2000年1月5日(水) 晴れ、暖かい日
ユーザー車検体験記パート3
3回目のユーザー車検だが、今年は仕事が変わって平日休みが取れないのでどうしようかと思っていたら、1月5日には車検はやっていたのであった。冬休み期間中なのでこれはラッキー。って、役所の仕事初めは4日からだったね。12月末、予約は前と同じ予約専用ダイヤルの電話で申し込んでおいた。予約番号103番。年末年始ということもあり、自賠責の申し込みが間に合わなかったが、車検場で出来るはずなのでまあいいか。
当日は晴れで良かった。しかもあったかい。
★持っていくもの★
1:自動車検査証(車検証)
2:自動車納税証明書(市役所でも発行してもらえる)
3:自賠責保険証明書(新旧ともに必要)
4:印鑑(認め印)
5:点検整備記録簿(記録してあること)
6:手数料の現金
車検場に行くと、まず手前の建物(事務所)でなく、奥の建物(自動車会議所)へ入る。入ってすぐのところに自賠責の受付があるのでそこで車検証とこれまでの自賠責保険証を出して継続の申し込みをする。保険料22900円を払い、継続の証書をもらうと次は7番窓口で検査申請書と自動車検査票(車検票)をもらい、手数料を払う。1400円印紙+消費税35円(なぜ印紙に消費税がかかるのか?)。1400円印紙は検査申請書に貼られてくる。続いて8番窓口で重量税5000円を払い印紙をもらう。自動車重量税納付書に貼る。これは自分で貼るのだ。印紙だけしかくれないときがあるのでちゃんと「自動車重量税納付書ください」と言うこと。その後、手前の建物(事務所)に移動し、4番窓口の前の机にある見本を見ながらボールペン、鉛筆で必要事項を記入する。できたら書類を、見本の書いてある机の説明書通りの順番にまとめて4番窓口へ提出。そこでコースを指示されるので書類を受け取る。
オートバイをコースへ移動する。ここで書類を入れて運べる手提げなどがあると便利。コースでは最初に電気系の検査。検査員に車検票を渡しエンジン始動後、ハイビーム、ホーン、ウインカー、ストップランプの目視検査、続いてハンマーで打音検査、チェーン等検査。そして機械による検査になる。まず、ブレーキ検査。信号が青になったら前輪を検査機の青い所に乗せ、前方の指示版に従い、ブレーキを「はなす」が点いたら放し、「ふむ」が点いたらブレーキをかける、前後両方かけないと転ぶので注意。同じように後輪も検査する。検査が終わったら、オートバイを出して車検票をコースの右にある検査記録をする機械に差し込み、合格印をもらう。点灯している表示が消えたら合格印は押されている。車検票を持って次の検査に進む。次は光軸検査で、ユーザー車検ではここで落ちることが多いらしい。オートバイを右の表示版の指定する位置まで移動させる。行き過ぎたり離れすぎだと、その表示板に表示が出るので注意してみること。ハイビームにして待つ。後は勝手に機械が検査してくれる。終わったら同じように車検票に検査印をもらう。この2つの検査は検査員の指示が放送で入るのでなるべくヘルメットはかぶらないほうがいい。でも、じゃまになるからタンデムシートに固定できるようにしておくといいかも。以上で検査は全て終了、検査場の測定コースに総合BOXがあるので、書類を全て提出する。検査員の確認後、自動車検査票、自動車検査証、検査申請書、自動車重量税納付書を手前の建物の3番窓口にある受付箱に裏向きに提出する。書類の順番が決まっているので注意。その後、しばらく待つ。名前を呼ばれると新しい車検証とシールがもらえる。これで終了だ。所要時間は約1時間でした。
本日の出費 29335円
前回と比べると書類の種類は減ったようで、より簡素化されてきているみたいだが、いっそのこと車検制度自体をなくしてもらってもいいと思う。 実際こんな簡単な検査で安全基準の保証ががなされているかというのは疑問だ。