兼六園で朝食を…食えなかったツーリング (前篇)

毎年ゴールデンウィークにはCBR600RRで泊まりのツーリングに行くんだが、今年はどうしようかと難儀なのであった。なぜなら、温泉自粛政策中であり、となると温泉旅館に泊まれないわけで、温泉旅館に泊まれないなら泊まるツーリングに意味あるんかワレ、バイクで走って、走って疲れて、宿について温泉に入って疲れを癒す、これが泊まりツーリンツの醍醐味だろ。そして、朝っぱらから温泉に入るのがサイコーにゼータクな訳だろ。そういうことができない泊まりツーリングに意味なし。今年のゴールデンは日帰り尊重でヨロシコ。しかし、日帰りは日帰りでできる訳でして、せっかくの連休なんだから、連休でしかできないことをするべきである。となると、やはり泊まりツーリングである。誰がなんと言おうと泊まりツーリングしかない。ということで、やっぱり泊まりのツーリングに行くことにした。でも予算の関係上、連休の曜日の関係上1泊2日とした。で、問題はどこへ行くかである。本来であれば、伊豆半島温泉三昧の2015年版か、あるいは西乃名湯物語、城崎温泉再びか有馬温泉金と銀の湯か、あるいは三朝温泉リベンジか、はたまた湯めぐり風林火山で山梨の名湯を巡り、といった作戦を決行できるのであるが、温泉自粛である。これらの企画全てボツ。新たなる企画が必要である。新たなる旅立ちである。世界遺産の富士山か、あるいは紀伊半島方面、あるいはヴィーナスライン方面、いま新幹線開通で湧く北陸方面、いろいろ考えたが、やっぱり北陸新幹線で湧く北陸がいいだろう。富山か、石川か、どっちだと考えた時、金沢が一番わかりやすかったので、そこでどうだろう。そういえば、兼六園で朝食が食える話があったな、テレビでやってた。それにしよう。が、ネットをいろいろ検索してたら、平日はやってないじゃん。行く時にやってないじゃん。だめだ。しかし、それとは別にすげーうまい回転寿しがあるらしいという譲歩を。それがもりもり寿司で、北陸では有名なお店だろうだ。そのお店があるのが近江町市場で、まっちゃんにその話をしたら、近江町市場に行きたーいというのであった。となると、やはり偵察が必要である。そう説明すると、まっちゃん、よろしい、では偵察してこい、行ってこいとの指令を受けたのであった。まっちゃんが行ってこいというのである。過去何度も、やめといたらーと言われるのに出撃して玉砕していることを省みると、まっちゃんに直々に行ってこいと言われたんだから怖いもんなし。向かう所敵なし。無双である。じゃらんでホテルを検索したら、東横インが超お値打ちじゃん、ここ決定、あとは天候のみである。天候は変わりやすい。決断は直前までかかったのであった。さて、この作戦、吉と出るか凶と出るか。

4月30日(木)

朝4時半に起きて、最終判断の5時の気象庁のサイトの更新を待つ間に準備をする。デジタル機器の充電完了を確認してバックに入れる。革ジャンなど今日の服装を用意する。ようやく5時になったので、気象庁のサイトをチェックすると、天気予報は晴れなのであった。うーん、なんかちょっと本当に信じていいのかこれ。疑心暗鬼なのである。なぜなら、ここ数年、雨男で天候に泣いてきたのである。にもかかわらず、今回は、冒頭から晴れ予報なのであった。降水確率も20%と低い。しかし、こうなれば迷うことなく決行するのが男である。決行である。結構なのであるが、決行しても良いのかなあ、本当はこの天気予報嘘なんじゃないの、騙されてないかな、とも思うのであった。だって雨男じゃん。しかし、騙されたとしても良いではないか。こういう時に良い言葉がある。いつだったか、裸足でサボテンの上に飛び降りたやつに同じ質問をしたことがある、その時はそれで良いと思ったそうだ。ということで、何かあってもその時はそれでいいと思ったんだからそれでいいのである。ではホテル予約である。予定通り香林坊の東横インにしたのである。安いのである。兼六園に近いのである。当日朝でも予約できる素晴らしい、さすが天下の東横イン。予約したら朝ごはんを食べる。ちゃんと米のご飯である。米と味噌汁こそ日本人の大和魂なのである。食ったらきがえて荷物を持って実家ガレージへ、出撃機はCBR600RRジョンカーターである。ガレージから引っ張り出して荷物を積む。親父が出てきて「行くのか、コーヒーを飲んで行け」「今日はもう行くからいらん「そうか。ふっふっふ」「なんだその意味ありげな笑い」「なんでもありゃあせん、行きたければ行くが良いふっふっふ」「気になるなんだその笑いはなんだ」「ふっふっふ。知りたければコーヒーを飲むが良いふっふっふ」「くそう、飲んでくから教えろ」「実はセブンイレブンに行ってきた」「おお、ということわ」「タルト買ってきた」「そういうことなら食おう」ということで、出発予定時間を過ぎてしまったがタルト食ってコーヒー飲んだ。そして、食って飲んだら出撃した。

