西乃名湯物語 城崎温泉で一番札はもらったぜ篇 PART1

少し前の話になるが、ゴールデンウィークの話だ。恒例となった、伊豆半島温泉三昧は、2008年の「伊豆半島温泉三昧」そして2010年の「伊豆半島温泉三昧SS」と続き、その翌年2011年「伊豆半島温泉三昧疾風怒濤篇」が遂行されるはずであった。が、しかし、諸般の事情で中止となり、そのリベンジとなる「伊豆半島温泉三昧revolution」が計画されたが、これもまた頓挫、そしてまたまたその翌年、要するに本年2012年、満を持して「伊豆半島温泉三昧Aventador」が計画されたのであった。しかし、この計画もまた失敗に終わった。このまま終わるわけにはいかない。2011年同様、リベンジを企画するのだ。今度という今度はリベンジをしてやるぞ。必ず、必ず今度こそ、と鼻息荒く計画を考えていたら、っていうか、「伊豆半島温泉三昧疾風怒濤篇」を焼き直ししてるだけなんだけどさ、っていうか、もしかしたらそれがダメなんじゃね? そうだよ。いつまでの失敗を繰り返す計画を焼き直ししてるからいかんのだよ。だいたい、いくらオレが運のないヤツだとしても、お天道様に見放されたヤツだとしても、3回も失敗するなんて事ないだろ。そうだ、いっその事、目的地を変えちまえばいいんじゃね? じゃあドコにしよう。その時、目についたのが某JAFメイト誌の摂津播磨特集であった。そこに載っていたのが、あの有馬温泉であった。そうだ、有馬温泉だ。日本三大名湯のひとつ、有馬温泉、自称温泉マニア、あくまで自称温泉マニアの端くれだが、行った事ないんだよ。自称温泉マニアの端くれなのに入った事がないのはいかん。いかん、いかん、絶対にいかんぞ。よし、目的地決定、有馬温泉だ。早速、計画を練るのであった。練り練りしてたら、2泊3日だと行程が余るな。もうちょっと他も廻れる。どこに行こうか、有馬温泉とどこに行こうか、地図を見ながら考えたら、まずは淡路島が目に入った。淡路島か。四国に行くときの通過点でしかなかったが、今回、ちゃんと見に行くのもいいかも知れん、でもここ温泉がないんだよなあ。他にないか、いいトコないか。すると、日本海側の城崎温泉が目に入った。じょうさきおんせん? なんか聞いた事があるな。そうだ、そういえば、と思って温泉番付を画像検索して確認したら、やはりそうだった。東の草津温泉、西の有馬温泉、そして、番付で西の有馬の次にくるのが、城崎温泉だ。じょうさきおんせんって、そんなにすげー温泉だったんだ。え? じょうさきおんせんじゃないよ、きのさきおんせんだよ。これできのさきおんせんってよむのか。知らんかった。よし、ではこうしよう、有馬温泉と城崎温泉、西日本の1番温泉と2番温泉に入るツーリング、なんちゅう贅沢なツーリングだ。タイトルは「西乃名湯物語」だぜ。行くぜ。今度はうまく行く、そんな気がしたのさ。

 

5月31日(木)

しかし、現実は甘くなかった。前日の天気予報は曇り時々晴れ、所によりにわか雨か雷雨でしょう。何というライダー泣かせな天気。いっそ、100%雨の天気予報なら諦めもつくが、こんな中途半端な天気では、一体どうすればいいのか。雨が降るかもしれない。降ると思う。でも、曇りにもなると思う、少し晴れる事もあると思う。行けない事はない天気だ。だが、問題がある。CBR600RRで雨の中を走るのはいやじゃ。絶対にいやじゃ。だって洗車が大変だもん。あー、くそー、やんなっちゃたなー。もうやめようかなー。もう家で寝とった方がいいよ。どんどんネガテブな気持ちになってきて、そろそろ老師が出てきそうな気配になってきたその時、まっちゃんが言った。「CBRがダメならCBで行けばいいじゃん」その一言は闇夜に射した一条の光であった。漢字これで合ってるか? まいや、とにかく、その発想がすべての転換の始まりであった。そうだ、CB1300で行けばいいじゃん、それなら途中で雨が降ろうが槍が降ろうが、怖いもんなしだぜ。旗艦ブラックパールは完全な全天候型ツーリングマシーンだ。それに、間もなく前人未到の60000キロ突破を目前としており、それにふさわしいツーリングを用意するつもりでいた。まさしく、これこそふさわしいではないか。宿を予約し、急いでCB1300用の宿泊ツーリングの準備をする。日程は、当初は木金土の2泊3日で予定(有給休暇を取ったんだよーん)していたが、土曜日は予報では完全雨なんで、短縮して1泊2日に変更、スケジュールを圧縮して、高速で敦賀、日本海側を走って城崎温泉泊、翌日、山を越えて瀬戸内海側に出て有馬温泉に日帰り入浴、その日に高速で帰宅、カンペキな計画だ。

