JAPAN EXPLORER 1996
[NATURALLY2]
北海道ツーリング篇
9月7日
会社を6時ちょっと前に脱出する。高蔵寺駅には7時18分着。 牛丼食って、7時45分、いつもの通り「ちょっと行ってくる。」と出発。 8時、春日井インターより高速道路に入る。非常に順調に走って、45分後には米原ジャンクション通過。9時15分敦賀インターに着く。高速を下りると、道路の状況がだいぶ変わっていてびっくり。8号線はちゃんと福井までつながったようで、更に港への道も全然新しい道になっていた。フェリー乗場の案内があったから良かったが、ないとわからんかったろうなあ。 港について更にびっくり。まったく新しくなっているぞ。
キャプテンスカーレットの秘密基地みたいなデザインで、
ウルトラモダンだった。オートバイは20台あまりと少ない。受付にいくとねーちゃんは美人。後は乗船を待つ。 10時30分乗船開始。 荷物は全部降ろせといわれてむっとなる。 2等寝台I-123の指定を受け、さっさと寝る。
9月8日
8時ちょっと前におきた。結構寝てしまった。 レストラン開店の案内があり食いに行く。高そうなメニューを避け、選らんだのは焼き魚サバ300円、サラダボール200円、味噌汁100円、ご飯180円の合計730円。まあ、うまくまとまったかな。食ったら朝風呂だ。船で朝風呂とは最高だぜ。行ってみるとやっぱりがらがらで、体を洗って、中くらいの大きさの湯船につかった。 出たら寝台に戻り寝た。 昼に起きて昼飯を食った。ビーフカレー600円。ポークカレー580円なのは不思議だ。窓際で海を見ながら食った。あちこち探検した。
さすが新造船、きれいだし変な彫刻は飾ってあるし、案内板はでかいテレビだし、かっこええわ。
でも甲板に出られんくなったし、寝台が狭くなったように感じる。 写真を撮って歩いた。 戻って「さめがめ」をやった。電源があったし、荷物全部降ろされたし。 まっちゃんの記録を全部消してやった。 寝た。 夕焼けが出てるかと思い、後方デッキにいった。まあまあだが写真撮影して、夕飯とした。唐揚げ420円、サラダ380円、肉じゃが380円、ご飯180円、合計1360円。食ったら戻って荷物をまとめた。 7時半ごろ下船準備の案内が流れたので、待機した。8時15分には着くそうで。向かいの人とちょこっと喋った。やっぱり一泊分のことが面白くないという話しになった。 下船の案内が流れ、車両甲板に向かった。船が大きいのか、客が少ないのか空いていたのでオートバイまで行くのは容易だった。 20時30分下船。小樽に上陸した。
暗いぞ。
写真を撮って、ホテルに向かった。すぐそばだった。フェリーを降りたほとんどのオートバイが集結していた。 チェックインし、オートバイを向かいの駐車場にとめた。砂利だ。いやだなあ。部屋は303号で、ビデオはなかった。残念。風呂に入って寝ることにする。あしたは早く出よう。
9月9日
5時ごろ起きてさっさと出発する。朝飯が7時半からだというので待ってられん。朝の小樽はがらがらで、荷物を括りつけて出発する。 余市の当たりでもう腹が減っているか北海道だからか寒くなってきてたまらん。しかし我慢して走るのだが、朝食をとるレストランもなく、
このままでは死んでしまうぞ。
コンビニ弁当で我慢しようとおもい、セブンイレブンにはいっておにぎり弁当を食ってパーソンズのトレーナーを6年振りに着た。これで丁度いい。 再び走り出し、しかし曇りで全然お日様照ってこないので、また寒くなってきた。困った。我慢して走る。 10時頃、道の駅があったので休憩とした。宿を予約して函館ユースゲストハウスという所だがどんなもんかね。 12時過ぎに長万部。コースは日本海側を止めて山を越えたのだった。寒いのでどんどん走っていくと、大沼に着いた。これは見ておこうと、いってみてびっくり。修学旅行の女子高校生だらけで姦しいこと姦しいこと。早々に引き上げる。200円の駐車料金もったいないなあ。大沼を一回りして函館に向かう。 昼飯の時間に函館に入って、飯食ってから五稜郭に行こうと思ったら、五稜郭に着いてしまった。駐車場はオートバイ止めていいのかわからんので近くの歩道に止めた。展望タワーにいくと、化粧の濃い案内のねーちゃんがエレベーターを登らせてくれた。展望はまあまあだった。7年前に川要グリーンユースで見たポスターは航空写真だったのね。