CIMG9871
CIMG9871 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9879
CIMG9879 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9880
CIMG9880 posted by (C)keiichi_w 

まずはガソリンである。いつものコスモ石油に行くと、ハイオク満タンに入れる。前回、臥龍桜往復約280キロで給油が約11リットル。えらい燃費が良いな。これなら、金沢まで無給油で行けそうだな。ハイオクは会員割引で144円だった、ちょっと高くなった。

満タンにしたので出発。19号線を走って春日井インターから高速道路に乗る。最近は、ETC積載車両が増えたので、一般ゲートはほとんどクルマが通らないから、昔みたいに後ろからせっつかれる感じがなくて良いのだが、今日は発券機の横で悠然と止まってチケットを受け取り、タンクバックに入れてたら、いつの間にか後ろにクルマが待ってて焦ったぜ。急いで出発しようとしてエンストしかけたのは内緒だ。一般ゲートを出て、高速道路本線に入るのだが、後ろのクルマが煽りまくりであった。ヤンキー仕様の軽自動車であるが、こんな軽自動車ごときになめられてたまるか。世界のHONDAの底力を見せつけてくれるわ。本線に突入したら一気に加速して、ヤンキーを振り切る。ヤツはバックミラーのゴマ粒と消えた、ふっふっふ、見たか、これがPOWER OF HONDAだぜ。POWER OF DREAMだぜ。しかし、前に観光バスがいたのでスピードダウン、そのままペースを落として走っていたら、ヤンキーが追いついてきて、アホみたいなスピードで消え去った。むう、できるヤツ、今度会ったらどうしよう。

高速道路はいたって順調で、渋滞混雑することもなく、岐阜に入り養老までやって来た。養老のサービスエリアで休憩にする。ここでいつもスルーしなければならなかったカフェドクリエにこんかいははいることができるのである。出発時間が遅かったもんで、養老のカフェドクリエの開店時間に間に合ったというか、いつもは開店前だもんな、バイクを二輪専用に止めてカフェドクリエに歩いていく開店したばかりのようで、お客さんもまばらだった。中に入ってモーニングセットを注文した。席に座って待つと、しばらくして持ってきてくれた。コーヒーを飲みながら、パンを食ってたら、すでに注文カウンターが行列になっていた。すげーな、やっぱりゴールデンウイークは混むんだな。もうちょっと遅かったら並ばないかんかったよ。席が埋まってきて並んでる人の席がないといかんので食ったらさっさと席を空けた。店を出てバイクに戻ると出発する。

CIMG9882
CIMG9882 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9884
CIMG9884 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9887
CIMG9887 posted by (C)keiichi_w 

その後も順調に走る。天気も快晴で申し分ないのであった。なんか大丈夫かなあ、こんなに天気がいいなんてなんか裏があるんじゃないのかなあ。心配である。しかし、天気は快晴のまま、次の休憩ポイントに着いた。そこでは同じSSのバイクで荷物をコンテナでガッチリ積載してるライダーがいたのでどういう風にやってるか聞いてみた。そしたら、タンデムシートをもう一つ用意して、ヤフオクなんかで買うらしい、それに直接ボルトでコンテナを固定してしまうそうだ。なるほど、それはいい考えだな。CBR600RRはセンターマフラーだから、サイドバックを使う人が多いですよねという話にもなった。そんな荷物の話でちょっと盛り上がって、先に行くので出発した。