で、当日、朝4時30分に起きて、荷物の最終確認、まっちゃんが起きてきてツナトーストを作ってくれたのでそれを食う。この期に及んで天気予報なんぞチェックしても仕方がないので、いつもの5時の気象庁のサイトは見ないぜ。でもテレビのニュースでの天気予報が流れた。「今日は曇り所により雨でしょう」「特に日本海側は豪雨が」「特に日本海側をバイクで走ってると豪雨が」「特に日本海側を黒いバイクに乗って走っていると豪雨が」うそこけ。

荷物を持って実家ガレージへ、急遽出撃になった旗艦CB1300を引っ張りだし、タンクバック装着、シート下に着替えの入った巾着袋を格納した。チョークを引いてエンジン一発始動、水温系の温度表示が数字になったら暖気終了である。出発だ。まっちゃんに見送られて出発した。まずはコスモ石油で給油だ。平日だからメール割引はないと思ってたら、メール会員と非会員の選択画面になってた。ということは、とケータイを確認したら割引メールが来てた。おお、リッター2円割引、これは何とラッキーだぜ。幸先いいぞ。レギュラー満タンにしたら約12リットル入った。250キロくらい走ってたんでリッター20キロはキープしたよ。ちなみに価格は2円引きでリッター135円だった。

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満タンになったのでコスモ石油を出て19号線を走り、春日井インターに向かう。天気は曇り。どこをどう見ても完全な曇り、間もなく雨が降ってきたりしますよ的な天気だ。これがどこまで持つかだな。予想では、高速の福井県山岳地帯あたりで降られるだろう。心の準備をしておけば動揺しないで済むからな。あらかじめ想定の範囲内にしておくのさ。オレって用意周到なのさ。

春日井インターに入った。例によってこの旗艦CB1300にはETCの機能がないので、一般改札口を通過する。いや、通過しちゃいかんよ、一旦停止して、通行券を取り、タンクバックに入れた。しかし、最近はETC搭載車輛が多いから、こういうところで通行券をもらうのにもたついても後ろから来ないから安心だな。 余裕で発進、向かって右の名神高速方面に走り出す。ここで間違えたらえらいこっちゃからな。2泊3日から1泊2日の変更によるスケジュール短縮を調整する為に当初の予定より1時間30分早く出発した意味が無くなるぞ。

一気に加速して合流する。平日の朝早い時間ということで、走っているのはトラックばっかりだ。それも大型の長距離トラックばかりだ。ナントカ運送とかナントカ運輸ってのばっかりだ。運輸会社だけでなく引っ越し会社のトラックも走ってた。しかし、巨大な箱状のトラックが連なって走ってる姿は、まさしくコンボイだな。すげー迫力だよ。後ろから追いかけられたらビビっちまうよ。前につかれたら壁となって立ちはだかって何にも見えん。前後挟まれたら圧迫感で潰されそうだよ。挟まれないように、適度に追越し車線で前に出て、それなりの速度で走っていく。革ジャンの下にはヒートテック長袖とプレミアムコットンTシャツを着ていたが、暑くなるかと思いきや、この速度で曇りということで丁度いい案配だった。やはり長距離はレイヤードな厚着が基本だな。3枚でレイヤードもクソもないか。

