8月7日(金)
コーフンして眠れなかったので朝3時に起きてしまったので、そのまま起きて準備続行したのであった。今回は準備に手間取ってまだまだしんぱいなのである。持ち物リストをチェックして入念に忘れ物がないか確認しつつわおーわおーとさけんでいたらまっちゃんがおきてきてご飯の準備に取り掛かり、目玉焼きを作ってくれた。今日は出撃なので、日本人のソウルフードである、コメを朝ごはんとするのであった。ご飯味噌汁目玉焼きと典型的日本食の朝食を食ったら、猛暑に負けぬメッシュレザーじょうげできめて、実家ガレージから旗艦CB1300を引っ張り出す。せんじつの立ちゴケのショックからようやく立ち直りつつあるのであるが、パンク立ちゴケと悪いことが続き、二度ある事は三度あると言う通りなので、今回のツーリングは特に、次に起きる大惨事、よそうされるのはやはりジョーである。楽しいロングツーリングでジョーの世話になるのは言語道断横断歩道である。その為に安全運転宣言をして、まっちゃんに見送られて出発したのであった。
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まずコスモ石油でガソリン満タンにした。今日は長距離移動なので口元までタップリ給油した。13リットル入った。リッター価格は129円。よし、鳴門まで330キロ、ガソリン満タンタバコ半箱、闇夜になぜか俺たちサングラス、飛ばせ!
19号線を安全運転で走って、春日井インターから高速道路に乗った。相変わらずETC非対応なので、モタモタと発券機で時間食うのであった。後ろのハイブリッドカーのおっさんが渋い顔なのであった。発券機を通過して高速道路に入った。法廷安全速度で走っていくのであった。平日の早朝なのでトラックばっかりだ。定置走行を続けるプロトラックドライバーの鏡のようなトラックの後ろについて走っていく。この時間、走っていればまだそれほど暑くはない。順調に進んでいく。途中、養老のサービスエリアを通過して、北陸道との分岐の米原を通過して、多賀のサービスエリアで最初の休憩にした。
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平日なのに大混雑であった。さっさとトイレを済ませたら本線に戻るのであった。とにかく、名神高速で渋滞に巻き込まれるのは回避しなければならないのである。いつだったか、お盆休みに大渋滞に遭遇して死にかかったことがあったからな。いやマジで死にそうだったんだよ。それ以来、お盆休みに名神高速を走ってないもんね。今回は、日付を早めにしてさらに早朝出発で回避したのであった。そのおかげで天王山でも吹田でも混雑は全くなかったので完全に勝利なのであった。ふははははは、最後に笑うのはこの私だ。
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しかし、西宮のインターを降りて43号にはいったら、凄まじい渋滞なのであった。大阪府兵庫県を通過するのに大変な時間と労力を費やしたのであった。地元ナンバーのバイクは慣れたもんでスイスイスラスラと抜け駆けしていくのだが、こっちは安全運転宣言をしてるのでやりたくないからひたすらひたすらチンタラチンタラ進むのであった。なんと、10キロ進むのに30分かかってるのであった。ようやく神戸あたりで渋滞緩和、目的地の明石海峡を目指すのであった。途中で、ゼルビスに並んだけど、ひょっとしてエクシさんだったのかな。エクシさん、覚えがあったらご連絡ください。
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そんなこんなで43号から2号線に入って、しばらく走ったら巨大な橋脚が見えてきた。おお、あれがまさしく明石海峡大橋なのであった。何十年ぶりだな。近くまで見える所まで行った。なんたら公園は、何十年前に来た頃から比べると格段に進化しており、いろいろあった。しかし、あまりの暑さでどうでも良くなっていたので、巨大な人工建造物に感動するだけにしておいた。写真を撮って、バイクと一緒にかっこいい写真を撮りたかったが、こういう人気スポットで夏休みということもありましてギャラリーが多いので、そんなことやっとれんかった。テキトーに撮って、いよいよ淡路島に渡るのである。
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がしかし、この明石海峡大橋、入口がわからんで苦労するのよ。表示案内に従って行くのだが、どうにもこんんほうにきて大丈夫ののか疑心暗鬼になるのであった。しかし、前もそうだったんで、多分、これでいいのだこれでいいのだ元祖天才バカボンなのだと思いつつ走って行ったら入口にたどりついた。そしてETC未対応なのでまたしてもモタモタと発券してもらって、そしてついに明石海峡大橋に突入したのであった。トンネルを抜けるとそこは明石海峡大橋だった。これまた途方もなく高度な橋脚が感動的であった。止まって写真が撮れないのが残念だね。こんなとき走り撮りできるテクニックがあればいいのだが安全運転宣言をしてるので却下。目で見てよく記憶しろ。
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そして橋を渡って、明石海峡大橋が展望できるサービスエリアがあったのでそこに入った
そこは見事な撮影スポットで橋がナイスビューなのであった。そのナイスビューなところにスタバもあったのであった、スタバでカフェラテを飲みながら、海峡をまたぐ人類の叡智が生んだ巨大な芸術的工業品を眺める贅沢なひとときを過ごせるのであった。
でもここまで来てスタバかよ、やっぱり海産物食いてえ、海鮮丼食いてえ、ということで、サービスエリアをでたら、有料道路を降りて下道を走りつつ、食い物屋を探した。しかし、道の駅に寄ったら、この辺りの道の駅の感覚が違うみたいでレストランとかないんだね。食いそびれて食いそびれて、どんどん走って走って結局洲本温泉まで来ちゃったよ。洲本温泉といえばテレビでおなじみのホテルニュー淡路である。いったいどんあものか、興味があって近くまで行った。もちろん、泊まるわけじゃないよ。で、 好奇心でホテル前を通ったんだけど、思ったほどでかくなかったというか、なんだか雑居ビルみたいだった。熱海や伊香保の温泉街の混沌とした建物が乱立してる状態だった。ホテルマンはみんなハッピみたいなの着てた。