ここからでは星型にみえん。
残念だ。旗とテレホンカードを買って降りる。後は中にいってみたがただの空き地だった。そば屋でそばを食ってオートバイに戻る。 さてどうするか。カニを送らなければ。函館朝市だ。いくことにする。 工事中で行くのに苦労したが、何とかたどり着いた。またしても歩道にオートバイを止めて、まず摩周丸にいく。中は修学旅行生用のお土産屋がいっぱいだ。奥に入口がある。青函連絡船の資料館で、洞爺丸の遭難の件が取り上げられたいたのでよく読んだ。続いて朝市にいく。カニは鱈場蟹を買って、いくらをサービスにつけてもらった。でも一万円もつかってしまった。どうしよう。 ユースにいった。ゲストハウスというのでどんなもんかとおもいきや、
しょーもなー、
建物がきれいなだけで、部屋は狭いし風呂は中くらいだし、朝飯は8時からだというし、パン食だし、これで4500円相部屋とは詐欺だな。ふざけるんじゃねーよぼけ。先に風呂に入って、5時に出かける。飯はなんかろくなもん食ってないから良いものにしようと寿司にしたのが大失敗。案内に手頃な値段とあったのに、最低1700円。くそー、と2000円の特上を頼んだ。6個か7個くらいでてきてお終いだった。損こいたぞ。まあ、確かにうまかったが。文句を言ってもしかたないので、ロープウエイに向かう。早い時刻なのでまだ空いている。割引券をつかって切符を買った。カップルばかりにまぎれて居る心地は最低。登ったら人がいっぱいですごいなあ。まだ日が暮れていないのに、展望台は満員で、みんな夜景になるまで待ってるんだねえ。お見逸れしました。ここも修学旅行のガキどもでいっぱいだった。暗くなるまでふらふらしていたが、ちょっとしか見えないので、まー帰るかと思ったが、うんこをしにいって出てきたら展望台のしたの部屋から見える外は一大パノラマ素晴らしい夜景で感度的だった。
あまりの素晴らしさに写真をとるのも忘れた。
降りてきたら山麓駅は超混雑していた。早くきてよかった。 ユースに戻って寝よう。 相部屋のやつはJR乗りで、遅くに帰ってきてガサゴソやりやがるので腹が立った。
9月10日
5時に起きてさっさと出かける。 函館朝市へいき、朝飯を食うことにする。ガイドの天狗食堂はなかったので、適当に空いているところに入った。具を自分で選べるのにして、かにといくらとえびにした。うーむ、しかし1500円もするくせに具が少ないぞ。やっぱり観光地だから高いのだろうか。だとしたら昨日のかには失敗だったなああ。6時半。函館を後にした。 無料の温泉を求めて、恵山ヘ向かう。しかし、道を間違えて違うところへいってしまい、町営の温泉はまだやってないのであった。 こうなったら途中にあった濁川温泉だ。しかし、知らないうちに通過していた。では長万部温泉だ。しかし見つからん。 ホクレンでガソリンを入れた。フラッグもらえんかった。 どーも、今日はこのあたりからついてないんだな。 走りつづけてどんどん行ってしまう。なにせ巡航速度が80キロでは、止まるに止まれん。まずい展開である。次第に腹が減ってきた、シッコがしたい。もう疲れた。休憩したいよ。・・・止まる所がない海岸道路。
結局、洞爺湖まで来てしまった。
公衆便所に止まり、シッコ。郵便局に止まりはがきを投函。電話で宿をとる。温泉に入りたいのでユースはやめ。一番安いところにした。といっても7000円。どうも今回は金かかるなあ。時間があるのでニセコへ向かう。 道中の風光明媚に感動。ほっかいどー、という風景だった。 が、しかし道を間違えていた。我々は37号に戻っていた。ニセコをあきらめ飯を食うことにした。観光地は高いからだめだ。どこかあんまりぱっとしないところにしよう。しかし、あほだねー、良く考えろよ。ジンギスカンが食いたいって、焼肉屋にはいったらがらがらで、しまったと思いきやもう遅し。1545円の食い放題だったが、いい肉はなく、ハムは乾いてるし、ついてねーや。気を取り直して、取り合えず腹は膨れ、気分は落ち着いたので昭和新山に向かう。しかし、この焼肉は後ですごく後悔することになる・・・。 昭和新山駐車料金100円払ってとめる。凄いぞこの山は。
