連休行楽日和は新穂高の大渋滞

10月13日(日)

ネットが繋がらなくなった。実はこの2、3日、重いなーと思う時があったんだけど、夜になってついに繋がらなくなった。いや、繋がって入るんだけど、全然画面が出てこない状態、ダイアルアップ時代、テレホタイムになるとポインターがくるくる回るアイコンに変わって未来永劫それが続く事があったじゃん、ああいう感じになった。この説明が切実にわかる方は同世代です。あの頃のインターネットって閲覧時間より表示待ち時間の方が長かったもんな。1時間の内の40分くらいは待つ時間だったよな。よくやったよな、あんな時代でも新しい世界の幕開けみたいに思ってバカみたいに喜んでたんだけど、いろいろやってみて、早朝が一番繋がりやすいとわかったから早起きしてネットサーフィンしてた。今もその名残で、朝ネットに繋ぐ事が多いんだけどさ。とにかく、朝になったら繋がるかと思ったけど繋がらんので、仕方がないのでサポートセンターに電話した。サポートセンターって待たされるのが普通だけど、意外にあっさり相手が出た。「ハイこちらサポートセンターです」女の人だった。かなり年配の。「あのー繋がらないんですけど」「そうですか、では係に代わります、あ、今誰も空いてないからダメだねえ、あ、空いてた、空いてる人いた、代わりますね、あ、ちょっと待って、その前に名前を聞くんだった、名前をどうぞ」すっげー、なんか八百屋に大根買いにきたみたいだ。「シャーロックホームズ、ベイカーストリート221B」名前と住所を答えた「シャーロックホームズさんね、では代わりますね」しばらく待たされた「お電話代わりました、サポートの国枝(仮名)です」「あのー繋がらないんですけど」「では機械を確認してください、ランプが点灯してますか」「点灯しています」「上から順番に、どっちが開いてますか」「えーっと、右、上、下かなあ、その、わかりません」「右目1.0左目1.2です。機械に異常はないようですね。では電源コードを抜いてしばらくしてからもう一度さしてください」「さしました」「どうですか」「ダメです」「‥‥‥」困っているようだ。他に方法は無いらしい「詳しく調べます、もう一度連絡しますから」「え、じゃあそれまでこのまま繋がらないんですか」「すいませんそういうことです、さようならまた会う日まで」なんて事だ。やれやれだぜ。これじゃ、黒鳥から隼に寝返った、じゃなかった、乗り換えた某氏にお祝いのメッセージも送れんがや、どうしよう。そうだ、ツーリングに行こう。

ということで、ツーリングに行く事にした。さて、目的地であるが、新装版温泉博士の今月号で行けそうなところはいっぱいあるんだけど、間もなく訪れる冬、行けなくなる山岳地帯を走るのが正解であろう。となると行き先は、明宝温泉湯星館か、前回行くことが出来なかった新穂高温泉ひがくの湯である。明宝温泉は手頃な距離、そして久しく行ってないから、久しぶりに行くのもいいなあと思う。それに、なんといってもあそこには泣く子も黙る天下の名物、明宝ハムがある。残念ながら明宝ハムがどれくらい美味いかを語る事は出来ない、自分の目で確かめろ。いや、目では確かめられんな、自分の舌で確かめろ。人生観が変わるぞ。でも高いんだよね。それがちょっとネックなんだよね。やはり財務省同行の機会にとっておくべきなのかも知れん。となると、やっぱり、新穂高温泉がいいよな。新穂高温泉はもうちょっとしたら雪で行けんくなるからな。よし決定、新穂高温泉に行こう。となると、出撃機は旗艦CB1300SFブラックパール号である。連続出撃だが、往復400キロということで出走していただこう。

