反省会
今回は、前回大成功だった事をふまえて、2年も続けて大成功になるなんて調子のいい事はあり得ない、とあらかじめ多少の覚悟はしておいたんだが、紆余曲折毀誉褒貶前途多難明朗会計を経て、正直どうなる事か実に心配であったのだが、終わってみれば、それ相応な結果となった。
それ相応な結果と言うのは、天候は確かにあまり良くなかったんだけど、そのおかげで、これまで何度も行こうと思っていたところへ行けたからである。
永年行けなかったのに、今回、行けたところは以下の通り。
<場所> | <初回訪問> | <状況> |
オンネトー | 1990年 | 09年に再訪するも悪天候で未見。 |
池の湯 | 未訪問 | 05年、09年、11年と挑戦するも場所を特定できず。 |
開陽台 | 1990年 | 09年、11年、ともに悪天候で未見 |
第一幾品川橋梁 | 未訪問 | 05年、09年、ともに行くのを忘れちゃった、へへへ。 |
宗谷丘陵 | 2005年 | 09年、11年ともに時間がなくてスルーした。 |
層雲峡 | 1990年 | 11年、ようやく再訪するも時間がなくスルー。 |
回転寿司トリトン | 未訪問 | 05年から何度も行こうとしたが、時間が取れず。 |
このように、これまで幾度となく挑戦してきたミッションを、なんと一度に6カ所もクリアできたという、これを素晴らしい大成功と言わずして何と言うのであろうか。
しかし、やはり天候がいまひとつだったので、その点を差し引くと、まあ、それなりの結果は出せたかなあ、と。そう思うんだよ。みんなはどう思う?
だってさ、もし天気がよかったら、池の湯なんかあんなにマジで探さないし、第一幾品川橋梁なんて、また行くのを忘れてたろうし、天気が悪かったから、富良野で時間がかからなかった分、札幌にあるトリトンまで、富良野からの長い距離を走る事ができたんだ。
こういう話があります。
昔々、ある人が、馬をもらいました。いい事だと思ったら、息子がその馬から落っこちで怪我をしてしまいました。悪い事だと思ったら、その怪我のおかげで、兵役を免れました。人生、何がいい事になって何が悪い事ななるか、わからへん、という中国のお話です。
有名な「塞翁が馬」です。
まさしく今回のツーリングがそうだったのではないか、私はそう思うのです。ですから、悪い事があっても落込まず、いい事があってもあまり有頂天にならず、なのです。たとえNikonのD700が買えなくても落込む事なく、たとえAppleのワイヤレスキーボードが買えなくても落込む事なく、たとえMacBookAir13インチモデルが買えなくても落込む事なく、Ai AF Nikkor 20mm F2.8Dが買えなくても落込む事なく、クシタニのプレミアムKラインジャケットが買えなくても落込む事なく、新しいヘルメットが買えなくても、謎の円盤UFOのDVDセットが買えなくても、バックトゥザフューチャーのブルーレイアニバーサリーボックスが買えなくても、あーっと、それから欲しいもの何だっけ。ちょっと待ってね、今思い出すからさ。