煙をふいとる。
でも、ガキのころ写真で見たのと違うな。成長したのだろうか。ロープウエーで隣山の山頂まで行く。上から見ると、なんか鉱山見てるみたいだな。しかし、展望台からの見晴らしは最高に素晴らしかった。感動もんだ。 山を降りて、火山体験はしょうもなもなかった。お土産屋は木彫りのブローチをまっちゃんに買っていこうと思ったが、高い。のでやめた。 天気が悪くなってきたので宿へ向かう。
宿は素晴らしかった。
これで7000円はバーゲンプライスだ。部屋は8畳と廊下。椅子2脚、風呂は温泉。露天風呂あり、しかもでかい。早速温泉につかっていると、雨が降ってきた。ラッキー、今日はついてるぜ。これで、つきがかえってきた。・・・とおもいきや。なんと、夕食はジンギスカンだった。めちゃくちゃにしょっくだげーーー!!焼肉を腹いっぱいに食った後で、ジンギスカンはきついよなあ。昼もっと軽いものにしておけば、おいしくだべれたのに・・・。 思えば10年前のツーリングで焼肉を食って気持ち悪くなってからというもの、絶対に腹に堪えるものは食ってかんと誓っていたのに・・・。 とっても悔しいぜ。 夜の花火は最高に素晴らしかった。 花火が終わってすぐに寝てしまった。
9月11日
5時半に起きて朝風呂。実に気分が良い。荷物を括りつけておいて、7時に朝飯である。めんたいこ、ワサビ漬け、味噌汁、焼き魚、佃煮、納豆、あと忘れた。2杯ご飯を食う。 7時半に出発。洞爺湖一周コースを走る。結構キャンプをしている人達が多い。湖畔に京都を思わせる小さな建物があって見にいった。うんこした。 昭和新山へ昨日ChipCardの袋を落としたのだが、届いているかもしれないと思い、行ってみた。ロープウエーの受付で聞いたが、届けはない。見にいってみたらと、受付の人は券をただでくれたので行ってみた。上で、昨日帰りのロープウエーのガイドをしていた足の悪い女の子に聞くと、電話をかけて、したに届いてますとさ。おーい、おっさん頼むわ。回収に成功したら、雨が降ってきたので、ゆっくりできず、合羽を直に出せるようにして出発した。平野に下りてきたら晴れになった。 苫小牧で昼飯にした。ドライブインで塩ラーメン。
うまかった。
宿をとった。多分いけるだろうといいかげんに決めて、北のコタンにしたが、これが失敗であった。 えりも岬へ、途中まではいいペースだったが、3時をすぎてもまだつかない。まずいぞ。4時ごろ、これは駄目だな。変更することを考えた。4時半。ようやくえりも岬についた。民宿のおばさんが、うちに泊まってけというので、取り敢えずキャンセルしてこようと電話をかけた。 鬼のようなことをいう糞婆あだった。走ってこいといいやがる。今更断られても困る。うちも準備してあるし、満室だと断ってきたんだから、来てくれ。じゃないとキャンセル料もらうぞ。
まったく愛のないユースである。
こんな時間からバイクを走らせる危険がわかってない。なるほど、営利優先ユースなのね。しかたない、行くか。 えりも岬は素晴らしいところなのに、ろくに見られずに走り出す。気をつけてねと民宿のおばさんがいう。こっちの方がよっぽど愛があるぞ。 100キロペースで飛ばした。 1時間後、中間地点で日がくれる。 県道15号に入ったところで雷がなり、雨が降ってきた。合羽を着るにも真っ暗闇で何もみえないので着ることも出来ず、走りつづけた。 あの糞婆あ、ぶっ殺したろか。 池田の商店街で合羽を着たが、既にずぶ濡れ。 7時。やっとついた。 飯場みたいな部屋で荷物を整理し、夕飯(焼肉、ナスのグラタン、大根の煮物、)を食い、狭い風呂に入ってもう寝た。 おもしろない。
9月12日
さっさと荷物をまとめて、朝飯(味噌汁、玉子焼き、シウマイ、など)食って出発。天気は曇っている。 しかし、帯広に来た頃にはピーカンになり、実に気持ちが良い。 と、気がついたら幸福駅のすぐ側で、行ってみた。
愛国は通過してしまった。
