Long Goodbyes
ということで、冒頭から順に読んできた人は、占い師の予言が的中したことがわかっただろう。正直、本当にこんな結果になると思わんかったよ。14年の台風直撃山陰ツーリング、12、13年の雨続きの北海道ツーリングと悪天候続きで運気が落ちまくりな夏のツーリングだったが、16年15年とようやく晴れの夏のロングツーリングが続いて運気が戻ってきたと思ったら、またしても雨に祟られっぱなしのツーリングになっちゃったよ。
特に今回は、冒頭の予定通りにいかないよ、と言われた件もあったもんで、初日の夜に天気予報で連日雨を確認した段階で、預言的中を確信し、予定を全て破棄して、行きあたりばったりに気まぐれツーリングと化して進んだんだけど、特に下北半島をスルーでキャンセルし、１日短縮した判断については、あとあと、本当にそれでよかったのかなあ、あのままキャンセルしないで走ってたらどうなたかなあ、あるいは、最終日直前に山寺にもう一度行ってみるかどうするか、最後のチャンスは今だけだ、と思って、行くこともできたのだが、それも雨に降られると判断してパスしたんだが、本当に行ってみたらよかったんじゃないかと、繰り返し思うわけですよ。
いわば、タラレバですよ。
ちょっと前にドラマで流行語にもなった「東京タラレバ娘」と同じ状態ですよ。あの時、下北に行ってタラ、あの時に山寺に行ってレバ、ってどっちが正しかったか、永遠に答えなんぞでないのに、いろいろ思うわけですよ。ああ、まったくもって情けない話である。
そんな情けなさで心を病みそうになっている時、帰りの高速道路で走ってる最中に思い出した言葉、なんかのバイクマンガの登場人物が言ってた言葉を最後に書いて、このツーレポの締めくくりにしよう。
「バイクで旅をしていると、いろんなことがある。そのいろんなこと＝アクシデントもまた、旅の醍醐味として楽しんでこそ、バイクの旅だと思う」
そうありたいもんである。
が、しかし。
なかなか、そうもいかんわな。
IMG_0343 posted by (C)keiichi_w