渋滞もなく極めて順調に走っていく。曇りは曇りのまま、全然、天気が回復する様子もない。でも悪化して雨が降ってくる様子もない。とりあえず、まだ大丈夫ということだ。渋滞や事故のメッカである大垣羽島辺りでも順調に流れて、そこを越えてしばらくしたら、大掛かりなジャンクションの工事中だった。ここでどの高速道路を繋がるんだろう。この前にあるのが東海北陸自動車道とのジャンクションだから、そこではない。ではどこだ。わからん。まあいいか、養老サービスエリアでトイレ休憩ししよう。サービスエリアに入ったらここもトラックばっかりだ。2輪専用駐輪場にバイクを止めて、トイレを済ませた。この養老サービスエリアに入ったのは、ここにクリエがあるからなのさ。いそいそとクリエに向かったら、クリエの営業時間は7時からでした。がーん、そうだった、当初の計画では7時出発だったから、余裕で営業時間になってるはずだったのだが、1時間30分繰り上げで出発してきて、今はまだ6時30分、開店まで30分、待ってるわけにはいかんのであった。またしてもクリエに入れず、仕方がないので無料のお茶を飲むのであった。駐車場にはアメリカンバイク2台が止まってた。2人は地図を見ながらルートのチェックをしてた。今日は平日なんでバイクも少ないな。

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サービスエリアを出て、高速道路に戻る。それなりの速度で順調に進んでいく。やがて米原ジャンクションにで北陸道にスイッチ、すると、一気に交通量が激減した。北陸道は仕事のトラックにはあまり需要がないのか。東海北陸自動車道が出来たから、富山方面は名古屋に出るのにそっちを使うだろうからな。そしたらその少なくガラガラの交通量の道を、BMWがものすごいスピードでかっ飛んで行った。こっちがピー(自主規制)キロだから、ヤツはピー(自主規制)キロ以上は出てるな。さすがアウトバーンで鍛えられた足回りだ。せいぜいジョーに気をつける事だな。しばらく走ったら、舗装工事の為に車線規制が多くなってきた。またトイレに行きたくなって、賤ヶ岳サービスエリアに入った。そこでネコに出会った。渋い顔してた。

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いよいよ北陸道の山岳地帯に突入だ。天気が急変するかもしれん、しかし、電光掲示板には雨走行注意とか出てないから、降っていないみたいだな。今のうちに走るんだ。行け行け、どんどん走れ。調子良く走って、敦賀インターまでやってきた。ここで高速を降りる。料金所でいつものパックで係の人に渡す。これで実にスムーズ。領収書を入れたパックを貰い、27号線への進み方を掲示されてる案内板で確認した。そして、出発、いつも、北海道行きのフェリー乗り場とは逆の方に進んだ。まずは国道8号線に入り、左の枝道に別れて27号線にスイッチした。よし、この敦賀市内でマクドナルド休憩をしておこう。そうしないと、この先、マクドナルドがないかもしれんからな。そしたら、すぐにマクドナルド看板発見、3つ目の信号を右折なのであった。1つ2つ‥‥と数えて、3つ目の交差点を見つけて、右折しようとしたら、いつのまにか右側に右折レーンが出来てて、そこにはクルマが数珠つなぎだった。そう、いまさら右折できないのであった。断腸の思いで通過なのであった。

仕方がないので次のマクドナルドを探そう。どんどん進んでいくと、しかし、もはやマクドナルドどころかコンビニもなさそうな完全幹線道路、あれよあれよというまに敦賀市を離れて行くのであった。仕方がないので次の町で探そうと思ったが、最初に現れたのはコンビニファミリーマートだった。コンビニの前で飲食するのはもう止める事にしたので、あくまでマクドナルドを探す、それかすき家の朝ご飯定食でもいいよ。しかし、国道27号線にはそんなものなさそうなのであった。普通に喫茶店でもいいんだが、営業してるのか閉鎖されてるのか全然わからん店ばっかり。ひどいのになると、営業中なんてでかい看板出しておいて、店の前にはロープが張ってあったりする。あるいは、店の入口のところに準備中の札がかかってる。喫茶店だけでなく、ドライブインやらレンタルビデオの店やら、とにかく廃墟へ現在進行形の建物が多いような気がする。これもまた疲弊する地方なのか。と思って走ってたら、ファミリーマート発見、もうここで手を打っておいた方がいいと判断して、広い駐車場にバイクを入れた。店の前で止めて、ヘルメットを脱いで店に入った。なんか、ボロいファミリーマートだった。ホットの缶コーヒーを買ったら、やたらとチンチコチンなんだよ。これ全然売れてないな。お金を払ってバイクに戻る。飲んだら煮詰まってた。缶コーヒーが煮詰まるなんてどういう状況だよ。