で、ネットが繋がらんのでテレビのデータ放送で天気予報を確認したら予定通り晴れで、文句無しのツーリング日和になるようだ。大急ぎで準備したら、まっちゃん製の特製タマゴマヨネーズトーストを食ったら着替える。最高気温予想が高山22度ということで、ちょっと寒くなるかも知れんから、装備はフルレザーの下にはプレミアムコットンTシャツ+ヒートテックタートルネック+コムサ長袖シャツを着た。暑くなったら脱げばいいからな。準備完了で実家ガレージに行くと、旗艦CB1300スーパーブラックパールモリワキ君を引っ張りだした。朝は冷える。寒いのでエンジン始動にチョークを引っぱりセル一発始動、HONDAインラインフォアが雄叫びをあげるのであった。水温表示は急激に上昇し。35度からあっという間に40度50度と適温になっていく。シート下に温泉セットを入れたら暖気を済ませて出発だ。まずはガソリンを入れる。いつものコスモ石油で満タンにした。レギュラー149円がメール会員割引で148円である。よく見たら1円なんだね、メール会員割引って。前は2円だったよな。確かに2円だった。いつの間にか1円になってまった。まったくおかしな世の中になったもんだ。エラい人たちはこれで景気がいいと思ってるらしい。ちなみに12リットル入った。リッター20キロちょっとくらいかな。

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コスモ石油を出たら19号線を多治見方面に向かう。天気は快晴、青空広がり気持ちいいな。でも寒い。道路脇の電光掲示板温度表示の気温は15度である。若干冬装備できて正解だったな。夏用エアスルージャケットで人身御供になっていただいた方へ感謝。セシリアさんは相変わらずお奇麗ですなあ。それにしても寒いのであった。だけどだんだん暖かくなると思って走っていく。多治見市内に入ったら、いつもの小泉ルートを走って旧道248号線を進む。途中の交差点で黒いプリウスがど真ん中に止まってた。信号が変わって、そのクルマがスッゲージャマになってるんだけど、お構いなしで止まってて、しばらくしたら何を思ったのか突然動き出して交差点を突っ切っていった。完全に信号無視だぞ。なにやってんだ。こっちの信号が変わったんで交差点を進んだら、その先の細い道からいきなりその黒いプリウスが飛び出してきて、ゲゲッと思ってブレーキかけたら、なんかスッゲーにらまれて、そのまま反対側の細い道に入ってった。なんかゴキブリみたいな動きだな。ああいう輩には関わらない方がいい、そそくさと現場を離れるのであった。

旧道を順調に進んで川辺で41号線に合流する。よっしゃ、カッ飛んで行くぜ! と思ったのもつかの間、早めの時間に出て来たにも関わらず、すでに交通量は多めで、流れはチンララモードなのであった。おかしい、一体どうしたというのだ、これでは41号線の意味が無いではないか。かっこーんとカッ飛ばせるのが41号線では無かったのか。そして思い出した。あ、そうだ、世間様は3連休じゃん。自分が祭日出勤だもんで全然気がつかんかったよ。心うきうき3連休だもん、この行楽日和、みんな出かけてくれるわなあ。行楽地への国道が混雑するのは仕方がないわなあ。くそ、なんか連休じゃないのが悔しいぜ。

そんなワケで、41号線をそれなりのスピードで走るであった。いつもならピー(自主規制)キロで走るのに、今日はピー(自主規制)キロくらいだ。ひどい時は制限速度尊守な速度まで落込んでしまった。くっそー世界最高峰のHONDAテクノロジーを持て余してるぜ。ストレス溜まるわー。でもいい天気なんで、気を取り直してのんびり行くことにした。のんびり走ってたら、高山線をキハが走っていく。いい感じの光景である。これものんびり走っているからこそわかるのだ。目を三角にしてつり上げて走っていてはわからない事が世の中にあるのだ。そんな感じであちこち見て走ってると、今日はとにかくバイクが多いな。そりゃこの天気だから、走らないヤツはライダーじゃねえな。ざっと見かけたのだけでも、ハーレー軍団、BMW軍団をはじめとして、旧車族も走ってたし、ニンジャ900、カタナと懐かしいバイクも元気に走ってた。最近の売れ線のニンジャ250やCBR250も見かけた。2ストグループも走ってた。最新型のカブCT110も走ってた。キャンプ用品満載だった。CBR600RRにキャンプ用品満載も見かけた。その荷物を積むのに、昔の和服を仕舞っておくようなトタンの箱をシートにバンドで括り付けてたけど、どうなんだろうなアレ。本人としてはカッコいいと思ってんだろうなあ。まあ、自分もアンティークな旅行カバンをリアに括り付けてロングツーリングしたいなんてバカな事考えてるんで、ひとの事言えんけどさ。あ、そういえば、意外にNC700シリーズを見かけなかったなあ。なんでだろ。

