ユーザー車検と初乗り初湯の可児

1月4日(金)

みなさま、2013年の新年あけましておめでとうございます。謹んで新春のお歓びを申し上げます。旧年中は大変お世話になりました。本年2013年も、旧年と変わらぬご愛顧を深くお願い申し上げる次第でございます。さて、新年を迎えるにあたって、ここで一言だけ申し上げておきたい。昨年、すなわち2012年も、激動の年でありました。国際関係ではヨーロッパの金融不安、アジア諸国との軋轢、そして米国との基地問題、続く円高、はたまた国内では景気の低迷による経済的閉塞感、それにともなう深刻な雇用問題、そして少子化問題、日銀の金融政策の不安、あるいは中央集権制度体制の疲弊、そしてこれまでの日本型社会主義的資本主義の終焉と変革が求められる時代になって参りました。そんな中、経済活性化を求める要素に反比例する環境問題は我々一人一人のこれまでの生活習慣を否定する事態まで迫っています。このような、まさしく不確実な時代とでも言いましょうか、これまでの常識が全く通用しない、その概念を有する人のみがこれからの時代を生き延びる事ができるのです。しかし、その為には何が必要なのでしょうか。よく考えてください。これまで、私たちは必要以上な消費を求めていなかったか。例えば、普通のあんぱんで良いのに、ヤマザキ高級粒あんパンじゃないとヤダ、などと贅沢を言ってませんでしたでしょうか。たしかに、普通のあんぱんではつまらないです。そもそも、普通のあんぱんには、パッケージからドキドキ感がありません。日本市場に置ける菓子パンのシェアから判断して、あんぱんの需要は非常に基礎的かつ放射線状に拡大しています。その点では、かつてレーガンが主張した強いあんぱんとしてのあんぱんが、どの程度の経済的脅威をもつか。これは決定的な事実なのです。しかし、そこにこのヤマザキ高級粒あんぱんという、相反するファクターを用意できた場合、ここに第三の道が現れるのです。そうです、これが中道主義です。私たちは、これからこの中道主義によってあんぱんを選択しなければなりません。それは、端的に言えば、ヤマザキ高級粒あんぱんの方がおいしいもんねー、セブンイレブンは115円もするけど、B&D(ドラッグストアです)は105円だもんね、安い方で買った方が良いんだよね、デフレスパイラルだもんねーと言うことなのです。このように、修正資本主義の弊害は、単品管理が行き届いた故に、バイヤーの存在意義が全く失われたということで、バイヤーの担当域は虫の息なんちゃってーなのであります。そんなわけで、はなはだ僭越ではありますが、これをもちまして、年頭のあいさつと代えさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

というわけで、2013年がやってまいりました。歳をくうと1年がホントに早い。あっという間だ。思い起こせば、昨年の年越しは最低であった。レポにはいろいろブーブー書いたけど、その点今年はバッチリ大丈夫なのであった。某チェーン店のクリスマス丸焼きチキンは買わなかったので、まっずーと思わずにすんだし、年末31日にハズレが判明してガックリ来る宝くじは買わなかったからガックリしないし、そして毎年恒例の福袋セールも、良いのがなかった、売り切れとったとガックリしないように、買いに行かんかったからガックリしなかったし、まさしくカンペキな防衛網をしいた年末年始なのであった。っていうかさ、ここ最近2、3年の福袋フィーバーは異常だよね。朝も早くから大行列、2つ3つと買いまくって、スゲーよ。新年に福袋を買う事に意義があるんだよと言いたいのもわかるけどさ、イベントとして楽しんでるんだよ、買ったモノの中身は二の次だよと言うのもわかるけどさ、 いや、自分も去年までそうだったから人の事いえんけどさ、 でも、ちょっとスゴ過ぎる。もうついて行けません。毎年2日のApple Lucy Bagに至っては前日の20時に完売だったらしいじゃん。発売開始の12時間前に完売ってなんだよ。今年こそ挑戦したろかと思ったけど、33000円の価格にビビって敗退しましたが、次の日のBlogやらヤフオクで見たら、うーん、と考えちゃう中身だったじゃん。あれでもみんな寒い中並ぶんだからお見それしました感いっぱいなんですが、まさしく福袋バブル、そろそろみんな気がついた方が良いんじゃないの。普通に買った方が良いって事にさ。