こうして全く順調に敦賀までやって来た。料金を払って高速を降りたら、国道8号線を金沢に向けて走り出す。天気もいいしサイコーである。走っていくと、さすが日本海側の町並みは寂れまくりでやってるかやってないかわからへん店ばかりなのであった。海が見える。漁港では漁船が何隻も停泊してる。交通量も少ないので快適にのんびりと走る。越前海岸の道に入って、海岸沿いを走る。ここは昔有料道路だったところだよな。昔って本当に大昔の話だが。自転車乗りの人がいて、何度も追い抜いたり追いつかれたりして、自転車って流行ってるんだね。北前船の資料館もあった。

CIMG9898
CIMG9898 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9901
CIMG9901 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9903
CIMG9903 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9906
CIMG9906 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9908
CIMG9908 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9912
CIMG9912 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9923
CIMG9923 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9914
CIMG9914 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9917
CIMG9917 posted by (C)keiichi_w 
     

越前海岸道路:タンクバックに固定して撮影

CIMG9925
CIMG9925 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9927
CIMG9927 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9928
CIMG9928 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9934
CIMG9934 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9935
CIMG9935 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9938
CIMG9938 posted by (C)keiichi_w 

そんな快適に走って北陸のランドマーク東尋坊までやって来た。その近くのお寺に寄ってみた。観光サイトでイチオシ的なところだったので寄ってみた。北陸鉄道の近くだった。バイクを止めて、入場料500円を払って入ったら、全然お客はいなかった。ガラガラで静かだ。本堂へエンヤコラと歩いていくと、宝物殿があったので、見に行こうとしたら、「こちらへどうぞ」と厳かに坊さんに言われて、そっちを見たら、本堂の玄関口に坊さんがいた。そっちに行くと、「お上りください」と言われてブーツを脱いで上がった。そしたら、1人の客のためにワザワザこのお寺のことの説明をしてくれた。説明が終わったら、順路通りに拝観した。実に立派で静かであった。ちかくに北陸鉄道が走ってるのに静かだった。拝観を終えて、戻ると、坊さんに挨拶して本堂を出た。ようやく、宝物殿を見に行ける。宝物殿に行ったら、管理人のばーさんがいて、重要文化財がいくつも展示されてた。ばーさんもちょっと重要文化的だった。最初は仏像の置物かと思ったぜ。1日ああしてここにいるのか、ヒマだろうな。宝物殿を見たらバイクに戻って、次に東尋坊に行った。

CIMG9944
CIMG9944 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9947
CIMG9947 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9948
CIMG9948 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9950
CIMG9950 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9952
CIMG9952 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9960
CIMG9960 posted by (C)keiichi_w 

東尋坊は今更なんやかんやというところじゃないので、スルーしてもいいかなとは思ったが、やはり北陸のランドマークなので寄ってみた。そこそこ混雑してたけど、岩場までのお土産屋はシャッターが下り錆びているところもあって、なかなかこういう昔からの観光地も厳しい経済事情が感じられた。アベノナンタラは全然効果ないようだ。バイクを止めた駐車場は、帰りになんか食ってってね、なんかお土産買ってってね、と言われたけど、こんな物価の高い観光地でなんか食えんなあ。焼きイカ500円とか海鮮丼2000円とか無理です。岩場まで行ったら、引き返してバイクに戻った。だんだん暑くなってきて1枚脱いだけどまだ暑いので困った。走れば涼しくなるだろうと思って走り出した。

CIMG9962
CIMG9962 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9963
CIMG9963 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9964
CIMG9964 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9965
CIMG9965 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9969
CIMG9969 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9970
CIMG9970 posted by (C)keiichi_w 