そんな感じでチンタラチンタラ走ってきました、中間休憩ポイント飛騨金山です。この街のメインストリートわずか数百メトールーbyハマショーと歌われたように、わずか数百メートルにデイリーヤマザキが3軒連なる飛騨金山、今回は新店に止めてみました。敷きたてのホヤホヤなアスファルトも色鮮やかな広い広い駐車場にバイクを止めると、お店に入ったらさすが新店奇麗だな。でも品揃えは井尻交差点の下呂金山店の方がいいような気がする。寒かったんであったかい物を飲もうと思って見たら、肉まんあんまんがもうフルラインナップで登場してた。おお、そうであった。もうあんまんの時期であったな。しかもヤマザキの肉まんあんまんじゃん。これはズバリ食わないかんでしょう。飲み物はズバリお茶でしょう。ホットお茶137円を持ってレジに行くと、店員の女の子、じゃっかん横にボリュームのある女の子であったが、鼻をすすりながら黙ったままレジを打って、「あんまんください」と注文したら返事も無しで黙ってあんまんを袋に入れてくれて、お金を払うと黙って受け取って、おつりをくれた。その時に「‥‥がと‥‥す」となんかつぶやいてたけど、ひょっとして「ありがとうございます」って言ってたのかなあ。悪い事は言わんけど、貴女、この仕事向いてないですよ。

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バイクに戻ってあんまん食ってお茶を飲んだ。食ってたら、隣一台空いてクルマが入って来た。よくあるコンパクトカー、そして降りてきたのはミニスカートのワンピースに脚もまぶしい美女であった。おお、と思って鼻の下が長くなりかけた瞬間、隣にでかいバンが入ってきて全然見えなくなっちゃったのであった。

ガックリな事態を経て、デイリーヤマザキ最新店舗の偵察任務は完了し、再びチンタラ路線の41号線を北上する。しかし本当にいい天気だよ。気持ちいいよ。でも寒いのは変わらん。ひょっとしてこのまま寒いのかも知れん、などと思いつつ、前日入ったホテルパストールを遠景に見つつ、下呂中心街に来た。ここでコスモ石油で再び給油である。今日のルートは往復400キロなので空中給油が必要なのである。給油機の前にバイクを止めてガソリンを入れた。リッター156円もしたよ。たっかー。ほぼ100キロ走って4リットル入った。ちなみに、ここのレシートはガソリン税も表示されるんだけど、156円のうち53.8円がガソリン税だそうです。3分の1が税金だぜ。このガソリン税で日本の道は造られるんだぜ。山の中に異様に立派な道も造られるんだぜ。地元の人のためなんだから文句言うなよ。でも全然ボロいままの道もあるんだぜ。なんでだろうな。

下呂を後にして、チンタラチンタラ進んで、ようやく第2休憩ポイント道の駅渚までやってきた。ここでトイレ休憩して、恒例の温度表示確認だ。今日は16度だった。気温は全然上昇してないんですけど、などと思いつつ辺りを見ればバイクいっぱいである。アメリカン2人組は最近免許を取って買ったばかりなのか、初々しい新しいウェアーだった。若いもんがバイクに乗ってくれるのはうれしいね。勢いよく入ってきたのはSS軍団、トイレ前にバイクを止めてヘルメットを取ったらみなさんええ歳こいたおっさんばかりだった。相変わらずおっさんライダーは元気でなのであった。

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時間が押しているので先を急ぐぞ。道の駅を出たらカッコーンとすっ飛ばすが、すぐにチンタラ軍団に追いついて再びチンタラ走行になった。高山手前の久々野で市街中心部を回避する美女ルートに入って進むと、辺りの畑はもうコスモスが満開なのであった。ああ、もうそんな時期なんだなあと季節の移ろいに、時の流れの無常さをひしひしと感じるのであった。それなのに、ああそれなのに、相も変わらずアレが欲しいコレが欲しいと進歩の無いヤツなのであった。