ええ、まあ、そんなワケで新春はテレビ見ながら寝正月ですよ。ニューイヤー駅伝と箱根駅伝を見て菓子食って餅食ってこたつで寝てた。なんという自堕落な生活。体重がどんと増えて、動くのがおっくうになってきて、なんかもう何もやる気にならんくなってきたんであったが、そうも言っとれんの事情があるのであった。優秀なサイト訪問者諸君ならすでにお気づきであろうが、2010年、あのHercules Operationから3年の月日が流れた本年、やってくるのは、 そう、車検だよ車検、クソ車検だよ。そうだよ、これから毎年毎年、CB1300と交互で車検がくるんだよ。何でこんな制度があるんだよ。たまんねーよ。三大世の中から無くなって欲しいもののひとつだね。ちなみにあとふたつは高速道路料金とジョー。しかし、法治国家である日本に住む以上、法律は守らなればならない。ルールを守ると言うルール、それは何よりも優先されなければならないのだ。そこで、せめてもの抵抗に、ユーザー車検をやるのであった。ということで、CBR600RRの初の継続車検に行くことにした。いつまでもこたつで自堕落な生活しとれんしな。そろそろ頭を切り替えよう。

さて、車検は予約が必要だ。2週間前からなんでタイミングを見計らって陸運局の予約サイトから予約を入れる。予約メールがくるので、予約番号などを記録しておく。念ためケータイにも転送しておいた。続いて書類準備をする。必要なのは、車検証、自賠責、納税証明、整備記録だ。車検証と自賠責はいつも持ってるから心配ないし、整備記録はネットからPDFファイルでダウンロードして使えば良い。一番の問題は納税証明である。これがよく無くなるんだよ。仕舞っておいたつもりでもどっかいっちゃう。そして、必要なのは、継続検査をする年が有効期限の納税証明書だ。たまに間違えて前年度のを持ってちゃったりするので注意しよう。もしなかったら市役所で発行してもらおう、これは無料でできる。今回はちゃんと仕舞ってあったので、問題なく、前日までに書類を用意できた。カンペキにカンペキである。カンペキであると毎回言ってて失敗するんだけどさ。

さて、当日、朝5時に起きて気象庁のサイトをチェック、晴れだ。去年は雪が降ってタイヘンだったが、今年は大丈夫だな。風が強いようなんでそれだけ要注意だ。そして気温は極寒である。重装備でいかねば。もう一度、検査場の場所をGoogleMAPで確認する。去年間違えたからな。ポイントはやはり熟女キャバクラで曲がる事を忘れない事だ。ようし、準備完了、時は来た! それでだけだ。

7時に出発しようと思ったが、まだ早いので実家でコーヒーを飲んで、そしてガレージからCBR600RRを引っ張り出してエンジン始動。まっちゃんに見送られて出発した。天気は良いがやはり寒いな。重装備ということで、上がプレミアムコットンTシャツ+ヒートテックTシャツ+グンゼホットマジックシャツ+タートルネック+ウインドストッパー+コンプリートジャケット、下がヒートテックももひき+ヒートテック分厚い靴下+カントリージーンズである。実はこのヒートテックももひきが今回の新兵器なのである。年末のユニクロのバーゲンで買ったんだけどさ、それまでのヒートテックももひきが短いタイプだったもんで、だんだんずり上がってきちゃうんだよ。だから今回は長いのを買ったんだ。で、今回初陣で履いたらスッゲーペラペラに薄いんで、ダイジョーブかこれと心配になったんだけど、実際に走ってみると結構ダイジョーブだった。最近のヒートテックってペラペラ化がスゴいよな。ヒートテックTシャツも新しいのを買ったら、古いのに比べると薄っぺらい、当社比65%薄っぺら化に成功しました、ジャーンって感じだ。でも暖かいから大したもんだ。でもグンゼのホットマジックも侮れんのだよ。これも薄くて暖かいのだよ。しかし、やはり最強はミズノのブレスサーモだよな。値段が高いだけの事はある。