まあいい、帰りによろう。 幸福駅について、切符を買って木のはがきを買って送った。スタンプもおした。うんこした。電車は廃線になっているのに、まだ観光はくるんだねえ。 出発したが、思ったとおり、愛国は通過してしまった。 好調に飛ばし、勝狩峠について、そばを食った。見晴らしは最高に良いぞ。 宿はまだとらず、走りはじめる。 13時、富良野に到達。久しぶり、4年振りだ。 宿をとった。ユースは全滅。カミホロ荘にした。6年前、温泉にだけ入ったところだ。 ラベンダーのお土産を買って、送ってもらう。おっさんが店番をやってた。大丈夫かしらん。 宿に向かった。3時に宿についた。 本家の山頂の露天風呂にいったら、改築されていて、昔の面影どこにもなく、ああ、近代観光地化の波はここまで来たか・・・また一つ、秘境の温泉が消えた。
合掌。
夕日の写真撮影。 飯は豪勢、小型ジンギスカン付きの刺身ありの、いろいろ。ご飯お代わり自由なので、3杯も食ってしまった。しかし、隣のカワサキ野郎は4杯もくいやがった。負けた。温泉に入って寝ることにする。 温泉は6年前と変わらず、2種類の温泉が楽しめれた。出たら早々に寝る。 あしたは吹き上げ温泉に行くぞ。
9月13日
5時半に起きて、顔を洗って急いで出発。10分くらいで到着し、駐車場が砂利なので、ちょっと離れた駐車帯にバイクを止める。行ってみると、混浴である。婆あ2人、爺5人。思ったより小さいので、意外である。それに結構環境が整っているし。宮沢りえが入ってたのとちょっと違うんでないかい? 湯船は2つあり、大きいほうに入った。湯温は丁度いい。隣の小さいのに入ると、熱くてはいっとれん。戻って、大きいほうでたんのんすると、出てかえる。 朝飯まで今後の計画を考える。結局、札幌まではいけないから、旭川に泊まることにした。 朝はバイキングで、
イモがおいしかったのでお代わりをしてしまった。
出発する前に部屋にあったお菓子を食べようとしたら、きたきつねに、請求されたのでくれてやった。そしたらうまそうに食った。 出発した。 走っていくといきなり間違えて、丘の見えるところに来て逆戻りした。 一生懸命に走った。100キロで走っているのに追い付かないということはみんな100キロで走っているんだ。恐ろしい。途中でホクレンでガソリンを入れるが、やっぱり旗はなかった。 旭川に9時到達。ホクレンに旗があった。でもガソリン入れられない。なんてことだ。帰りによるときまであればいいが・・・。 必死に走った。 美深で休憩。 再び走った。 この道は一度走ったことがあるので、見覚えのあるところが多い。天塩川とか。そうこういってるうちに、浜頓別に到達し、もう一度ホクレンにアタックしたが駄目だった。宿をとった。紀国旅館 オホーツクの海だー!
しかし旗が無いので旗色が悪い。
途中で、GUNHEAD1の写真撮影をしたとおもわれるところで、写真撮影をしたが、どうも違ったみたい。2時半に最北端に到達した。観光客でいっぱいだ。取り敢えず、はがきをだそうとおもったら、郵便局はNTTになっていた。別の所に移動していた。奥のみやげやの2階だ。木のはがきを送った。後はお土産をいくつか買って、腹減ったのでイモバターを食った。写真を撮って、ちょこっとゆっくりして、出発した。稚内に行って、宿についた。日観連ご用達の旅館だ。飯は豪勢で、いくらやうにもでた。お風呂は小さい。戻ってきたら布団がひいてあった。すげー。キャノンボール3のビデオを見て寝た。寝付きが悪かった。
9月14日
5時半起床し、荷物を括りつけ、顔を洗って朝食である。メニューはいろいろ。納豆、味噌汁、桜エビ、生卵、うめぼし、メロン、正体不明の漬物各種。あと忘れた。 出発して、すぐにフェリーターミナルに行く。バイクキャンパー達がいっぱいいるぞ。受付で乗船手続をした。すごい人がいっぱいで、やっぱり連休だからなあ。
高い料金を払い札をもらって、バイクを持ち込む。
すぐ先で乗船している。ちょっと待って乗り込んだ。なかでUターンしなかんのでびびった。カメラを持って下りると、甲板にいった。乗船してくる皆さんを見ると、礼文の方が多いみたいで、ものすごい行列だ。が、しかし、こっちもすぐに満員状態で、船室の方にはいけないぜ。外の椅子に座ることにする。 出港した。 結構時間かかるので寝た。起きたら、前のアベックがいちゃいちゃしていてはらが立った。利尻島が見えてきたので、写真をとった。 9時10分上陸だ。 まず宿を押さえなければ。この混雑では、町営は絶対無理と判断。電話ボックスは満員である。なんかいい手ないか? 宿泊案内があって、港の建物の奥に。ここで頼もうといったら、料金一番安いところで、はいわかりました、おばちゃん電話して、あ今日一人お願いします変わります、お世話になりますよろしくと、
