晴雨天の諏訪行は途中棄権で滝見温泉
4月27日(土)
毎年毎年この時期になると、一番の話題はやはりゴールデンウィークなのである。なんてったっても正月休みが終わって虚しい気持ちをなんとか奮い立たせるべく、がんばれ、次はゴールデンウィークがあるじゃないかと指折り数えて、後いくつ寝るとゴールデンウィークなどと歌いながら待ちに待ったその日がくるのであった。しかし、現実は厳しいのであります。優秀なるサイト訪問者諸君ならご存知の通り、目下、我がツーリングプロジェクトはゴールデンウィークの計画ここ2年間遂行失敗に終わっているのである。遡れば2010年の「伊豆半島温泉三昧SS」以来、天候に涙をのんで断腸の思いで中止をしてきたのであった。そんな思いはもうたくさんだ。今年こそ、絶対にゴールデンウィークのツーリングプロジェクトを成功させるのだ。3度目の正直である。2度ある事は3度ある。どっちだよ。とにかく祈る思いでTwitterに書き込み続けたのであった。Twitterに書き込み続ける事が天候の善し悪しとどのような因果関係にあるのか全く科学的根拠はないのであるが、これがそのなんと言うか、日本人が古来から習慣づけている、いわゆる言霊である。良いことを言えば良くなり悪いことを言えば悪くなる。これが日本の文化なのである。結婚式にきったはったは厳禁なのである。井沢先生がそうおっしゃってるから間違いないのである。しかし、現実はい厳しいのであります。気象庁のサイトの週間天気予報を見ていただければわかると思いますが、なんと、ツーリングプロジェクトの日をピンポイントで傘マーク付きなのであった。ゴールデンウィーク全盛期を避けた、真ん中の端境期を選んで予定したんだが、この時期は空いてるんだよねー、この時期を選ぶオレってあったまいいよなーなどと思ってたんだが、天気が悪いんじゃ意味ないじゃん。まさしく茫然自失言語道断なのであった。このゴールデンウィークの作戦を考慮した上での、この週末のツーリングであった。天気予報では週末は行楽日和などと言ってたが、この作戦のために、済ませておくべき事項を完了させなければならない。病院に行ってクスリももらってこなかんし、バイクもメンテしないかんし、それらをやりながらちょこっと走ってこようと思ってたんだよ。ちょこっとしか走れなくても、ゴールデンウィークのツーリングプロジェクトの為になら我慢できる、そう思ってたんだよ。だが、それがポシャってしまっては、やってられんぜ。もう一回言うぞ。やってられんぜってんだクソ。こうなったら、週末の行楽日和にカッ飛んだる。先週、予定してて行けなかった諏訪湖の温泉までカッ飛びで走ったるぜ。クスリもメンテもくそくらえだ。いや、病院は行っといた方がいいと思うと主張する理性くんを、カッ飛ばなやっとれんぜクソと主張する感情くんが力で上回った形である。「人は理性で行動しない、感情で行動する」と灰色の脳細胞エルキュール・ポワロの言う通り、ましてや煩悩の固まりで、理性なんてどこかに仕舞っちゃって出てこないサイト管理人に、まともな発想を期待しても無理ですわははは。ということで、ツーリングに行く事にした。
しかし、当日の深夜2時である。雨音で目が覚めた。ザーザー降りじゃん。おいおい、行楽日和のいい天気になるってホントになるんかよ。そう思いつつ、再び眠りこんで、そしていつも通りの5時に起きたら、速攻で気象庁のサイトを確認。すると、明け方は曇りだが、じょじょに晴れてあっぱれになると天気分布予報に表示されたので、よしもう迷う事なく出動決定したのであった。急いで準備をして、まっちゃん製ハムポテトサンドを食って、着替えて、と思ったら服がない。いつものユニクロのタートルネックがない。あれがないと首がすーすーするからヤバいぞ。どこだどこに仕舞ったんだ。慌ててそこら中を探しまくる。だから前日の夜に準備をしておけと言ってるのに、めんどくさいもんで明日の朝で良いやなんてやってるもんでこうなるんだよクソ。まっちゃん、ぼくの服がないよ、大騒ぎで聞いたら、ああ、冬物はもう仕舞ったかもしれんよ、と言われたので冬物格納タンスを調べたらようやく見つけた。なんでこんなところに仕舞うんだ、まだ着るのに、とブツブツ言いながら着た。せっかくまっちゃんが冬物と夏物の入れ替えをしてくれたというのに、感謝の気持ちもなく、このように文句ばかりたれとるので、ゴールデンウィークに雨になっても当たり前なのである。