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このように、寒いけど万全の体制なんで、車検所くらいまでへっちゃらさ。などと思いつつ走っていったら、2分後に指先が冷たくなり3分後に感覚が無くなり、5分後に痛くなってきた。ヤバい。指先が死ぬかもしれん。慌てて信号待ちで手を擦る手を擦る、やれうつなハエが手をする足をする状態なのであった。やっぱりRSタイチのヒーター手袋を買うべきか、でも2万円もするんだよな。ちょっと手が出ないよ。それならグリップヒーターか。それもいいけど配線に自信がないしなあ。そりゃあみんなは出来るから出来るって言うけどさ、みんながみんな出来るとは限らないんで、出来ない人は出来ないんだから、出来ない人が出来ないってことも出来る人は出来る事と出来ない事があるって事をわかって欲しいんだよ。あ、ちがう、出来る人は出来る事と出来ない事があるんじゃなくて出来るんだから、出来ない人にも出来る事と出来ない事があるから出来るとは限らないと思ってください、でいいのか。あれ、なんかヘンだな。まいいや。とにかくそういう事で、グリップヒーターももうちょっと考えさせてください。

19号線に出て、インターの交差点で155号線に入った。小牧方面に走っていく。失業中にハローワークに走った道である。暗い日々を思い出すなあ。でもあれから久しぶりに走るけどあんまり変わってないな、などと思っていたら、町屋まで来てビックリ、大手薬局チェーン店の配送センターが超巨大に増床してた。以前もでかかったけど、それがさらに2倍3倍と巨大化してた。恐るべしドラックストアチェーンである。それに比べて、かつてこの地で我が世の春を謳歌してた松下が、どんどん縮小してて見る影もないな。松下ってPanasonicなんちゅうワケの分からん社名にしてからろくなもんじゃねーな。これが栄枯盛衰なのか。国破れてサンガリアであった。

そこから県道25号を走る。このあたりではでかい工場を抱える東海ミシンの横を通って走っていくと、清水屋が見えてきたよ。地元では老舗のデパート、かつては鳥居松の清水屋に行くのがステータスだったよ。セレブは清水屋で買い物。イマイのサンダーバードのプラモデルを買って鳥居松商店街の高級食堂えびすやでシュウマイ定食を食って帰るのが贅沢だった。ああ、古き良き時代であった。今やデパートといえば武井咲の宣伝してる大手が最強、清水屋ガンバレ、オレは行かないけど。

おっとーーー! 過去を懐かしんでるうちに、あやうく熟女キャバクラを通過しちまう所だったぜ。やっぱり過去を顧みてるとろくな事ねーぜ、やっぱ、前を見て突き進むしかねえ。それしか今のオレたちには残されていねえんだよ。行くぜ。という感じで走ったら、問題なく目的地に到着した。えー、小牧車検場である。ちなみに、正式名称は、中部運輸局愛知運輸支局小牧自動車検査登録事務所だそうです。併設されている施設が、愛知県自動車会議所春日井事務所と、軽自動車検査協会小牧市所です。ここ試験に出るから。