美女街道を走って県道462号線にスイッチするんだが、その交差点にあるデイリーヤマザキでバイクを止めた。なぜなら、そろそろネットが繋がらん件でケータイに電話がかかってくるはずだからだ。バイクを止めて待機していると、ケータイが鳴った。おお、ホントに時間通りに電話してきやがった。絶対にかかってこんと思ったのに、やるじゃんこのサポート。で電話に出た。「はいもしもし」「ヘンタイライダーさんですか」「そうです私がヘンタイライダーです」「こちらサポートセンターの佐藤(仮名)です、実は調べたらカクカクシカジカなんでカクカクシカジカそときましたからもうダイジョーブですよヘッチャラですよ全開バイバリですよ、パソコンの近くにいますか」「離れてます」「パソコンの近くまで行ってください」「ここからだと3時間くらいかかりますがお待ちいただけますか」「では3時間後に電話します」「その切り返し、やるなお主」「ふっふっふ、これまでに幾度のモンスタークレイマーと戦ってきたと思っておるのだ、キサマなど赤子のごとく捻り潰してくれるわ」「よかろう、ではひと風呂浴びてからパソコンの近くに行くから、そうだな、7時間後に電話せい」「御意」こうして電話は切れた。とりあえずなんとかなったようだな。

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ひと安心して出発した。いよいよ、国道158号線から乗鞍平湯方面に向かう。道の駅渚で抜かしてきたおっさんSS軍団が怒濤の勢いで抜かして行った。速いなー、やっぱりバリ伝世代は違うわー。飛騨丹生川からいよいよ平湯峠への上り道、自転車軍団が大勢走ってる。すごいなあ、こんなキツい坂道を自転車で走っていくんだからなあ。とてもマネできません無理です。何台もの自転車を追い越して、ウネウネ山道を登っていくと、恒例の平湯トンネル手前まで来た。電光掲示板は「自転車が多いから注意」と表示されてた。ああ、そうか、自転車なら乗鞍スカイラインを走れるのか、そうか、何か自転車がうらやましいな。

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平湯トンネルに突入する。外でもこの寒さなんで、トンネル内部は凍え死にそうなくらいの寒さを覚悟して突入したが、意外にそんなに寒くなかったよ。トンネルを抜けたらヘアピンカーブを走って平湯温泉郷であった。スッゲー混雑してる。もうほとんど渋谷交差点状態、もうね、山奥の人里離れたひっそり温泉なんて影も形もありません。ここまで来てスルーするのはもったいないと思って平湯バスターミナルに寄って行こう、あわよくば何か食って行こう、などと思ったのが間違いであった。この行楽客大襲来の連休にそんな事できるわけ無いのであった。駐車場付近では、交通警備のおっさんらが慣れない手つきであぶなっかしい誘導をしており、そのうち事故るぞ、君子危うきに近寄らず、ということで緊急脱出、混迷を極める平湯中心街から離れるのであった。

こうなったら一目散に新穂高温泉である。それしか方法は無い。国道471号線を駆け抜けて、いくつもの名湯を横目に蒲田川を渡る赤い橋を過ぎて栃尾温泉の交差点まで来た。この辺りも観光客でいっぱいだった。キャンパー風のミニバンが多い。もちろんバイクも多い。昨日今日でキャンプを満喫した様子の帰りますライダー、これから今日明日でキャンプを満喫するぜと鼻息も荒い行くぜライダーとチャンポンで右往左往なのであった。新穂高に向かう県道475号線を走っていくと、やがて視界に凛々しくも美しい山が見えてきた。あれが新穂高なんだろうなあ。ところで新穂高って山の名前なのか? ここら辺の山の総称なのか、よくわからないので詳しい人教えて君。