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実家に移動して、ガレージからCBR600RRを引っ張りだす。ユニクロのタートルネックを探すのに手間取って、出発時間を大幅に遅れているので、急いで出撃と思ったんだが、まっちゃんが「コーヒー飲もう」と言うので、このところ、出撃前にコーヒーブレイクが習慣になっているので、飲まないとちょっと落ち着かんのもあるので飲む事にした。で、コーヒーをドリップして飲んだ。飲みながらヤマザキのカステラサンドを食った。カステラサンドを最初に考えたヤツは天才。なんで、カステラとパンなんて似たようなもんを挟もうなんて考えついたんだろうか。いや、考えても実際に作るとは思わんよな。でも実際に作って食ってみたんだろ。そして美味いデラ美味いと気がついて、商品化したわけですよ。このように、新しいものを開発するためには常識があってはいかんのであった。食って飲んだので今度こそ出撃する。
エンジン一発始動で発進、まずはコスモ石油である。19号線のいつものコスモ石油に入って、給油機の前に止める。今日もメール会員画面だった。ケータイを取り出してパスワードを調べて、それを入力した。これで2円引きだぜ。カードを入れてハイオク給油開始、黄色いノズルで給油する。前回80キロくらい走ってた。で、4リットル入らんかった。2円割引で6円くらい儲かった。6円あったら一生遊んで‥‥以下略。ちなみに価格はハイオク155円高いのである。
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コスモ石油を出たら19号線で多治見に向かう。天気は快晴、そばらしい晴れである。気温もちょうどいい感じだ。電光掲示板は12度を表示してる。暖かいな。19号は交通量も普段並みで、ゴールデンウィークだからといって混んでるような事はなかった。順当に走って内津峠を越えると、多治見に入った。多治見土岐瑞浪と走っていく。ゴールデンウィーク初日らしく、行楽客らしいクルマや、ツーリングに行くバイクをたくさん見かけた。カブにキャンプ用品満載のライダーや、BMWのアドベンチャーにキャンプ用品満載のライダー、ハーレーにキャンプ用品満載のライダーとキャンプに行くライダーが多いような気がする。グループツーリングライダーも見かけたぞ。コンビニなどで集合してるライダーも何件か見た。ああいうのでみんなが集まってくるのってわくわくするよね。まあ、友達がいないからあまり経験できないですけど。だれかオフ会誘ってください。天気がよければ行きます。タンデムライダーも見かけたよ。カップルで羨ましいのう。高速道路情報掲示板には、すでに小牧一宮間6キロ渋滞の表示があり、ゴールデンウィーク気分を盛り上げるのであった。
そんなこんなで極めて順調に進んで、中津川までやってきた。いつもの元起で休憩である。バイクを止めてトイレを済ませる。ミニバンがやってきて、中からお父さんお母さんこどものじーちゃんばーちゃんと大家族で降りてきて、ぞろぞろトイレに向かう様子だった。お父さん大変だなあ。仕事で疲れて帰省で疲れて休むヒマあれへんな。