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駐車場に入ってバイクを止める。まだ誰もいなかった。建物の方に歩いて行く。中部運輸局愛知運輸支局小牧自動車検査登録事務所に入った。こちらは去年と同じで変わっていない。数人の人が準備に動いてる。そこを通過して、隣の建物に入る。そこが愛知県自動車会議所春日井事務所と軽自動車検査協会小牧市所の入ってる建物だ。ここが、今年、新しくなった。今回初めての訪問である。新しいからきれいだな。こちらは女性の係員が大勢準備に急がしそうにしてる。あちこちで「おめでとうございまーす」「おめでとー」「今年もよろしくねー」と女性の多い職場は実に華やかなのであった。業務開始は8時30分からで、まだ30分くらいあるが、新しい建物の内容を把握するべく時間として十分に活用させてもらった。このように事前に情報収集する事が、円滑な作戦遂行には不可欠である。オレのようなユーザー車検の熟練者でも、相手となるいわゆるお役所は事務処理の簡易化、とか、業務の省力化、とかって言葉が無縁社会の世界に生きてるので、1年で何がどう変わってるやも知れぬ。油断できないのであった。十二分に情報収集して、ようやく8時30分になったので、いつものように6番窓口で自賠責保険継続加入の手続きをして14110円、続いて隣の7番窓口で「自動2輪のユーザー車検の申請書類ください」と言って書類をもらう。「審査依頼書・審査結果通知書」「自動車受領税納付書」「継続検査申請書専用3号様式」の3枚。ここで25円。そしてさらにその隣の8番窓口で車検証を出して、重量税印紙3800円と検査登録印紙400円審査証紙1300円を買う。印紙がたくさんになるので、落とさないように注意しろ。それらをもって記入カウンターに移動して、そこで印紙貼付と必要事項の記入をする。記入をしたら、。中部運輸局愛知運輸支局小牧自動車検査登録事務所に移動して、4番窓口でユーザー車検受付をする。今回は記入漏れがあったもんでやり直しになって時間食ってしまった。受付が完了したら、自動二輪レーンに入ってくださいと言われるので、バイクに戻る。

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バイクに戻って検査レーンに向かうんだが、手さげ袋があると便利なのだ。書類は結構な枚数になるし、曲げるとヤバいのもあるので、そのまま運ぶには、手提げ袋に入れてミラーに引っ掛けて走っていくのが一番である。レーンまで行くと、クルマは渋滞の検査待ちだったが、二輪はガラガラ一番乗りだった。係りの人が来て早速チェック開始。ライト、ホーン、方向指示器、ストップランプをチェック、それから車体番号と原動機の形式を確認するんだが、原動機の形式がカウルの隠れてみれないので苦労してた。結局見えんので、先に検査しようと言うことになった。で、「やった事ある?」と聞かれたので「えー、随分昔なんで忘れました」と答えたら、一緒についてやってくれた。いい人でよかったア。

そんなワケでいい人の係員さんに付き添いで検査開始なのであった。まず排気ガスの検査をする。マフラーに検査棒をズブリと突っ込むと、後は機械が自動でやってくれる。合格サインが出たら機械に「審査依頼書・審査結果通知書」を挿入してハンコをもらうんだけどいいひとの係員さんがやってくれた。続いてブレーキ検査速度計検査をする。これも電光掲示板に操作手順が表示されるのでその通りにやれば問題無し。合格だった。でもブレーキ検査の後にインパネのABS警告灯が点滅しっぱなしになってたのだがなんだろ。最後が光軸検査。これが一番引っかかるらしいのだが、実はこれまで幾度となくユーザー車検をしてきたけど、バイクでは一度も不合格になった事がないのだよ。クルマではあるんだけど。そのクルマもちょっとぶつけたもんでヤバいかなーと思ってたらやっぱり光軸不合格食らったと思い当たる事がある不合格なんで、まさか、最初の継続検査で引っかかるとは夢にも思わなかったぜ。機械がやり直しますと言って再検査して、やっぱりダメだったようで不合格×表示になってしまった。がーん。いい人係員さんが「光軸低いみたいだねー、調整してきてよ」と言うので書類をもらってレーンから出ると、とりあえず手さげ袋をリアシートに括り付けて、テスター工場に走った。やっばー、まさか光軸不合格とは、どうしよう、テスター工場でやってくれるかなあ。バイクは出来ないよとか言われたらどうしよう、小牧のドリームに持ってくか。でも営業してるのかなあ。正月休みだよなあ。と不安な気持ちでテスター工場に行ったら、バイクはこっちねーと軽く案内されて、レーンに入って「光軸お願いします」と言ったら、ゴトンゴトンと機械が出てきてライトが当たる部分に細かい数字が表示された。テスター工場の人がねじ回し持ってきて、カウルの裏面をちょちょちょといじる。数字がちょちょちょと変わって、やがて0になった。ハイオッケーと言われて、ホッとしてバイクをレーンから出した。うーむ、さすがテスター工場の職人はレベルが高いぜ。料金所のおねーさんにお金を払う。1500円だった。思わぬ出費だが、これで車検が通るならよしとしよう。急いで検査場に戻ると、さっきと違う係員さんがいて、光軸再検査ですと言ったら書類を見せてと言うので見せたら、やっぱり原動機の形式の確認に戸惑って「これカウル外すの大変だよね」と言い出したので「そそそそそそそそそそんなこと、半日仕事ですよオオオオオオ」とガクブルで答えたら苦笑された。でも、よく見たら、カウルの一部がゴムになってる所をぺろっとめくったら見えた。これがいわゆる、今流行のテへヘペロッってヤツだな。こうして原動機の形式確認が完了し、後は光軸再検査のみであった。いざ行かん!と悲壮な決意で挑むのであった。果たして検査の結果は‥‥合格だ! やった! やったぞ! オレはやったんだ! とーちゃんかーちゃんおらやったべさ、やったでごわす、やったぞなもし。レーンから出て、行ったん外に止めたら、レーンの横にある部屋で最終審査をしてもらう。ここで書類のチェックを受けて合格したら、中部運輸局愛知運輸支局小牧自動車検査登録事務所に戻って3番窓口に書類を提出すると、しばらくしたら新しい車検証が出来てきます。これで完了です。