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うー、飲まんときゃ良かったと思いつつ、ファミリーマートを後にした。このまずいコーヒーの口直しが飲みたい。やはりマクドナルドを探そう。走って行く。しかし、缶コーヒーはまずかったが、天気の方はまずくなくなってきた。晴れてきた。予想外に晴れてきた。しかし、あまりぬか喜びしないのがいいので、またすぐに曇るかもしれんので、まだまだ慎重に様子見なのだ。まあ、様子見してどうするんだって言われたら返事に困るんだけどさ。

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小浜に入ったらマクドナルドを発見した。そして、その向かい側にはすき家があった。うーむ、どっちにしよう。200円のマクドナルド朝メニューか、すき家朝定食200円か、究極の選択である。うーむ、でもコーヒーの口直しが欲しいのでマクドナルドにした。中に入ったらガラガラだった。コーヒーと、新製品のチキンクリスプマフィンを注文した。席について待つ。しばらくしたら持ってきてくれた。おい、これ、でかいじゃん。袋を剥いたら、マジで、メニューの写真と同じボリュームだった。我が目を疑った。確信犯的誇大表示のマクドナルドにこれはないよ。マクドナルドといえば、実物がきたら「うそだろ、こんなん写真と全然違うじゃん」と文句を言いながら食うのがデフォルトでしょうが。うーむ、時代は変わったのか。まあいいや、でかい方がいいんだからそれに越した事はない。食ったらデラうまかったよ。100円でこんなにうまいのはコスパとか言ってる場合じゃないな。

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食ったので出発する。順調に進んで高浜の道の駅にも寄ってみたが、まだ営業時間前なんでガラガラだった。そこから遠くにやたらとトキントキンに尖った山が見えた。その手間には巨大な温室みたいな建物が見えた。走って行ったらその建物がエルどらんどっていうワケの分からん施設だった。ちなみに、ググってみたら「エルドラド」で強制変換させられて検索されたよ。どんだけマイナーだ。

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舞鶴までやってきた。北海道行きの新日本海フェリーが出港する港があるところだ。敦賀から下道を走って約3時間、こんなにかかるとは、間違っても北海道に行くのに敦賀港の便がとれなかったからと言って舞鶴港の便を軽い気持ちで取るのは止めた方がいいな。ここまで来るのは想像以上に大変だぞ。身を以て知ったのであった。いい勉強にな棚と思いつつ走って行くと、港にはイージス艦など、自衛隊の護衛艦が何隻も停泊していた。この舞鶴港は海上自衛隊の基地でもあるのだ。土日祭日は見学会もやってるみたいだ。見たいな。赤レンガ博物館とかあって、なんだかいろいろ見て楽しそうなものがいっぱいだ。今日は予定が詰まってるから通過するが、そのうち見に来たいな。

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港を越えてそろそろガソリンを補給しておいた方がいいと思ったら、出光のセルフスタンドがあったんでそこに入った。リッター147円と、ウチの方に比べるとかなり割高だが、それでも、この辺りでは安い方だ。これまで見たスタンドはレギュラー150円以上がザラだったからな。給油してから、隣のとれとれセンターというのが気になって行ってみた。海鮮市場とでっかい看板があった。観光客向けの大規模な水産直売センターだな。ちょっと中に入ってみたら、平日のまだ早い時間なのに、お店には品物が満載されてた。まあ、こういうものは早い時間だから満載なんだろうけどさ。どれも生きがよさそう。お土産に送るのには最適だ。しかし、まだお土産とか早過ぎるじゃん。すると、岩牡蠣が生食600円で売ってた。1個600円だぞ! なんちゅう高級品だ。しかし、岩牡蠣はうまいんだぞ。めちゃくちゃうまいんだぞ。瀬波温泉の宿で食った岩牡蠣はほっぺた落ちるうまさだった。600円であのおいしさが食えるなら妥当だ。「おにーさーん、食べてかなーい」と、こういうところには必ずいる、実はオバンなのにミョーに色っぽく若々しいおねーちゃんが強烈に勧めてきたのであった。直接攻撃を食らうとあっさり陥落なんで、ここはとにかく逃げるが勝ちなのであった。なんせ食欲に色欲を刺激されたら勝ち目がないよ。後ろ髪を引かれつつ、岩牡蠣食いてーと未練タラタラで出発した。だいたい、未練タラタラは男の方がなるんだよって何の話だ。

