台風一過の中津川東山温泉

10月26日(土)

最近は季節感が無くなってきた云々よくよく話題にしたりなんかするんだけど、気温の話で寒い寒いなんちゅー寒い、暑い暑いなんちゅー暑い、地球温暖化だバーローと名探偵コナンみたいな横着な物言いで、こんなに温度差が激しいのは困っちゃう、と山本リンダの時が時なら流行語大賞になってたであろう物言いで、事態を杞憂していたのであるが、この晩夏であるいは初秋で、何でこの期に及んで台風が襲来するのか、しかも三連発であり、これはまさしくいわゆるガンダムを苦戦させたあの有名な黒い三連星ストリームアタックを彷彿とさせる極めて危険な要素であるのだが、それがこの例年では台風シーズンとっくに終了後に日本を襲来するのは、これもまた昨今の地球温暖化による異常気象といえ、由々しき事態であり、いよいよライダーにとって厳しい環境となりつつある事を暗示しているのであった。そんな気象状況のあおりを受けて、毎週末の恒例行事のツーリングは、既に2週連続で出走不可になるのは火を見るより明らかなのであった。だからすっかり諦めてさ、だって10年に一度の驚異的な勢力の超大型台風だって言うんだもんね、こっちもビビってまうわ。早よから完全防災体制をとって、いつ台風が来てもダイジョーブと思っていたんだけど、物干し台を片付けたり表に出ている色んなものを全部納戸に仕舞込んだり、間違っても何かが飛んできて窓ガラスが割れて天井が抜けたみたいな悲惨な惨劇が起こる事のないよう、ビシバシにしておいたんであった。そのかいあってか、超大型の強い勢力を持った台風は、本土に上陸する事無くかすめて行ってくれた。そして、台風が過ぎ去ったら晴れてきた。一応、朝5時の気象庁のサイトの情報を見たら、午後から晴れとなってたんだけど、いくら何でもそれは無いでしょう。午前中台風襲来、雨風ともにヒドくなるのに、午後から晴れってそれは無いよ。天気予報は外れる。これマーフィーの方則ね。だから今週もツーリングなしでフテ寝だよ、などとよゆーしてたのであった。カルビーポテトチップスコンソメ味と森永チョイスチョコビスケットを食いながらブルーレイディスクのバックトゥザフューチャー三部作でも見よう、などと考えていたのであった。が、しかし、お昼前には雨は止んで雲も徐々に消え、青空が広がってきて太陽が顔を出した。オイなんだよ、これなら昼からツーリングに行けるじゃん。このまま2週間も乗れんのは禁断症状が出てしまう。そんな事態は避けねばならんのだ。せっかく好天に好転したにもかかわらずバイクに乗らなかったら後悔するぞ。ようし、こりゃ緊急出撃だ。ということでツーリングに行く事にした。

なんせ緊急出撃なんで慌てるのであった。まず問題の目的地であるが、今月号の温泉博士で気になっていた温泉が中津川の東山温泉である。温泉博士では初登場だと思うんだが、ラジウム温泉ということで、ぜひ入ってみたい温泉なのだ。中津川なら距離的に丁度いい。次に問題は出撃機である。ここは近距離で山の中の温泉、しかも初めて行くところなんで当然、万が一悪路でもダイジョーブで小回りのきく軍団の切り込み隊長FTR223リトルパール号で決定。最後の問題が装備である。昼に出発すると、出発する時は暖かくても帰りの気温はサブッとなるので、それ相応の防寒装備で行かないかん。まだ冬用ジャンパーは早いから革ジャン、クシタニの革ジャン、クシタニのコーヒーブレイクミーティングで、クシタニの販促担当のねーちゃんに「ビンテージですねウフフ」と言われた革ジャンを着て、中にユニクロのプレミアムコットン+ヒートテック+タートルネックの3枚重ねで、下は染め直したけどまた色落ちしてきたカントリージーンズを履いて行く事にした。あとはクシタニヒップバックに温泉博士を無理矢理突っこんで‥‥突っ込んで‥‥おかしいな入らないなクソ温泉博士がヒップバックにも入らないじゃん、マジ改悪許せん。仕方がないので半分くらい外に出てるけどそのままファスナーを閉めて落ちないようにした。こうして、緊急出撃体制を整え、納戸からFTR223を引っ張りだしてチョークでエンジン一発始動、急速に晴れ渡る空の下出撃した。あ、慌ててたんで、出発の時の写真が無いです。撮影忘れてた。