そこからは国道をひたすら走って金沢を目指す。途中、きれいな湖畔を通ったり、でかいドームがあったり、なかなか面白いのだが、なんせ天気がいいので気持ちよく走れるゆえに通過してしまった。写真を撮っておけばよかったな。国道8号線に戻って、渋滞もなく快適に走って金沢市街地に入った。ほぼ予定通りの時間だった。もうちょっと途中でゆっくりしても良かったかな、でもお腹が空いて、早く、近江町市場でもりもり寿司を食いたかったんだもん。やはり人間、ハラが減っているといかんな。金沢市街地に入って兼六園を目指す。なんせ、金沢城下町迷路の町である。道に迷わないようにしなけれなとあたりの地図を脳内ナビに叩き込んできたのでダイジョーブだ。ダイジョーブなはずだ。ダイジョーブなはずだったが、道に迷いました。2、3回兼六園だか金沢公園を周回したら、もう何が何だかわからなくなって、ヤバいガソリンも無くなってきたし、金沢市街地に入る前に出光があったからあそこで給油しときゃ良かったなどと思っても後の祭りである。ぐぬぬ、くそう、天は我々を見放したか、もはやこれまで、下天は夢か、三笠の山にいでし月かも、と悲壮な決意をした時、なんかよくわからんが目の前に今日の宿東急インがあったので、バイクを横付けした。もうここでバイクを止めてあとは歩こう。チェックインの手続きをしにホテルに入った。しかし、気を緩めてはいかん。なんせ世界の東急イングループである。金沢市内だけでも何軒もあるから、ここが予約した東急インなのかどうか、確認しなければならん。違っていたらまた振り出しに戻る双六か。フロントでホテルマンに聞くのであった「ここは東急インですか」そこから聞くんかい。間違えた「ここは東急イン香林坊ですか」「はいそうです」礼儀正しい石森章太郎の漫画に出てきそうなホテルマンの答え。やった。やったんだ。ついにホテルにたどり着いた。もうだめかと思ったよ。でもあきらめたらそこで試合終了なんだよ。あきらめなくて良かった。こうして無事チェックインをして、部屋に入れるのは16時からなので、それまで近江町市場に行くことにした。荷物を預けてホテルを出る。

CIMG9971
CIMG9971 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9972
CIMG9972 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9974
CIMG9974 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9977 (1)
CIMG9977 (1) posted by (C)keiichi_w 
CIMG9978
CIMG9978 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9980
CIMG9980 posted by (C)keiichi_w 

まずはとにかく、真っ先に行くのが今回の最大の目的である、近江町市場であった。このホテルにしたのも近江市場が近いからである。歩いていくと、金沢ってのはこんな大都会だったんだっけ、と改めて思わせる高層ビル群に人人人、これまで駅前やら少し中心街から離れたとここにしか泊まったことがなかったからわからんかったんだな。そう思いつつ歩いて、10分くらいで着いた。着いたけど、着いてからが大変だった。入り口からすでにもの凄い活気で、物も人も溢れかえるのであった。そして、店というか建物というか市場の奥が全然見えない、いったいどれくらいの大きさなのかさっぱり皆目見当がつかない。歩いて行くと、すでに来た道がわからない。現在位置もわからない。まさしく、これこそが現代のダゴールの迷路なのであった。あるいは現代の死のワナの地下迷宮であった。サカムビット公のウジ虫野郎とでも叫べばいいのかと思ったが、誰も意味がわからんと思うのでやめて、とにかく勘と度胸で突き進むのであった。しかし、迷宮は全く迷宮なのであった。水も食料も尽き果て、もはやこれまでと思った時、目の前に突如、寿司屋が出現した。まさしくそれこそがもりもり寿司であった。おお、この店構えまさしくもりもり寿司である。ただいまの時間なら待たずにに食えますと張り紙がしてあり、これは突撃するしかないのであった。

