乗らないものは手放さないと、断腸の思いであったがいたしかたないのであった。

そして翌日、朝一番に乗り込んで、一刻も早く見積もりの最終を確認して注文したい気持ちを抑えて、あまり早く行くと、コイツ相当欲しいんだなーと足元を見られるといかんので、昼から行くことにした。昼ご飯をしっかり食って行く事にした。空腹だと満たされない餓鬼状態になって、何をしでかすかも知れんからな。昼飯は、前祝いということで、豪勢に寿司にするのであった。もちろん、スシローなのであった。一皿100円、どれでも100円、分かりやすくて気兼ねなくはらいっぱい食えるからいいのであった。中トロを10皿くらい食って、他にもいろいろ食って、マンプクなのであった。よし、この満たされて気持ちでお店に行けば、何があってもよゆーで対処できるはずだ。例えば、買い取りの件ですが、思った劣化が激しいので値段がつかないですねーまあ、頑張って2台で3千円くらいですね、なんて言われてもダイジョーブだ。だ、ダイジョーブだよきっとたぶん。あわわ、どうしよう、2台で3千円だったらどうしよう。納得できないのでしたら、今回のこの話はなかった事とさせていただきますよ。もちろん、バイクは2台ともお返しします。ご自分でお持ち帰りください。あ、車検が切れてるから乗れないですねーいいですよ、運んでも。運賃は1台10万円ですがね、だーはっはっはっはっはあー、なんて事になったらどうしよう。バ○ク王なんかそういうやり方らしいからな。高値で引き取ると言って回収してから買い叩くんだ。クッソーやり方が汚ねえよ。こんな事が許されていいいのか。焦りながらお店に行った。そして、担当の店員さんが待ってたので、またしても奥のブースで商談再開。そして、そしてそして、問題の懸案の買い取り査定額であるが、ななななんと、2台で31万円で引き取ります。なんちゅう太っ腹、そんな高額で引き取っていいのかドリーム店。もちろん、すぐに決めていただいたのでその分のご祝儀も含んでおりますが、非常にきれいに乗られてるので高額となりました。自信満々な顔で言うのであった。完全に陥落である。最終見積もりは、ガラスコーティングとグリップヒーターを含めて。追い金が98万円となった。予算より50万も低くなった。そして、増税前に間に合ったのであった。やった。みやこちゃん、やったよ。みやこちゃんは犬死にじゃなかったよ。ありがとうみやこちゃん。契約書にサインしたら、後は納車を待つだけである。

いや、納車を待つだけではいかんのである。なんせ、ほんのちょっと前までは生きる夢も希望もない状態だったので、新型購入の動きをまるでしていなかったのであった。バイクを新型にすれば、当然、付帯していろいろなものも新調せねばならないのである。それらの用意がまるでできていない。しかも、増税は目前であった。その前に、すべてを揃えねばならないのであった。とにかくまずはライコへ急いだ。ライコは満員御礼商売繁盛であった。増税前の駆け込み需要だ。ヘルメット売り場に行った。買うのは決まってるのだ。SHOEIのX-トエルブ(綴りが分からないのでカタカナになりました)である。とりあえず価格調査のつもりだったのだが、いろいろ見て回って一番安いところで買うつもりだったのだが、なんと言う事だ、ヘルメットの棚がスカスカである。商売繁盛なのである。考えたら高額なヘルメット、増税前にみんな買いたいわな。ということで品切れ御免だわな。店員をつかまえて、エックストエルブの黒のLサイズ無いかと聞いたら、店員はちょっと待っててくださいと言って店の奥に行って、しばらくしたら戻ってきた。在庫はあった。冠ってみてくださいと言うので冠った。いやー新品のヘルメットはいいねーホールド感が全然違うね。これに決まりだ。しかしどうする。ライコよりレーシングワールドの方が安いかも知れん。しかし、在庫がないかも知れん。ライコに戻ったら、この黒のLサイズも売れてなくなってるかも知れん。どうしよう。そしたらまっちゃんが「買えばー」よし買うぜ。買ったっるぜ。こういうのは勢いが大事なんだよ。買います。カード払いでお願いします。続いてタンクバックとツーリングバッグだ。今使ってるラフ&ロードのツーリングバッグは大容量で使い勝手もいいのだが、宿に着いてから部屋まで運ぶ事はまったく考えられていないのである。そのおかげでこの10年、宿に着いてからどんだけ苦労させられた事か。今度はそんな事がないように、手で運びやすいツーリングバッグを選ぶのだ。ラフ&ロードのツーリングバッグ80が、今使っているバッグの後継だから、最悪これにするとして、他の候補はどうか調べるてみると、まずラフ&ロードではクルージングバッグがある。これは容量が多少減るが、これまでのよりは運びやすいと思う。でも、これまでのよりは運びやすいだけで、絶対に運びやすいわけではないので、他にもっといいのがないか探したら、ヘンリービギンズでダッフルバッグをそのままツーリングバッグにしたタイプがあった。これは運びやすい。絶対に運びやすいと思うのだが、容量が少ないのがネックである。どうしよう、困ったな。ネットでいろいろ情報を集め、考えに考えて、結論として、やはりこれまで苦労した宿での運びやすさを選んだ。幸い、Amazonに在庫ありで安売りしてたので、速攻で注文、速攻で届いた。さすがはAmazon。よし、後用意しなきゃいかんのは、デジタル一眼レフだ。NikonD610だ。レンズも要るな。24mmF2.8がいる。動画のカメラも買わなきゃいかん。やっぱりGoProだよな。それからパソコンも買わなきゃいかんし、腕時計もいるよ。腕時計は復興版のGショック、もちろん日本製じゃないといかんな。それからねーえっとねーバキドテグシャ。

こうして納車の日がやってきた。

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