CBR600RR/ABS オイル、エレメント交換

4月11日(日)

ようやく慣らしが終わったのでオイルとエレメントを交換する。

フルカウルのバイクのオイル交換は初めてで、以前乗っていたCBR750でも経験しているが、大変に手間がかかるので気合いを入れて挑むのだ。

まずはメインスタンドが標準装備されていないCBR600RRの為に、メンテナンススタンドを購入した。

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購入したのは「はじめてスタンド」という超初心者用のメンテナンススタンド。サイトの宣伝文句「悪いことは言いません。このスタンドにしといてください」を信用して購入した。注文した次の日に届いた。速攻だな。

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組み立てるのは簡単である。車輪を取付けてシャフトを通す部品をつけたら完成。あっさりしすぎて拍子抜けするくらいだ。

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さて、では問題のリフトアップなんだが、まず、

(1)後輪のところにはじめてスタンドを置いて、位置を合わせる。

(2)フロントブレーキを太ゴムでロック状態にする。

(3)自転車のスタンド掛けの要領でリフトアップする。

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リフトアップ完了。

一瞬、え? だった。だって全然何にも力必要なし。宣伝文句通り、あまりにも簡単で、簡単と言う文字に漢字を使うのをためらうくらいに簡単。すごいよこのはじめてスタンド、さすが超初心者向きのスタンドだな。

しかし、順調だったのはここまでだった。まず、カウルを外さねばいかんのだが、これがものすごい大変だった。

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アンダーカウルを外さねばならんのだが、アンダーカウルとはこの黒い部分なんで、下の方だけだと思ていたのが、下半分くらいの面積を占める部分だったのだ。聞いてないよ~と言いたくなるのをこらえて、レンチでネジを外していく。またこのネジが何種類もあってワケがわからんくなる。左側のネジを外して、左側のカウルだけ外すつもりが、ドレンボルトとエレメントの位置をよくよく見たら、右側を外さないかんかった。右側の方に移動して、ネジを外すが、全部のネジを外しても外れない。どこが引っかかってるのかと思たら、アンダーカウルの先端部分の2つに分割される丁度その部分のはめ込みのツメ部分がまだ接合されたまま、引っ張っても外れない。ここは力づくで外したら折れそうなんで、慎重に引っ張るがびくともしない。全然外れる気配無し。位置的にも見えにくいのでどうなってるのかさっぱりわからんし、困った。結局、よく見えないので地面に仰向けに寝そべって、下から覗き込んで何とか外したんだが、これに1時間近く時間を取られた。マジで。

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ようやく悪戦苦闘の末、ようやく外れた右側のアンダーカウル。エンジン部分が見えるようになった。オイルの点検窓や、オイルの注入口もわかる。ドレンボルトは横向きについている。エレメントはクーラントの横にある。いかにもHONDAらしい精密機械密集地帯。

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オイル交換の七つ道具。今回は交換容量が3リットルと言うことで、1リットルボトルを使う。オイルはカストロール、ライコランドの新春セールで買った。エレメントはレーシングワールドでセールの時に買っておいたのを使う。規格がCB1300SFと同じなんでその点はラッキーだよな。オイルパックリはケーヨーデー2で買った。

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ドレンボルトを外すと、黒く汚いオイルがどばーっと流れ出る。続いてエレメントの取り外したが、これがまた難儀したのであった。

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全然外れない。びくともしない。まったくだめ。ハンマーを持ってきて、スパナをぶん殴ってみたが、全然動かない。それどころか、エレメント用のレンチが空回りしてしまう始末。エレメント用のレンチはかなり使ってるので、山が削れてきてるのは気になってたが、そのせいで今回はまったく役に立たない。困った。仕方がないので、新しいのを買ってくることにした。ライコに急いで行って、新しいエレメント用のレンチを買ってくる。

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これのせいでまた余計に時間がかかっちまった。しかしその甲斐もあって、やっとこさエレメントが外れてくれた。

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流れ出るオイルの受け皿をペットボトルで作って置くと良い、とのネット情報を参考に急遽作ったオイル受け。結構役に立つな。

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全部出たら新しいエレメントを取付け、オイルを注入する。注入後、点検窓で容量をチェックした。多分大丈夫だな。

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外したカウルを元通りに取付ける。ちなみにネジは全部で4種類7本。どこにどのネジがついていたのか全然覚えてない。うろ覚えで復旧作業に入る。

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まずはめ込むのに一苦労、そしてネジを締めるのだが、穴の位置が全然あわないので調整しながら何度も試行錯誤を繰り返す。特に、一番中央部分のネジが全然はまらないので四苦八苦しまくって、ようやく全部のネジを取付けた。最後に外す時に苦労した先端のツメ部分をはめ込み、左右のカウルを連結するネジを止めると完成。やっとこさ終了。

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作業開始が8時26分、終了が13時29分だよ。11時頃に終わる予定だったのに、想定外に時間がかかってしまった。こりゃ、この先思いやられる。次の3000キロ後はオイル交換だけだが、やっぱりカウルは外さないかんのだろうなあ。今度はもっと時間を短縮できるようにがんばろう。

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作業スペースを確保する為に別の場所に移動してたモンキー、久しぶりにエンジンをかけてみた。1年以上動かしてなかったが、何度かキックしたらエンジンがかかった。さすがカブのエンジン、頑丈だぜ。ちょこっと走ってみた。うーむ、まだまだ十分現役で走れるな。

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