8月15日(月)

4時30分ごろ起きた。しばらく待って、5時ちょっと前に風呂に行った。昨日の夜入れなかったので今朝入ろう。朝のほうが混んでないだろうという作戦行動である。しかし、風呂の前で5時になるのを待ってたら、後から来たトボけたおっさんがさっさと入ってた。あれ? 入れるの? もう開いてるってことか? それを見てた隣で待ってたおっさんも、入れるのか、と言いだして、入りましょう入れますよと言うので入ることにした。開いてるなら開いてるっていえよ、さんふらわあクソ。ブツブツ言いながら入ってた。でもさっぱりしたからよしとしよう。

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風呂出たら次は朝飯だ。今度は一番を逃さんぞ。20分も前から店の前で仁王立ちで待ってたので一番で入れた。バイキング形式で、9マスの皿に盛っていったんだけど、選んでたら6品しか並ばんかったのでマスが余っちゃってご飯の友を並べた。食ったら、しかし、フェリーの食いモンってのは美味くなったねえ。昔はひどいもんだったけど、今はこれで620円だもんね。昔はこの半分の味と質で倍の料金くらいぼったくってたもんなあ。

風呂も朝飯も済んだので、あとは上陸待ちであった。着岸放送と下船案内があってから、荷物をまとめて、みんながいっちゃってから最後に降りた。だいたいバイクは待たされるからな。船旅慣れしてるからわかるのさ。車両甲板に降りたら、他のバイクはもうガンガン下船していってた。なんで? バイクは最後じゃないの? くっそー。荷物を積んだら下船してやる最後のなっちゃったけど行くぜ九州!

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フェリーを降りて、恒例の看板前での撮影をしたら、湯布院を目指すのだがまずガソリンを入れたほうがいいと思って、ガソリンスタンドを探してたら、全然道がわからんくなっちゃって、でも、出光があったのでそこで給油した。それからお茶を補充しようとコンビニを探してセブンイレブン発見、1リットルのお茶を買って水筒に詰めた。これで湯布院山並みに向かう体制は万全だ。でも道がわからんクソ、ウロウロしてたら、なんか見覚えのある船が見えてきてあ、さんふらわあだ、結局、戻ってきちゃったのであった。仕方がないね。

気を取り直して国道500号を走って、途中から県道に乗り換えて湯布院山を越える。別府は雲が多かったが、山を越えたらサンサン太陽が輝く晴天なのであった。素晴らしい素晴らしいぞ。今猛烈に感動している。写真を撮って、感動を噛みしめるのであった。

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湯布院を越えたらいよいよやまなみである。天気もいいしサイコーなのであった。気持ち良く走って、もうそれだけですよ。通行止めもないし、ストレスなく走れた。というか、事前にしっかりリサーチしておいたからな。通れん道は網羅してあるのだ。で、今回は内輪山が走れない分
外輪山を走る作戦として、ミルクロードを走り作戦なのだ。ということで、ミルクロードメインでカッ飛んだ。正直なところ、ミルクロードがどこまで繋がっとるか知らんのだよ。今回は最後まで行っちゃおう作戦なのだ。ガンガン走って、途中、恒例の大観峰に寄ってみた。いつもより車もバイクも台数が少なめだったな。一番奥まで入れたもん。そこから涅槃像撮影したけど、この暑さでモヤかかっててあんまりよく見えん。

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空はかんかん照りの晴なんだがなー。そこからさらにミルクロードをカッ飛んでいくと、まるで宗谷丘陵みたいなところに出て、すげー感動ものなのであった。やっぱり阿蘇サイコー。走っていくと、建物があったので寄ってみた。そこが九州ライダーのメッカ、レストラン北山であった。でもメッカというほどバイクが集合してなかった。そこでも涅槃像撮影したけど、さっきの反省を経て超広角を使った。そしたら、まあ、見れる写真になったと思う。ここはバイク丼が有名なので、昼飯はそれを食うつもりだった。店の方に行って、店の前にあるメニューを見たら、値段が予想外です、という事でびっくりしてやめました。いやー、悪いけど完全に観光地価格だよねアレ。っていうか、あの価格でやって商売になるってのはすごいわー。よっぽどうまいんだろうね。ネットの口コミが普及してる昨今、変んなもん出してたらあっという間にそっぽ向かれるからな。