暖簾をくぐって中に入ると、思ったより狭かった。市場だもんね。一人と告げるとカウンターを案内されてのでそこに座って、事前に調査済みの、まずは三貫盛りを狙うのでった。タブレットで注文するのであった。でも、何の三点盛りを注文するのかよくわからん。本日のおすすめのところを見たら三貫盛りが何種類もあって、何が乗ってるのか書いてあるけどよくわからん名前の魚もあったので、これは困った、三貫とも好きなのないかと思ったら、あじといかとのどくろの三貫盛りがあったのでそれを注文した。待つ間、お茶を作って、隣のお客をそれとなく偵察すると、常連客なのか、実に手際よく注文しているので、そうだ、マネすればいいんじゃん、オレってあったまいいー、ということで、何かわかる範囲内で同じ物を注文することにした。でもとりあえず三貫盛りが来たので食ったら、何これデラうまいじゃん死ぬじゃんもう死ぬすぐ死ぬヤバイじゃんヤバいヤバいやばすぎる、ということで0.7秒で食っちゃったので、改めてもう一回注文した。それも0.9秒で食っちゃたので、次はのどくろとあじを注文して、うまいなんてうまいんだうますぎるどうすればいいんだうまいぞうまいぞわおわおーと叫びながら食って、よくわからんが気がついたら皿が何枚も積み上げらてていた。我に返って、これはまさしくアレだ、ジョジョだ。今あったことをありのままに話すぜ…オレは寿司を食ってたらいつの間にか皿が積み上げられていた…美味いなんてもんじゃない、美味の片鱗を味わったぜ…ということで、値段の事をなんも考えずに食ってた。トリトンの二の舞だ。よし、最後にもう一回三貫盛りを食って締めよう。こうしてもりもり寿司は満足の結果となったのであった。よかったよかった。でも、会計でげろげろーな金額だった。でもうまかったからいいや。もりもりサイコー。今後は金沢で食うのはもりもりと決定。

店を出たら、市場でお土産を買おうということで、夕方になったのでみんな売り尽くしに必死みたいで、さっそく威勢のいい店の人に引っかかって、安くしてくから買ってよーというので値引きをするというのでそこで乗せられて買っちまった。安くなってよかったと思ったけど、その後、まだ行ったことないとこらへんに足を踏み入れたら、鮮魚売り場が怒涛の見切り攻撃してて、さっきの店で買ったもんがもっと安く叩き売りしてたのであった。しまったーやられたーもっと市場調査をしておくべきだったのだ。この時間の魚の適正売価を把握しないまま、売り手のいいなりで買い物してしまうなんてなんという愚かなことをしてしまったのだ。これが情弱であった。ショックです。今後はこのようなことがないように、有識者による第三者委員会を設定して対策を検討しますのでよろしくお願いします。

CIMG0003
CIMG0003 posted by (C)keiichi_w 
CIMG0007
CIMG0007 posted by (C)keiichi_w 
CIMG0010
CIMG0010 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9981
CIMG9981 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9986
CIMG9986 posted by (C)keiichi_w 
CIMG9995
CIMG9995 posted by (C)keiichi_w 
CIMG0017
CIMG0017 posted by (C)keiichi_w 
CIMG0018
CIMG0018 posted by (C)keiichi_w 
CIMG0019
CIMG0019 posted by (C)keiichi_w 

まあいいや、もりもりがうまかったからまあいいや。人間美味い物を食って満腹だとあまり自体を悲観的に考えないのであった。次は気をつけよう。そういう結論として、ホテルに戻ることにする。チェックインの手続きをしてあったが、部屋割りはされてなかったので、フロントが混雑する中、部屋割りとキーをもらって、荷物を受け取る。美人のホテルウーマンさんがヘルメットとタンクバックとシートバックを抱えて持ってきてくれたので受け取って、それから部屋に上がった。東横インは初めてだが、さすが世界の東横イン、部屋は綺麗で設備もしっかり整っている。シングルだから狭いけど、ベットは特大で布団も羽毛布団である。荷物を整理して軽装に着替えたら、再び金沢の街見物に出撃だ。金沢の繁華街は兼六園周辺だそうで、まさしくその通りで賑やかで色々なお店やら歴史的な文化的な建造物やら、とにかく歩いてみてて飽きないのであった。夜までほっつき歩いて実に楽しかったです。歩き疲れたのでホテルに戻って風呂入ってさっさと寝た。

後編へ

もどる