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それから色欲と食欲を振り払うように走って行った。無念無想諸行無常画龍点睛の境地である。そしたら日本海側に出た。素晴らしい見晴らしだ。天気はもはや完全に晴れだった。バイクを止めて写真を撮る。看板が出てた。安寿ロマン街道だそうだ。実に安易なネーミングだと思う。

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再び走り、どんどん進んでいくと、いよいよ天下の絶景の天橋立までやって来た。天気は完全に晴れになっており、これはもう、ぜひ寄ってってくださいよ見てってくださいよ状態なのであった。が、しかし、予定に考えていなかったもんで、全然情報不足だよ。ミップルと呼ばれる観光施設から見る事が出来るようだが、そのミップル、あまりにも大規模な施設だったんで、ちょっと軽い気持ちで寄っていけるようなもんじゃなかった。ここも今回は断腸の思いで通過して、こんどもっとちゃんと調べてから来る事にしよう。あー、でもこんなに天気がよくなったんだから、やっぱり見ておくべきかもしれん、あー、でも時間があんまりないしなあ。なんせ、城崎温泉は事前の情報収集ではかなり早めの時間にチェックインしといた方がいいということだったんで、なるべく早く着きたいんだよ。でもなーうーんとなー、こうなると決断力のない優柔不断なところが暴露されるのであった。が、迷っているうちにどんどん進んでしまったので、もう後戻りできないから諦める事にした。全くなんにも考えてない成り行きまかせなのであった。

諦めたからには一刻も早く城崎温泉に行こう。一気に距離を縮めるべく、かっ飛んで行くぞ。そして、久美浜までやってきた。もう城崎温泉は目と鼻の先だ。ここで冷静になるべく、Aコープでお茶を買って飲んだ。78円激安。よし、冷静になったぞ。行くぞ。河梨峠を越えて兵庫県入り、豊岡市まで来た。その市を流れる円山川に沿って走る県道3号線リバーサイドライン(ってまんまの名前じゃん)を進む。広い大きな円山川の堤防道路で快走路だった。青空の下、こんな快走路を走れるとは思わんかったな。どこかで雨になると思ったんだが、こっちの方は全然天気は問題ないようだ。素晴らしい、素晴らしいぞ。

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予定していた到着時間は13時だったが、30分遅れの到着で、城崎温泉に着いた。典型的な山間の温泉郷だった。観光バスだか路線バスだかよくわからんが、とにかくバスの後ろをついていくと、温泉街に入った。計画では、まずはロープウェイに登るつもりだった。高いところ好きだもんね。しかし、その途中で、とんでもな建物、平安京か平城京かというようなすごい豪華絢爛荘厳華麗な建物を発見、何じゃこりゃ、と思ったら、これが城崎温泉の誇る七外湯のひとつ、御所の湯であった。マジかよ、すげー温泉じゃん、入りたい、絶対入りたい、今すぐ入りたい、ロープウェイとか言ってる場合じゃないでしょ。もう、今すぐこの温泉に入る。もはや悶絶状態。

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ということで予定変更、しかし、温泉に入るには旅館で外湯の入浴パスを貰わんといかん。ようするにチェックインしないかん。が、チェックインは14時からなんだよ。まだ30分あるけどどうしよう。まあいいや、行っちゃえ行っちゃえ、ひょっとしたら早いけどチェックインできるかもよ。狭い路地が入り組む温泉街をでかいバイクで移動するのは骨が折れるが、幸い、2回の往復で宿の看板を発見、そこを曲がって、ほとんど軽自動車がギリギリくらいの道に入ったところで、今日の宿、城崎荘に到着した。

PART2に続く


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