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それからさらにミルクロードをガンガン走って、国道57号まで来てしまった。実はミルクロードの反対車線は大渋滞でして、57号線の迂回路になってるので大渋滞らしいで、帰り道困ったなあ、あんな渋滞路走りたくないなあ。うーむ、考えとるようで全然考えとらんかったなあ。いや、考えとらんし全然考えとらんからってやかましいわ。よし、こうなったら作戦会議だ。対策をこうじることにしてコンビニに入ったらローソンだった。っていうか入る前に気がつくだろうってやかましいわ。しまった、もう入らんと誓ったローソンに入っちまった。しかし入ったものは仕方がない。こうなったらサンドイッチが食いたいので、ちょっと高かったけど、熊本産サンドイッチを買って食った。そしたら何これデラうまいじゃん。デラうまかったもう一個食いたい。明日もこれ食おう。うまいもんを食ったので、いい考えが浮かんだ。当初は、グリーンロード、ケニーロバーツロードを走って南側から阿蘇に戻ることを考えたんだが、ここまで来たからには、ホンダライダーの聖地、ホンダ熊本工場を見に行こう。そっから裏山を越えれば、ちょうどミルクロードに戻れるはずだ。渋滞を避けられるはずだ。いいぞ。その作戦で行こう。

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ということで、コンビニを出たら、ホンダ熊本工場に向かう。でかい看板が出てるのですぐにわかったからそっちに曲がった。すると、下請け会社の工場が立ち並ぶ道を走って突き当たりに巨大なホンダの看板があった。おお、これがホンダ二輪車の総本山ホンダ熊本工場だ。わが旗艦CB1300SFの生まれ故郷であるぞ。里帰りじゃ。お盆だもんね。看板の前で記念撮影して、中に入って工場見学できんか聞こうと思ったけど、よく考えたらお盆休みだったわ。でも警備の人はいるんだろうから、どうせヒマしてるから行けば面白い話でも聞かせてくれたかも知れんな。なんかレアなもんがもらえたかもしれん。せっかく来てもらったのに、手ブラで返すのは申し訳ないからとか言ってさ。ありえんわなー。逆に怪しまれる方がありそう。こんな時期に来るのはツーリング中を装って工場に不法侵入しようとして産業スパイだ、なんて嫌疑をかけられて、尋問されたらどうしよう。尋問に当たるのはハイヒール履いたクールな美人で、ああっ女王様もっと厳しい尋問してくださいアヘアヘ。アホな事を考えてたら本当にに怪しい人なんで、アホな事を考えるのは止めて警備の人が来る前に出発した。次はぜひ工場見学したいです。

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ホンダ熊本工場を後にして、そして、作戦通りの裏山を越えるルートに向かった。思いつきで情報もないのに、こんな地元の道を走って大丈夫か心配したけど、割と何の問題もなく、典型的な田舎風景の、娘夫婦が孫を連れて夏休みに里帰りして、孫が虫取りに遊んでるような、JR東海のTVCMみたいな田舎風景の穏やかな道は渋滞なしで、阿蘇のミルクロードまで戻ってきた。国道57号線に合流すると、まだ時間があったので、高森南阿蘇の方まで走ってみた。涅槃像の顔の部分に当たる山が間近に見る事のできる、すごくいい道だった。写真を撮るのも忘れた走ってた。阿蘇の道はまだまだ知らない道がいっぱいあるなあ。やっぱり、阿蘇に連泊して毎日この素晴らしい道を走るだけのツーリングがしたいなあ。

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たんのんしたので、ちょっと時間は早いけど今日のホテルにチェックインした。サンクラウン大阿蘇である。国道57号線沿いにあるビジネスホテルみたいなホテルだ。温泉自粛のため、温泉の国九州でも温泉宿は自粛なのであった。ホテルの駐車場にバイクを止めたら、ホテルマンの人が出てきて、バイクは別棟の軒下にどうぞと言ってくれたので、荷物を下ろしたらそっちに移動させた。そして、フロントでチェックインの手続きをして部屋に入った。ツインの部屋だったので広かったけど、展望はまるでダメだった。阿蘇の外輪山がちょと見えるだけで、向かい側にある自動車学校がよく見えた。自動車学校見てどないすんねん。部屋を出た反対側は阿蘇の内輪山がよく見えるのでこのホテル、部屋の向きを間違えてないかと思った。しかも見えるのは個人的には阿蘇のチョーおすすめスポット、仙酔峡であった。阿蘇に来たら必ず仙酔峡に行ったもんだが、今回のツーリングで情報を集めてたら、仙酔峡のロープウェイは廃業したらしい。ショックだよなあ。でも、ほとんど観光客がいなかったから、廃業でも仕方ないよなあ。ロープウェイの支柱櫓がよく見えた。そのうち、廃墟マニアのコレクションになるのだろうか。

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荷物を整理してたら晩飯の時間になったのでレストランに食いに行った。レストランでは店の前でかわいい女の子がお迎えしてくれてテンション上がった。席に案内されたが、なかなかいい感じの和風なレストランだった。料理は順番に運ばれてくる本格派で全部美味かったが、特に溶岩焼きステーキと郷土料理のナントカ汁が美味かった。実に贅沢で豪勢でお腹いっぱいですよ。デザートもあって最高です。お昼はサンドイッチだけにしといて正解だった。

食ったら腹パンパンなんで、部屋に戻ってしばらく休憩してから風呂に入って寝た。

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