さて、まずはガソリンであるが、今日はFTRなんでいつもの19号線ではなく、旧19号線を走っていくので、旧19号線沿いのコスモ石油にて給油する事にした。いつも同じところじゃ芸が無いからね。っていうか、最近旧道もよく走るんで、ここのメール会員になっておこうと思ったんだよ。で、そのコスモ石油に入ったら、早速、メール会員登録手続きを行う。バーコードリーダーを起動させてヘンなマークの読み込みをしたら空メールを打った。返信はすぐだった。しかし、それは登録ありがとうございます、というもので、会員価格のパスワードではなかった。仕方がないのでそのまましばらく待ってたんだけど、待てども暮らせどもいっこうに会員割引のパスワードのメールは来なかった。店員さんに聞いたら、パスワードを入力してくれて、ひょっとしたらスパムと判定されてブロックされてるかも知れないので、全然来なかったら設定を確認してくださいと言われた。なかなか面倒だのう。まあいいや、とにかく会員価格で給油は出来るようになったので給油した。130キロくらい走ってて4リットル入った。リッター32キロくらいか。気になるレギュラー価格は151円なのであった。メール会員割引はリッターあたり1円だった。何だよここも1円かよ。

ガソリンも入ったんで、スタンドを出たら旧19号線を多治見方面に走っていく。昼のこんな時間に走るのは珍しいので、意外にこの路線のお店がちゃんと営業してるんだと知ってびっくらこいた。いつも朝早い時間か中途半端な夕方にしか走らんもんで、その上、もう店閉めちゃったんじゃないのと思えるような外観のお店も多かったもんな。駐車場満車ってことは、お昼ご飯需要がしっかりしてるってことで、おいしい店なんだろうね。

内津峠を旧道で越えて、多治見で19号線に合流する。風が強いなか、吹っ飛ばされそうになりつつも流れに乗ってわりとハイスピードで走っていくのであった。マジで風が強いな。街路樹は市川崑の世界で、のぼりは支柱がしなってるくらいだった。やはり台風の影響なんだろうな。油断しないように走っていく。こんなタイミングで走ってるライダーもいないだろうなあと思ってたら、いきなり対向車線にシートバック付きのXJRが走ってきた。気がつけばバックミラーには最新型のCBR250Rがいた。みんな晴れてきたもんで早速出撃してきたみたいだな。懐かしのCB250グラブマンも走ってたぞ。同じような単気筒の音だね。

多治見から土岐瑞浪とそれなりに順調に進むのだが、やはりこの時間帯になると交通量が多いので早朝と違ってなかなか思ったような時間ペースで進めん。そして困った事にトイレに行きたくなってきた。しまった、ちゃんと出かける時は忘れずにトイレに行こうと思ってたのに、慌ててて忘れてた。どうしよう、コンビニに寄るとなんか買わないかんもん。昼飯食ってから出てきたもんで、飲んだり食ったりする気にならんなあ。タダでトイレできるところは無いかなあ。でもこの辺りの19号線は道の駅も無いんだよ、困ったね。そこへピアゴが現れた。ピアゴとは、中部地区の小規模総合量販店だ。そうだ。ピアゴならトイレがあるぞ。速攻でピアゴの駐車場に入ると、バイクを止めてお店に入った。トイレを済ませてバイクに戻ると速攻で出発である。アメリカ空軍ではこれをタッチ&ゴーと呼ぶ。

こうしてトイレ危機を脱した我々は一路19号線を走って恵那に入った。恵那で19号線を離脱し、恵那インター方面に向かう。恵那インターの交差点から県道72号線に入った。恵那峡方面に進む。この辺りは恵那の観光地なんでいろいろあるんだよ。恵那峡ランドとか恵那観音とか天界苑とか、いかにもB級な観光地施設が所狭しと並んでいるのだ。展望台もあるのだ。観光バスが止まってるから結構いいところなのかも知れん。

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ここら辺から道筋に自信がないんだけど、脳内ナビを駆使して走って行く。途中で、側方確認がまったくできていないベンツにぶつけられそうになったり、自動車学校の教習車の後ろについちゃって超ノロノロ運転になっちゃたり、誰に手を振ってんのか、窓から手を出して何度も手を振ってるクルマがいたりしたけど、とある交差点まで来たら、東山温泉の看板を発見したので、ラッキー、これで道に迷わないぜとそっちに曲がった。そしたら凄い渋滞に遭遇した。まさか東山温泉に行くクルマの渋滞かよ。東山温泉は人気の温泉で結構混雑するらしいから、やはりウワサは本当だったんだな、ヤバいな、この混雑では風呂場はすし詰めだぞ、どうしよう。どこぞの温泉郷みたいに今日は混んでるから温泉博士はお断りですなんて言われるかも知れん。などと思ってたら、渋滞の原因は、川上屋さんだった。そう、恵那が世界に誇る名菓、栗きんとんの時期故に、川上屋さんはもはや押すな押すなの大繁盛なのであった。その川上屋さんの駐車場満車の渋滞であった。なんだと、こんなところで時間を食っとれん、するするすり抜けて危機的事態を回避した。その後も栗きんとん名菓のお店が何軒かあったけど、やっぱり川上屋さんが一番混んでた。そういえば、あの有名な恵那銀の森もあったよ。スッゲー混んでたよ。でもスッゲーロケーションはいいところにあった。恵那山が一望できるもんね。ちょうどスコーン晴れになってたもんで、ここでめし食うのはサイコーだろうなあと思いました。