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元起を出たら、いよいよ長野県に突入する。ここから信号もないからガンガン飛ばすぜ。ユニクロ探しとコーヒー&カステラサンド食って遅れた時間を取り戻すぜ。ぎゅいいいいーんとアクセルをひねったら、前のクルマに追いついた。えらいスローなんでなぜかと思えば、先頭が大型トラックだった。大型トラックは制限速度厳守なのであった。なんだよクソ、もっと走れよオイ。まったく大型トラックって運転手によって全然違うなースッゲー勢いで走るのもおるのに、こんな風にタラタラ走るのもおる。こういうところではスッゲー勢いで走って欲しいんだが、うーむ、しかし、みんな休みなのに働いてるトラックに文句を言ってはいかんな。おとなしくついていこう。しばらく走ったら信号で止まったのですり抜けして前に出た。おっしゃーこれでガンガンいくぜと思ったら、またすぐに前が詰まってしまった。今度はコンパクトカーを先頭にタラタラ運転である。よく見えんが、どうやら初心者マーク付きかもみじマーク付きのクルマだ。しかし、幸いにも間もなく登坂車線のある箇所なんで、そこで譲ってくれるだろう。そう思っていたが現実は厳しかった。そのタラタラコンパクトカーは威風堂々と走行車線を走っていくのであった。これに痺れを切らした後続車輛が、どんどん追越し車線からごぼう抜き、いやごぼう抜かれして行くのであった。あれ、やっぱり日本語変だな、まあいいや。こっちもそれに続いて抜かしたが、バックミラーで運転手を見たけど若いのか年寄りなのかよくわからんかった。なんにしても、君はクルマの運転はもう止めた方がいいよ。ゆっくり走るのはいいけど、周りが見えてない君の運転は危険だと思う。
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こうして御岳の近くまでやってきたら、空中給油ポイントである。今日の目的地、諏訪湖への往復は約400キロ、CBR600RRの航続距離が実働270キロなんで、ここまで100キロ走ってきてから補給しておくと、最低限の金額で追加できるのである。しかし、相変わらずここのガソリン価格高いなー。ハイオクリッター170円だぞ。地元で155円なのに15円も高い。まあ、3リットルくらいしか入らんかったから、45円くらいカンベンしといたるか。でも45円あったらチロルチョコ20円2個買えるなあ。もったいないな。
空中給油完了後、再び19号線に出た。ここらあたりまで来るとだんだん寒くなってきたよ。気温は10度を下回ってきたので当然である。しかし、それ以上に困ったのが、雲が多くなってきた事なのであった。中津川辺りまではいい天気で青空だったのに、いつのまにやら雲に覆われてて青空消滅、どうゆうことなのだ。確かに、天気予報では長野は雨のち晴れみたいな予報で、朝のうちに雨が降るような事は言ってたけど、もう昼に近い時間だぞ。この時間でこんな曇ってたらおかしいぞ。それに、この先、山の方はすごい事になってた。山の頂上に雲がか冠ってた。これはどういう事かと申しますと、人はライダーになると、まず立ちコケを経験して、次に白バイの世話になて、そして天気に敏感になりまして、特に雨に敏感になるんですが、山の頂上に雲が冠ってたら雨、ってのは その初歩の初歩、なのですよ。ちょっとやばいんじゃねーの。不安になりながらも、寝覚の床を越えて道の駅木曽福島までやってきた。そこでトイレ休憩にした。途中で見かけたSSのライダーやハーレーも止まってた。道の駅の売店は観光客で賑わっていた。ああいうのを見ると、道の駅ってなんだよ、結局、高速道路のPASAの一般道路バージョンかよ、あ、高速ちなみの道路のPASAって、道路族の甘い汁の温床だからね。新聞見た? 高速道路の補修に10兆円いると。10兆円。10000000000000円だよ。もうアホかと。バカかと。わけのわからん豪華絢爛なPASA造ってる金があったらそういう事に金を使えつーの。