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洲本温泉を越えて、淡路島はあまり見るところがないので、テキトーに走って面白いものがあったらと思ったけど、やっぱりなかったので、鳴門大橋に向かって、まずは鳴門大橋記念館に行ってみた。夏休みで子供が多かったので、記念館を見ようかと思ったけど、子供向きの出し物的で、なんだかおっさんライダー1人で子供に混じって見に行くのが恥ずかしくてやめた。小心者なのであった。そこで、それでは面白くないので入館料を浮かした分、話題の淡路バーガーを食うことにした。話題か話題なんだ。全然知らんかったぞ。一番人気のを注文した。大人気で、来館客のほとんどが注文してるからかなり待たされたが佐世保バーガーほどではない、ちょっといい休憩になったから良かった。で、完成したので座って食った。半分くらい食って捨てたくなった。でも我慢して食った。まあ、旅の笑い話ネタにはいいと思う。もう二度と食わん。
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記念館を後にして、ついに鳴門大橋を渡って、何十年ぶりに四国に上陸したのであった。感慨無量であった。そして、本日のメインイベント、うす塩観覧である。そうそう、うす塩、やっぱりポテチはうす塩だよねって違うわ、渦潮だよ渦潮。渦潮観光船に乗るのさ。でもその前に、展望台があるようなのでそっちにも行ってみた。駐車場に100円払って止めたら、展望台に行く。
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駐車場から見たら、とんでもないくらい階段を上るみたいなので、きつかったらやめようと思ったが、なんと、階段ではなく史上最長の エスカレーターだった。こりゃ楽でええわ。400円もしやがったけど、歩くことを思えば安いもんじゃ。しかし、観光エレベーターへの建物が老朽化が激しいのであった。400円払ってエスカレーターに乗ったら、ウインウインとかなりお疲れのご様子。
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それでも最長で高低差の激しさは感動もんである。まるで天国のエレベーターだな。客が他に誰もいないので、貸切で上った。一番上まで行ったら、かつて栄華を極めたであろう展望レストランとかあった。今はもうない。もぬけのカラで、夜逃げした中小企業のなれの果てみたいだった。最上階の展望所では、しかし、期待以上の光景が待っていた。素晴らしい! 感動した! と何処かの国の元総理みたいな感じだった。
展望台も見たので、いよいよ観光船乗り場に行く。展望台から反対の方にその港はあった。観光船が桟橋に停泊しているのが見える。駐車場にバイクを止めてターミナルのビルに入ったら、乗船券を買うために窓口に行った。そしたら、今は乗っても渦潮は見れないので、渦潮が見える最終便に乗った方がいいと言われたので、時間もあるし待つことにした。
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待つ間、近くのコンビニに行ってレモンジーナを買って飲んだ。戻ったらさっきと違って待合は大混雑だった。やっぱりみんなこの最終便に決めてたな、最終便に乗船券を買って出航まで待った。おみやげをみてたら時間になったので、桟橋からナルト号に乗り込んだ。
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出航である。意外に速いスピードで進んで、いよいよ鳴門大橋の近くまで来た、遠目ではよくわからなかったが、海の様子がおかしかった。ちょっとうねりが出てるかな程度だったので、鳴門の渦潮、見掛け倒しであったか、と思っていた。しかし、接近していよいよ鳴門大橋の最下段部に来ると、突然、海が沸騰するようになり、幾つもの大きな輪状の吹き出しが発生した。そして、まるで牙をむくような白い波がいくつもいくつも幾重にも幾重にもなり、四方八方から押し寄せてくるんであった。やがて、海が割れるか! と思える海上の高低差が激しくなり、そしてついに現れたのであった。
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渦が、巨大な渦が何重にも出現して、先発で出航した高速船はその波にのまれて木の葉のように弄ばれているのだった。安定性能に勝る大型の本船もまた同じであった。荒れ狂う渦潮は海底から恐ろしい海竜を目覚めされたのか、ついに本船も飲み込まれてしまったのだ。上下左右南北と 船は激しく揺れ、ついに船体は軋み折れ曲がって沈没しそうだった。なんとか脱出を試みる。島、フルブーストだ使え焼き切れても構わん早くしろ早く! ぼひゅーん、古代、渦潮を波動砲で撃て! 目標渦潮エネルギー充填120パーセント修正誤差、発射! ピシピシッ、ギュイイイイーーーーーン、ボワーン。こうして恐るべし鳴門のうずしおを撃破した本船は無事帰還したのであった。よかったよかった。
最高に満足して観覧船港を後にして、鳴門市街の今日の泊まるホテル、ホテルファーストシーズンに向かった。すぐにわかってホテルにチェックインする。
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晩飯はうどん屋で食った。
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それから花火大会があったので最後まで見てたら遅くなっちゃった。
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部屋に戻って風呂に入って寝た。