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そこからしばらく走ったら、道路脇に看板発見、一番わかりにくいところと思ってた曲がり角に看板があったのでラッキー、これで道に迷わず行けそうだ。曲がってすぐにローソン温泉の看板を発見した。ローソク温泉。何もかも皆懐かしい。思えば、温泉ライダーになるきっかけを作ったのがこのローソク温泉であった。今からウン十年も前の話、当時はCBR750に乗ってたんだけど、あのハリケーンのね、フルカバードボディのCBR750、全然売れんかった不人気車種の、アレを最後にHONDAのラインナップから750が消えたという実に不名誉なバイク、それに乗ってたんだけどそんなのに乗ってたところがやっぱりヘンタイライダーだったってほっとけクソ、とにかく、それで走ってたけど冬だったから寒くて寒くてたまらんくて、もう死にそうだったところへ、このローソク温泉の看板を見つけて、温泉に入れば暖かいぞとふらふらと入ってしまったのであった。そしたら寒い中をバイクで走って冷えた体に温泉ってのがまさしく天界なのであった。その禁断の快楽にやみつきになってしまった。以来、温泉ライダーになったのであるが、その記念すべき一湯目の温泉なんだが、当時に比べて大人気になってうかつに近寄れないハードルの高い温泉になっちゃったんで、未だに当サイトのデータベースが更新されておりません。残念です。が、今日はちょっと寄ってみようと思います。外観だけでも撮影して、データベースを更新しようと思います。で、ローソク温泉に行ってみた。そしたら久しぶりに行くとびっくりだよね。昔はヒドいボロボロの舗装路の細い道の奥にあったのに、今じゃ拡張されてサーキット並みに奇麗な舗装路、しかもその脇には広い駐車場が造られていて、ほぼ満車、大人気なのがわかるな。写真だけとって、いよいよ東山温泉に向かう。

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そこからちょっと走ったらまた大きな看板があって間違えないカンペキな案内板の設置にカンドーなのであった。そこを曲がったらすぐだ。ここもまた駐車場満車であった。バイクをどこに止めようか迷って、ちょっと隙間があったんでそこへ止めた。ヘルメットをホルダーに括り付けて温泉の建物に向かった。おもったより立派で奇麗な建物だった。もっとボロくて古い建物を想像してたけど、ウッドデッキも立派だ。夜は電飾が光るみたいだな。中に入ったらブーツを脱いで下駄箱に入れスリッパを履いて奥の方に行くと受付があった。温泉博士を出してハンコをもらう。そこでハッと気がついたんだよ。そういえば、手ぬぐい持ってきてねーじゃん。げろげろーしまったー慌ててたもんで忘れてきたよ。温泉博士にカメラとケータイと財布、あと手ぬぐいが要るのに、忘れたよ。仕方がない、手ぬぐいを買うか、もったいないけど仕方がない。手ぬぐい忘れたんで売って下さいと言ったら、手ぬぐいは無料で貸し出ししてますので、帰りにピンクのバケツに返却してくださいと言われて、ウッソーでらラッキーじゃーん、と思わず小踊りしちゃうところでした。

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借りた手ぬぐいを持って男湯の暖簾をくぐると脱衣所に入る。こじんまりというか手狭な脱衣所だった。カゴに荷物を突っ込んで風呂場へ移動する。先客は一人だった。風呂は小さいと聞いてたけどその通りで小さかった。4、5人くらいで満員だな。無理矢理押し込めば8人くらいはいるけど、そんな光景、あんまり想像したくないよね。体を洗って湯に浸かる。ちょっと消毒臭いけど、ラジウム温泉らしい重い湯に重い湯気、なかなかいいお湯のようだな。消毒循環加温加水なんだけど。適温なんで、つい長々と入ってしまった。思ったより空いてるなあと思ったのもつかの間、お昼時だったからみたいで、昼飯食った客がどんどん押し寄せてきて、あっという間に満員御礼になっちゃったんで、急いで脱出した。でもほかほかに暖まっていい気分だった。装備装着して脱衣所を出たら、ピンクのバケツに手ぬぐいを返して、そのまま建物を出た。外に出たらそこにワンコがいた。かわいい。人懐っこい。でも老犬みたい。

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あとは来た道を戻って帰ってきた。帰りは寒かったよ。もう冬だよ。

本日の出費

0円

本日のFTR223の走行距離 126キロ
累計のFTR223の走行距離 17528キロ

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