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道の駅を出たら19号をさらに北上する。が、しばらく走ったらいよいよヤバい天候になってきた。まさしく雨雲が迫ってきていたのである。その一方で、たまに雲の間から陽がさして影がアスファルトに浮かび上がるので、かなり混沌とした予想しにくい天候になりつつあるのだった。気温の変化も要注意だ。急激に寒くなってきた。そして風がだんだん強くなってきて、まるで台風のような風が吹く事もしばしばなので、道路沿いの幟がふっとびそうにはためいている。風が強いのは雨が近い証拠である。ここはちょっと止まって様子を見た方がいい。道の駅木曽駒高原に緊急避難するのであった。バイクを降りてちょっと考えていると、長野方面からKawasakiがやってきた。寒いっすねーと話ししながら、この先の天候を聞くと、松本までなら大丈夫だよ、ナンタラで雨に降られたよとの返答だったので、もう少し先まで行くことにした。待ってる間にまた晴れてきたので、何とかなるだろうという事で、ここまで来て引き返すのは悔しいもんな、チキンハートに負けたみたいでさー。わっはっはっはーバレたかー、そうよオレ様がチキンハート様よ。チキンハートのくせになんて態度がデカいんだ。もう帰った方が良いぞよ、雨が降ってきてバイクが汚れたらどうする、自慢のCBR600RRがドロまみれてーもーいやーってなるぞ。ええーい黙れ。天気は回復するのだ行くぞ。ということでチキンハート撃破でさらに先を進むのであった。
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木祖村に入って藪原目前、権兵衛トンネルへの交差点を通過した付近である。おい、ちょっと。あ、チキンハートじゃん、どうした。あのさ、ちょっとヤバいと思う戻った方がいいと思う。なんだよ、改まって、なんか調子狂うな。いや、今回はマジなんだよ。マジ? うん、マジ、これはヤバい、戻った方がいい、お前さーチキンハートって忌み嫌うしバカにするけど、これは人の防衛本能なんだぞ。ああ、そうだな。オレもさー調子こいてふざけてわははとか言ってるけど、今回はマジ、戻った方がいい。雨に降られる。そうか。そうだ。じゃあ、お前がそんなに真剣に言うなら戻る事にしよう。うん、そうしてくれ。こうして180度反転が決定した。っていうか遅かった。雨が降ってきた。雨が降ってきたんだけど、同時に晴れてきた。意味が分からん。これはもはや緊急脱出しか他に方法はないので、必死に走って雨雲のとぐろを巻く晴天空の空間からの離脱を試みる。4気筒全開フルブーストで離脱だ。
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とにかく走って走って走って、なんとか大桑村まで戻ってきたら空が落ち着いてきた。セブンイレブンに退避して体勢を立て直すことにしよう。出発から飲まず食わずなんで、ここで98円のチーズパンと98円の缶コーヒーを買った。本当ならすき家の朝定食+マクドナルドの無料券コーヒーのはずなんだが、残念ながら作戦は失敗に終わった。かくなる上は作戦Bを決行するのだが、それには大きな問題がある。その問題とは、作戦Bの内容が決まってない事である。だはは。まあいいや、食って飲んだらちょっと落ち着いたので、このまま戻って、途中でそばでも食って帰るというテもあるなーと考えた。車屋さんとかな。よしそれいいねー、決定、セブンイレブンを出る。来た道を戻って行く。しかし、時間がちょうどお昼なので、どこのそば屋も車が満車だった。そりゃそうだわな、ゴールデンウィーク初日だもんな、考える事はみんな同じだわな。信州に来たらやっぱりそばだわな。
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結局、そばも食わんまま南木曽まで戻ってきた。このままもどったら中津川まで行ってしまうので、仕方がないから南木曽館にでも行くか、と消極的決断をして交差点を飯田方面に向かう。途中の妻籠は観光客で満員御礼であった。その付近では道路のど真ん中で観光客の車が止まってナビをいじってた。あぶないと思います。もっと周りに気を配ってください。