何とスピーディな決り方。
受付票をもらって、これで一安心だ。 さて、島内一周旅行の始まりだ。53キロしかないからあっという間におわってしまうぞ。ゆっくり行こう。という分けでトロトロ走る。何といってもいい天気なので、素晴らしい。目くじら立てて走る気もせず、ゆっくり走ろう利尻島なのだ。 最初にして最大の見せ場がすぐ来た。見返展望台だ。細い道を登っていくと、やがて駐車場に出た。オートバイを止める。見晴らしがいいし、とにかく利尻富士の素晴らしいこと。感動もんだぞ。青森から来たXJR400の結構いい年したおっさんと話しをした。おっさんはこれから礼文も行くんだと。おっさんが行くと、展望台に登ることになる。傾斜がわりとあるが、それほどきつくもなく、展望台についた。眺めは素晴らしい。セルフタイマーで写真撮影などして、ゆっくり戻る。つぎはどこじゃ。走っていくと仙布志展望公園があり、行ってみた。たいしたことはなかったが、うんこをした。 鬼脇で昼飯にした。混雑していて、二重顎のぶすなねーちゃんが時間かかりますがいいですか。いやといって出てけというのかアホ。30分待ってラーメンにありついた。中華そば風だった。 何とか池に戻り、写真を撮って、郷土資料館を通過してしまったが、まあ良いやとそのまま姫沼にいった。
ここはきれいだぞ。
沼を一周して、逆さ利尻富士を撮影して戻る。 何とかという人の記念碑を探しに戻るがわからんので止め。 宿の場所を確認しておく。いかにも民宿旅館という建物だ。ぼろいぞ。いいねえ。 まだ時間があるので夕日が見える展望台にいった。丘の上までヒーコラと登った。疲れたが、あたりを一望できる一番眺めが素晴らしいところだった。 宿にいって部屋に入る。8畳のまあまあの部屋だ。一通り整理して、港にお土産を買いにいった。じじいの珍味を買わんといかん。とかなんとかいって、いろいろ買ってしまった。フェリーが着いたので、ちょっとその様子を見た。結構でかい船だったんだねえ。 宿に戻る。 夕飯は豪華だぞ。さんま、さしみ、いかそうめん、もずく、味噌汁、煮物、うに、かに、あと忘れた。
9月15日
天気が悪い。荷物を括りつける。朝飯はたいしたことなかった。 出発する。 港にすぐ着く。出港時間までは2時間以上あるが、天気が悪いので、どこにもいけないぞ。そうこういってるうちに雨が降ってきた。フェリーターミナルに逃げ込む。受付が始まったので、金を払って乗船切符を買う。受付の横の土産屋が開いたので、のぞいてみたらほたてを薦められたので買った。絵葉書もきれいなのがあって、
迷ったが結局買った。
出港時間になり、乗り込んで、例によって甲板の席で寝た。 稚内に着いた。飯を食っておかんと、雨が降ってくるといかんでと、そう思いつつもサロベツ原野に入ってしまった。腹減ったーと叫びつつ、時速110キロでオロロンラインを疾走する。 途中にあるホクレンはやってない。旗が・・・。しかたなく他のスタンドで給油。するとしばらく行って、ホクレンがあったりして・・・ショックじゃー。 あいかわらず、飯屋はない。道の駅のレストランも混雑していてやめ。そして天候は悪化し、ついに雨が降ってきた。しばらく降ったり止んだりパラパラしていたが、天塩を越えたあたりで本降りになり、合羽着用。カロリーメイトの出番だ。しかし、
つぶれて粉々だ。
くそー。 あとはひたすら走る。羽幌当たりで宿を予約し、再び走って、雨があがったので合羽を脱ぎ、4時旭川に突入。目指すはホクレン。今まで幾つかあったホクレンはすべて無視してきたのだ。ここにはあるはずなのだ。 40号線をはしり、こんなとこも出来たかいなあとおもったところにホクレン発見。旗はちゃんとあるぞ。入れに行く。旗ありますかと聞いて、ありますよと返事。ついにもらったのであった。
やったー!