こうしてユーザー車検は完了した。新年最初の仕事が終わったぜ。しかし、新年早々こんな事やるのもめんどくさくなってきたな。年末に済ませて、新年はゆっくり新春ツーリングしたいぜ。これから車検は毎年行事になったからなあ。次の車検は12月にやろうかとも思う。そしたら新年ゆっくりできるじゃん。

さて、光軸再検査で予定時間を超過したが、温泉に入るくらいの時間はよゆーであるので当初の予定通り温泉に行くことにした。新しい年の一発めなんで、やはり新しい温泉がいいので、以前から行きたいと思っていた、可児の湯の華アイランドに行くことにした。ここは出来てからだいぶ経つが、行こう行こうと思いつつも、距離的に中途半端なんで行けずじまいになってたんだが、こういうタイミングならちょうどいい。こんな事もあろうかと、手ぬぐいとクーポン券を標準装備してきたから、やはり今年もオレ様カンペキなのであった。
車検場(中部運輸局愛知運輸支局小牧自動車検査登録事務所)を出たら41号線で曲がって岐阜方面に走っていく。天気はサイコーにいいのだが、風が強い。フルカウルの軽いバイクは横風に弱いんで、気をつけながら走っていくと、やがて犬山に入って、マクドナルドが見えて来た。そういえば60秒キャンペーンが始まるよな。今朝の新聞にマクドナルドのクーポン券が入ってたから持ってくりゃよかったか。しかし、60秒キャンペーンはランチタイムである。まだ早いので帰りによる方が良いかもしれん。ということでとりあえず通過、先を進む。先を進むが非常にペースが遅いのである。これは、恒例の新春取り締まりセールでもやってるるのか。41号線のこの辺りでジョーに捕まってるから、どうにも疑心暗鬼な気分になるのであった。ペースに合わせてゆっくり走ってると、後ろのクルマが痺れを切らして追越し車線からぎゅいいいいいいいいーーーーんと抜いてった。それでもこっちはSSに徹した。SSってスーパース(以下略)

湯の華アイランドの大きな看板が見えてきた。いつもこれを見るだけで通過してるんだけど、今日は交差点を案内表示通りに曲がるのだ。曲がって行くと普通に住宅街があって、その間をぬうようにして進むと、でかい看板があって、さらにその先に巨大な施設が出現した。なんと、こんなふうに温泉施設があるとは思わなかった。これって大名古屋温泉と同じですぐそばに民家がいっぱいあるってのはどうよ。近所の人は毎日温泉に入れていいけど、クルマの客が行ったり来たりしてウザいだろうなあ。などと考えつつ、玄関前に来たら大きい自転車置場があったのでそこにバイクを止めた。温泉セットを持って建物の方に歩いて行く。送迎バスがやってきて、じいちゃんばあちゃんを降ろしてる。千客万来だ。玄関の窓にはでかでかと260万人達成と貼ってある。よく数えたよな。