山道を登って南木曽館にやってきた。久しぶりだな。何年か前まではここがお気に入りで、毎週毎週通ってたよな。その頃に比べて付近の施設も充実したもんだ。バイクを建物の前に止めたとほぼ同時に、観光バスが何台も入ってきた。げ。タイミング最悪。観光バスからはツアーの客が砂糖に集る蟻の行列みたいに降りてきた。旗を持った係員について中に入って行く。そうだよなあ、お昼時だもんな。ここでお昼食って温泉入るパターンだよな。ゴールデンウィークだもんな。それでも一応中に入ってみたが、温泉への2階への階段の前に、観光客の一個大隊が集結して戦闘準備中なのであった。しゃべてるのを聞いていると日本語じゃなかったです。ということで、退避決定。すぐにバイクに戻って出発した。ああ、今日はダメだなー、ついてねーやーやっぱり当初の予定通り、病院でクスリをもらってバイクのメンテしてたほうがよかったなあー、もう帰りてーよー。がっはっはっは、そうだぞよ、もう帰ろうぞよ。キサマ! チキンハート! がっはっはいかにもオレ様がチキンハート様よ! チキンハートのくせに‥‥ちょっとまて、この登場の仕方ってことは、マジではないんだな? さっきみたいな、マジではないんだな? え、あ、ああ、そうだよ。今回のは、その、いわゆる‥‥。いつものだったら用はねーよ、消えな! こうしてチキンハートは消えた。
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南木曽館がダメなら、その奥の富貴温泉である。ここが最後の砦だ。ここがダメなら、今回のツーリングは完全に失敗である。おのれの判断ミスをとことん悔やむことになるのだ。現実は厳しいのだ。橋を渡って大きな看板があるのでそこから山道に入る。ウネウネ登って行くと、山奥にあるのが富貴温泉である。でもこれって、以前、温泉博士で入ったよな。ここってもうひとつ温泉があったような気がするが。ここに来た時に分かれ道があって、そっちにもあったような気がするので戻ってみた。そしたら滝見温泉と看板があったので、そっちに行ってみた。ちょっと走ったらすぐあった。なんだかとっても隠れ家的雰囲気なのであった。これはひょっとして当たりくじを引いたかもしれん。こんなところがあるとは全然知らなかったな。バイクを止めて、建物の方に歩いて行く。日帰りで温泉に入れるか確認してみよう。建物には何人かお客さんがいて、ご飯食べてた。うまそうな鍋料理みたいだった。女の人がいたので、温泉の事を聞いたら入れますよ700円ですと言うので、バイクに戻って温泉セットを持って再び建物に入って、700円払って、貴重品を紙袋に預かりますと言うので財布を預けた。ライダーにとっての貴重品は現金よりこの革ジャンなんだけどさ。
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温泉は別館なんで出て右ですと言われてそっちに行くと、鶏が受付してた。そこを入ったら、中の雰囲気もまた格別なのであった。泊まりで来たらここでのんびりできるわけだ。男湯の方に行くと、こじんまりした風呂が見える小さな脱衣所があった。荷物をかごに突っ込んで、風呂場に移動する。客は他にいないので貸し切りである。体を洗って内湯に入る。くううううーーー冷えた体に染み込みぜ。これまた極上のヌルヌル湯なのであった。すごく気持ちいいじゃん。こりゃいいや。最後にホームランだったな。気持ちいいので露天風呂にも行ってみた。そしたら川が見えて滝も見えた。風呂に入ってると青空と流れる雲と川のせせらぎと滝が見えてサイコーなのであった。ヌルヌル湯のヌルい湯なので長湯できるので、このまま寝ちまいそうだった。それくらい気持ちよかった。あ、滝って砂防ダムの滝なんで、あんまり情緒は無いです。念のため。でもそれでも水の流れが見えるのはいい感じなのだ。タンノンして出た。貴重品を受け取ってバイクに戻った。
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帰りにサークルKではちみつホットレモンを買って飲んだ。
本日の出費
パン 98円
缶コーヒー 98円
温泉 700円
はちみつレモン 130円
本日のCBR600RRの走行距離 250キロくらい
累計のCBR600RRの走行距離 11200キロくらい