ホテルに行く。駐車場は有料だった。飯を食いに出かけたら飲み屋ばっかりで、戻ってホテルのレストランで食った。ステーキセット970円。ご飯追加で150円。旨かったからいいか。 部屋で映画ミクロキッズを見て寝る。
9月16日
6時半起床。天気はまあまあ。曇っているが晴れ間もみえる。7時にレストランでバイキング形式の朝食を食う。ごぼうサラダ、焼き魚、ハム、マカロニサラダ、オムレツ、生卵、牛乳、味噌汁、ご飯おおもり。食ったら出発。駐車場まで荷物を運び、括りつけて旗を立てて出発だ。目指すは最後のポイント、神威岬だ。 出発してすぐに、はがきをポストに投函した。 ひたすら走るが風がものすごく強く、旗がとんでっちまいはしないかと心配である。 途中休憩などしようと道の駅にとまるが、土産屋とレストランのみで、休憩も出来ん。もう少しいったところで、切手を売っている店があったので、止まってかい、はがきを出す。これは昨日の分。さっきのはおとついの分。
ペプシの紅茶を飲んだら不味かった。
札幌に入り、昼飯を考えるが、何だかよくわからないうちに通過してしまった。大都会なので、駐車場もないし、小樽まで行くか。 しかし、小樽も通過してしまい、またしても抜きかー! でも、朝結構食ったので、あんまり食いたい気がしないしなあ。 余市を越え、積丹半島に入るが、風が強いのが困った。疲れたし、休憩したいよー。 なんと、例の岩盤落下事故のあったところで、大幅な道路整備工事が行われていた。結構なことで。片側交互通行ばっかりじゃ。しかし、実際走ってみると、確かに崩れてきてもおかしくない状態の岸壁だ。 いつになったら着くんだア。と、やった着いた神威岬。風が強いぞ。岬まで行くと、遠いこと遠いこと。疲れているのに、ますますへばってしまった。往復1時間は歩いたな。岬の食堂でそばを食い、コーラを飲んだ。ファイアブレードの奴がいたので、色々話しをしたが、
ホクレンの旗の件は、彼も探しているけどないんだって。
旭川にあることを教えてやる。 小樽に戻り、まだ時間があるので天狗山に登った。カメラ忘れた。ここも夜景は奇麗なんだろうなあ。カップルの車がいっぱいだった。 フェリーターミナルに行く。暗くなってきたのでもうオートバイは危ない。止めて歩いて行こう。こちらのフェリーターミナルのビルも、バブリーなつくりに変貌していた。オートバイを止め、飯を食いに行く。 遠かった。結構歩かされたが、寿司通りまでいこうとおもって今日の分のはがきを忘れことに気がつき、ここらへんですませて戻ることにした。それが失敗だった。こればっかしや。1500円のラーメン寿司セットにしたら、寿司は良かったがラーメン不味い。損こいた。 戻ってフェリーターミナルのビルにあるポストへはがきを投函。 あとは乗船を待ち、3時間近くぼーっとして、10時半やっと乗船。 あとはベットへ直行。C-9で寝る。
9月17日
7時に起きてレストランの案内がかかる。顔を洗い、レストランに行くと、メニューは初日とまったく同じで、その時食えなかったハッシュドポテトを加えることになった。どうも芸がないがしかたがない。 食って自分のベッドに戻り、記録を入力していると、ビデオ上映の案内があり、面白そうなので行ってみた。アイスを売店で買って、シアターにいった。ジャッキーチェンの映画だった。例によって前半退屈だったが、途中からまあまあ面白くなってきて、最後まで見た。暇潰し程度の映画だった。 昼飯は牛丼食った。かすのような牛肉ばかり入っていた。 ベッドに戻って寝た。
5時まで完全寝た。
起きて、のどが乾いたのできりりをのみ、夕日を撮影した。甲板からでは窓ごしにしか撮影できないので、でてっていかんという上甲板にいって撮影した。あんまりきれいではなかったが。 夕飯は肉じゃがとご飯味噌汁だけにした。メニューもっと変えてくれよ。 売店でステッカーを買った。 最終の入力をしたら、やっぱり予算オーバーだった。まっちゃんに怒られる。