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もう少しで目的地のひがくの湯というのに、渋滞になった。マジかよ、なんでこんなところで渋滞なんだよ。ここは首都高速かい。なんで渋滞になっているかと言うと、ここの道は途中で細くなってるもんで、クルマがすれ違えないのである。で、いわゆる片側交互通行なのである、それで渋滞なのだ。なんという事だ。ガソリン税がっぽり徴収してるんだから、それでさっさと道造れよクソ。

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究極のチンタラ走行の後、なんとかひがくの湯に到着した。交通整理のおっさんたちが危なっかしい誘導をしてくれた。バイクを止めて温泉の建物に向かう。中に入ると、若い係員が3人ほどいて、掃除してた。温泉博士を見せたら、今回はわかってもらえて、ハンコを押してくれた。前回はお金とられそうだったもんね。そして、注意事項を書いた紙を見せてくれた。それには、「うまい棒は食うな」「カミソリとクシも使うな」「その他サービスは受けられない」「トイレだけは使わしたる」「タダで温泉に入らせたるんだから文句言うな」「違反者は極刑に処す」という内容が丁寧な言葉で書いてあった。おっしゃる通り、無料で入れるんだから文句は言わないよ。言われなくても小市民だから、こんな事言われる前から、うまい棒も手を付けた事無いよ。しかし、温泉博士が普及してきて、礼節をわきまえん輩もちらほら出てきてるということだよなあ。日本の文化は恥の文化だったんだが、いつのまにかただ単に恥ずかしい文化になってきてるようだ。

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受付を済ませたら温泉に入った。脱衣所の100円不要ロッカー(100円リターン機能が壊れているロッカー)は1カ所に減っていた。100円リターンできるロッカーに荷物を突っ込んで風呂場に移動する。ちょっと寒いよ。体を洗って湯に浸かる。ちょっとぬるいよ。なかなか暖まらんなあ。しかし、しばらく浸かっていると暖まってきた。そして東の方の壁に「登山の湯」と看板があって、目隠し壁の一部が解放されていた。あの向こうに「登山の湯」があるようだ。これは行かんわけにいかんでしょう。草履があったんでそれを履いて、フルチンで歩いて行くのはちょっと滑稽だけど、案内通り進んだら、壁ひとつ向こうは駐車場というキワドいところを通って露天風呂に着いた。そこは目隠しも無いんで、駐車場からは見えないけど、渋滞してる道路から丸見え状態なんだけど、そのかわり、中の風呂では見えなかった山が見えるのであった。リンゴも湯に浮いてるのであった。こりゃええわ。湯に浸かってリンゴの香りも楽しめるのであった。あんまり香りしないけど。でも山はそこそこ見えるよ。タンノンしたら出た。

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出たら恒例の鉄道模型を見学だ。ここの鉄道模型は充実してるんだよ。車輛も豊富で、今日は多くの列車が実走してたので、おおーっと思って見てたら、若い女の子の係員さんがニコニコ笑顔で「ゆっくり見ていってって下さいねー」と声をかけてくれたけど、そんな夢中になってみたたのかなあ、ちょっと恥ずかしい。

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鉄道模型も十分見たので帰ろう。バイクに戻って帰路につく。途中、コンビニで休憩してボスカフェオレを飲んでたら、若者から声をかけられた。「いま中型免許で次は大型免許を取ってCB1300に乗りたいんですけどどうですか」と聞いてきたので「いいと思うよ、でもちょっと重いけどね、それからねー、あーでねー、こーでねー」といかにも先輩ライダー風を吹かして演説してやった。この上ない優越感だった。しかし、そこへ「おまたせー」とクルクル巻き髪にキラキラお目目のお人形さんみたいな可愛らしい美少女がソフロクリームを持ってやってきた。若者「オレのソフトは買ったの?」お人形美少女「あ、買ってない、ごめーん、買ってくる」いそいそとお店に戻るのであった。なんちゅう可愛ええんじゃクソ、さっきの薄っぺらな優越感が完膚なまでの敗北感に変わった瞬間でした。

帰って来てネットを確認したら何とか繋がるようになってた。めでたしめでたし。

本日の出費
あんまん 105円
お茶 137円
カフェオレ 120円

本日のCB1300SFの走行距離 390キロ
累計のCB1300SFの走行距離 68900キロくらいだと思う。


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