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中に入ったら満員御礼状態だった。こんな人気の施設だったんだな。玄関でブーツを脱いで下駄箱にいれ、100円リターンの鍵をかけて奥に行く。入浴料は発券機で払うようだが、今回クーポン券を持ってきたのでどうすれば良いかと思っておねーさんに聞いたら、受付にどうぞと言われたので受付に行ってクーポンを出したら850円が700円になった。やった。150円も得したぞ。でもさっき1500円余分に使ったけどな。一通り説明を聞く。下駄箱の鍵とロッカーの鍵が交換システムで、館内の支払いはすべて最終清算、ロッカーキーのバーコードで管理するからなくさないように。どうせ温泉に入るだけなんだからあんまりカンケーないけどね。温泉は奥の右手にあると言うのでそっちに歩いて行く。しかしそれにしても雰囲気的に狭いんだよなあ。客が多いのもあるけど、なんかとにかくいろいろあるんで、映画によく出てくるアジアの市場みたいな喧噪。あんまり落ち着かんな。温泉まで来て男湯の暖簾をくぐって入ったら、これまた満員御礼、ロッカーの番号からロッカーを探すがよくわからん、ロッカーの案内図もあったのでそれを見て場所を特定した。ロッカーは縦長でちょっと小さい。でも脱いだ荷物は一応入った。手ぬぐいもって風呂場へ移動する。ここも満員御礼で、しかし、洗い場は空いてた。みんなちゃんと体洗ってるんだろうな。シャワーを浴びると冷えた体が解凍するぜ。しかし、シャワーの放出時間が短いなあ。なんどもカランを回さないかんかった。お湯の温度に体が慣れたら体を洗って、そしてまずは内湯に浸かる事にしたが、とにかく満員御礼。何とか内湯の空いてる所に入ったが、あんまり落ち着かんな。とりあえず内湯でぬくぬくしよう。しばらくそうしてたら、そろそろお昼の時間になって、ようやくちょっと空いて来た。そこで露天風呂に行ってみた。露天風呂はあまり客がいない。風が強くて寒い。露天風呂のひとつが源泉掛け流しだったので、そこに腰を落ち着ける事にした。ようやく天界気分である。あ、ちなみに露天風呂だけど展望は悪いよ。川が見えるけど、お湯に入ったら何にも見えん。しかし掛け流しなんでまあ許したる。じいちゃんに連れられて3人孫が来て、50数えるんだよとじいちゃんに言われて一生懸命50数えとった。掛け流しは適温だったの長湯してしまった。なかなか気持ちよかった。あとは若干狭いのと騒がしいのとごちゃごちゃで落ち着かないのと消毒臭いのが何とかなればいい温泉だと思います。

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湯を出て脱衣所に戻った。混んでるので自分のロッカーにたどり着けないからしばらく扇風機の横でクールダウンしてた。暖房が効いてるのでなかなかクールダウンできんな。それでも地道に扇風機を浴びてたら、ようやく服が着れそうだったので服を着た。そしてロッカーを出た。出たら一直線に受付まで行って、さっさと建物を出た。だって暑いんだもんね。暖房の効きが激しい。完全装備のライダーにはちと辛いぞ。外に出たら風が気持ちよかった。

天気がいいので、このまま41号線をもうちょっと北へ走ろうかと思ったけど、風が強くて寒くなってきたので、やっぱり帰る事にした。帰りに犬山のマクドナルドで60秒キャンペーンに挑戦しようと思ったら、ものすごい大混雑してたのでスルーして帰って来た。

本日の出費

温泉 700円
車検費用 21135円

本日のCBR600RRの走行距離 70キロ
累計のCBR600RRの走行距離 11270キロ

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